2012年12月31日
『考え事』 が通用???
いわゆる 「うっかりミス」 は誰にでも起こりうるが、その際の 「言い訳」 を
聞くことで、その人の人間性や考え方の一端を理解できる面がある。
さて昨日の某紙 「運転士 『考え事』 で210メートル通過」 というタイトル
の記事の内容は、
・・・・・・・・28日午後9:45頃、佐賀県鳥栖市のJR鹿児島線弥生が丘駅で、
下り普通電車がホームを210メートル過ぎて停車した。JR九州に
よると、男性運転士 (56才) は 「考え事をしていた」 と話して
おり、ブレーキが遅れたという。
列車はそのまま発車。約40人が乗車しており、弥生が丘駅で降車
予定だった10人は次の田代駅で降りて引き返し、乗車予定だった
3人は後続の快速電車を臨時停車させて対応した。
運転士は乗車歴31年だった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
まず 「オーバーランした後、戻らずなぜそのまま発車したのか」 が素朴な疑
問として浮かぶ。安全上の問題などもあって、たとえ210メートル程度の距離
でも簡単にバックできなかったということかもしれないが、いずれにせよ特にそ
の駅で降車予定だった10人にとっては、夜の10時近い時間帯のローカル線
では次の駅から戻るのにもそれなりの時間がかかったことだろう。さらにその
原因が天災や不慮の事故などならともかく、運転士の個人的な 「考え事」 に
よるものと知れば、まさに怒り心頭に達してもおかしくないというものだ。
今から7~8年ほど前、なんと100人超の死亡者を出したやはりJR福知山線
の極めて痛ましい事故も、運転士による事故前の 「オーバーラン」 が間接
的原因の一つとして報道されたおぼえがある。今回はたまたま事故にはつな
がらなかったとはいえ、多くの人命を預かる業務に就いている以上、何か重大
事が発生してから 「すみません。 『考え事』 をしていましたので」 というの
は、最も通用しない理由である。
飼い主が呼びかけても反応がないことが
時々あるのは、何か 「考え事」 をしてい
るからかもしれない!? こじろう
聞くことで、その人の人間性や考え方の一端を理解できる面がある。
さて昨日の某紙 「運転士 『考え事』 で210メートル通過」 というタイトル
の記事の内容は、
・・・・・・・・28日午後9:45頃、佐賀県鳥栖市のJR鹿児島線弥生が丘駅で、
下り普通電車がホームを210メートル過ぎて停車した。JR九州に
よると、男性運転士 (56才) は 「考え事をしていた」 と話して
おり、ブレーキが遅れたという。
列車はそのまま発車。約40人が乗車しており、弥生が丘駅で降車
予定だった10人は次の田代駅で降りて引き返し、乗車予定だった
3人は後続の快速電車を臨時停車させて対応した。
運転士は乗車歴31年だった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
まず 「オーバーランした後、戻らずなぜそのまま発車したのか」 が素朴な疑
問として浮かぶ。安全上の問題などもあって、たとえ210メートル程度の距離
でも簡単にバックできなかったということかもしれないが、いずれにせよ特にそ
の駅で降車予定だった10人にとっては、夜の10時近い時間帯のローカル線
では次の駅から戻るのにもそれなりの時間がかかったことだろう。さらにその
原因が天災や不慮の事故などならともかく、運転士の個人的な 「考え事」 に
よるものと知れば、まさに怒り心頭に達してもおかしくないというものだ。
今から7~8年ほど前、なんと100人超の死亡者を出したやはりJR福知山線
の極めて痛ましい事故も、運転士による事故前の 「オーバーラン」 が間接
的原因の一つとして報道されたおぼえがある。今回はたまたま事故にはつな
がらなかったとはいえ、多くの人命を預かる業務に就いている以上、何か重大
事が発生してから 「すみません。 『考え事』 をしていましたので」 というの
は、最も通用しない理由である。
飼い主が呼びかけても反応がないことが
時々あるのは、何か 「考え事」 をしてい
るからかもしれない!? こじろう
2012年12月30日
『イラつく』 第一位???
一般に家庭の主婦がその家族に 「今日の夕食のメニュー、何がいい」 と聞
いた際、 「何でも (どうでも) いい」 が最も困惑する返答だろう。それでは
わざわざ尋ねた意味が全くない、からだ・・・。
さて先日の某誌 「米国人がイラつく言葉、 『どうでもいい』 が4年連続1位」
というタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・・米国人が 「会話の中で最もイラつく言葉」 を調べた米マリスト大学
の調査で、 「WHATEVER」 (どうでもいい) が4年連続で第一位
に選ばれた。
同大学は1246人の成人した米国人を対象に電話で調査を実施。そ
の結果、
1位 「WHATEVER」 (どうでもいい) 32%
2位 「LIKE」 (という感じ) 21%
3位 「YOU KNOW」 (だよね) 17%
4位 「JUST SAYING」 (言ってみただけ) 10%
という順位になった。
また45才未満では 「LIKE」 、45才以上では 「YOU KNOW」
がそれぞれ多かった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
特に1位に関しては 「物事の “白黒” をハッキリさせる」 ことを是とする米国
人ならではの結果だと妙に納得してしまう反面、日本人が最も頻繁にかつ都合
よく用いる表現であることに気付くと、いかにも耳が痛い。
ところで 「イラつく」 かどうかはともかく、またもちろんその時と場合にもよるが、
個人的には4位の 「言ってみただけ」 を相手から出されると、どうしてもその意
図が気になって仕方ない・・・。
特に空腹のときは 「飼い主のクダラナイ
一言」 にイラついてしまう!? こじろう
いた際、 「何でも (どうでも) いい」 が最も困惑する返答だろう。それでは
わざわざ尋ねた意味が全くない、からだ・・・。
さて先日の某誌 「米国人がイラつく言葉、 『どうでもいい』 が4年連続1位」
というタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・・米国人が 「会話の中で最もイラつく言葉」 を調べた米マリスト大学
の調査で、 「WHATEVER」 (どうでもいい) が4年連続で第一位
に選ばれた。
同大学は1246人の成人した米国人を対象に電話で調査を実施。そ
の結果、
1位 「WHATEVER」 (どうでもいい) 32%
2位 「LIKE」 (という感じ) 21%
3位 「YOU KNOW」 (だよね) 17%
4位 「JUST SAYING」 (言ってみただけ) 10%
という順位になった。
また45才未満では 「LIKE」 、45才以上では 「YOU KNOW」
がそれぞれ多かった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
特に1位に関しては 「物事の “白黒” をハッキリさせる」 ことを是とする米国
人ならではの結果だと妙に納得してしまう反面、日本人が最も頻繁にかつ都合
よく用いる表現であることに気付くと、いかにも耳が痛い。
ところで 「イラつく」 かどうかはともかく、またもちろんその時と場合にもよるが、
個人的には4位の 「言ってみただけ」 を相手から出されると、どうしてもその意
図が気になって仕方ない・・・。
特に空腹のときは 「飼い主のクダラナイ
一言」 にイラついてしまう!? こじろう
2012年12月29日
『3・1・7・4』 で密告???
「オヤジギャグ」 をバカにするのは簡単だが、世の中には税金を使ったクダラ
ナイ 「語呂合わせ」 が珍しくない・・・。
さて昨日の某紙 「3・1・7・4の意味は・・・不祥事の県警 『密告カード』 」 と
いうタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・あなたの通報が自浄作用を強化しますーーーー。
不祥事が相次ぐ静岡県警が全職員を対象に、同僚の不祥事を発見
した場合に通報するよう、直通電話番号を記載したカードを配布して
いたことがわかった。しかし職員らからは 「事実上の密告カード」 と
の声が上がっている。
同県警監察課によると、カードは今月秋に配布。同課に開設した直通
電話番号の下4ケタは 「3・1・7・4」 で、そこには 「さあ、いーなよ」
のルビ。 「匿名での通報も可能」 などと記載されている。
同県警では今年4月、磐田署員による窃盗や盗撮を当時の署長 (後
に懲戒免職) らが隠し、犯人隠避容疑で書類送検されていた他、11
月には清水署員が盗撮で現行犯逮捕されるなど、不祥事が相次いで
いる。今月27日にも袋井署の男性警部補が同僚のスピード違反をも
み消したとして書類送検されたばかりだ。
県警幹部はカードについて、 「不祥事隠し防止に向けた対策の一つ」
だと説明するが、職員たちからは不満の声も。県西部の署に勤務する
男性警部補は 「 『ちょっとした行為』 でも大げさに報告されるのでは
ないかと、職場内では疑心暗鬼になる」 と吐露する・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
「さあ、いーなよ」 とは、さながら小学校の教諭が 「悪さ」 をしでかした児童を
問い詰めるような言い方で、同県警の組織としての 「幼稚ぶり」 「体たらくぶり」
が否が応でも推測されてしまう。特に今回の全県警あげての取り組みが 「不祥
事 『隠し』 の防止」 と聞けば、 「同県警では日常的に 『不祥事』 が発生す
ることが前提となっているのか」 と考えたくなるし、まずはその前に 「いかにして
『不祥事そのもの』 をなくすか」 の取り組みが先決では?と、問いかけたくなって
しまう。
さらに、当の県警職員らから 「事実上の密告カード (では) 」 と不満の声が上
がっているらしいが、本当に不満を述べたいのはそんな低レベルの組織や職員ら
にも自分たちの血税から給与を支払い続けてきた一般市民の側だろう。
それにしても記事最後にある男性警部補による 「ちょっとした行為でも大げさに
報告されるのでは・・・」 というコメントにある 「ちょっとした行為」 とは一体どの
ようなものを指すのかが興味深い。まさか 「 『ちょっとした』 不正、不祥事」 の
ことだとはいくらなんでも思いたくない・・・が。
飼い主に 「いろいろと誤解されているのでは」
と、いつも疑心暗鬼になっている!?
こじろう
ナイ 「語呂合わせ」 が珍しくない・・・。
さて昨日の某紙 「3・1・7・4の意味は・・・不祥事の県警 『密告カード』 」 と
いうタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・あなたの通報が自浄作用を強化しますーーーー。
不祥事が相次ぐ静岡県警が全職員を対象に、同僚の不祥事を発見
した場合に通報するよう、直通電話番号を記載したカードを配布して
いたことがわかった。しかし職員らからは 「事実上の密告カード」 と
の声が上がっている。
同県警監察課によると、カードは今月秋に配布。同課に開設した直通
電話番号の下4ケタは 「3・1・7・4」 で、そこには 「さあ、いーなよ」
のルビ。 「匿名での通報も可能」 などと記載されている。
同県警では今年4月、磐田署員による窃盗や盗撮を当時の署長 (後
に懲戒免職) らが隠し、犯人隠避容疑で書類送検されていた他、11
月には清水署員が盗撮で現行犯逮捕されるなど、不祥事が相次いで
いる。今月27日にも袋井署の男性警部補が同僚のスピード違反をも
み消したとして書類送検されたばかりだ。
県警幹部はカードについて、 「不祥事隠し防止に向けた対策の一つ」
だと説明するが、職員たちからは不満の声も。県西部の署に勤務する
男性警部補は 「 『ちょっとした行為』 でも大げさに報告されるのでは
ないかと、職場内では疑心暗鬼になる」 と吐露する・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
「さあ、いーなよ」 とは、さながら小学校の教諭が 「悪さ」 をしでかした児童を
問い詰めるような言い方で、同県警の組織としての 「幼稚ぶり」 「体たらくぶり」
が否が応でも推測されてしまう。特に今回の全県警あげての取り組みが 「不祥
事 『隠し』 の防止」 と聞けば、 「同県警では日常的に 『不祥事』 が発生す
ることが前提となっているのか」 と考えたくなるし、まずはその前に 「いかにして
『不祥事そのもの』 をなくすか」 の取り組みが先決では?と、問いかけたくなって
しまう。
さらに、当の県警職員らから 「事実上の密告カード (では) 」 と不満の声が上
がっているらしいが、本当に不満を述べたいのはそんな低レベルの組織や職員ら
にも自分たちの血税から給与を支払い続けてきた一般市民の側だろう。
それにしても記事最後にある男性警部補による 「ちょっとした行為でも大げさに
報告されるのでは・・・」 というコメントにある 「ちょっとした行為」 とは一体どの
ようなものを指すのかが興味深い。まさか 「 『ちょっとした』 不正、不祥事」 の
ことだとはいくらなんでも思いたくない・・・が。
飼い主に 「いろいろと誤解されているのでは」
と、いつも疑心暗鬼になっている!?
こじろう
2012年12月28日
『返品詐欺』???
一般の常識人であれば 「そんなことが本当に?・・・」 と不思議にすら思えるこ
とでも案外、 「長いこと現実に通用する」 のが世間というものかもしれない。
さて昨日の某紙 「カーテン返品詐欺の男 『20年前から各地で』 」 というタイ
トルの記事の内容は、
・・・・・・・・店内に陳列されたカーテンをレジに持っていき、返品を申し出て現金を
だまし取ったとして、山形県警新庄署に詐欺容疑で逮捕・起訴された男
が 「約20年間、北海道・九州・四国以外の全都府県で同様の返金詐
欺をやった」 と供述していることがわかった。
男は埼玉県の無職S被告 (67才) 。起訴状によるとS被告は2008年
と10年、岩手県と山形県のホームセンターで未購入のカーテン計8点を
買ったように装い、返品代として計約4万8千円をだまし取ったとされる。
今年9月、同県のホームセンターを再び訪れ、同様の詐欺未遂容疑で逮
捕された。
調べに対しS被告は 「 『母親がレシートをなくした。返品したい』 などと
ウソを言った」 と供述。 「レシートをなくした客がカーテンを返品している
のを見て手口を思いついた」 と説明している・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
百貨店などで 「お得意様」 としてそれなりの価格の商品を購入する場合は別とし
て、いわゆる量販店などで 「一度購入したものを (たとえ未使用であっても) 返
品すること自体にためらいをおぼえる」 のが普通の良識ある市民の感覚というも
のではないか。さらには 「たしかに支払いした」 という証拠となるレシートもないの
にその返品や返金に応じる店舗や企業の側も、単なる 「太っ腹?」 では済まされ
ないほど 「いい加減」 であると思うのだが・・・。いずれにせよ、 「どうしてこんな
稚拙な (返品詐欺などという) 犯罪が、このS被告に関してだけでも20年もの間、
実際に許されてきたのか」 が不思議でならない。
それにしてもこの男。 (今までこういった詐欺に関して逮捕歴などないとして) 「同
じ店で、同じ悪事」 をはたらけば、さすがに捕まることを避けられないというものだ
ろうが、今までずっとうまくやってきたことで、知らず知らずのうちに世間をなめきって
油断?や慢心?が蓄積してきていたことは疑いない。
悪事にかぎらず何事に関しても、適当なところで 「足を洗う」 、今風に言えば 「卒
業する?」 ことが肝心・・・というものだ。
適当なところでその 「足を止める」 ことが苦手で、
つい暴走してしまう!? こじろう
とでも案外、 「長いこと現実に通用する」 のが世間というものかもしれない。
さて昨日の某紙 「カーテン返品詐欺の男 『20年前から各地で』 」 というタイ
トルの記事の内容は、
・・・・・・・・店内に陳列されたカーテンをレジに持っていき、返品を申し出て現金を
だまし取ったとして、山形県警新庄署に詐欺容疑で逮捕・起訴された男
が 「約20年間、北海道・九州・四国以外の全都府県で同様の返金詐
欺をやった」 と供述していることがわかった。
男は埼玉県の無職S被告 (67才) 。起訴状によるとS被告は2008年
と10年、岩手県と山形県のホームセンターで未購入のカーテン計8点を
買ったように装い、返品代として計約4万8千円をだまし取ったとされる。
今年9月、同県のホームセンターを再び訪れ、同様の詐欺未遂容疑で逮
捕された。
調べに対しS被告は 「 『母親がレシートをなくした。返品したい』 などと
ウソを言った」 と供述。 「レシートをなくした客がカーテンを返品している
のを見て手口を思いついた」 と説明している・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
百貨店などで 「お得意様」 としてそれなりの価格の商品を購入する場合は別とし
て、いわゆる量販店などで 「一度購入したものを (たとえ未使用であっても) 返
品すること自体にためらいをおぼえる」 のが普通の良識ある市民の感覚というも
のではないか。さらには 「たしかに支払いした」 という証拠となるレシートもないの
にその返品や返金に応じる店舗や企業の側も、単なる 「太っ腹?」 では済まされ
ないほど 「いい加減」 であると思うのだが・・・。いずれにせよ、 「どうしてこんな
稚拙な (返品詐欺などという) 犯罪が、このS被告に関してだけでも20年もの間、
実際に許されてきたのか」 が不思議でならない。
それにしてもこの男。 (今までこういった詐欺に関して逮捕歴などないとして) 「同
じ店で、同じ悪事」 をはたらけば、さすがに捕まることを避けられないというものだ
ろうが、今までずっとうまくやってきたことで、知らず知らずのうちに世間をなめきって
油断?や慢心?が蓄積してきていたことは疑いない。
悪事にかぎらず何事に関しても、適当なところで 「足を洗う」 、今風に言えば 「卒
業する?」 ことが肝心・・・というものだ。
適当なところでその 「足を止める」 ことが苦手で、
つい暴走してしまう!? こじろう
2012年12月27日
『当局の指導』 だから???
