2011年11月30日
『返還』 だけで済ませるか???(その2)
「こじろう117」・・・『返還』 だけで済ませられるか???(その1)・・・の続きで
ある。
(その1) では、先日の某紙の 「右折できるのに摘発116件 反則金返還へ」
というタイトルの記事を紹介、その中で当局 (警視庁) が 「違反点数 (2点)
を戻し、反則金 (普通車7000円) を返還する 『方針』 」 であると発表した
ことにつき、「そんなことは言うまでもなく当然のことで、単に 「元に戻す」 だけ
では一般社会では通用しない」 という趣旨のことを述べた。
善良な普通の市民という前提で、交通違反で摘発された人ならおそらく共通に
有するであろう感情として、次のようなものが考えられる。
1. 自分に非があるということは百も承知ではあるものの、「自身の運の悪さ」
が情けない。
2. 自分自身が落ち込む以上に、周囲から同情の眼で見られたり、 「それみ
たことか」 というような無言の蔑みを感じざるをえない。
3. 自分より明らかに年下の新米?警官から説教じみたことを言われ、 「違
反した自分の側がまずいのはたしかであるが、はるかに人生経験や社会
経験の浅い若造に違反の内容そのもの以外のことを説かれる筋合いはな
い」 と思いつつも、(その時点での) 立場上、何も言えない悔しさに耐え
かねる。
特に3.に関して自分自身の経験でいえば数十年前のまだ学生当時、都内で
の駐車違反でステッカーを張られ、最寄りの警察署に出向いた際のこと。対応
したのがたまたまその現場で取締りに携わった若い女性警官だったのだが、
極めて機械的、事務的に冷徹に?その後の手続きについて説明を受けただけ
でなく、 「あなたのような迷惑駐車をする人が後を絶たないことで、都内の交
通事情はますます悪化し、ひいては事故の急増につながっているんです。そ
ういった自覚はありますか」 という趣旨のことを、相手 (その時は自分) の
目も見ずに言い放たれた際に、 「たしかにその通りであることは認めるが、あ
なただって自分とほとんど同じくらいの人生経験・社会経験しかないだろうに、
そんなに偉そうで冷たい言い方をすることはないじゃないか」 と本当に悔しい
思いをした反面、当然その場では何も言い返せななかった自分に対し、その後
本当にイライラしたものだ。
上記のような分析はほかでもない、それだけ交通違反による取り締まりを受
けることは屈辱的で精神的苦痛を伴うということを言いたいがためである。
したがって、今回のように 「違反の摘発をしたが、間違いなのでとりあえず
点数は戻してやるし、反則金も返してやる」 などと事務的かつ上から目線
でいわれて納得するほど寛大な人はそれほど多くないと推測される。
もし一般の民間企業がその顧客から 「徴収してはいけない、あるいは受領
すべきでない金銭を誤って納入させてしまったとなればこれはもう一大事。
担当者のみならず所属長や上司を伴ったうえで、菓子折りの一つでも持参し
直接 「お詫び訪問」 するのが常識である。警察当局の場合はこの反則金
を返還するにあたり、おそらく 「返還してほしければ、△△日までに◆◆
に出向いての手続きを取るように」 というような措置を平然ととろうとするの
は明らかで、 いくら 「 『ザ・お役所』 とはそういうところだから・・・」 と割
り切るにしても、今回のような場合はさすがに例外とすべきではないだろう
か・・・。
自身の側に 「非がある」 と認めつつも、
飼い主に素直に謝ることにはどうしても
抵抗のある!? こじろう
ある。
(その1) では、先日の某紙の 「右折できるのに摘発116件 反則金返還へ」
というタイトルの記事を紹介、その中で当局 (警視庁) が 「違反点数 (2点)
を戻し、反則金 (普通車7000円) を返還する 『方針』 」 であると発表した
ことにつき、「そんなことは言うまでもなく当然のことで、単に 「元に戻す」 だけ
では一般社会では通用しない」 という趣旨のことを述べた。
善良な普通の市民という前提で、交通違反で摘発された人ならおそらく共通に
