2012年02月17日
処刑は 『三代』 にわたって???(その2)
「こじろう117」・・・処刑は 『三代』 にわたって???(その1)・・・の続き
である。
(その1) では、米政府系のメディアからの情報として、「北朝鮮が先日来
『脱北』 に関する取締りをさらに厳格化し、脱北者はその当人のみならず、
『三代にわたって』 処刑する、との指示が出された」 という某紙記事の内
容を取り上げた。現代において俄かに信じられないような “指示” とはいえ、
「かの国」 のことと聞けばそれも 「さもありなん」 と納得して?しまうのも
また恐ろしい?話だが、実は日常の身近なところでも、やむにやまれず命
がけ?で 「脱北する」 対象があるらしい、というのが今回の内容である。
N県内の某企業は従業員が30人程度だが、、ほぼ毎年のようにそこから
突然逃げ出し、行方をくらましてしまう 「脱北者」 が出ており、多い年には
一挙に3人もが 「脱北」 したこともあるという。その組織では、あまりの激
務や売り上げ減の分を強制的に自腹で補充させられることによる経済的困
窮に耐えかねた職員が退職の申し出をすると、経営側から 「退職させてや
ってもいいが、その前に仕事上で今まで企業側に与えた損害分をすべて清
算していけ。その損害は金額にすれば数億円単位だぞ」 という脅し?を受
けるらしい。その 「損害額」 とは、経営者の独特の論理によって算定され
るようだが、そもそも数億円も損害を与えている従業員を雇用し続け、たや
すく退職を認めさせないことから、その矛盾は火を見るより明らかといえる。
だが、立場の弱い退職希望の従業員としては、そう言われるともはやとても
通常の退職手続きをとることができず、どうしようもなくなって突然出社拒否
して行方をくらます、すなわち 「脱北する」 しか手立てがなくなるのだとい
う。
さて、そのように 「脱北」 せざるを得ない人も大変だろうが、その某企業
には 「脱北」 したくてもかなわない、さらに悲惨極まりない職員もいる。
N氏は既に勤続20年以上となる40代中盤の男性であるが、顧客を一人
失うごとに、その顧客から得られるはずであった売上分を自腹を切って穴
埋めすることを余儀なくされているため、受け取る給与では生活がままなら
ず消費者金融などからの借り入れが嵩む一方で、最近は法的に 「給与
(の一部) を差し押さえられている」 状態にあるという。そんなN氏である
から、これまでの20年余りの間に提出した退職願は数十通になるのだが、
経営者側としては、毎年新卒者並みの安月給で、しかも売り上げの減少分
を自腹を切って穴埋めしてくれる、これほど 「おいしい」 従業員は絶対に
手放したくないのは当然だろう。したがって前述の 「退職するなら、これま
での損害分をすべて清算して・・・」 という伝家の宝刀?を最大限効果的
に用いて説得?し、結局これまでずっと退職を思いとどまらせることに成功
している。さりとて気の弱い?N氏としては 「脱北」 する勇気などとても
なく、これでは 「何のために勤務しているのか全くわからない」 どころか、
「勤務し続ければ続けるほど、借金が嵩んでいく」 という悪循環に陥ってい
るらしいのだ。
その規模は極めて小さくても、身近なところにいくらでも 「北の国」 さな
がらの組織は存在している・・・。
「イタズラして飼い主に叱られる」 ⇒⇒⇒
「腹いせにさらにイタズラする」 という
悪循環に陥っている!? こじろう
である。
(その1) では、米政府系のメディアからの情報として、「北朝鮮が先日来
『脱北』 に関する取締りをさらに厳格化し、脱北者はその当人のみならず、
『三代にわたって』 処刑する、との指示が出された」 という某紙記事の内
容を取り上げた。現代において俄かに信じられないような “指示” とはいえ、
「かの国」 のことと聞けばそれも 「さもありなん」 と納得して?しまうのも
また恐ろしい?話だが、実は日常の身近なところでも、やむにやまれず命
がけ?で 「脱北する」 対象があるらしい、というのが今回の内容である。
N県内の某企業は従業員が30人程度だが、、ほぼ毎年のようにそこから
突然逃げ出し、行方をくらましてしまう 「脱北者」 が出ており、多い年には
一挙に3人もが 「脱北」 したこともあるという。その組織では、あまりの激
務や売り上げ減の分を強制的に自腹で補充させられることによる経済的困
窮に耐えかねた職員が退職の申し出をすると、経営側から 「退職させてや
ってもいいが、その前に仕事上で今まで企業側に与えた損害分をすべて清
算していけ。その損害は金額にすれば数億円単位だぞ」 という脅し?を受
けるらしい。その 「損害額」 とは、経営者の独特の論理によって算定され
るようだが、そもそも数億円も損害を与えている従業員を雇用し続け、たや
すく退職を認めさせないことから、その矛盾は火を見るより明らかといえる。
だが、立場の弱い退職希望の従業員としては、そう言われるともはやとても
通常の退職手続きをとることができず、どうしようもなくなって突然出社拒否
して行方をくらます、すなわち 「脱北する」 しか手立てがなくなるのだとい
う。
さて、そのように 「脱北」 せざるを得ない人も大変だろうが、その某企業
には 「脱北」 したくてもかなわない、さらに悲惨極まりない職員もいる。
N氏は既に勤続20年以上となる40代中盤の男性であるが、顧客を一人
失うごとに、その顧客から得られるはずであった売上分を自腹を切って穴
埋めすることを余儀なくされているため、受け取る給与では生活がままなら
ず消費者金融などからの借り入れが嵩む一方で、最近は法的に 「給与
(の一部) を差し押さえられている」 状態にあるという。そんなN氏である
から、これまでの20年余りの間に提出した退職願は数十通になるのだが、
経営者側としては、毎年新卒者並みの安月給で、しかも売り上げの減少分
を自腹を切って穴埋めしてくれる、これほど 「おいしい」 従業員は絶対に
手放したくないのは当然だろう。したがって前述の 「退職するなら、これま
での損害分をすべて清算して・・・」 という伝家の宝刀?を最大限効果的
に用いて説得?し、結局これまでずっと退職を思いとどまらせることに成功
している。さりとて気の弱い?N氏としては 「脱北」 する勇気などとても
なく、これでは 「何のために勤務しているのか全くわからない」 どころか、
「勤務し続ければ続けるほど、借金が嵩んでいく」 という悪循環に陥ってい
るらしいのだ。
その規模は極めて小さくても、身近なところにいくらでも 「北の国」 さな
がらの組織は存在している・・・。
「イタズラして飼い主に叱られる」 ⇒⇒⇒
「腹いせにさらにイタズラする」 という
悪循環に陥っている!? こじろう