たとえば小学生くらいの子どもが何か間違ったことをしてしまったとする。それを
知った母親が 「なぜそれがいけないのか」 という理由をハッキリ言う代わり
に 「そんなことをしたら△△ (その子自身) ちゃんだけでなく、お母さんまでお
父さんに叱られてしまうでしょ、まったくもう」 というような形で注意や指導をする
としたら、その教育的効果はいかほどだろうか。
さて昨朝のこと、飼い犬 「こじろう」 と朝の散歩でよく通りかかる某チェーンの
居酒屋の入口に 「お勧めメニュー」 などと並んで貼ってあるステッカーについ
目が止まった。それは 「未成年者へは酒類を提供しない」 という、飲食店であ
ればその内外にたいてい明示されてある趣旨のものだが、その店のものに関し
て今一つ釈然としないのが 「 当店では 『当局の強い指導により』 、未成年
者へのアルコール類の提供を固くお断りしています」 とされている点であった。
このような書き方をすれば、 「未成年者であろうとなかろうと、 『当店としては』
アルコールを提供して構わないのですが 『当局の強い指導』 により、当店自身
も罰せられる可能性があるので、 (提供は) しません」 とでも言いたいのかと、
いらぬ勘繰りをされる余地が生じてしまうのではないか。というのも、いわゆる反
社会勢力でもないかぎり、法の定め (この場合には未成年者の飲酒、および未
成年者への酒類提供の禁止) に従うことは当然のことで、本来 「当局の強い指
導に左右されるべき性質のものではまったくない」 からだ。また、よしんば本音
は違っていたとしても、そういったことを少なくとも外部に向かって明確に表現する
のはいかにも常識外れである。
まあ、この居酒屋チェーンの経営側にそういった (反社会的な) 意図はなく、そ
の企業内でこういうステッカーを作成した部署および担当者に思慮が足りないだ
けのことと考えたい。だが、一般にその当事者 (当人) として 「気を利かせた」
とまではいかなくても 「何気なく入れた」 一言が 「思わぬ邪推」 を呼びこむ可
能性があることは留意しておいた方がいいだろう。
「飼い主に叱られるかどうか」 を自らの
善悪の基準としている!? こじろう
知った母親が 「なぜそれがいけないのか」 という理由をハッキリ言う代わり
に 「そんなことをしたら△△ (その子自身) ちゃんだけでなく、お母さんまでお
父さんに叱られてしまうでしょ、まったくもう」 というような形で注意や指導をする
としたら、その教育的効果はいかほどだろうか。
さて昨朝のこと、飼い犬 「こじろう」 と朝の散歩でよく通りかかる某チェーンの
居酒屋の入口に 「お勧めメニュー」 などと並んで貼ってあるステッカーについ
目が止まった。それは 「未成年者へは酒類を提供しない」 という、飲食店であ
ればその内外にたいてい明示されてある趣旨のものだが、その店のものに関し
て今一つ釈然としないのが 「 当店では 『当局の強い指導により』 、未成年
者へのアルコール類の提供を固くお断りしています」 とされている点であった。
このような書き方をすれば、 「未成年者であろうとなかろうと、 『当店としては』
アルコールを提供して構わないのですが 『当局の強い指導』 により、当店自身
も罰せられる可能性があるので、 (提供は) しません」 とでも言いたいのかと、
いらぬ勘繰りをされる余地が生じてしまうのではないか。というのも、いわゆる反
社会勢力でもないかぎり、法の定め (この場合には未成年者の飲酒、および未
成年者への酒類提供の禁止) に従うことは当然のことで、本来 「当局の強い指
導に左右されるべき性質のものではまったくない」 からだ。また、よしんば本音
は違っていたとしても、そういったことを少なくとも外部に向かって明確に表現する
のはいかにも常識外れである。
まあ、この居酒屋チェーンの経営側にそういった (反社会的な) 意図はなく、そ
の企業内でこういうステッカーを作成した部署および担当者に思慮が足りないだ
けのことと考えたい。だが、一般にその当事者 (当人) として 「気を利かせた」
とまではいかなくても 「何気なく入れた」 一言が 「思わぬ邪推」 を呼びこむ可
能性があることは留意しておいた方がいいだろう。
「飼い主に叱られるかどうか」 を自らの
善悪の基準としている!? こじろう
2012年12月26日
『わかっちゃいるけど・・・』???
人の 「思い」 と 「行動」 は必ずしも一致するものではないが、いわゆる悪
事に関しても、それは例外ではないようだ。
さて昨日の某紙 「 『悪いことをした』 ・・・犯行悔いる日記から盗み裏付け」
というタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・・高齢女性を狙ってスリなどを繰り返したとして、兵庫県警捜査3課
は21日、明石市の無職の女I被告 (69才 窃盗罪で公判中) を
窃盗容疑で逮捕したと発表した。
I被告は犯行後に毎回、日記に犯行を悔いる言葉を記していたとい
い、県警はこの日記などをもとに今年6~11月、明石・神戸両市で
の計12件 (被害総額計約160万円相当) の盗みを裏付けた。
I被告は60~90歳代の高齢女性に声をかけるなどして知り合いに
なってから、スリや置引き、空き巣などを繰り返し、犯行直後の日記
には、 「ごめんね」 「おばあちゃんに悪いことをしてしまった」 など
と謝罪や反省の言葉を書き込んでいた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
孫の数人もいておかしくない間もなく70歳になろうとする 「おばあちゃん」 が、
日常的にスリや置引きにより生活の糧を得ていた?と聞けば、なんとも憐れで
やりきれない気持ちになってしまうというものだ。それにしても反省や悔恨の日
記を 「犯行直後に、しかも毎回必ず書く」 ほどのことまでして苦しんでいる?
ぐらいなら、最初から悪事になど手を染めなければいいのに・・・と考えたいとこ
ろだが、 「一度染み付いてしまった悪癖から抜け出す」 のはやはりそうたやす
くない、ということなのだろう。
もっとも今は亡き、 “植木等” の往年の大ヒット曲、スーダラ節ではないが 「わ
かっちゃいるけど、やめられない」 には、人間誰しも思い当たる部分があるハズ
だ。もちろん窃盗など法を犯すものは論外として、たとえば 「身体やダイエットに
よくないと十二分に承知しつつも、ついつい甘いモノに手を伸ばしてしまう」 とか
「どうせ大した違いなどないのに、頻繁に車線変更をしてしまう」 などである。
ところで 「犯行を裏付ける証拠」 の一つとなった当人の日記 (記録) の内容
が 「犯行の計画」 等に関するものであればスンナリと理解できるが、 「謝罪」
や 「反省」 であったというのも、何とも皮肉でせつないというものだ。 「罪を憎
んで人を憎まず」 とは、こんな犯罪に関してこそ当てはまる・・・のかもしれない。
「 (飼い主に叱られることが) わかっちゃ
いるけどやめられない」 イタズラに毎日
手を染めている!? こじろう
事に関しても、それは例外ではないようだ。
さて昨日の某紙 「 『悪いことをした』 ・・・犯行悔いる日記から盗み裏付け」
というタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・・高齢女性を狙ってスリなどを繰り返したとして、兵庫県警捜査3課
は21日、明石市の無職の女I被告 (69才 窃盗罪で公判中) を
窃盗容疑で逮捕したと発表した。
I被告は犯行後に毎回、日記に犯行を悔いる言葉を記していたとい
い、県警はこの日記などをもとに今年6~11月、明石・神戸両市で
の計12件 (被害総額計約160万円相当) の盗みを裏付けた。
I被告は60~90歳代の高齢女性に声をかけるなどして知り合いに
なってから、スリや置引き、空き巣などを繰り返し、犯行直後の日記
には、 「ごめんね」 「おばあちゃんに悪いことをしてしまった」 など
と謝罪や反省の言葉を書き込んでいた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
孫の数人もいておかしくない間もなく70歳になろうとする 「おばあちゃん」 が、
日常的にスリや置引きにより生活の糧を得ていた?と聞けば、なんとも憐れで
やりきれない気持ちになってしまうというものだ。それにしても反省や悔恨の日
記を 「犯行直後に、しかも毎回必ず書く」 ほどのことまでして苦しんでいる?
ぐらいなら、最初から悪事になど手を染めなければいいのに・・・と考えたいとこ
ろだが、 「一度染み付いてしまった悪癖から抜け出す」 のはやはりそうたやす
くない、ということなのだろう。
もっとも今は亡き、 “植木等” の往年の大ヒット曲、スーダラ節ではないが 「わ
かっちゃいるけど、やめられない」 には、人間誰しも思い当たる部分があるハズ
だ。もちろん窃盗など法を犯すものは論外として、たとえば 「身体やダイエットに
よくないと十二分に承知しつつも、ついつい甘いモノに手を伸ばしてしまう」 とか
「どうせ大した違いなどないのに、頻繁に車線変更をしてしまう」 などである。
ところで 「犯行を裏付ける証拠」 の一つとなった当人の日記 (記録) の内容
が 「犯行の計画」 等に関するものであればスンナリと理解できるが、 「謝罪」
や 「反省」 であったというのも、何とも皮肉でせつないというものだ。 「罪を憎
んで人を憎まず」 とは、こんな犯罪に関してこそ当てはまる・・・のかもしれない。
「 (飼い主に叱られることが) わかっちゃ
いるけどやめられない」 イタズラに毎日
手を染めている!? こじろう
2012年12月25日
“報道被害”???(その2)
「こじろう117」・・・“報道被害”???(その1)・・・の続きである。
「人の口に戸は立てられぬ」 とは、一般にその当事者にとって好ましくな
い話や噂に関してあてはまる。さらにその内容は、まだその真偽が必ずし
も定かでない単なる 「噂」 の段階から勝手に 「事実」 へと独り歩きして
しまうことが珍しくない。
「鉄道会社の経営側の人間がよりによって自社の車両で女子高生に痴漢
行為をはたらき、逮捕された」 というニュースの読者に対するインパクトは
強烈なものであることは疑いない。だが、もちろん今の段階でその当事者、
同社の執行役員は一応あくまでも “容疑者” である。
各報道機関としては 「報道の使命」 を振りかざして、この段階でなるべく
詳細な報道を試みる、つまり容疑者の 「実名」 を出すのは当然、としてい
るが、一度でも公表されてしまったそれは、特にその人物を知っている人た
ちにとって格好の話題 (の餌食) となってしまう。
世間というのは現金なもので、こういう報道があるとそれまで高い社会的評
価を得ていた人に対してすら、突然手のひらを返したように 「そういえばあ
の人、なんとなく普段から少しおかしなところがあったような気がする」 「人
は見かけによらないというが本当だね」 「火の気のないところに煙は立たず
というものだ」 などと、ここぞとばかり好き勝手な憶測をし、話題にする可能
性が高い。
それゆえひとたび報道によって実名を出されてしまえば、その後仮に冤罪で
あることが明らかにされようとも、時既に遅しということになりかねない。その
当人もさることながら、最も憐れなのはその家族や親族などの近しい関係者
で、特に子どもの場合には即 「いじめの対象」 になるだけでなく、社会人と
なってすらも 「あの人の父親、立派な肩書を持っていたのに、その昔痴漢で
捕まったことがあるのよね。息子 (娘) にもそういった血が流れているから
気をつけた方がいい」 などというトンデモなく低俗な噂話をする輩すらいない
とはかぎらない。
特に閉鎖的な地域社会においては 「実名」 などでなくても、そういった報道
があっただけで、 「ああ、あの家の△△さんだね」 と推測されるものだが、
そうはいってもやはり 「実名が出る出ない」 の差は小さくない。報道機関の
関係者としては、自らのさじ加減ひとつで (もしかしたら無実である) 人の一
生を狂わせることすらあるわけだが、特に冤罪率が決して低くないと思われ、
たとえば通勤電車を利用する人ならだれでもその陥穽にはまってしまう可能
性を秘めている “痴漢犯罪” の容疑者の実名、およびその当人を特定しや
すい情報に関する報道は、より慎重にすべき・・・というものではないか。
人間界だけでなく 「イヌも見かけによらない」
ということを日々いろいろな意味で実感してい
る!? こじろう
「人の口に戸は立てられぬ」 とは、一般にその当事者にとって好ましくな
い話や噂に関してあてはまる。さらにその内容は、まだその真偽が必ずし
も定かでない単なる 「噂」 の段階から勝手に 「事実」 へと独り歩きして
しまうことが珍しくない。
「鉄道会社の経営側の人間がよりによって自社の車両で女子高生に痴漢
行為をはたらき、逮捕された」 というニュースの読者に対するインパクトは
強烈なものであることは疑いない。だが、もちろん今の段階でその当事者、
同社の執行役員は一応あくまでも “容疑者” である。
各報道機関としては 「報道の使命」 を振りかざして、この段階でなるべく
詳細な報道を試みる、つまり容疑者の 「実名」 を出すのは当然、としてい
るが、一度でも公表されてしまったそれは、特にその人物を知っている人た
ちにとって格好の話題 (の餌食) となってしまう。
世間というのは現金なもので、こういう報道があるとそれまで高い社会的評
価を得ていた人に対してすら、突然手のひらを返したように 「そういえばあ
の人、なんとなく普段から少しおかしなところがあったような気がする」 「人
は見かけによらないというが本当だね」 「火の気のないところに煙は立たず
というものだ」 などと、ここぞとばかり好き勝手な憶測をし、話題にする可能
性が高い。
それゆえひとたび報道によって実名を出されてしまえば、その後仮に冤罪で
あることが明らかにされようとも、時既に遅しということになりかねない。その
当人もさることながら、最も憐れなのはその家族や親族などの近しい関係者
で、特に子どもの場合には即 「いじめの対象」 になるだけでなく、社会人と
なってすらも 「あの人の父親、立派な肩書を持っていたのに、その昔痴漢で
捕まったことがあるのよね。息子 (娘) にもそういった血が流れているから
気をつけた方がいい」 などというトンデモなく低俗な噂話をする輩すらいない
とはかぎらない。
特に閉鎖的な地域社会においては 「実名」 などでなくても、そういった報道
があっただけで、 「ああ、あの家の△△さんだね」 と推測されるものだが、
そうはいってもやはり 「実名が出る出ない」 の差は小さくない。報道機関の
関係者としては、自らのさじ加減ひとつで (もしかしたら無実である) 人の一
生を狂わせることすらあるわけだが、特に冤罪率が決して低くないと思われ、
たとえば通勤電車を利用する人ならだれでもその陥穽にはまってしまう可能
性を秘めている “痴漢犯罪” の容疑者の実名、およびその当人を特定しや
すい情報に関する報道は、より慎重にすべき・・・というものではないか。
人間界だけでなく 「イヌも見かけによらない」
ということを日々いろいろな意味で実感してい
る!? こじろう
2012年12月24日
“報道被害”???(その1)
一般に 「逮捕されたり検挙される」 ことにより法的な刑罰を受ける可能性が
高いが、それ以上に厳しいといって差し支えない社会的 “制裁” は、各種報
道機関によりその実名や罪名が広く世間に知らされることかもしれない。
さて昨日の某紙 「JR西の執行役員 阪和線で女子高生に痴漢容疑」 という
タイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・電車内で痴漢行為をしたとして大阪府警天王寺署は22日、JR西日本
執行役員で神戸支社長のK容疑者 (56才) を、府迷惑防止条例違
反容疑で現行犯逮捕、送検したと発表した。
K容疑者は 「背中か下半身に腕が当たったかもしれないが、痴漢はし
ていない」 と容疑を否認している。
K容疑者は21日午前7時半頃、JR阪和線を走行中の普通電車内で府
内の女子高校生 (17才) の下半身を服の上から触った疑い。支社へ
の通勤途中だったという。
女子高校生から 「この人痴漢です。捕まえてください」 と助けを求め
られた男性会社員 (24才) が天王寺駅で降車し、逃げようとしたK容
疑者を取り押さえ、同署員に引き渡した・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
まず、もし本当にこの痴漢行為が行われたのがたしかだととすれば、よりによって
自らが執行役員を務める鉄道会社の車両内でということで、これほど呆れ、洒落
にならない話はあるのかというレベルだろう。だが、K容疑者の置かれている立場
や状況などからして女子高生の単なる勘違い、つまり “冤罪” である可能性も
それなりに高そうだ。
まあ、この事件そのものの真相についてはともかく、問題は 「ひとたび、こういっ
た形で実名報道されてしまえば、仮に後で冤罪であることが明らかになったとして
も一種の “社会的制裁” を受けてしまった事実は覆せない」 ということである。
そのあたりの具体的検討は 「こじろう117」・・・“報道被害”???(その2)・・・
でこの続きとして触れたいと思う。
「イヌにとっての “社会的制裁” とは
何なのか」 と自問自答する!?
こじろう
高いが、それ以上に厳しいといって差し支えない社会的 “制裁” は、各種報
道機関によりその実名や罪名が広く世間に知らされることかもしれない。
さて昨日の某紙 「JR西の執行役員 阪和線で女子高生に痴漢容疑」 という
タイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・電車内で痴漢行為をしたとして大阪府警天王寺署は22日、JR西日本
執行役員で神戸支社長のK容疑者 (56才) を、府迷惑防止条例違
反容疑で現行犯逮捕、送検したと発表した。
K容疑者は 「背中か下半身に腕が当たったかもしれないが、痴漢はし
ていない」 と容疑を否認している。
K容疑者は21日午前7時半頃、JR阪和線を走行中の普通電車内で府
内の女子高校生 (17才) の下半身を服の上から触った疑い。支社へ
の通勤途中だったという。
女子高校生から 「この人痴漢です。捕まえてください」 と助けを求め
られた男性会社員 (24才) が天王寺駅で降車し、逃げようとしたK容
疑者を取り押さえ、同署員に引き渡した・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
まず、もし本当にこの痴漢行為が行われたのがたしかだととすれば、よりによって
自らが執行役員を務める鉄道会社の車両内でということで、これほど呆れ、洒落
にならない話はあるのかというレベルだろう。だが、K容疑者の置かれている立場
や状況などからして女子高生の単なる勘違い、つまり “冤罪” である可能性も
それなりに高そうだ。
まあ、この事件そのものの真相についてはともかく、問題は 「ひとたび、こういっ
た形で実名報道されてしまえば、仮に後で冤罪であることが明らかになったとして
も一種の “社会的制裁” を受けてしまった事実は覆せない」 ということである。
そのあたりの具体的検討は 「こじろう117」・・・“報道被害”???(その2)・・・
でこの続きとして触れたいと思う。
「イヌにとっての “社会的制裁” とは
何なのか」 と自問自答する!?
こじろう
2012年12月23日
『60秒超』 で無料 (券)???