有するであろう感情として、次のようなものが考えられる。
1. 自分に非があるということは百も承知ではあるものの、「自身の運の悪さ」
が情けない。
2. 自分自身が落ち込む以上に、周囲から同情の眼で見られたり、 「それみ
たことか」 というような無言の蔑みを感じざるをえない。
3. 自分より明らかに年下の新米?警官から説教じみたことを言われ、 「違
反した自分の側がまずいのはたしかであるが、はるかに人生経験や社会
経験の浅い若造に違反の内容そのもの以外のことを説かれる筋合いはな
い」 と思いつつも、(その時点での) 立場上、何も言えない悔しさに耐え
かねる。
特に3.に関して自分自身の経験でいえば数十年前のまだ学生当時、都内で
の駐車違反でステッカーを張られ、最寄りの警察署に出向いた際のこと。対応
したのがたまたまその現場で取締りに携わった若い女性警官だったのだが、
極めて機械的、事務的に冷徹に?その後の手続きについて説明を受けただけ
でなく、 「あなたのような迷惑駐車をする人が後を絶たないことで、都内の交
通事情はますます悪化し、ひいては事故の急増につながっているんです。そ
ういった自覚はありますか」 という趣旨のことを、相手 (その時は自分) の
目も見ずに言い放たれた際に、 「たしかにその通りであることは認めるが、あ
なただって自分とほとんど同じくらいの人生経験・社会経験しかないだろうに、
そんなに偉そうで冷たい言い方をすることはないじゃないか」 と本当に悔しい
思いをした反面、当然その場では何も言い返せななかった自分に対し、その後
本当にイライラしたものだ。
上記のような分析はほかでもない、それだけ交通違反による取り締まりを受
けることは屈辱的で精神的苦痛を伴うということを言いたいがためである。
したがって、今回のように 「違反の摘発をしたが、間違いなのでとりあえず
点数は戻してやるし、反則金も返してやる」 などと事務的かつ上から目線
でいわれて納得するほど寛大な人はそれほど多くないと推測される。
もし一般の民間企業がその顧客から 「徴収してはいけない、あるいは受領
すべきでない金銭を誤って納入させてしまったとなればこれはもう一大事。
担当者のみならず所属長や上司を伴ったうえで、菓子折りの一つでも持参し
直接 「お詫び訪問」 するのが常識である。警察当局の場合はこの反則金
を返還するにあたり、おそらく 「返還してほしければ、△△日までに◆◆
に出向いての手続きを取るように」 というような措置を平然ととろうとするの
は明らかで、 いくら 「 『ザ・お役所』 とはそういうところだから・・・」 と割
り切るにしても、今回のような場合はさすがに例外とすべきではないだろう
か・・・。
自身の側に 「非がある」 と認めつつも、
飼い主に素直に謝ることにはどうしても
抵抗のある!? こじろう
2011年11月29日
『返還』 だけで済ませるか???(その1)
人を失望させたり不快な思いをさせたりしておいて、それが何かの間違いだったことが
判明した際、たとえば 「金さえ返せばいいんだろ」 といわれても、簡単には納得でき
ないのがごく普通の人の感情というものではないだろうか。
さて、昨日某紙に 「右折できるのに摘発116件 反則金返還へ」 というタイトルの記
事があったが、その内容は、
・・・・・・・警視庁は25日、東京都板橋区と港区の交差点で、取締りの警察官が道路
標識を勘違いし、誤って計116件の右折禁止違反の取り締まりをするミスが
あったと発表した。
同庁では摘発されたドライバーについて違反点数 (2点) を取り消すととも
に、今後反則金 (普通車7000円) を返還する方針。
同庁幹部によると、誤って取り締まりが行われたのは板橋区内の都道交差
点3か所と港区内のT字路交差点。
このうち板橋区の交差点では6~10月、志村署員が右折禁止の標識を見誤
り、107件の右折禁止違反を取り締まっていた。現場は3か所とも高速道路
の高架下にある同じ構造の交差点で、署員が手前の交差点の右折禁止の標
識を奥の交差点にも適用されると誤認していたという。10月下旬に取り締ま
