2012年02月18日

“校長” の窃盗!!!(その1)

数十年前、小学生の自分から見た学校の “校長先生” といえば、それは

それは雲の上に位置する畏敬の念を抱く存在であった・・・。

さて昨日某紙に 「校長、教諭7人から15万盗む・・・教頭説得 『正直に』 」

というタイトルの記事があったが、その内容は、


・・・・・・・新潟県教委は15日、同僚の財布から現金計14万7千円を盗んだ

     として、三条市栄北小学校のU校長 (52才) を懲戒免職処分にし

     た。

     三条市学校教育課によると、U校長は2010年8月~今年1月の間に

     計13回、一人で教務室にいる時に教職員7人の財布から5000円

     ~4万円を抜き取っていたという。U校長が1月20日、教頭に付き添

     われて同課を訪問し打ち明けた。公金の被害は報告されていない。

     U校長が一人で教務室にいるときに現金がなくなることに教頭が気

     付き、 「もし、校長が関与しているのなら正直に話してほしい」 と 

     説得、問題が発覚した。

     U校長には日頃から借金があり、教職員に借り入れを申し入れて断

     られたこともあったという・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

特に小規模の市町村になればなるほど、 “校長先生” といえば、教育現場

においてのみならず、いわゆる地元の “名士” の一人であることは疑いなく、

現役を退いた後もその地域の内外でさまざまな名誉職を歴任する可能性が高

いだろう。52才という若さは現場の教育者としてもまだまだということを鑑みず

とも、たかが十数万円程度のことでこれまで営々と築き上げてきたものおよび

将来をすべて台無しにしてしまったのは傍から見ても本当に悔やまれる。

さらには実名報道されたことで、その家族ら関係者にとって今後近辺を出歩く

こと一つとっても大変な心労を伴うのは必至である。すべてはU校長の自業自

得とはいえ、U校長ならびに近しい人々のこれからの人生の暗澹たるさまは想

像を絶するほど哀れなものとなろう。

さて今回の件で第一に気の毒だと思われるのは、よりによって組織の最高責

任者に現金を盗まれ直接の被害に遭った教諭らであることに疑いないが、実

は個人的にそれよりはるかに大きな同情を禁じ得ない対象者が存在する。そ

れについては 「こじろう117」・・・“校長” の窃盗!!!(その1) でこの続き

として触れたいと思う。


飼い主に畏敬の念を抱くことなど、一生
ないものと確信している!? こじろう



       


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(0)ペット