「ファストフード」 の 「ファスト」 とは “FAST” 、つまり 「速い」 「手早い」
という意味であることは言うまでもない・・・が。
さて昨日の某紙 「60秒数えろ。商品揃わなければマック 『無料券』 」 とい
うタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・・日本マクドナルドは20日、注文から60秒以内に商品がそろわなか
たらハンバーガー無料券をプレゼントする 「ENJOY! 無料サー
ビス」 を来年1月4日~31日に行うことを発表した。
対象はすべてのメニューで、会計終了後から商品を渡すまでの時
間が60秒を超えれば、人気ハンバーガー 「ビッグマック」 (通常
価格290円~340円) などと引き換えられる無料券がもらえる。
なお、60秒以内でもコーヒー無料券がもらえる・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
自宅から歩いて1分ほどのところにあった店舗が2年ほど前に突然?撤退し
て以来、マクドナルドに出向くことはなくなってしまった (もっともそれ以前に
も自分自身で買いに行くことはめったになかった) が、そこが比較的混雑す
る店舗だったこともあり、個人的にはマックに対しては注文の前後ともに 「結
構長く待たされる」 いうイメージを抱いていた。それゆえ、 「注文してからた
ったの60秒で商品を提供する」 と聞いても、 「そんな約束して、本当に大
丈夫なの?」 と余計な心配をしてしまう。
それにしてもこの 「60秒ルール?」 。どのようにしてその時間を計り、 (無
料券配布の) 判定?がなされるのか、がなかなか興味深い。店舗のスタッフ
の側から自主的?に 「60秒が経過してしまいました。無料券を差し上げます」
とでも言ってくれるのか、それとも客側が自分で時間を計って “申告” しなけ
ればいけないのか・・・。いずれにせよ、客の中には邪なことを考える輩もそれな
りにいるだろうし、逆に一般の善良な客であれば自分の側から (条件を満たし
たとしても) 「無料券をください」 とはなかなかいえないものだ。それゆえ、いろ
いろ厄介なトラブル等の発生も予想されるが、このキャンペーン中、最も気を遣
って気の毒なのは、いつも以上に時間を意識して迅速に動かなくてはならない
だけでなく、さまざまな場面で対応を迫られる現場のスタッフに違いない。期間
中は 「時給を少しくらいあげてほしい」 のが本音ではないか。
そういえば、以前ピザの宅配に関して 「注文して30分以内に配達できなかっ
た場合には無料となる」 というサービス?で話題になったチェーンもあったが、
こういった企画、 「それを提供される客側の方も案外気を遣ってしまうもの」 と
いうことを主催者 (企業) 側として斟酌すべきだろう。
自身への食事やオヤツの提供に関し、
飼い主の側に 「60秒ルール」 を約
束してほしい!? こじろう
という意味であることは言うまでもない・・・が。
さて昨日の某紙 「60秒数えろ。商品揃わなければマック 『無料券』 」 とい
うタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・・日本マクドナルドは20日、注文から60秒以内に商品がそろわなか
たらハンバーガー無料券をプレゼントする 「ENJOY! 無料サー
ビス」 を来年1月4日~31日に行うことを発表した。
対象はすべてのメニューで、会計終了後から商品を渡すまでの時
間が60秒を超えれば、人気ハンバーガー 「ビッグマック」 (通常
価格290円~340円) などと引き換えられる無料券がもらえる。
なお、60秒以内でもコーヒー無料券がもらえる・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
自宅から歩いて1分ほどのところにあった店舗が2年ほど前に突然?撤退し
て以来、マクドナルドに出向くことはなくなってしまった (もっともそれ以前に
も自分自身で買いに行くことはめったになかった) が、そこが比較的混雑す
る店舗だったこともあり、個人的にはマックに対しては注文の前後ともに 「結
構長く待たされる」 いうイメージを抱いていた。それゆえ、 「注文してからた
ったの60秒で商品を提供する」 と聞いても、 「そんな約束して、本当に大
丈夫なの?」 と余計な心配をしてしまう。
それにしてもこの 「60秒ルール?」 。どのようにしてその時間を計り、 (無
料券配布の) 判定?がなされるのか、がなかなか興味深い。店舗のスタッフ
の側から自主的?に 「60秒が経過してしまいました。無料券を差し上げます」
とでも言ってくれるのか、それとも客側が自分で時間を計って “申告” しなけ
ればいけないのか・・・。いずれにせよ、客の中には邪なことを考える輩もそれな
りにいるだろうし、逆に一般の善良な客であれば自分の側から (条件を満たし
たとしても) 「無料券をください」 とはなかなかいえないものだ。それゆえ、いろ
いろ厄介なトラブル等の発生も予想されるが、このキャンペーン中、最も気を遣
って気の毒なのは、いつも以上に時間を意識して迅速に動かなくてはならない
だけでなく、さまざまな場面で対応を迫られる現場のスタッフに違いない。期間
中は 「時給を少しくらいあげてほしい」 のが本音ではないか。
そういえば、以前ピザの宅配に関して 「注文して30分以内に配達できなかっ
た場合には無料となる」 というサービス?で話題になったチェーンもあったが、
こういった企画、 「それを提供される客側の方も案外気を遣ってしまうもの」 と
いうことを主催者 (企業) 側として斟酌すべきだろう。
自身への食事やオヤツの提供に関し、
飼い主の側に 「60秒ルール」 を約
束してほしい!? こじろう
2012年12月22日
“自転車” ひき逃げ!!!
まもなく幕を閉じる2012年だが、今年のN県における “不名誉” な話題の
一つに、 「ひき逃げ (死亡) 事件の発生件数が例年と比較して目立って
多い」 というものがあると、先日のローカルニュースで取りあげていた。
さて昨日の某紙 「 “自転車” ひき逃げで画像公開、大阪府警が情報提供
呼びかけ」 というタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・大阪市北区で2月、自転車同士の交通事故で男性が死亡し、相手
が逃走する事件があり、大阪府警大淀署は20日、道交法違反 (ひ
き逃げ) 容疑などで行方を追っている女と自転車の画像を公開、情
報提供を呼びかけた。同署によると、 “自転車” によるひき逃げは
全国でもごくまれ、という。
亡くなったのは同区内の男性 (63才) 。2月19日夜、歩道を自転
車で走行中、対向の自転車とすれ違う際に接触したとみられ、転倒し
て頭を骨折、意識不明のまま翌月に死亡した。
防犯カメラの映像から、相手は赤い自転車に乗った女とみられるが、
目撃者や車体の破片などがなく、捜査は難航している・・・・・・・・・・・・
というものである。
まず、 「事故から10か月以上も経過した今、なぜ初めて防犯カメラの画像が
公開されたのか」 がよくわからない。その直後ならともかく、300日以上も経
過してしまえば人の記憶などかなりいい加減なものになってしまう、と思うのだ
が・・。まあいつものことで、警察当局 “独特” “独自” の事情や方針がいろ
いろあるとしても、 「本当に真剣な態勢で容疑者を見つけようとするつもりが
あるのか」 と疑いたくなってしまう。
ところで、一般に 「自車両が人に衝突した」 とか 「人を轢いてしまった」 こと
を運転者として自覚しやすい “自動車” と比較して、 “自転車” の場合には
「すれ違いざまに接触した」 程度ではそのことに気付かない、つまり 「ひき逃
げした」 という意識すら残らないことが多い、と推測される。というのも、日常よ
く見かける 「歩行者などに全くお構いなく、歩道などを猛スピードで走り去って
いく自転車の運転者に、そのような余裕は到底ないのでは」 と考えるからだが、
この 「赤い自転車を運転していた女性」 に関しても (被害に遭った) 男性と
っ接触した、くらいの自覚はあっても、まさかその直後に彼が転倒し頭を打った
ところまで認識していない可能性は十分にあるだろう。
自動車で明らかに人を轢いたことを認識していたのに、そのまま逃走する輩の
卑劣さはもちろん決して許せないものだが、自らに過失があり原因を作った事
故で他人を死傷させたにもかかわらず、そのことを自覚すらしていない人間も
それはそれで、その罪は極めて重い。
特に公道を “自転車” で無節操に高速走行するクセのある人は、常にそうい
った 「無自覚の罪」 を犯し、周囲の人を苦しめている可能性を承知しておく
べきというものだ。
「無自覚のイタズラ」 で、時々飼い主を
悩ませる!? こじろう
一つに、 「ひき逃げ (死亡) 事件の発生件数が例年と比較して目立って
多い」 というものがあると、先日のローカルニュースで取りあげていた。
さて昨日の某紙 「 “自転車” ひき逃げで画像公開、大阪府警が情報提供
呼びかけ」 というタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・大阪市北区で2月、自転車同士の交通事故で男性が死亡し、相手
が逃走する事件があり、大阪府警大淀署は20日、道交法違反 (ひ
き逃げ) 容疑などで行方を追っている女と自転車の画像を公開、情
報提供を呼びかけた。同署によると、 “自転車” によるひき逃げは
全国でもごくまれ、という。
亡くなったのは同区内の男性 (63才) 。2月19日夜、歩道を自転
車で走行中、対向の自転車とすれ違う際に接触したとみられ、転倒し
て頭を骨折、意識不明のまま翌月に死亡した。
防犯カメラの映像から、相手は赤い自転車に乗った女とみられるが、
目撃者や車体の破片などがなく、捜査は難航している・・・・・・・・・・・・
というものである。
まず、 「事故から10か月以上も経過した今、なぜ初めて防犯カメラの画像が
公開されたのか」 がよくわからない。その直後ならともかく、300日以上も経
過してしまえば人の記憶などかなりいい加減なものになってしまう、と思うのだ
が・・。まあいつものことで、警察当局 “独特” “独自” の事情や方針がいろ
いろあるとしても、 「本当に真剣な態勢で容疑者を見つけようとするつもりが
あるのか」 と疑いたくなってしまう。
ところで、一般に 「自車両が人に衝突した」 とか 「人を轢いてしまった」 こと
を運転者として自覚しやすい “自動車” と比較して、 “自転車” の場合には
「すれ違いざまに接触した」 程度ではそのことに気付かない、つまり 「ひき逃
げした」 という意識すら残らないことが多い、と推測される。というのも、日常よ
く見かける 「歩行者などに全くお構いなく、歩道などを猛スピードで走り去って
いく自転車の運転者に、そのような余裕は到底ないのでは」 と考えるからだが、
この 「赤い自転車を運転していた女性」 に関しても (被害に遭った) 男性と
っ接触した、くらいの自覚はあっても、まさかその直後に彼が転倒し頭を打った
ところまで認識していない可能性は十分にあるだろう。
自動車で明らかに人を轢いたことを認識していたのに、そのまま逃走する輩の
卑劣さはもちろん決して許せないものだが、自らに過失があり原因を作った事
故で他人を死傷させたにもかかわらず、そのことを自覚すらしていない人間も
それはそれで、その罪は極めて重い。
特に公道を “自転車” で無節操に高速走行するクセのある人は、常にそうい
った 「無自覚の罪」 を犯し、周囲の人を苦しめている可能性を承知しておく
べきというものだ。
「無自覚のイタズラ」 で、時々飼い主を
悩ませる!? こじろう
2012年12月21日
『ミス』 で残業代???
同じ業務に関して、 「能力に勝る人の方がそうでない人よりも早く終える」 のは
ごくごく一般的なことである。
さて昨日の某紙 「 <熊本市開票ミス> 職員に時間外手当100万円支給 市
民から疑問の声」 というタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・熊本市で衆院選の開票作業が相次ぐミスで大幅に遅れたことに伴い、
予定超過分の職員の時間外手当が約100万円となることが、市への
取材でわかった。自らのお粗末さで超過勤務が発生しながらその分の
手当が支払われることに、市選管は 「実際に職員が作業にあたって
いるので、支給しないわけにいかない」 と説明している。
市選管によると、集計システムの誤りや投票者数の入力ミスに加え、
投票箱の到着が遅れるなどのミスが続出。確認に手間取り、開票作業
が午前1時終了予定に対して、実際には同5時半ごろになった。
このため、開票に関わった職員に、1時間当たりの時間外手当一人平
均約2800円で計算した、合計約100万円の手当てが支払われると
いう。
同選管では3年前の前衆院選でもミスが頻発。今回も集計システムを
業者任せにしてチェックしない、などずさんな態勢が露呈し、事務局長
が 「検証と改善に努める」 と陳謝していた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
「つい3年前の同じ作業でもミスが頻発」 しており、その際にも民間の基準から
して十分すぎるほどの時間外手当が支払われていた (だろう) ことから考え
れば、もしかすると今回の相次ぐ基本的なミスも、実は “確信犯” だった、つま
り 「時間外手当をせしめるために、故意にミスを作り出したのでは」 と勘ぐられ
ても仕方ないほどのいい加減さ、お粗末さ、体たらくといえよう。
もっとも、中小の民間企業においては (表向きはともかく) 時間外手当のほと
んどが有名無実 (サービス残業) 化している現状の中、 「お役所」 において
ては開票作業にかぎらずこの程度のことは日常茶飯事で今回の熊本市の例に
関しても 「氷山の一角」 にすぎないと思われる。 「ミスをしないように細心の
注意を払い真摯に業務に取り組む人が、決められた時間内でキッチリとその業
務を仕上げる」 一方で、 「端から時間やコストの意識など全く持たず、かつ無
責任にダラダラと非効率な仕事をしている連中が、憶面もなく見当違いの時間
外手当を要求し、当たり前のように支給される」 。いかにも不条理であるが、残
念ながらそういったことがまかり通るのがまた現実の (特に 「お役所」 という)
社会・・・のようだ。
飼い主のミスや都合により自分の食事の
時間が遅れた場合には、それ相応の対価
を要求したい!? こじろう
ごくごく一般的なことである。
さて昨日の某紙 「 <熊本市開票ミス> 職員に時間外手当100万円支給 市
民から疑問の声」 というタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・熊本市で衆院選の開票作業が相次ぐミスで大幅に遅れたことに伴い、
予定超過分の職員の時間外手当が約100万円となることが、市への
取材でわかった。自らのお粗末さで超過勤務が発生しながらその分の
手当が支払われることに、市選管は 「実際に職員が作業にあたって
いるので、支給しないわけにいかない」 と説明している。
市選管によると、集計システムの誤りや投票者数の入力ミスに加え、
投票箱の到着が遅れるなどのミスが続出。確認に手間取り、開票作業
が午前1時終了予定に対して、実際には同5時半ごろになった。
このため、開票に関わった職員に、1時間当たりの時間外手当一人平
均約2800円で計算した、合計約100万円の手当てが支払われると
いう。
同選管では3年前の前衆院選でもミスが頻発。今回も集計システムを
業者任せにしてチェックしない、などずさんな態勢が露呈し、事務局長
が 「検証と改善に努める」 と陳謝していた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
「つい3年前の同じ作業でもミスが頻発」 しており、その際にも民間の基準から
して十分すぎるほどの時間外手当が支払われていた (だろう) ことから考え
れば、もしかすると今回の相次ぐ基本的なミスも、実は “確信犯” だった、つま
り 「時間外手当をせしめるために、故意にミスを作り出したのでは」 と勘ぐられ
ても仕方ないほどのいい加減さ、お粗末さ、体たらくといえよう。
もっとも、中小の民間企業においては (表向きはともかく) 時間外手当のほと
んどが有名無実 (サービス残業) 化している現状の中、 「お役所」 において
ては開票作業にかぎらずこの程度のことは日常茶飯事で今回の熊本市の例に
関しても 「氷山の一角」 にすぎないと思われる。 「ミスをしないように細心の
注意を払い真摯に業務に取り組む人が、決められた時間内でキッチリとその業
務を仕上げる」 一方で、 「端から時間やコストの意識など全く持たず、かつ無
責任にダラダラと非効率な仕事をしている連中が、憶面もなく見当違いの時間
外手当を要求し、当たり前のように支給される」 。いかにも不条理であるが、残
念ながらそういったことがまかり通るのがまた現実の (特に 「お役所」 という)
社会・・・のようだ。
飼い主のミスや都合により自分の食事の
時間が遅れた場合には、それ相応の対価
を要求したい!? こじろう
2012年12月20日
プロの 『修行』???
その道の 『真のプロ』 と呼ばれるまでには一般に、門外漢からして想像を
絶するほどの血のにじむような 「修行」 や 「鍛練」 「特訓」 などが必要と
されることに疑いはない。
さて昨日の某紙 「スリ30年、マネキンに鈴付け財布抜く 『特訓』 」 という
タイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・客引きを装って酔客に抱きつき、スリをしたとして、大阪府警は18
日、住所不定無職のS被告 (63才・起訴済) を窃盗容疑で逮捕
したと発表した。
「背広を着せたマネキン人形に鈴をつけ、静かに財布を抜き取る」
練習で “特訓” を重ね、北海道や広島、福岡などで30年間にわ
たってスリを繰り返していたという。
その手口は歓楽街で酔客を物色、 「私の店で飲もう」 とウソを言
ってビルのエレベーターに一緒に乗り込み肩を組むなどした瞬間に
犯行に及ぶ、ものだった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
自分自身、生まれてこの方 「スリ被害に遭った」 おぼえは (一応) ないが、
こういった記事を目にするたびに 「いくら相手が泥酔していたとしても、全く気
付かれないまま財布を抜き取る」 なんてことが本当に可能なのか、と大きく
首を傾げてしまう。もっとも、そういった技術の裏にS被告による 「背広を着せ
たマネキンに鈴をつけ、静かに財布を抜き取る」 というような不断の特訓?