りを受けたドライバーの指摘で判明した。
一方、港区のT字交差点では、右折禁止の規制時間を示す補助標識が外れ
ており、2009年12月~10年9月の間、終日右折禁止と勘違いした麻布署
員が誤って摘発していたという・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
「同庁では摘発されたドライバーについて違反点数 (2点) を取り消すとともに、今後
反則金 (普通車7000円) を返還する方針・・・」 ということだが、「方針」 も何もな
く、そんなことは最低限の一般社会の常識である (もっとも警察をはじめとする 「お
役所」 というところの常識は往々にして社会一般のそれとは大きくずれているのは疑
いないが)。したがってこんなところで (反則金) を返還する 「方針」 などと上から
目線?で発表すれば、むしろ 「点数を取消し、反則金を戻しさえすればそれで済むと
思っているのか」 と、今回、間違いによって摘発されたドライバーにいらぬ反感さえ芽
生えさせるというものだろう。
さてそれでは特に今回の件で、 「ただ単に違反点数を戻し、反則金を返還するだけで
は、なぜ済ますことができないのか」 についての詳しい検討は、「こじろう117」・・・
『返還』 だけで済ませるか???(その2)・・・で詳しく触れたいと思う。
飼い主のミスで迷惑をかけられた際に
「ただ単に口頭で謝ればいいと思って
いるのか」 と思っている!?
こじろう
判明した際、たとえば 「金さえ返せばいいんだろ」 といわれても、簡単には納得でき
ないのがごく普通の人の感情というものではないだろうか。
さて、昨日某紙に 「右折できるのに摘発116件 反則金返還へ」 というタイトルの記
事があったが、その内容は、
・・・・・・・警視庁は25日、東京都板橋区と港区の交差点で、取締りの警察官が道路
標識を勘違いし、誤って計116件の右折禁止違反の取り締まりをするミスが
あったと発表した。
同庁では摘発されたドライバーについて違反点数 (2点) を取り消すととも
に、今後反則金 (普通車7000円) を返還する方針。
同庁幹部によると、誤って取り締まりが行われたのは板橋区内の都道交差
点3か所と港区内のT字路交差点。
このうち板橋区の交差点では6~10月、志村署員が右折禁止の標識を見誤
り、107件の右折禁止違反を取り締まっていた。現場は3か所とも高速道路
の高架下にある同じ構造の交差点で、署員が手前の交差点の右折禁止の標
識を奥の交差点にも適用されると誤認していたという。10月下旬に取り締ま
りを受けたドライバーの指摘で判明した。
一方、港区のT字交差点では、右折禁止の規制時間を示す補助標識が外れ
ており、2009年12月~10年9月の間、終日右折禁止と勘違いした麻布署
員が誤って摘発していたという・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
「同庁では摘発されたドライバーについて違反点数 (2点) を取り消すとともに、今後
反則金 (普通車7000円) を返還する方針・・・」 ということだが、「方針」 も何もな
く、そんなことは最低限の一般社会の常識である (もっとも警察をはじめとする 「お
役所」 というところの常識は往々にして社会一般のそれとは大きくずれているのは疑
いないが)。したがってこんなところで (反則金) を返還する 「方針」 などと上から
目線?で発表すれば、むしろ 「点数を取消し、反則金を戻しさえすればそれで済むと
思っているのか」 と、今回、間違いによって摘発されたドライバーにいらぬ反感さえ芽
生えさせるというものだろう。
さてそれでは特に今回の件で、 「ただ単に違反点数を戻し、反則金を返還するだけで
は、なぜ済ますことができないのか」 についての詳しい検討は、「こじろう117」・・・
『返還』 だけで済ませるか???(その2)・・・で詳しく触れたいと思う。
飼い主のミスで迷惑をかけられた際に
「ただ単に口頭で謝ればいいと思って
いるのか」 と思っている!?
