2012年02月04日

究極の 『非道・悪辣』???(その1)

「赤信号などで停車中、背後から追突されることを100%防ぐ」 ためには、

「自動車では一切出かけない」 ぐらいしか手立てがないとはいえ、普通は

実際にそういった被害に遭うのは一生のうちせいぜい数回程度であり、運

が悪かったと割り切る部分も必要だろう。しかし、それが偶然や過失によ

るものでなく、「故意に追突される」 となれば話は全く別である・・・。

先日某紙に 「わざと追突、降りた隙に車奪う・・・福岡で7件」 というタイト

ルの記事があったが、その内容は、


・・・・・・・・福岡県行橋市で、1月25日と31日、2人組の男が追突事故を

       起こし、被害者が車を降りた隙にその車を奪うという事件が起

       きていたことがわかった。

       同県内では1月、同じ手口の犯行が他にも5件発生しており、

       いずれも被害者は女性。福岡県警は車内の財布や現金などを

       狙った同一犯よる連続窃盗事件とみて捜査している。

       同県警によると、31日午前1時半頃、行橋市の市道で同市の

       自営業女性 (63才) の軽乗用車が赤信号で停車中、男2人

       が乗った白っぽい軽乗用車から追突された。女性が車から降り

       て男の一人と話しているうちに、別の一人が女性の車に乗り込

       んで逃走。話していた男も自分の車で逃げた。女性は車内に5

       万円入りの財布や貯金通帳を置いたままだった。

       25日午後9時半頃には、同市の無職女性 (52才) が軽乗

       用車を運転中、2人組の男が乗った青っぽい車から追突され、

       降車して家族に電話していたところ、車を盗まれた・・・・・・


というものである。

自動車という 「走る凶器」 を手繰る以上、細心の注意を払って走行する

責任と義務があるのは当然であるが、それでも理由はともかく、人間 「つ

いうっかり・・・」 ということも、長いこと自動車を運転していればいるほど

可能性はゼロとはいえない。だが、万が一そういう事態に至った場合は自

らの非を認め、刑事・民事の法律上はもちろん、道義的にも被害者に対し

誠意を尽くすのがドライバーならずとも人間として最低限の振る舞いであ

る。したがって、その場から逃げだすいわゆる 「ひき逃げ」 「当て逃げ」

という行為は、ある意味では事故を起こした “過失” 以上に、 “故意”

によるものという観点からも厳重に断罪されるべき事由が存在するといえ

るだろう。

今回の事件における2人組の行為については、その凶悪な 「ひき逃げ」 

とはさらに別次元ともいえる  「非道・悪辣さにおける、究極的レベル」

の所業であるが、それについての具体的検討および、逆にこういった事件

に巻き込まれた場合のことについては 「こじろう117」・・・究極の 『非

道・悪辣』???(その2)・・・で詳しく触れたいと思う。


遊んでほしい時などには、飼い主に
わざとぶつかって挑発することもあ
る!?         こじろう

  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(0)ペット