や努力?が隠されていることを聞けば、それも納得させられてしまう。
だがそれにしても、 「30年間にもわたり、プロ意識に徹して修行や鍛練を繰り
返すだけの向上心や意欲、根気があるのなら、なぜそれを悪事ではなく世間
の人々を喜ばせる側に向けられないのか」 という疑問は相変わらずどうして
も払拭し難い・・・ようだ。
「いかに素早くオヤツをせしめるか」 と
いう修行を怠らない!? こじろう
絶するほどの血のにじむような 「修行」 や 「鍛練」 「特訓」 などが必要と
されることに疑いはない。
さて昨日の某紙 「スリ30年、マネキンに鈴付け財布抜く 『特訓』 」 という
タイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・客引きを装って酔客に抱きつき、スリをしたとして、大阪府警は18
日、住所不定無職のS被告 (63才・起訴済) を窃盗容疑で逮捕
したと発表した。
「背広を着せたマネキン人形に鈴をつけ、静かに財布を抜き取る」
練習で “特訓” を重ね、北海道や広島、福岡などで30年間にわ
たってスリを繰り返していたという。
その手口は歓楽街で酔客を物色、 「私の店で飲もう」 とウソを言
ってビルのエレベーターに一緒に乗り込み肩を組むなどした瞬間に
犯行に及ぶ、ものだった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
自分自身、生まれてこの方 「スリ被害に遭った」 おぼえは (一応) ないが、
こういった記事を目にするたびに 「いくら相手が泥酔していたとしても、全く気
付かれないまま財布を抜き取る」 なんてことが本当に可能なのか、と大きく
首を傾げてしまう。もっとも、そういった技術の裏にS被告による 「背広を着せ
たマネキンに鈴をつけ、静かに財布を抜き取る」 というような不断の特訓?
や努力?が隠されていることを聞けば、それも納得させられてしまう。
だがそれにしても、 「30年間にもわたり、プロ意識に徹して修行や鍛練を繰り
返すだけの向上心や意欲、根気があるのなら、なぜそれを悪事ではなく世間
の人々を喜ばせる側に向けられないのか」 という疑問は相変わらずどうして
も払拭し難い・・・ようだ。
「いかに素早くオヤツをせしめるか」 と
いう修行を怠らない!? こじろう
2012年12月19日
『会う?』 『会わない?』???
インターネットなどがまだ全く普及していなかった時代でも、たとえば “ペン
フレンド” という形で面識のない人と交流する手段はあった。そんな今から
すれば原始的?ともいえる “文通” においても、 「 (手紙で、だけでなく)
一度顔を合わせて話をしたいね」 というようなやりとりは少なくなかっただろ
う。
さて昨日の某紙 「ネット友達に 『会いたい』 3割 女子高生、目立って高く」
というタイトルの記事は、
・・・・・・・・スマートフォンなどを持つ子どもが増えるなか、10~18才の3割が
インターネット (携帯サイトを含む) で知り合った相手と実際に会
ったり、会いたいと考えたりしていて、女子高生は半数以上と目立っ
て多いことが18日、フィルタリングソフト会社、デジタルアーツ (東
京) の調査でわかった。
調査を監修した東京成徳大の田村節子教授 (心理学) は、 「ネ
ット上の友達は気楽で、心の穴を埋めてくれる。会いたい気持ちは
わかるが、年齢や経歴を詐称する例も聞くので慎重に」 と注意を
呼びかけている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
田村教授の話を補足?すれば、 「ネット上の友達 『だからこそ』 、身の回り
にいる友人らよりも気楽 (に話ができる) 」 という言い方もできるだろう。し
たがって仮に相手の年齢や経歴が詐称などされていなくても 「会ってしまうこ
とでその 『期待通り』 というよりも、むしろその期待が大きい分 『失望』 ある
いは 『幻滅』 すらしてまう」 可能性を否定できない。
人と人の直接的なコミュニケーションが、以前に比べ格段に希薄になったとい
われる現代において、ネットを通じての 「非接触型」 ともいうべき交流が今
後ますます盛んになっていくのは疑いないし、また普通に生活していくうえで
避けて通れないともいえるだろう。当然そこから 「接触型」 に発展していく場
合も少なからず発生するわけだが、そこには必ずしもメリットだけが存在する
とはかぎらない・・・ことを留意すべきだ。
「自分の目で見たもの」 しか信用しない
ことをモットーとしている!? こじろう
フレンド” という形で面識のない人と交流する手段はあった。そんな今から
すれば原始的?ともいえる “文通” においても、 「 (手紙で、だけでなく)
一度顔を合わせて話をしたいね」 というようなやりとりは少なくなかっただろ
う。
さて昨日の某紙 「ネット友達に 『会いたい』 3割 女子高生、目立って高く」
というタイトルの記事は、
・・・・・・・・スマートフォンなどを持つ子どもが増えるなか、10~18才の3割が
インターネット (携帯サイトを含む) で知り合った相手と実際に会
ったり、会いたいと考えたりしていて、女子高生は半数以上と目立っ
て多いことが18日、フィルタリングソフト会社、デジタルアーツ (東
京) の調査でわかった。
調査を監修した東京成徳大の田村節子教授 (心理学) は、 「ネ
ット上の友達は気楽で、心の穴を埋めてくれる。会いたい気持ちは
わかるが、年齢や経歴を詐称する例も聞くので慎重に」 と注意を
呼びかけている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
田村教授の話を補足?すれば、 「ネット上の友達 『だからこそ』 、身の回り
にいる友人らよりも気楽 (に話ができる) 」 という言い方もできるだろう。し
たがって仮に相手の年齢や経歴が詐称などされていなくても 「会ってしまうこ
とでその 『期待通り』 というよりも、むしろその期待が大きい分 『失望』 ある
いは 『幻滅』 すらしてまう」 可能性を否定できない。
人と人の直接的なコミュニケーションが、以前に比べ格段に希薄になったとい
われる現代において、ネットを通じての 「非接触型」 ともいうべき交流が今
後ますます盛んになっていくのは疑いないし、また普通に生活していくうえで
避けて通れないともいえるだろう。当然そこから 「接触型」 に発展していく場
合も少なからず発生するわけだが、そこには必ずしもメリットだけが存在する
とはかぎらない・・・ことを留意すべきだ。
「自分の目で見たもの」 しか信用しない
ことをモットーとしている!? こじろう
2012年12月18日
『変人』 はぶれない???
東京スカイツリーの 「634 (m) 」 には及ばなかったものの、 「434 (万) 」
という前代未聞、空前絶後?ともいえる “超” 大量得票で東京都知事に当選した
N県N市出身の猪瀬直樹氏。そのN市民の一部からは、喜びのあまり?、 いっそ
のこと同氏を 「 (N市の) 名誉市民に・・・」 などという “超” トンチンカンな話
も出始めている、とかいないとか・・・。
さて昨日の某紙 「石原氏に仕えた猪瀬さん自信 『変人はぶれない』 」 というタ
イトルの記事の内容は、
・・・・・・・・・圧勝で東京都知事選を制した前副知事の猪瀬直樹さん (66才) は
一夜明けた17日午前、民放のTV番組に生出演し、首都の新リーダー
としての抱負を語った。
大量得票について 「霞が関の壁を一つ一つ壊し、東京都から国を変
えていく。その訴えが都民に届いた」 と自己分析。副知事として仕え
た石原慎太郎前知事の仕事ぶりに触れながら 「変人に仕えた僕自身
が変人。秀才はぶれるが変人はぶれない」 と冗談めかしながらも、都
のかじ取りに自信をのぞかせた。
出演後は報道陣に対し 「国も434万票という過去にない票数を尊重
してくれると思う。国と闘う大きな武器になる」 と述べ、票の重みをか
みしめながら改革への決意を新たにした・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
去る2007年6月、当時3期目の石原都知事より 「副知事に猪瀬氏を登用」 と
いう発表があった際には、 「鼻っ柱とアクの強さにかけては人後に落ちないあの
二人がよりによって 『知事と副知事』 だって?、ケンカ別れは時間の問題では」
という驚嘆と心配の入り混じった声が少なくなかった憶えがある。それから5年余
り、 (当時からその含みはあったとはいえ) その猪瀬氏が後継に指名され、空
前の大量得票で “現実に” 都知事のイスに座ることになる、と予想する人は当
時どれほどいただろうか。
ところでこのたびの猪瀬氏の 「変人はぶれない」 発言。 「自身のことを 『変
人』 と公言できる人が本当に 『変人』 なのか」 という素朴な疑問はさておき、
一般には 「言い得て妙」 という気がしないでもない。いわゆる公人や有名人
ではない自分の身近な人と接する際にも、 (その人と気心が通じるかどうかは
別として) 「その人を信用してよいかどうかの判断材料の一つ」 とすらしてもい
いのでは・・・。
飼い主から、よく 「変わったイヌだ」
と言われても、大して気にしていない
(ように見える) !? こじろう
という前代未聞、空前絶後?ともいえる “超” 大量得票で東京都知事に当選した
N県N市出身の猪瀬直樹氏。そのN市民の一部からは、喜びのあまり?、 いっそ
のこと同氏を 「 (N市の) 名誉市民に・・・」 などという “超” トンチンカンな話
も出始めている、とかいないとか・・・。
さて昨日の某紙 「石原氏に仕えた猪瀬さん自信 『変人はぶれない』 」 というタ
イトルの記事の内容は、
・・・・・・・・・圧勝で東京都知事選を制した前副知事の猪瀬直樹さん (66才) は
一夜明けた17日午前、民放のTV番組に生出演し、首都の新リーダー
としての抱負を語った。
大量得票について 「霞が関の壁を一つ一つ壊し、東京都から国を変
えていく。その訴えが都民に届いた」 と自己分析。副知事として仕え
た石原慎太郎前知事の仕事ぶりに触れながら 「変人に仕えた僕自身
が変人。秀才はぶれるが変人はぶれない」 と冗談めかしながらも、都
のかじ取りに自信をのぞかせた。
出演後は報道陣に対し 「国も434万票という過去にない票数を尊重
してくれると思う。国と闘う大きな武器になる」 と述べ、票の重みをか
みしめながら改革への決意を新たにした・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
去る2007年6月、当時3期目の石原都知事より 「副知事に猪瀬氏を登用」 と
いう発表があった際には、 「鼻っ柱とアクの強さにかけては人後に落ちないあの
二人がよりによって 『知事と副知事』 だって?、ケンカ別れは時間の問題では」
という驚嘆と心配の入り混じった声が少なくなかった憶えがある。それから5年余
り、 (当時からその含みはあったとはいえ) その猪瀬氏が後継に指名され、空
前の大量得票で “現実に” 都知事のイスに座ることになる、と予想する人は当
時どれほどいただろうか。
ところでこのたびの猪瀬氏の 「変人はぶれない」 発言。 「自身のことを 『変
人』 と公言できる人が本当に 『変人』 なのか」 という素朴な疑問はさておき、
一般には 「言い得て妙」 という気がしないでもない。いわゆる公人や有名人
ではない自分の身近な人と接する際にも、 (その人と気心が通じるかどうかは
別として) 「その人を信用してよいかどうかの判断材料の一つ」 とすらしてもい
いのでは・・・。
飼い主から、よく 「変わったイヌだ」
と言われても、大して気にしていない
(ように見える) !? こじろう
2012年12月17日
寝そべり・・・『道交法違反』!!!
忘年会シーズンも既に終盤?。夜、街なかを歩いていると、 「泥酔して寒
空の中を千鳥足でふらつく人たち」 が否が応にも目に入ってくる・・・。
さて昨日の某紙 「泥酔して道路で寝そべり・・・摘発を検討へ」 というタイ
トルの記事の内容は、
・・・・・・・・泥酔者が道路に寝そべって事故に遭うことが毎年相次いでいる
ことから、新潟県警は悪質で危険な場合は道路交通法違反で摘
発することも検討するという方針を打ち出した。
同県警交通課などによると、同県だけで2007年から11年まで
の間に道路に寝そべった泥酔者が絡んだ事故は計39件で、計
13人が死亡した。26人が重軽傷を負い、今年も11月末までに
3人が死亡している。
道路に寝そべることは道路交通法違反 (道路における危険行為)
に問われる可能性があるが、県警はこれまで泥酔者の安全を優先
しており、昨年は計398人を保護した。
しかし泥酔者が絡んだ事故が減らないため、今年から方針を転換
することとし、注意を何度も受けながら寝そべるなどした場合には
今後道交法違反での摘発を検討する。
同県警交通指導課は 「こうした行為が犯罪になる可能性があるこ
とを知ってもらい、事故を減らしたい」 としている・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
以前 「こじろう117」 で何度か、「道路に座り込んだ人」 や 「自転車」 が
事故を誘発、道交法違反で摘発された事例を取り上げたことがある。さらに
「泥酔して道路に寝そべっている」 人がやはり同法によって 「現実に」 摘
発の対象になれば、今後 「酒に酔ってどこにでも寝てしまう人」 や、 「自
分の適量すがわかっておらず、酔いつぶれてしまう人」 は、家の外で飲む
際に運転とは関係なく、それなりに慎重に飲む必要がある・・というものだ。
まあそれはともかく、泥酔して道路に寝そべり、自動車に轢かれて死亡など
したとしても、それはある意味 ”自業自得” と言えないことはない。だが自
らに全く (あるいはほとんど) 過失がないにもかかわらず、そういう連中を
轢いて死亡などさせてしまった側は本当に災難である。というのも、それで
仮に刑事上および民事上法的責任が発生しなかったとしても、 「人を轢い
て死亡などさせてしまった」 という事実自体は、その後永遠に残ってしまう
からだ。つまりその事故に関して過失や責任はなくとも 「自分が人を轢い
たその 『感触』 や目を背けたくなるような悲惨な 『光景』 は、それからの
人生でずっとつきまとう」 わけで、車を運転するたびにそれらをイヤでも思
い出さざるを得ないとすれば、その人が善良であればあるほど想像を絶す
るつらさや心の痛みに苦しむことになるだろう。
社会において少しでも無責任な行動をとると、その当人の思いがけないとこ
ろで実は他人や周囲にトンデモナイ迷惑をかけている可能性がある、ことを
忘れてはならない。
「自分の気が付かないところで飼い主に
迷惑をかけている」 つもりは全くない
!? こじろう
空の中を千鳥足でふらつく人たち」 が否が応にも目に入ってくる・・・。
さて昨日の某紙 「泥酔して道路で寝そべり・・・摘発を検討へ」 というタイ
トルの記事の内容は、
・・・・・・・・泥酔者が道路に寝そべって事故に遭うことが毎年相次いでいる
ことから、新潟県警は悪質で危険な場合は道路交通法違反で摘
発することも検討するという方針を打ち出した。
同県警交通課などによると、同県だけで2007年から11年まで
の間に道路に寝そべった泥酔者が絡んだ事故は計39件で、計
13人が死亡した。26人が重軽傷を負い、今年も11月末までに
3人が死亡している。
道路に寝そべることは道路交通法違反 (道路における危険行為)
に問われる可能性があるが、県警はこれまで泥酔者の安全を優先
しており、昨年は計398人を保護した。
しかし泥酔者が絡んだ事故が減らないため、今年から方針を転換
することとし、注意を何度も受けながら寝そべるなどした場合には
今後道交法違反での摘発を検討する。
同県警交通指導課は 「こうした行為が犯罪になる可能性があるこ
とを知ってもらい、事故を減らしたい」 としている・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
以前 「こじろう117」 で何度か、「道路に座り込んだ人」 や 「自転車」 が
事故を誘発、道交法違反で摘発された事例を取り上げたことがある。さらに
「泥酔して道路に寝そべっている」 人がやはり同法によって 「現実に」 摘
発の対象になれば、今後 「酒に酔ってどこにでも寝てしまう人」 や、 「自
分の適量すがわかっておらず、酔いつぶれてしまう人」 は、家の外で飲む
際に運転とは関係なく、それなりに慎重に飲む必要がある・・というものだ。
まあそれはともかく、泥酔して道路に寝そべり、自動車に轢かれて死亡など
したとしても、それはある意味 ”自業自得” と言えないことはない。だが自
らに全く (あるいはほとんど) 過失がないにもかかわらず、そういう連中を
轢いて死亡などさせてしまった側は本当に災難である。というのも、それで
仮に刑事上および民事上法的責任が発生しなかったとしても、 「人を轢い
て死亡などさせてしまった」 という事実自体は、その後永遠に残ってしまう
からだ。つまりその事故に関して過失や責任はなくとも 「自分が人を轢い
たその 『感触』 や目を背けたくなるような悲惨な 『光景』 は、それからの
人生でずっとつきまとう」 わけで、車を運転するたびにそれらをイヤでも思
い出さざるを得ないとすれば、その人が善良であればあるほど想像を絶す
るつらさや心の痛みに苦しむことになるだろう。
社会において少しでも無責任な行動をとると、その当人の思いがけないとこ
ろで実は他人や周囲にトンデモナイ迷惑をかけている可能性がある、ことを
忘れてはならない。
「自分の気が付かないところで飼い主に
迷惑をかけている」 つもりは全くない
!? こじろう
2012年12月16日
なんと 『3日連続』???