こじろう
2011年11月28日
“復讐” 代行業???(その2)
「こじろう117」・・・“復讐” 代行業???(その1)・・・の続きである。
(その1) では、千葉市などで個人宅に 「あなたへの “復讐” をある人から請
け負いました。実行期間は12月△△日~です・・・」 という趣旨の手紙が多数
届いているという、某地方紙の記事の内容について紹介した。
今回の “復讐代行業者” からの手紙。詐欺まがいのものであることは疑いない
にせよ、その趣旨の連絡が来ただけで単に気分や気味が悪いというのみならず、
従来からある “架空請求” のようなものと比較して、その恐怖や不安は格段に
大きなものになるのではないだろうか。
その理由の一つはまず、携帯などへの「メール」 ではなく、自宅あての 「手紙」
によるものということ。携帯メールの場合は不審なものが送信されても、「自分の
名前や住所までは知られていないのでは」 と考えることが多い。つまり自ら連
絡さえしなければ問題ないケースが一般的だろう。しかし、自宅に手紙となれば
住所氏名はもちろんのこと、それ以外の個人情報もどこまで知られているのかと
いう不安が募る。さらには手紙や電話で済めばまだいいが、いずれ 「自宅に押
しかけられる」 ことすら想定しておかなくてはならないだろう。
第二に、 “復讐” という言葉の響きは、一般人にとってはなかなか強烈なもので
あるということだ。小説や映画、TVドラマの世界ではおなじみ?の単語であって
も、日常、個人的に 「復讐する、される」 ということに縁のある人はそうはいな
いだろう。「仕返し」 くらいがせいぜいではないか。だから他人に ”復讐” され
るなどと耳にすれば、その心当たりが全くなくても、 「どこか自分の気づかない
ところで人の恨みを買うことでもしでかしたのか」 とそれから考え悩み続けるの
がまた、善良なる一般庶民というものである。
さて以上のように、自分の側から連絡をとるとらないはともかく、受け取っただけ
で大変な恐怖に襲われるこの忌まわしい “復讐代行業者” からの手紙であるが、
反面、もしその相手先 (業者) に実際に電話をしてみたら、「いったいどのよう
なことをいわれるのか」 はなかなか興味深い。 “復讐” ともなれば、架空請求
の場合以上に 「どこで誰にどんな事をしたのか」 ということを知る必要があると
思うのだが、それを業者?側はどのように説明するのだろう。「具体的なことはい
えない」 と、はぐらかされるか、あるいは全くデタラメな話をでっちあげるのか、
ぜひ聞いてみたいし、詐欺だとしたら (その可能性は99.9%以上だと思われ
るが) それと金銭の要求をどう結び付けるのか、興味は尽きない。
まあそれにしてもこういう連中、次から次へといろいろと人をだますアイディアを
よく生み出すものと感心?してしまうが、「その時間と労力をなぜまともな方向に
費やそうとしないのか」 という、いつも通りの締めくくりでまとめとしたい。
次から次へと 「飼い主を困らせるようなこと
をよく考え出すものだ」 と飼い主に感心?さ
れている!? こじろう
(その1) では、千葉市などで個人宅に 「あなたへの “復讐” をある人から請
け負いました。実行期間は12月△△日~です・・・」 という趣旨の手紙が多数
届いているという、某地方紙の記事の内容について紹介した。
今回の “復讐代行業者” からの手紙。詐欺まがいのものであることは疑いない
にせよ、その趣旨の連絡が来ただけで単に気分や気味が悪いというのみならず、
従来からある “架空請求” のようなものと比較して、その恐怖や不安は格段に
大きなものになるのではないだろうか。
その理由の一つはまず、携帯などへの「メール」 ではなく、自宅あての 「手紙」
によるものということ。携帯メールの場合は不審なものが送信されても、「自分の
名前や住所までは知られていないのでは」 と考えることが多い。つまり自ら連
絡さえしなければ問題ないケースが一般的だろう。しかし、自宅に手紙となれば
住所氏名はもちろんのこと、それ以外の個人情報もどこまで知られているのかと