なんとこの 「こじろう117」 でまさか3日連続、それもそうする意図など何も
ない偶然によるもので 「警察官に関わる “不祥事” 」 を取りあげることに
なるとは・・・。
さて昨日の某紙 「 『あいさつ代わり』 と女性職員触った56歳警官」 という
タイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・兵庫県警は14日、女性職員の下半身を触ったなどとして、警備部
の男性巡査部長 (56才) を戒告の懲戒処分にした。
巡査部長は 「7~8人にした。あいさつのつもりだった」 と話し、他
の数人へのセクハラ行為も認めている。
発表によると、巡査部長は2009年3月~今年10月、計20回にわ
たり、県警本部庁舎の給湯室やエレベーター内で県警や外郭団体
女性職員3人に対し、手の甲で下半身を触ったり、肩をもんだりした
とされる。
10月に女性の1人が上司に相談し発覚、県警が調査していた・・・・
というものである。
「手の甲で女性の下半身を触ったり、(頼まれてもいないのに) 肩をもむ」 。
たとえば電車内などで行えば立派な痴漢行為・わいせつ行為であり、法律上
の刑罰を受けるだけでなく、一般の勤め人ならばその悪質性からして懲戒解
雇になるのは免れないだろう。さらにマスコミに実名報道等されれば、本人の
もならずその家族らもそれ以降恥ずかしくて自宅の外を歩けない、あるいは転
居すら余儀なくされるのがオチである。
それが 「3年以上にもわたり、本来であればそういった犯罪者を取り締まるべ
き立場にある警察官による、しかも数十回も繰り返されてきた非道が放置され、
加えて単なる戒告処分で済まされてしまう」 と聞けば、 「その甘さたるや到底
理解し難い」 というのがごくごく普通の市民感情ではないか。
それにしても 「イマドキ」 女性の下半身を触り 「あいさつのつもり」 とは何と
も開いた口が塞がらない。まあ百歩、いや千歩譲ってその巡査部長が警察官
に任用された30数年前当時、 「兵庫県警という (特殊な?) 組織」 の中で
は、そういった 「あいさつの習慣」 が一般だった?としよう。だが今やその彼
も54才、年頃の娘がいても不思議でない年齢である。もし仮にそうだとして、そ
の彼女が勤務している企業等で上司らから同じように 「あいさつ代わり」 と称
して下半身を触られた場合に、果たしてそれを当たり前だと思えるのか。イヤ妙
齢の女性でなく、もはや立派な中年 (と思われる) 彼の奥さんが同じ目に遭っ
たとしても、普通は平然としていられないハズだ。
一昨日は大阪府警、昨日は福島県警、そして今日は兵庫府警と、奇しくも?3
件ともにその当事者が 「巡査部長」 という偶然はともかく、警視庁および各道
府県警の中に 「一つくらいはまともな組織があってほしい」 と願っても、それが
今や 「ぜいたくな話」 となってしまう・・・とすれば、もう何も言えない。
飼い主らから 「あいさつ代わり」 として」
いろいろと触られたりするのを迷惑に感じ
ることもある!? こじろう
ない偶然によるもので 「警察官に関わる “不祥事” 」 を取りあげることに
なるとは・・・。
さて昨日の某紙 「 『あいさつ代わり』 と女性職員触った56歳警官」 という
タイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・兵庫県警は14日、女性職員の下半身を触ったなどとして、警備部
の男性巡査部長 (56才) を戒告の懲戒処分にした。
巡査部長は 「7~8人にした。あいさつのつもりだった」 と話し、他
の数人へのセクハラ行為も認めている。
発表によると、巡査部長は2009年3月~今年10月、計20回にわ
たり、県警本部庁舎の給湯室やエレベーター内で県警や外郭団体
女性職員3人に対し、手の甲で下半身を触ったり、肩をもんだりした
とされる。
10月に女性の1人が上司に相談し発覚、県警が調査していた・・・・
というものである。
「手の甲で女性の下半身を触ったり、(頼まれてもいないのに) 肩をもむ」 。
たとえば電車内などで行えば立派な痴漢行為・わいせつ行為であり、法律上
の刑罰を受けるだけでなく、一般の勤め人ならばその悪質性からして懲戒解
雇になるのは免れないだろう。さらにマスコミに実名報道等されれば、本人の
もならずその家族らもそれ以降恥ずかしくて自宅の外を歩けない、あるいは転
居すら余儀なくされるのがオチである。
それが 「3年以上にもわたり、本来であればそういった犯罪者を取り締まるべ
き立場にある警察官による、しかも数十回も繰り返されてきた非道が放置され、
加えて単なる戒告処分で済まされてしまう」 と聞けば、 「その甘さたるや到底
理解し難い」 というのがごくごく普通の市民感情ではないか。
それにしても 「イマドキ」 女性の下半身を触り 「あいさつのつもり」 とは何と
も開いた口が塞がらない。まあ百歩、いや千歩譲ってその巡査部長が警察官
に任用された30数年前当時、 「兵庫県警という (特殊な?) 組織」 の中で
は、そういった 「あいさつの習慣」 が一般だった?としよう。だが今やその彼
も54才、年頃の娘がいても不思議でない年齢である。もし仮にそうだとして、そ
の彼女が勤務している企業等で上司らから同じように 「あいさつ代わり」 と称
して下半身を触られた場合に、果たしてそれを当たり前だと思えるのか。イヤ妙
齢の女性でなく、もはや立派な中年 (と思われる) 彼の奥さんが同じ目に遭っ
たとしても、普通は平然としていられないハズだ。
一昨日は大阪府警、昨日は福島県警、そして今日は兵庫府警と、奇しくも?3
件ともにその当事者が 「巡査部長」 という偶然はともかく、警視庁および各道
府県警の中に 「一つくらいはまともな組織があってほしい」 と願っても、それが
今や 「ぜいたくな話」 となってしまう・・・とすれば、もう何も言えない。
飼い主らから 「あいさつ代わり」 として」
いろいろと触られたりするのを迷惑に感じ
ることもある!? こじろう
2012年12月15日
『迷惑かからない』 から???
劇場で映画を観賞する際、本編の上映前に 「NO MORE 映画泥棒」
という (少々気色の悪い?) 映画盗撮防止の啓発CMを、必ずといって
いいほど目にするようになって久しい。
さて昨日の某紙 「館内でアニメ映画盗撮3回、巡査部長を書類送検」 と
いうタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・福島県警は13日、上映中の映画を盗撮したとして高速隊所属の
巡査部長 (38才) を映画盗撮防止法違反と著作権法違反の
容疑で福島地検に書類送検し、減給10分の1 (1カ月) の懲戒
処分にしたと発表した。
県警によると、巡査部長は今年7~8月、仙台市や福島市の映画
館で撮影した際、不審に思った従業員が福島署に通報し発覚した。
巡査部長は 「自宅で見るために撮影した。迷惑はかからないだろ
うと思った」 と話しているという・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
所属は異なるとはいえ、民間でいえば同じ企業に属するような同一県警内
のいわば同僚である 「警察官」 を別の 「警察官」 が摘発・逮捕・取り調
べをし、送検する。昨今、全国で 「そういったケースがない日はない」 とい
う現状のなか、それをせざるを得ない心境はどういったものなのか、ぜひ一
度聞いてみたいものだ。
ところで、たとえば一般のドライバーが運転中、他に誰も通行していない交
差点で一時停止の標識を見逃してそのまま通過してしまい、運悪く?たま
たま居合わせた警察官に停止させられたとする。その際 「誰かに (直接)
『迷惑をかけたわけではない』 ので、(摘発を) 見逃してくれますよね」 な
どと懇願して、それが聞き入れられるかといえば、99%以上 “NO” であ
ることに疑いはない。
法を犯すことの大半は 「それにより周囲に迷惑がかかる」 ということに直
結しているものだが、 「それが現実に 『迷惑となっていない』 から免罪さ
れる」 という発想が最も通用しないのがまさに 「法の番人」 の一角として
の警察だろう。この38才の巡査部長、高速隊の所属ということで、これまで
に数多くの 「速度違反ドライバー」 を取り締まり、摘発してきた可能性が
高いと思われるが、 「一般市民には決して認めず許さない理屈を、自分
自身についてだけは極めて都合よく適用しようとする、その神経の図太さ
は相当のもの」 と言わざるを得ない。
なぜかたまたま、全く異なる種類の警察官の不祥事を2日連続で取り上げ
ることになったが、こういう 「とんでもなく、すっトボケた」 輩が多く存在す
る全国の警察組織に 「自らの不祥事を少しでも減らす」 ことを期待しても
それは野暮、というものかもしれない。
「飼い主の迷惑にならない 『イタズラ』
などない」 とわかっていながら、それら
を止めようとしない!? こじろう
という (少々気色の悪い?) 映画盗撮防止の啓発CMを、必ずといって
いいほど目にするようになって久しい。
さて昨日の某紙 「館内でアニメ映画盗撮3回、巡査部長を書類送検」 と
いうタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・福島県警は13日、上映中の映画を盗撮したとして高速隊所属の
巡査部長 (38才) を映画盗撮防止法違反と著作権法違反の
容疑で福島地検に書類送検し、減給10分の1 (1カ月) の懲戒
処分にしたと発表した。
県警によると、巡査部長は今年7~8月、仙台市や福島市の映画
館で撮影した際、不審に思った従業員が福島署に通報し発覚した。
巡査部長は 「自宅で見るために撮影した。迷惑はかからないだろ
うと思った」 と話しているという・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
所属は異なるとはいえ、民間でいえば同じ企業に属するような同一県警内
のいわば同僚である 「警察官」 を別の 「警察官」 が摘発・逮捕・取り調
べをし、送検する。昨今、全国で 「そういったケースがない日はない」 とい
う現状のなか、それをせざるを得ない心境はどういったものなのか、ぜひ一
度聞いてみたいものだ。
ところで、たとえば一般のドライバーが運転中、他に誰も通行していない交
差点で一時停止の標識を見逃してそのまま通過してしまい、運悪く?たま
たま居合わせた警察官に停止させられたとする。その際 「誰かに (直接)
『迷惑をかけたわけではない』 ので、(摘発を) 見逃してくれますよね」 な
どと懇願して、それが聞き入れられるかといえば、99%以上 “NO” であ
ることに疑いはない。
法を犯すことの大半は 「それにより周囲に迷惑がかかる」 ということに直
結しているものだが、 「それが現実に 『迷惑となっていない』 から免罪さ
れる」 という発想が最も通用しないのがまさに 「法の番人」 の一角として
の警察だろう。この38才の巡査部長、高速隊の所属ということで、これまで
に数多くの 「速度違反ドライバー」 を取り締まり、摘発してきた可能性が
高いと思われるが、 「一般市民には決して認めず許さない理屈を、自分
自身についてだけは極めて都合よく適用しようとする、その神経の図太さ
は相当のもの」 と言わざるを得ない。
なぜかたまたま、全く異なる種類の警察官の不祥事を2日連続で取り上げ
ることになったが、こういう 「とんでもなく、すっトボケた」 輩が多く存在す
る全国の警察組織に 「自らの不祥事を少しでも減らす」 ことを期待しても
それは野暮、というものかもしれない。
「飼い主の迷惑にならない 『イタズラ』
などない」 とわかっていながら、それら
を止めようとしない!? こじろう
2012年12月14日
『のめり込む』???
その置かれている地位や立場にもよるが、たとえばもし一般のビジネス
マンが、 「自分で考えて 『自由に』 仕事をしてきなさい。ただし成果は
キッチリ挙げること」 などと言われた場合、素直に 「わかりました」 と
張り切れる人はどれだけいるだろうか。 「自由に・・・」 といえば聞こえ
はよいが、具体的に業務の指示を出してくれた方がはるかに気持ちが
楽であるのはいうまでもない。
さて昨日の某紙 「警官 『捜査』 と外出し、毎日パチンコ・・・解雇処分」
というタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・約1カ月にわたり、ほぼ毎日捜査だと言って外出してはパチンコ
店に行き、職務を怠ったとして大阪府警は12日、南署刑事課の
男性巡査部長 (51才) を戒告の懲戒処分にした。
府警監察室の発表では、巡査部長は暴力団捜査を担当。外出先
で関係者に接触して情報を得るのが仕事だったが、8月下旬から
の出勤日はほぼ毎日、大阪市中央区の店で1~3時間パチンコを
していた。
10月下旬、別の捜査でこの店に立ち寄った警察官がパチンコを打
つ巡査部長を発見。店側の話で 「常連客」 とわかり、防犯カメラ
映像でも通いつめていることが確認されたという。
巡査部長は府警の調べに 「最初は地元の暴力団事情に詳しそう
な客に声をかけて情報を得るつもりだったが、パチンコにのめり込
んでしまった」 と話している・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
特定の捜査本部などに属しているわけでもなく、暴力団に関する (一般的
な) 情報の収集などと聞けば、素人目にはいかにも 「楽そうな業務」 と映
りそうだが、その当人してみれば 「何を以って成果として認めてもらえるの
か」 などと考え、それはそれでなかなか大変なのかもしれない。
もっとも警察業務などというものは、ある意味 「ヒマな分、それだけ世の中
は平和という証」 という見方もできるから、実際にはこういった例は日常茶
飯事、氷山の一角なのだろう。
それにしても 「 (最初は) 情報を得るつもりだったが、パチンコにのめり
込んでしまった」 という巡査部長のコメント、正直といえばその通りだろう
が、それはまるで小学生が、 「宿題をやろうとしたけど、マンガが近くにあ
ったのでそれにのめり込んでしまい、できなかった」 と親に言い訳するの
と同じレベルなのは疑いない。警察にかぎらずいかなる組織においてもそう
だが、 「ムダに勤続年数だけを重ね、成長していくどころかますます考え方
が幼稚になっていく」 ような中年オヤジは本当に厄介な存在のようだ。
ムダに歳を重ねているつもり
は微塵もない!? こじろう
マンが、 「自分で考えて 『自由に』 仕事をしてきなさい。ただし成果は
キッチリ挙げること」 などと言われた場合、素直に 「わかりました」 と
張り切れる人はどれだけいるだろうか。 「自由に・・・」 といえば聞こえ
はよいが、具体的に業務の指示を出してくれた方がはるかに気持ちが
楽であるのはいうまでもない。
さて昨日の某紙 「警官 『捜査』 と外出し、毎日パチンコ・・・解雇処分」
というタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・約1カ月にわたり、ほぼ毎日捜査だと言って外出してはパチンコ
店に行き、職務を怠ったとして大阪府警は12日、南署刑事課の
男性巡査部長 (51才) を戒告の懲戒処分にした。
府警監察室の発表では、巡査部長は暴力団捜査を担当。外出先
で関係者に接触して情報を得るのが仕事だったが、8月下旬から
の出勤日はほぼ毎日、大阪市中央区の店で1~3時間パチンコを
していた。
10月下旬、別の捜査でこの店に立ち寄った警察官がパチンコを打
つ巡査部長を発見。店側の話で 「常連客」 とわかり、防犯カメラ
映像でも通いつめていることが確認されたという。
巡査部長は府警の調べに 「最初は地元の暴力団事情に詳しそう
な客に声をかけて情報を得るつもりだったが、パチンコにのめり込
んでしまった」 と話している・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
特定の捜査本部などに属しているわけでもなく、暴力団に関する (一般的
な) 情報の収集などと聞けば、素人目にはいかにも 「楽そうな業務」 と映
りそうだが、その当人してみれば 「何を以って成果として認めてもらえるの
か」 などと考え、それはそれでなかなか大変なのかもしれない。
もっとも警察業務などというものは、ある意味 「ヒマな分、それだけ世の中
は平和という証」 という見方もできるから、実際にはこういった例は日常茶
飯事、氷山の一角なのだろう。
それにしても 「 (最初は) 情報を得るつもりだったが、パチンコにのめり
込んでしまった」 という巡査部長のコメント、正直といえばその通りだろう
が、それはまるで小学生が、 「宿題をやろうとしたけど、マンガが近くにあ
ったのでそれにのめり込んでしまい、できなかった」 と親に言い訳するの
と同じレベルなのは疑いない。警察にかぎらずいかなる組織においてもそう
だが、 「ムダに勤続年数だけを重ね、成長していくどころかますます考え方
が幼稚になっていく」 ような中年オヤジは本当に厄介な存在のようだ。
ムダに歳を重ねているつもり
は微塵もない!? こじろう
2012年12月13日
本当の 『被害者』 は???
現在のようなデフレ・不況下において、たとえば平均的サラリーマンがその
乏しい?小遣いの中から、せっせと 「 (わずか) 2年で、100万円を貯め
る」 のはそれほどたやすいとはいえないだろう・・・。
さて昨日の某紙 「落し物着服 『2年で100万円』 JR職員解雇」 というタ
イトルの記事の内容は、
・・・・・・・・JR西日本和歌山支社は10日、落し物として届いた1万円を着服
したなどとして、和歌山駅の男性駅員 (34才) を7日付で懲戒
解雇処分とし、同日和歌山東署に業務上横領容疑で被害届を出
したと発表した。
今年6月、電車内で乗客が拾った1万円を車掌から受け取り、着
服した疑い。
駅員は支社の調べに対し、 「約2年前から計約100万円を着服
し、生活費に使った」 と話し、ロッカーなどから落し物の財布やカ
バンなど約80点が見つかっているという。同支社はこれらについ
ても刑事告訴する方針。
この駅員は、6年前から契約社員として同駅で落し物の管理を担
当していた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
この記事を読んでまず、 「なぜ、こういった稚拙な不正が2年間も発覚せず
放置されたままだったのか」 という素朴な疑問を抱いてしまう。もちろん中に
は 「落としたことに気付いていない」 「気付いたとしても、それが電車内や
駅構内だとは思わなかった」 というような落とし主も相当数いるだろう。だが、
実際に駅に自分の落し物についての問い合わせしたケースもやはり少なくな
いハズだ。落し物管理担当は同駅でこの職員だけではなかったにしても、日
頃から不自然な点はいくつも存在していたと思われ、組織としてそういったこ
とにどのような対処や対応をしていたのか、首を大きく傾げてしまう。
管轄するJR西日本和歌山支社として今回 「被害届」 を出し、さらに余罪に
ついて刑事告訴しようとするのは一応当然として、 「被害者面」 をする前に
こういった不正を生み、放置してきた組織としての体たらくぶりを認め、猛省
し説明、謝罪することが必要だろう。本当の 「被害者」 は、財布などを落と
したことに気付いていながら、 「そんなものありませんでしたよ」 とか 「届
けられていません」 と 「取り合ってもらえなかった」 あるいは 「はぐらかさ
れ着服された」 落とし主、ならびに本来であれば財布の中にその連絡先な
どを記したものが入っていて駅側から連絡等を受けるハズなのに、そのまま
駅員にネコババされてしまった落とし主らである・・・のはいうまでもない。
思わぬ形で見つけ手に入れたオヤツ
などでも 「イザというときのためにと
っておく」 という発想はまるでなく、す
ぐに口に入れてしまう!? こじろう
乏しい?小遣いの中から、せっせと 「 (わずか) 2年で、100万円を貯め
る」 のはそれほどたやすいとはいえないだろう・・・。
さて昨日の某紙 「落し物着服 『2年で100万円』 JR職員解雇」 というタ
イトルの記事の内容は、
・・・・・・・・JR西日本和歌山支社は10日、落し物として届いた1万円を着服
したなどとして、和歌山駅の男性駅員 (34才) を7日付で懲戒
解雇処分とし、同日和歌山東署に業務上横領容疑で被害届を出
したと発表した。
今年6月、電車内で乗客が拾った1万円を車掌から受け取り、着
服した疑い。
駅員は支社の調べに対し、 「約2年前から計約100万円を着服
し、生活費に使った」 と話し、ロッカーなどから落し物の財布やカ
バンなど約80点が見つかっているという。同支社はこれらについ
ても刑事告訴する方針。
この駅員は、6年前から契約社員として同駅で落し物の管理を担
当していた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
この記事を読んでまず、 「なぜ、こういった稚拙な不正が2年間も発覚せず
放置されたままだったのか」 という素朴な疑問を抱いてしまう。もちろん中に
は 「落としたことに気付いていない」 「気付いたとしても、それが電車内や
駅構内だとは思わなかった」 というような落とし主も相当数いるだろう。だが、
実際に駅に自分の落し物についての問い合わせしたケースもやはり少なくな
いハズだ。落し物管理担当は同駅でこの職員だけではなかったにしても、日
頃から不自然な点はいくつも存在していたと思われ、組織としてそういったこ
とにどのような対処や対応をしていたのか、首を大きく傾げてしまう。
管轄するJR西日本和歌山支社として今回 「被害届」 を出し、さらに余罪に
ついて刑事告訴しようとするのは一応当然として、 「被害者面」 をする前に
こういった不正を生み、放置してきた組織としての体たらくぶりを認め、猛省
し説明、謝罪することが必要だろう。本当の 「被害者」 は、財布などを落と
したことに気付いていながら、 「そんなものありませんでしたよ」 とか 「届
けられていません」 と 「取り合ってもらえなかった」 あるいは 「はぐらかさ
れ着服された」 落とし主、ならびに本来であれば財布の中にその連絡先な
どを記したものが入っていて駅側から連絡等を受けるハズなのに、そのまま
駅員にネコババされてしまった落とし主らである・・・のはいうまでもない。
思わぬ形で見つけ手に入れたオヤツ
などでも 「イザというときのためにと
っておく」 という発想はまるでなく、す
ぐに口に入れてしまう!? こじろう
2012年12月12日
『どこまで対応』???(その2)
「こじろう117」・・・『どこまで対応』???(その1)・・・の続きである。
(その1) で、暴行被害に遭い不登校の状態にある生徒の両親が学校に
対し、 「通常の当たり前の時間帯に通学できるような環境作り」 を要求
するのは至極もっともなことである。そしてその責務にこたえられない学校
側が 「教育に携わる組織の体をなしていない」 と非難の対象となり、さ
らにはそこに属する教職員は 「教育者として失格」 の烙印を押されても
反論し難いというものだ。
だがそれはそれとして、今回の状況下において学校側の提案した対応に
については、この時点で学校ができる (最善とまでは言えなくとも) 次善
に位置するくらいの策と考えるべきではないか。もちろん、被害に遭った生
徒が進んで (喜んで) 通学するようになるのが理想ではあるが、学校側
のはたらきかけや努力だけではいかんともし難いのが現実だろう。それゆ
え、わざわざ放課後に時間と場所を使い特別な指導を提供しようとしたわ
けで、そういった苦肉の姿勢に対して保護者側は感謝こそすれ、 「不信感
を抱くにとどまらず、さらにそれをマスコミを通じ非難めいた世論とする」 の
は、いくらなんでもやりすぎというものではないか。
今回、被害に遭った生徒の側にも非があったことに (仮にそうであっても)
言及すべきでないのは当然だろう。もちろん、その当人に全く落ち度がない
にもかかわらずそういう目に遭わされたとすれば、それは理不尽極まりなく、
決して容赦すべきでない。だが、その生徒自身はともかく、少なくとも結果的
に当人を守ってやれなかった両親の側には、それなりの反省点が存在する
はずである。したがって 「よりによって神聖な教育の場で重傷を負わされた
こと」 自体について学校に不満を抱くことはまだいいとして、その後学校側
の提示したその時点における精一杯と思える対応についてにまでも 「不信
感を抱く」 ことで、少なくとも世間の良識人の理解を得られるとは考え難い。
学校に関してのみならず、社会ではいかなる組織などにおいても 「本来の
理想的状況下にあるとはかぎらない」 どころかむしろ、 「それなりのさまざ
まな問題を抱え、混乱している」 方が一般的とすらいえる。いくら気に入ら
ないことがあるからといって、置かれている状況を考慮せず言いたい放題で
は 「モンスター・・・」 と何ら変わらなくなってしまう。
「自分の住環境は必ずしも理想的ではない」
ことを主張したいのを、じっと耐えている!?
こじろう
(その1) で、暴行被害に遭い不登校の状態にある生徒の両親が学校に
対し、 「通常の当たり前の時間帯に通学できるような環境作り」 を要求
するのは至極もっともなことである。そしてその責務にこたえられない学校
側が 「教育に携わる組織の体をなしていない」 と非難の対象となり、さ
らにはそこに属する教職員は 「教育者として失格」 の烙印を押されても
反論し難いというものだ。
だがそれはそれとして、今回の状況下において学校側の提案した対応に
については、この時点で学校ができる (最善とまでは言えなくとも) 次善
に位置するくらいの策と考えるべきではないか。もちろん、被害に遭った生
徒が進んで (喜んで) 通学するようになるのが理想ではあるが、学校側
のはたらきかけや努力だけではいかんともし難いのが現実だろう。それゆ
え、わざわざ放課後に時間と場所を使い特別な指導を提供しようとしたわ
けで、そういった苦肉の姿勢に対して保護者側は感謝こそすれ、 「不信感
を抱くにとどまらず、さらにそれをマスコミを通じ非難めいた世論とする」 の
は、いくらなんでもやりすぎというものではないか。
今回、被害に遭った生徒の側にも非があったことに (仮にそうであっても)
言及すべきでないのは当然だろう。もちろん、その当人に全く落ち度がない
にもかかわらずそういう目に遭わされたとすれば、それは理不尽極まりなく、
決して容赦すべきでない。だが、その生徒自身はともかく、少なくとも結果的
に当人を守ってやれなかった両親の側には、それなりの反省点が存在する
はずである。したがって 「よりによって神聖な教育の場で重傷を負わされた
こと」 自体について学校に不満を抱くことはまだいいとして、その後学校側
の提示したその時点における精一杯と思える対応についてにまでも 「不信
感を抱く」 ことで、少なくとも世間の良識人の理解を得られるとは考え難い。
学校に関してのみならず、社会ではいかなる組織などにおいても 「本来の
理想的状況下にあるとはかぎらない」 どころかむしろ、 「それなりのさまざ
まな問題を抱え、混乱している」 方が一般的とすらいえる。いくら気に入ら
ないことがあるからといって、置かれている状況を考慮せず言いたい放題で
は 「モンスター・・・」 と何ら変わらなくなってしまう。
「自分の住環境は必ずしも理想的ではない」
ことを主張したいのを、じっと耐えている!?
こじろう
2012年12月11日
『どこまで対応』??? (その1)
さまざまな対策もむなしく、学校における 「いじめ」 に関する問題が年々
改善されるどころか、ますます深刻化しているのは嘆かわしいばかりである
・・・。
さて昨日の某紙 「暴行被害生徒に 『午後5時からの通学』 提案、両親が
中学校に不信感」 というタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・相模原市立中学校3年の男子生徒 (15才) が同級生の鼻骨を
折る傷害の疑いで逮捕、送検された事件で、学校が被害生徒の
両親に午後5時からの通学を提案していたことがわかった。両親
は 「通常の時間帯に安心して登校できるよう、対処してほしい」
と学校側の対応に不信感を募らせている。
被害生徒の両親によると、生徒は手術後の痛みと心理的不安か
ら11月5日に学力試験を受けた以外、登校できない状態が続い
ている。加害生徒以外からも1年生の1学期から嫌がらせや暴力
などのイジメを受けてきた経緯があり、両親は学校に改善策を求
めていたという。
こうした要請に対し、学校側は加害生徒への出席停止措置を行わ
ない一方で、両親の意向に反して電話などで複数回、 「在校生が
下校を終える午後5時頃からの校長室への夜間通学」 を提案し
たという。
校長 (58才) は、 「 (被害) 生徒は高校受験も控えており、学
習支援をするためだった」 と説明。両親は 「時間外でなく、日中
に通学する、当たり前の学校生活をなぜ保証してくれないのか」 と
学校側の対応に疑問を投げかけている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
学校内で、愛するわが子が同級生に 「鼻骨を折られる」 ほどの重傷や心
の傷を負わされた両親の心の痛みや悔しさは、まさに筆舌に尽くしがたいと
しても過言ではないだろう。また、 「通常の時間帯に通学する、当たり前の
学校生活を保証してほしい」 というのも、一般に子どもを学校に通わせてい
る親の願望として、ごくごく普通のものであることに疑いはない。
だがそれはそれとして、上記記事に出てくる中学校の対応が、現実の状況
下において、 「はたして保護者の側に強い不信感を抱かれ、広く世間から
非難されるようなものなのか」 に関して、必ずしも簡単に 「その通りだ」 と
うなずくことは (少なくとも個人的には) できそうもない。その具体的検討
については 「こじろう117」・・・『どこまで対応』???(その2)・・・でこの続
きとして詳しく行いたいと思う。
「飼い主をいじめる」 ことはあっても、
「飼い主からいじめられる」 ことはあ
りえない、と断言できる!? こじろう
改善されるどころか、ますます深刻化しているのは嘆かわしいばかりである
・・・。
さて昨日の某紙 「暴行被害生徒に 『午後5時からの通学』 提案、両親が
中学校に不信感」 というタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・相模原市立中学校3年の男子生徒 (15才) が同級生の鼻骨を
折る傷害の疑いで逮捕、送検された事件で、学校が被害生徒の
両親に午後5時からの通学を提案していたことがわかった。両親
は 「通常の時間帯に安心して登校できるよう、対処してほしい」
と学校側の対応に不信感を募らせている。
被害生徒の両親によると、生徒は手術後の痛みと心理的不安か
ら11月5日に学力試験を受けた以外、登校できない状態が続い
ている。加害生徒以外からも1年生の1学期から嫌がらせや暴力
などのイジメを受けてきた経緯があり、両親は学校に改善策を求
めていたという。
こうした要請に対し、学校側は加害生徒への出席停止措置を行わ
ない一方で、両親の意向に反して電話などで複数回、 「在校生が
下校を終える午後5時頃からの校長室への夜間通学」 を提案し
たという。
校長 (58才) は、 「 (被害) 生徒は高校受験も控えており、学
習支援をするためだった」 と説明。両親は 「時間外でなく、日中
に通学する、当たり前の学校生活をなぜ保証してくれないのか」 と
学校側の対応に疑問を投げかけている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
学校内で、愛するわが子が同級生に 「鼻骨を折られる」 ほどの重傷や心
の傷を負わされた両親の心の痛みや悔しさは、まさに筆舌に尽くしがたいと
しても過言ではないだろう。また、 「通常の時間帯に通学する、当たり前の
学校生活を保証してほしい」 というのも、一般に子どもを学校に通わせてい
る親の願望として、ごくごく普通のものであることに疑いはない。
だがそれはそれとして、上記記事に出てくる中学校の対応が、現実の状況
下において、 「はたして保護者の側に強い不信感を抱かれ、広く世間から
非難されるようなものなのか」 に関して、必ずしも簡単に 「その通りだ」 と
うなずくことは (少なくとも個人的には) できそうもない。その具体的検討
については 「こじろう117」・・・『どこまで対応』???(その2)・・・でこの続
きとして詳しく行いたいと思う。
「飼い主をいじめる」 ことはあっても、
「飼い主からいじめられる」 ことはあ
りえない、と断言できる!? こじろう
2012年12月10日
『眉毛』 つながってない???
「人は見かけによらない」 とは、裏を返せば 「人は見た目がいかに重要か」
ということでもある・・・。
さて昨日の某紙 「婚活男性 『白い靴下、つながり眉毛』 はダメ」 というタ
イトルの記事の内容は、
・・・・・・・・・新潟県の新発田市が9日に初めて開催した婚活イベントの中で、
男性参加者が会話の仕方や身だしなみについて学ぶ講習会が
同市の生涯生活センターで開催された。
「白い靴下やコロンは禁止。眉毛はつながっていませんか・・・」。
あいさつの仕方や話題選び、服装、香水など、イベント企画会社
の女性講師の細かいアドバイスに、男性参加者24人は熱心に
耳を傾けていた。
同市のこども課は少子化や未婚化の解消につながることを期待。
担当者は 「結婚、出産につながれば何より。盛り上がればイベ
ントを継続したい」 とする。
講習会を企画した会社の社長は 「事前講習をすると第一印象が
ガラりと変わり、盛り上がりが全く違う。男性がリードして楽しい雰
囲気を作ってほしい」 と話す・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
以前 「こじろう117」・・・“婚活大学校”!!!・・・で、昨今の 「真剣に婚活
の推進に乗り出す ”自治体” 」 について取り上げたことがあるが、もはや
そういった事例は珍しくない、ということのようだ。
ところで上記記事の婚活男性へのアドバイスに出てくるまず 「白い靴下」 。
昔からもちろん 「スーツに白い靴下はNG」 とされており、ビジネスの現場
でそれを履いているのを見れば、それだけで (口には決して出ないにしても)
「変わった人だなあ」 と感じられ、少なからずマイナスに作用するものだが、
昨今ではスーツ着用時などでない、つまり私服に関してもたしかに白い (長
めの) ソックス類をあまり見かけなくなった、と思うのは自分だけだろうか。
次に 「 『つながり眉毛』 はNG」 について。漫画のキャラクターとしてはし
ばしば見かけるものの、実際にそういう (眉毛のつながっている) 人が身
近にいないため個人的にそのイメージを思い描くこと自体が今一つ困難だ
が、以前何かで 「女性の嫌う男性のタイプ」 の上位?に 「眉毛の手入れ
をしている人」 というのが入っていたおぼえがある。ということは、むしろヘ
タにいじればそれはそれで逆効果になりかねないのかもしれない。
結局、旧世代人間としては 「やはり男性は自然体が一番・・・」 と考えたい
のだが・・・。
「イヌは自然体が一番」 と言いながらも、
飼い主がいろいろと着せるのを迷惑に
感じることもある!? こじろう
ということでもある・・・。
さて昨日の某紙 「婚活男性 『白い靴下、つながり眉毛』 はダメ」 というタ
イトルの記事の内容は、
・・・・・・・・・新潟県の新発田市が9日に初めて開催した婚活イベントの中で、
男性参加者が会話の仕方や身だしなみについて学ぶ講習会が
同市の生涯生活センターで開催された。
「白い靴下やコロンは禁止。眉毛はつながっていませんか・・・」。
あいさつの仕方や話題選び、服装、香水など、イベント企画会社
の女性講師の細かいアドバイスに、男性参加者24人は熱心に
耳を傾けていた。
同市のこども課は少子化や未婚化の解消につながることを期待。
担当者は 「結婚、出産につながれば何より。盛り上がればイベ
ントを継続したい」 とする。
講習会を企画した会社の社長は 「事前講習をすると第一印象が
ガラりと変わり、盛り上がりが全く違う。男性がリードして楽しい雰
囲気を作ってほしい」 と話す・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
以前 「こじろう117」・・・“婚活大学校”!!!・・・で、昨今の 「真剣に婚活
の推進に乗り出す ”自治体” 」 について取り上げたことがあるが、もはや
そういった事例は珍しくない、ということのようだ。
ところで上記記事の婚活男性へのアドバイスに出てくるまず 「白い靴下」 。
昔からもちろん 「スーツに白い靴下はNG」 とされており、ビジネスの現場
でそれを履いているのを見れば、それだけで (口には決して出ないにしても)
「変わった人だなあ」 と感じられ、少なからずマイナスに作用するものだが、
昨今ではスーツ着用時などでない、つまり私服に関してもたしかに白い (長
めの) ソックス類をあまり見かけなくなった、と思うのは自分だけだろうか。
次に 「 『つながり眉毛』 はNG」 について。漫画のキャラクターとしてはし
ばしば見かけるものの、実際にそういう (眉毛のつながっている) 人が身
近にいないため個人的にそのイメージを思い描くこと自体が今一つ困難だ
が、以前何かで 「女性の嫌う男性のタイプ」 の上位?に 「眉毛の手入れ
をしている人」 というのが入っていたおぼえがある。ということは、むしろヘ
タにいじればそれはそれで逆効果になりかねないのかもしれない。
結局、旧世代人間としては 「やはり男性は自然体が一番・・・」 と考えたい
のだが・・・。
「イヌは自然体が一番」 と言いながらも、
飼い主がいろいろと着せるのを迷惑に
感じることもある!? こじろう
2012年12月09日
『安価』 な “1200億円”???
たとえば 「今回の (家族) 旅行はいつもより 『安価』 に済ませることができた」
などと耳にしても、その 「安価」 の ”基準” はそれぞれの家庭によりさまざまで
あるのはいうまでもない。
さて先日の某紙 「米民間企業が 『安価な』 月旅行を計画、1回1200億円」 と
いうタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・米航空宇宙局 (NASA) の元フライトディレクターらが立ち上げたコロ
ラド州にある新興企業 「ゴールデン・スパイク」 が、1回あたり15億ドル
(約1240億円) での月への旅行計画を進めている。政府主導の月探
索計画に比べ、費用は格段に安いという。
計画では、NASAの宇宙飛行士を国際宇宙ステーション (ISS) に運
ぶために現在開発されているロケットと宇宙船を使う。
顧客がどれくらい集まるかにもよるが、最初の飛行は2020年までに準
備できそうだという。
同社の社長によると、最初の飛行を実現するためには70~80億ドル
(約5800~6600億円) の投資が必要。その後飛行の手法が確立で
きれば1回あたりのコストは約15億ドルまで下がる見込み。
一回の飛行で2人を最長2日ほど月に送り込む計画で、同社長は 「ロ
ボット探査の費用で有人月ミッションが可能になる」 と語っている・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
フォーブスの2011年版 「日本の資産家ランキング」 によると、第1位がかの
孫正義氏でその所有資産が約6700億円、2位がユニクロの柳井氏 (一家)
で約6200億円・・・などとなっている。
まあ、これが 「世界 (現在第2位) 」 のビル・ゲイツ氏クラスともなれば、数
兆円規模に跳ね上がるらしいが、いずれにせよいくら相対的に 「安価」 とは
いえ、 「たった一回の正味2日間?の個人旅行に、1000億円を超える金額を
ポン!と出せる (出そうとする) 人が果たしてどのくらい存在するのか」 は大
変に興味深いというものだ。
「安価」 であろうとなかろうと構わない
が、日々のオヤツの 「質」 にはこだ
わってほしい!? こじろう
などと耳にしても、その 「安価」 の ”基準” はそれぞれの家庭によりさまざまで
あるのはいうまでもない。
さて先日の某紙 「米民間企業が 『安価な』 月旅行を計画、1回1200億円」 と
いうタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・米航空宇宙局 (NASA) の元フライトディレクターらが立ち上げたコロ
ラド州にある新興企業 「ゴールデン・スパイク」 が、1回あたり15億ドル
(約1240億円) での月への旅行計画を進めている。政府主導の月探
索計画に比べ、費用は格段に安いという。
計画では、NASAの宇宙飛行士を国際宇宙ステーション (ISS) に運
ぶために現在開発されているロケットと宇宙船を使う。
顧客がどれくらい集まるかにもよるが、最初の飛行は2020年までに準
備できそうだという。
同社の社長によると、最初の飛行を実現するためには70~80億ドル
(約5800~6600億円) の投資が必要。その後飛行の手法が確立で
きれば1回あたりのコストは約15億ドルまで下がる見込み。
一回の飛行で2人を最長2日ほど月に送り込む計画で、同社長は 「ロ
ボット探査の費用で有人月ミッションが可能になる」 と語っている・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
フォーブスの2011年版 「日本の資産家ランキング」 によると、第1位がかの
孫正義氏でその所有資産が約6700億円、2位がユニクロの柳井氏 (一家)
で約6200億円・・・などとなっている。
まあ、これが 「世界 (現在第2位) 」 のビル・ゲイツ氏クラスともなれば、数
兆円規模に跳ね上がるらしいが、いずれにせよいくら相対的に 「安価」 とは
いえ、 「たった一回の正味2日間?の個人旅行に、1000億円を超える金額を
ポン!と出せる (出そうとする) 人が果たしてどのくらい存在するのか」 は大
変に興味深いというものだ。
「安価」 であろうとなかろうと構わない
が、日々のオヤツの 「質」 にはこだ
わってほしい!? こじろう
2012年12月08日
イヌの 『運転手』!!!
警察犬や盲導犬など、人間社会でいろいろと活躍するイヌはたしかに珍し
くない・・・が。
さて昨日の某紙 「犬の 『運転手』 、動物愛護キャンペーンで腕前披露」
というタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・ニュージーランドの動物虐待防止協会が企画したキャンペーン
の一環で、ドライバー席に座って車を運転するイヌの姿が披露
された。犬の知能の高さについて知ってもらい里親を増やすこと
が目的だという。
「ドライバー」 に選ばれたのは18か月のジャイアント・シュナイ
ザーの 「モンティ」 (写真は コチラ) など3匹。
9月から運転の訓練を続けており、はじめは脚をシフトレバーに
乗せる練習や、運転席に座ることから始めた。現在では車にエ
ンジンをかけてアクセルを踏み、運転できるレベルに達している
という。
トレーナーの男性は 「スピードを出し過ぎたり、訓練士が轢か
れそうになるなどのハプニングがあったが、今は大丈夫」 とコ
メント。モンティたちは来週、TVの生放送で運転スキルを披露
する予定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
飼い犬の 「こじろう」 がまだ生後4~5ヶ月の頃、小さなイヌ用バッグに
入れたまま車の助手席に乗せ、検診のため動物病院に向かっていた際
のこと。なぜか突然バッグのファスナーが開いてしまい、そこから飛び出
した 「こじろう」 が運転している自分の膝からハンドルの上に乗り移り、
クラクションを鳴らすなどして大暴れ?することがあった。前を走る車のバ
ックミラーには 「まるでイヌが運転しているかのよう」 に映り、そのドラ
イバーを大変に驚かせてしまったのでは、と今さらながら反省している。
ところで、いくらイヌの知能がまずまず高いとしても、さすがに人間と同じ
ように自らの意思で自由に運転できるとは思えない。だが、いずれ人間
の運転の補助者?として、盲導犬のような役割を果たす日がやってくる
・・・とすれば、すばらしい。
飼い主の車の運転席で 「大暴れ」 した
当時の!? こじろう
くない・・・が。
さて昨日の某紙 「犬の 『運転手』 、動物愛護キャンペーンで腕前披露」
というタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・ニュージーランドの動物虐待防止協会が企画したキャンペーン
の一環で、ドライバー席に座って車を運転するイヌの姿が披露
された。犬の知能の高さについて知ってもらい里親を増やすこと
が目的だという。
「ドライバー」 に選ばれたのは18か月のジャイアント・シュナイ
ザーの 「モンティ」 (写真は コチラ) など3匹。
9月から運転の訓練を続けており、はじめは脚をシフトレバーに
乗せる練習や、運転席に座ることから始めた。現在では車にエ
ンジンをかけてアクセルを踏み、運転できるレベルに達している
という。
トレーナーの男性は 「スピードを出し過ぎたり、訓練士が轢か
れそうになるなどのハプニングがあったが、今は大丈夫」 とコ
メント。モンティたちは来週、TVの生放送で運転スキルを披露
する予定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
飼い犬の 「こじろう」 がまだ生後4~5ヶ月の頃、小さなイヌ用バッグに
入れたまま車の助手席に乗せ、検診のため動物病院に向かっていた際
のこと。なぜか突然バッグのファスナーが開いてしまい、そこから飛び出
した 「こじろう」 が運転している自分の膝からハンドルの上に乗り移り、
クラクションを鳴らすなどして大暴れ?することがあった。前を走る車のバ
ックミラーには 「まるでイヌが運転しているかのよう」 に映り、そのドラ
イバーを大変に驚かせてしまったのでは、と今さらながら反省している。
ところで、いくらイヌの知能がまずまず高いとしても、さすがに人間と同じ
ように自らの意思で自由に運転できるとは思えない。だが、いずれ人間
の運転の補助者?として、盲導犬のような役割を果たす日がやってくる
・・・とすれば、すばらしい。
飼い主の車の運転席で 「大暴れ」 した
当時の!? こじろう
2012年12月07日
『点検』 のための点検・・・???
いわゆる “閉所恐怖症” の人でなくても、突然、わずか数平米の空間に、
しかもたった一人で閉じ込められれば・・・。
さて昨日の某紙 「男性、エレベーターに閉じ込められる」 というタイトルの
記事の内容は、
・・・・・・・・5日午前8:25頃、名古屋市中村区の地下鉄東山線中村公園駅
で、地上と地下室を結ぶエレベーターに男性が20分閉じ込められ
た。男性にケガはなかった。このエレベーターでは以前にも2回
故障による閉じ込めがあった。
市交通局によると、男性が地上から地下1階に下りるためにエレ
ベーターに乗ったところ、逆に10㎝上昇。安全装置が作動し、扉
が閉まった状態で停止した。巡回中の駅係員が別の客から連絡
を受け、約20分後に保守会社の係員が男性を救出した。
エレベーターは日立製作所製で1997年3月から使用。日立ビル
管理システムが保守管理を担当している。月1回点検しており、
今月3日 (2日前) の点検では異常がなかった。
市交通局の担当者は 「今回の事故を受けて原因分析し、対策を
講じるが、現時点で管理下にあるすべてのエレベーターの一斉点
検は考えていない」 と話す・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
わずか一週間前、 「こじろう117」・・・目の前の 『床がない』!!!・・・で、
エレベーターに関する 「あり得ない誤作動」 について触れたばかりだが、こ
ういった事件?は往々にして連鎖的に起こるようだ。
それにしても今回のエレベーター、 「月1回の保守点検」 がなされ、しかも
「たった2日前に直近の点検があったばかり」 の中でこのような事故が発生
したと聞けば、 「一体何のための “点検” なのか」 との素朴な疑問を抱
かざるを得ない。先の中央高速道笹子トンネルの崩落に関しても、保守点検
が (一応) 定期的になされていたにもかかわらず・・・ということのようだが、
結果としてこのようにいとも簡単に不具合が生じ、それが人命に関わる事態
に直結している状況では 「 『点検』 のための点検」 「管理者側の 『自己
満足』 に過ぎない、極めてなおざりな点検」 と非難、揶揄されても反論でき
ないだろう。
「よほどのことがないかぎり、事故など起きないハズだ」 という “慢心” こ
そがまさに事故の原因であり、 “Accidents will happen." の意味
を保守管理の担当者は肝に銘ずるべきである。
「飼い主の飼い犬に対する安全確認
は万全にしてほしい」 といつも考え、
心配の種が尽きない!? こじろう
しかもたった一人で閉じ込められれば・・・。
さて昨日の某紙 「男性、エレベーターに閉じ込められる」 というタイトルの
記事の内容は、
・・・・・・・・5日午前8:25頃、名古屋市中村区の地下鉄東山線中村公園駅
で、地上と地下室を結ぶエレベーターに男性が20分閉じ込められ
た。男性にケガはなかった。このエレベーターでは以前にも2回
故障による閉じ込めがあった。
市交通局によると、男性が地上から地下1階に下りるためにエレ
ベーターに乗ったところ、逆に10㎝上昇。安全装置が作動し、扉
が閉まった状態で停止した。巡回中の駅係員が別の客から連絡
を受け、約20分後に保守会社の係員が男性を救出した。
エレベーターは日立製作所製で1997年3月から使用。日立ビル
管理システムが保守管理を担当している。月1回点検しており、
今月3日 (2日前) の点検では異常がなかった。
市交通局の担当者は 「今回の事故を受けて原因分析し、対策を
講じるが、現時点で管理下にあるすべてのエレベーターの一斉点
検は考えていない」 と話す・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
わずか一週間前、 「こじろう117」・・・目の前の 『床がない』!!!・・・で、
エレベーターに関する 「あり得ない誤作動」 について触れたばかりだが、こ
ういった事件?は往々にして連鎖的に起こるようだ。
それにしても今回のエレベーター、 「月1回の保守点検」 がなされ、しかも
「たった2日前に直近の点検があったばかり」 の中でこのような事故が発生
したと聞けば、 「一体何のための “点検” なのか」 との素朴な疑問を抱
かざるを得ない。先の中央高速道笹子トンネルの崩落に関しても、保守点検
が (一応) 定期的になされていたにもかかわらず・・・ということのようだが、
結果としてこのようにいとも簡単に不具合が生じ、それが人命に関わる事態
に直結している状況では 「 『点検』 のための点検」 「管理者側の 『自己
満足』 に過ぎない、極めてなおざりな点検」 と非難、揶揄されても反論でき
ないだろう。
「よほどのことがないかぎり、事故など起きないハズだ」 という “慢心” こ
そがまさに事故の原因であり、 “Accidents will happen." の意味
を保守管理の担当者は肝に銘ずるべきである。
「飼い主の飼い犬に対する安全確認
は万全にしてほしい」 といつも考え、
心配の種が尽きない!? こじろう
2012年12月06日
『立腹?』・・・ それとも???
たとえば数十年ぶりに会った子どもの頃の友人から、 「気付いていなかった
と思うが実は当時、君に大変気の毒なことをしてしまったことがあるんだ。今
ここで謝罪するから、許してくれ」 と言われたとする。もちろんそのことの中身
にもよるが、立腹などする前に 「今さらそんなこと言われても・・・」 と、戸惑
ってしまうのが普通ではないか。
さて昨日の某紙 「電気料金、1軒から30年で384万円過大徴収」 というタ
イトルの記事の内容は、
・・・・・・・東北電力は4日、宮城県角田市の一般家庭1軒から30年以上にわ
たって電気料金約384万円を過大徴収したと発表した。過大徴収分
は昨年2月に返却したという。
同社によると、県内での過大徴収は今回で11件目。
1977年12月~2011年1月、深夜電力契約と一般 (電灯) 電力
契約のメーカーの配線を誤り、深夜電力を二重に徴収していた。一昨
年からの同社の自主点検で発覚した。
同社は 「再発防止の徹底に努めたい」 としている・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
33年といえば約400月。件の一般家庭は電気料金を月平均で約 「1万円」
ずつその長期間にわたり余計に払っていたということになる。もっとも、ある月
から急に電気料金が2倍になるようなことがあれば 「どうもおかしい」 などと
疑うかもしれないが、その家に入居して最初からたとえば2万円前後の請求
があったとすれば 「まあ、そんなものか」 と考えて、支払い続けるのがごく
普通のケースかもしれない。
それにしても、突然電力会社の担当者が訪ねてきて 「申し訳ありません。弊
社の手違いで、今までお支払いいただいた電気料金のうち 『380万円』 ほ
どをお返しさせていただくことになりました」 などと言われた際、その家の人
たちが 「どのような反応を示したのか」 が大変に興味深い。というのも、数
千円や数万円という程度の額なら 「ああ、そうですか」 で済まされても、さす
がに、 “数百万” 単位を提示されれば、 「何かのTV番組の “ドッキリ” コ
ナーではないのか?」 とか、 「新手の (還付金的) 詐欺の類では?」 く
らいに考えてしまってもおかしくないからだ。
まあ、よほど裕福でお金に無頓着な一家でもないかぎり、一旦は 「今頃そん
なことを言ってきやがって。ふざけるな」 と立腹などしたとしても、内心は全く
予期せぬ大金がまさに 「転がり込んで込んできた」 ことで 「こんなことが現
実に起こるとは、長く生きていればラッキーなこともあるもんだ」 とほくそ笑む
ことになるのではないか。
ところで、 「こういったニュースを見て 『もしかしたら自分の家でも・・・』 など
と妙な期待をし、電力会社に問い合わせたりする人」 がどのくらい存在する
のか、についてもぜひ知りたいものである。
いつものオヤツが飼い主のうっかりミスで
遅れて出された際、 「申し訳ないから今日
は普段の2倍あげよう」 などと言われて
も決して戸惑いはない!? こじろう
と思うが実は当時、君に大変気の毒なことをしてしまったことがあるんだ。今
ここで謝罪するから、許してくれ」 と言われたとする。もちろんそのことの中身
にもよるが、立腹などする前に 「今さらそんなこと言われても・・・」 と、戸惑
ってしまうのが普通ではないか。
さて昨日の某紙 「電気料金、1軒から30年で384万円過大徴収」 というタ
イトルの記事の内容は、
・・・・・・・東北電力は4日、宮城県角田市の一般家庭1軒から30年以上にわ
たって電気料金約384万円を過大徴収したと発表した。過大徴収分
は昨年2月に返却したという。
同社によると、県内での過大徴収は今回で11件目。
1977年12月~2011年1月、深夜電力契約と一般 (電灯) 電力
契約のメーカーの配線を誤り、深夜電力を二重に徴収していた。一昨
年からの同社の自主点検で発覚した。
同社は 「再発防止の徹底に努めたい」 としている・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
33年といえば約400月。件の一般家庭は電気料金を月平均で約 「1万円」
ずつその長期間にわたり余計に払っていたということになる。もっとも、ある月
から急に電気料金が2倍になるようなことがあれば 「どうもおかしい」 などと
疑うかもしれないが、その家に入居して最初からたとえば2万円前後の請求
があったとすれば 「まあ、そんなものか」 と考えて、支払い続けるのがごく
普通のケースかもしれない。
それにしても、突然電力会社の担当者が訪ねてきて 「申し訳ありません。弊
社の手違いで、今までお支払いいただいた電気料金のうち 『380万円』 ほ
どをお返しさせていただくことになりました」 などと言われた際、その家の人
たちが 「どのような反応を示したのか」 が大変に興味深い。というのも、数
千円や数万円という程度の額なら 「ああ、そうですか」 で済まされても、さす
がに、 “数百万” 単位を提示されれば、 「何かのTV番組の “ドッキリ” コ
ナーではないのか?」 とか、 「新手の (還付金的) 詐欺の類では?」 く
らいに考えてしまってもおかしくないからだ。
まあ、よほど裕福でお金に無頓着な一家でもないかぎり、一旦は 「今頃そん
なことを言ってきやがって。ふざけるな」 と立腹などしたとしても、内心は全く
予期せぬ大金がまさに 「転がり込んで込んできた」 ことで 「こんなことが現
実に起こるとは、長く生きていればラッキーなこともあるもんだ」 とほくそ笑む
ことになるのではないか。
ところで、 「こういったニュースを見て 『もしかしたら自分の家でも・・・』 など
と妙な期待をし、電力会社に問い合わせたりする人」 がどのくらい存在する
のか、についてもぜひ知りたいものである。
いつものオヤツが飼い主のうっかりミスで
遅れて出された際、 「申し訳ないから今日
は普段の2倍あげよう」 などと言われて
も決して戸惑いはない!? こじろう
2012年12月05日
投票しない夫 『車で轢く』!!!
16日投開票の衆院選が昨日公示され、乱立する政党同士の舌戦がま
すます熱を帯びて?きているようだが・・・。
さて先日の某誌 「オバマ氏再選に失望の女性、投票しなかった夫を車
で轢く」 というタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・米アリゾナ州フェニックス郊外で、オバマ大統領の再選に落胆
した女 (28才) が、投票に行かなかった夫 (36才) を車
で轢き、逮捕された。夫は重体だが一命はとりとめた。
目撃者によると、ホリー・ソロモン容疑者は先月10日朝、駐車
場で夫のダニエルさんと口論を開始。その後言い争いが過熱
し、車に乗って怒鳴りながらダニエルさんを追いかけた。ダニエ
ルさんは近くの通りに逃げようとした際に轢かれた。
ダニエルさんは警察の調べに対し、ソロモン容疑者が 「先の
大統領選で民主党のオバマ氏が再選されたことで生活が厳し
くなる」 と考えていたと説明。ダニエルさんが投票に行かなか
ったことに怒りを感じていたという・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
この夫婦、オバマ氏再選の件だけでなく、今までにもいろいろと問題があ
ったのは想像に難くない。またいずれにせよ夫人の考え方がかなり短絡
的であるのもまた否定しようがない。
ただそれはそれとして、 「自分たちの生活にとって、選挙の際に投ずる一
票が極めて大切なものである」 という思いの強さについては、国政選挙
であるにもかかわらず、毎回目を覆うような低投票率にとどめてしまうわ
が国の有権者にとって見習うべきところでもあろう。
もっとも特に今回の総選挙に関していえば、 「どの党 (および候補) に
投票していいのかさっぱりわからない = 投票に行きたくない」 となるの
も仕方ない状況ではあるが・・・。
これまで選挙のたびに飼い主と一緒に
投票所に行くのを楽しみにしていたが、
今回はあまり気乗りのしない!?
こじろう
すます熱を帯びて?きているようだが・・・。
さて先日の某誌 「オバマ氏再選に失望の女性、投票しなかった夫を車
で轢く」 というタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・米アリゾナ州フェニックス郊外で、オバマ大統領の再選に落胆
した女 (28才) が、投票に行かなかった夫 (36才) を車
で轢き、逮捕された。夫は重体だが一命はとりとめた。
目撃者によると、ホリー・ソロモン容疑者は先月10日朝、駐車
場で夫のダニエルさんと口論を開始。その後言い争いが過熱
し、車に乗って怒鳴りながらダニエルさんを追いかけた。ダニエ
ルさんは近くの通りに逃げようとした際に轢かれた。
ダニエルさんは警察の調べに対し、ソロモン容疑者が 「先の
大統領選で民主党のオバマ氏が再選されたことで生活が厳し
くなる」 と考えていたと説明。ダニエルさんが投票に行かなか
ったことに怒りを感じていたという・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
この夫婦、オバマ氏再選の件だけでなく、今までにもいろいろと問題があ
ったのは想像に難くない。またいずれにせよ夫人の考え方がかなり短絡
的であるのもまた否定しようがない。
ただそれはそれとして、 「自分たちの生活にとって、選挙の際に投ずる一
票が極めて大切なものである」 という思いの強さについては、国政選挙
であるにもかかわらず、毎回目を覆うような低投票率にとどめてしまうわ
が国の有権者にとって見習うべきところでもあろう。
もっとも特に今回の総選挙に関していえば、 「どの党 (および候補) に
投票していいのかさっぱりわからない = 投票に行きたくない」 となるの
も仕方ない状況ではあるが・・・。
これまで選挙のたびに飼い主と一緒に
投票所に行くのを楽しみにしていたが、
今回はあまり気乗りのしない!?
こじろう
2012年12月04日
『買うこと』 に意義???
「オリンピックは (勝つことよりも) 参加することに意義がある」 は近代五
輪の父、ピエール・ド・クーベルタンが残した名言とされている。
さて昨日の某紙 「年末ジャンボ 1億円以上8本が未換金のまま 支払
期限迫る」 というタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・1等と前後賞合わせて史上最高額の6億円が当たる 「年末ジャ
ンボ宝くじ」 (1枚300円) の販売が先月26日より始まったが、
昨年の年末ジャンボ宝くじの1等 (2億円) を含む1億円以上の
当たりくじ8本が未換金のままであることがわかった。
支払期限は来年の1月4日で、あと1カ月に迫っている。
当選金の時効は1年。1年を過ぎると当選金は支払われない。み
ずほ銀行宝くじ部によると、 「宝くじを購入したけれど、当選番号
を確認せずにしまっておいた」 と、気が付いたら1年が過ぎてし
まうケースが多くみられるという・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
世に存在するさまざまな宝くじに関して、 「換金しないまま当選金が無効にな
るものがそれなりにある」 ということがよく話題に上るが、さすがに 「昨年の
年末ジャンボのしかも1億円以上のものだけで、8本もの未換金当たりくじがあ
る」 と聞けば、驚きを隠せない。
まあ、数万人に一人くらいは 「宝くじは 『当選する』 ことでなく 『購入する』
ことに意義がある」 と考えてもおかしくないが、そうでない圧倒的多数の購入
者にとっての一年前の発売時のあのフィーバーぶりは一体なんだったのか、と
改めて考えさせられてしまう事態である。
ところで宝くじといえば、 「ヘタに高額当選でもしようものなら、持ち慣れない
大金を手にすることで逆にさまざまな苦労や思わぬ災難が降りかかり、かえ
って不幸になる」 などということがよく取りざたされる。だがこういった記事を
目にすると今度は、 「もし、換金締切後に自分で購入したくじが高額当選し
たことがわかったとすれば、 『こんなこと (高額当選) は自分の人生にお
いて二度と経験できないハズなのに、そのチャンスをみすみす逃した自分は
なんとマヌケなのだろう。もう生きている価値もない程のバカだ』 と落ち込み、
これまた不幸になってしまう」 人がいてもおかしくないと思えてしまう。
いずれにしても 「 “高額当選” などしないで地道に暮らした方が人生はう
まくいく、結局 「宝くじは 『買うこと』 自体に意義がある」 といえるのかも
しれない。
( 「こじろう117」・・・『パーッと』 いけるか???・・・参照)
手に入れたチャンスをみすみす逃す
ことは考えられない!? こじろう
輪の父、ピエール・ド・クーベルタンが残した名言とされている。
さて昨日の某紙 「年末ジャンボ 1億円以上8本が未換金のまま 支払
期限迫る」 というタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・1等と前後賞合わせて史上最高額の6億円が当たる 「年末ジャ
ンボ宝くじ」 (1枚300円) の販売が先月26日より始まったが、
昨年の年末ジャンボ宝くじの1等 (2億円) を含む1億円以上の
当たりくじ8本が未換金のままであることがわかった。
支払期限は来年の1月4日で、あと1カ月に迫っている。
当選金の時効は1年。1年を過ぎると当選金は支払われない。み
ずほ銀行宝くじ部によると、 「宝くじを購入したけれど、当選番号
を確認せずにしまっておいた」 と、気が付いたら1年が過ぎてし
まうケースが多くみられるという・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
世に存在するさまざまな宝くじに関して、 「換金しないまま当選金が無効にな
るものがそれなりにある」 ということがよく話題に上るが、さすがに 「昨年の
年末ジャンボのしかも1億円以上のものだけで、8本もの未換金当たりくじがあ
る」 と聞けば、驚きを隠せない。
まあ、数万人に一人くらいは 「宝くじは 『当選する』 ことでなく 『購入する』
ことに意義がある」 と考えてもおかしくないが、そうでない圧倒的多数の購入
者にとっての一年前の発売時のあのフィーバーぶりは一体なんだったのか、と
改めて考えさせられてしまう事態である。
ところで宝くじといえば、 「ヘタに高額当選でもしようものなら、持ち慣れない
大金を手にすることで逆にさまざまな苦労や思わぬ災難が降りかかり、かえ
って不幸になる」 などということがよく取りざたされる。だがこういった記事を
目にすると今度は、 「もし、換金締切後に自分で購入したくじが高額当選し
たことがわかったとすれば、 『こんなこと (高額当選) は自分の人生にお
いて二度と経験できないハズなのに、そのチャンスをみすみす逃した自分は
なんとマヌケなのだろう。もう生きている価値もない程のバカだ』 と落ち込み、
これまた不幸になってしまう」 人がいてもおかしくないと思えてしまう。
いずれにしても 「 “高額当選” などしないで地道に暮らした方が人生はう
まくいく、結局 「宝くじは 『買うこと』 自体に意義がある」 といえるのかも
しれない。
( 「こじろう117」・・・『パーッと』 いけるか???・・・参照)
手に入れたチャンスをみすみす逃す
ことは考えられない!? こじろう
2012年12月03日
『同じ境遇』 につけ込む???
一般に 「同じ境遇や立場にある人」 とは最もよく理解し合え、その苦労も分か
ち合える・・・というものだが。
さて昨日の某紙 「 『おいくつですか』 『離乳食は?』 子連れママ狙ったスリ
姉妹逮捕」 というタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・子連れの母親を狙ってスリを繰り返していたとして、京都府警右京署は
30日、窃盗の疑いで京都市の17才と19才の無職少女=いずれも窃
盗容疑で逮捕、家裁送致済=を京都地検に追送検し、捜査を終了した
と発表した。
同署によると2人は姉妹で、いずれも 「遊ぶ金が欲しかった」 などと
容疑を認めている。
2人は今年7~8月、同市内の商業施設のベビー用品売り場などで市
内の女性 (33才) ら、子連れの母親3人のカバンから財布など (被
害総額約11万円) を盗んだ疑いがもたれている。
姉が 「おいくつですか」 「離乳食は何を食べさせていますか」 などと
母親らに話しかけているスキに、妹がカバンから財布を盗む手口でスリ
を繰り返していた。
姉自身が子どもを連れてきていたため、母親らも話しかけられる際に不
審に思わなかったという・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
まだ見た目も20才前後の若さとはいえ、幼子を連れている母親らしき女性から子
どものことに関して話しかけられれば、「疑いを抱くことはまずない」 どころか、親
しみすらおぼえてそれに応ずるのが 「ごく普通の母親」 というものだろう。その点、
この姉妹、まだ10代という若さの割になかなか知能的で、したたかであるといえる
かもしれない。だが単なる窃盗や万引きにとどまらず、本来であれば 「幼子を育て
ている」 という同種の境遇にあり、共通の悩みを抱えている善良な人々をだまして
犯行に及ぶという卑劣さや粗悪な人間性をまだ未成年のうちから身に着けてしまっ
たのは何とも哀れ、としか言いようがない。そういった母親 (と呼ばれる資格は微
塵もないが) に育てられた子どもがその母親を見て成長し、また (その母親と)
同様の人格が形成されることで同じような犯行に及ぶことがあるとしたら、これほど
やりきれないことない・・・というものだ。
たまには同じ境遇にある飼い犬同士
で会話したいこともある!?
こじろう
ち合える・・・というものだが。
さて昨日の某紙 「 『おいくつですか』 『離乳食は?』 子連れママ狙ったスリ
姉妹逮捕」 というタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・子連れの母親を狙ってスリを繰り返していたとして、京都府警右京署は
30日、窃盗の疑いで京都市の17才と19才の無職少女=いずれも窃
盗容疑で逮捕、家裁送致済=を京都地検に追送検し、捜査を終了した
と発表した。
同署によると2人は姉妹で、いずれも 「遊ぶ金が欲しかった」 などと
容疑を認めている。
2人は今年7~8月、同市内の商業施設のベビー用品売り場などで市
内の女性 (33才) ら、子連れの母親3人のカバンから財布など (被
害総額約11万円) を盗んだ疑いがもたれている。
姉が 「おいくつですか」 「離乳食は何を食べさせていますか」 などと
母親らに話しかけているスキに、妹がカバンから財布を盗む手口でスリ
を繰り返していた。
姉自身が子どもを連れてきていたため、母親らも話しかけられる際に不
審に思わなかったという・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
まだ見た目も20才前後の若さとはいえ、幼子を連れている母親らしき女性から子
どものことに関して話しかけられれば、「疑いを抱くことはまずない」 どころか、親
しみすらおぼえてそれに応ずるのが 「ごく普通の母親」 というものだろう。その点、
この姉妹、まだ10代という若さの割になかなか知能的で、したたかであるといえる
かもしれない。だが単なる窃盗や万引きにとどまらず、本来であれば 「幼子を育て
ている」 という同種の境遇にあり、共通の悩みを抱えている善良な人々をだまして
犯行に及ぶという卑劣さや粗悪な人間性をまだ未成年のうちから身に着けてしまっ
たのは何とも哀れ、としか言いようがない。そういった母親 (と呼ばれる資格は微
塵もないが) に育てられた子どもがその母親を見て成長し、また (その母親と)
同様の人格が形成されることで同じような犯行に及ぶことがあるとしたら、これほど
やりきれないことない・・・というものだ。
たまには同じ境遇にある飼い犬同士
で会話したいこともある!?
こじろう
2012年12月02日
『返金』 応じず???
「お気に召さなければ、(全額) 返金させていただきます」 。昨今、特に通
販のCMなどでよく目にする文言だが・・・。
さて昨日の某紙 「 <テレビ通販> 『飲まなく茶』 空箱なく返金応じず」
というタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・ダイエット効果をうたうティーバッグをテレビショッピングで販売した
通信販売業者 「ネイチャーウエイ」 に対し、消費者庁は先月29
日、特定商取引法に基づく改善命令を出した。番組内で返金をう
たいながら、実際には返金に応じなかたケースがあり、これが債務
の履行拒否にあたると判断した。テレビショッピング業者が特商法
に基く行政処分を課されるのは初めて。
同社は地上波や衛星放送、CATVの通販番組でティーバッグ 「飲
まなく茶」 18箱セットを39990円で販売。番組内で 「3箱分まで
飲みきっても30日以内なら代金全額を返す」 と紹介していた。し
かし返金を求めた客に 「空箱がないと返金できない」 などと対応
していた。
「飲まなく茶」 は同社の売り上げの大半を占め、11年度は約13万
人に販売し、16億5000万円を売り上げている・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
「効果がない、気に入らないなら、一定量使用した後でも返金してもらえる・・・」
たしかに購入者にとっては 「基本的に損をすることがない」 ということで魅力
的であるのは間違いないだろう。だが個人的には、そういううたい文句を見ると
むしろ 「何か胡散くさい」 と感じてしまったり、もし購入して実際に効果などな
くても 「イザ返金を求める際には、それなりの 『勇気』 ?を必要とするのでは」
と考えてしまい、逆に購入をためらってしまう。業者の側が自分のような消費者
の心理を逆読みしてそういった文言を前面に出しているのか、については何とも
言えないが、いずれにせよ 「自らの意思で一度購入し、しかも使用したものに
関しては、多少期待外れな面があってもその代金は支払う」 という社会の基本
的な常識を理解していれば何も問題は起こらない・・・というものだ。
それにしても、当該商品に予め明示されている 「空箱を保管しておく」 という
“返品条件” を満たさないにもかかわらず、返金を求めようとする消費者もそれ
はそれでかなりふてぶてしい、といえるだろう。さらに中には最初から返金狙い
で 「タダで、できるだけ使用してやろう」 などと考えている悪質な購入者がい
る可能性も否定できない。通販にかぎったことではないが、それぞれの業界内
で日々熾烈な顧客獲得競争が繰り広げられているなか、宣伝・広告にも消費
者にとって魅力的な表現が不可欠であるのは疑いない。だが、業者の側も過
剰なサービスを前面に出し過ぎて、自らの首を絞めてしまう、ということのない
よう願いたいものだ。
自分の食料やオヤツはほとんど通販で
購入されているが、返品に値するほどの
ものは今のところ口にした覚えのない!?
こじろう
販のCMなどでよく目にする文言だが・・・。
さて昨日の某紙 「 <テレビ通販> 『飲まなく茶』 空箱なく返金応じず」
というタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・ダイエット効果をうたうティーバッグをテレビショッピングで販売した
通信販売業者 「ネイチャーウエイ」 に対し、消費者庁は先月29
日、特定商取引法に基づく改善命令を出した。番組内で返金をう
たいながら、実際には返金に応じなかたケースがあり、これが債務
の履行拒否にあたると判断した。テレビショッピング業者が特商法
に基く行政処分を課されるのは初めて。
同社は地上波や衛星放送、CATVの通販番組でティーバッグ 「飲
まなく茶」 18箱セットを39990円で販売。番組内で 「3箱分まで
飲みきっても30日以内なら代金全額を返す」 と紹介していた。し
かし返金を求めた客に 「空箱がないと返金できない」 などと対応
していた。
「飲まなく茶」 は同社の売り上げの大半を占め、11年度は約13万
人に販売し、16億5000万円を売り上げている・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
「効果がない、気に入らないなら、一定量使用した後でも返金してもらえる・・・」
たしかに購入者にとっては 「基本的に損をすることがない」 ということで魅力
的であるのは間違いないだろう。だが個人的には、そういううたい文句を見ると
むしろ 「何か胡散くさい」 と感じてしまったり、もし購入して実際に効果などな
くても 「イザ返金を求める際には、それなりの 『勇気』 ?を必要とするのでは」
と考えてしまい、逆に購入をためらってしまう。業者の側が自分のような消費者
の心理を逆読みしてそういった文言を前面に出しているのか、については何とも
言えないが、いずれにせよ 「自らの意思で一度購入し、しかも使用したものに
関しては、多少期待外れな面があってもその代金は支払う」 という社会の基本
的な常識を理解していれば何も問題は起こらない・・・というものだ。
それにしても、当該商品に予め明示されている 「空箱を保管しておく」 という
“返品条件” を満たさないにもかかわらず、返金を求めようとする消費者もそれ
はそれでかなりふてぶてしい、といえるだろう。さらに中には最初から返金狙い
で 「タダで、できるだけ使用してやろう」 などと考えている悪質な購入者がい
る可能性も否定できない。通販にかぎったことではないが、それぞれの業界内
で日々熾烈な顧客獲得競争が繰り広げられているなか、宣伝・広告にも消費
者にとって魅力的な表現が不可欠であるのは疑いない。だが、業者の側も過
剰なサービスを前面に出し過ぎて、自らの首を絞めてしまう、ということのない
よう願いたいものだ。
自分の食料やオヤツはほとんど通販で
購入されているが、返品に値するほどの
ものは今のところ口にした覚えのない!?
こじろう