いう不安が募る。さらには手紙や電話で済めばまだいいが、いずれ 「自宅に押
しかけられる」 ことすら想定しておかなくてはならないだろう。
第二に、 “復讐” という言葉の響きは、一般人にとってはなかなか強烈なもので
あるということだ。小説や映画、TVドラマの世界ではおなじみ?の単語であって
も、日常、個人的に 「復讐する、される」 ということに縁のある人はそうはいな
いだろう。「仕返し」 くらいがせいぜいではないか。だから他人に ”復讐” され
るなどと耳にすれば、その心当たりが全くなくても、 「どこか自分の気づかない
ところで人の恨みを買うことでもしでかしたのか」 とそれから考え悩み続けるの
がまた、善良なる一般庶民というものである。
さて以上のように、自分の側から連絡をとるとらないはともかく、受け取っただけ
で大変な恐怖に襲われるこの忌まわしい “復讐代行業者” からの手紙であるが、
反面、もしその相手先 (業者) に実際に電話をしてみたら、「いったいどのよう
なことをいわれるのか」 はなかなか興味深い。 “復讐” ともなれば、架空請求
の場合以上に 「どこで誰にどんな事をしたのか」 ということを知る必要があると
思うのだが、それを業者?側はどのように説明するのだろう。「具体的なことはい
えない」 と、はぐらかされるか、あるいは全くデタラメな話をでっちあげるのか、
ぜひ聞いてみたいし、詐欺だとしたら (その可能性は99.9%以上だと思われ
るが) それと金銭の要求をどう結び付けるのか、興味は尽きない。
まあそれにしてもこういう連中、次から次へといろいろと人をだますアイディアを
よく生み出すものと感心?してしまうが、「その時間と労力をなぜまともな方向に
費やそうとしないのか」 という、いつも通りの締めくくりでまとめとしたい。
次から次へと 「飼い主を困らせるようなこと
をよく考え出すものだ」 と飼い主に感心?さ
れている!? こじろう
2011年11月27日
“復讐” 代行業???(その1)
「△△代行」 といえばまずは、酒を飲んで車で帰宅際に依頼する 「運転代行」
などが思い浮かぶが、TVドラマでもない現実の世界で 「 “復讐” 代行業」 なる
名称は耳にしただけで気味が悪い。ましてその業者から 「あなたへの “復讐”
を請け負いました・・・」 という手紙が実際に自分宛てに届いた日には・・・。
昨日某地方紙に 「貴方への復讐請け負った 『代行業者』?からの手紙 相次
ぐ」 というタイトルの記事があったが、その内容は、
・・・・・・・「貴方様への “復讐依頼” を実行に移すことになりました・・・」。
受取人を不安に陥れる文面。 「復讐代行業者」 を名乗る不審な手紙
が千葉市などの個人宅に届き、警察に相談が寄せられている。
「実行期間の2日前までにご相談をお受けします」 との文言は、金銭の
要求とも受け取れ、警察は詐欺未遂、恐喝未遂も視野に調べを始めた。
これまでに被害は確認されていないが、差出人に連絡をしないよう呼び
かけている。
復讐代行業者を名乗る手紙は 「貴方に対して、あるお客様から復讐依
頼を請け負うことになりました」 との書き出しに続き、 「実行期間は12
月10日~」 と予告。さらに 「ご相談、ご質問は実行期間の2日前まで
お受けします」 とし、業者の住所と携帯電話番号が記されている・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
いわゆる 「架空請求」 関連詐欺のニュースは最近あまり目にしなくなった、とい
うよりも、相変わらずあまりにありふれすぎているため、その都度気にとめないだ
けなのかもしれない。自分自身も過去自身の携帯に数回、その類のメールが届
いたことがあるが、明らかに “詐欺” だと認識していても、届いただけで気分は
よくないし、気味が悪いものである。
それでは今回の記事の 「復讐請け負い」 についてはどうかと考えれば、 「架
空請求」 とは比べようがないほどの “恐怖” や “不安” に苛まされることにな
るのでは、と推測される。そのあたりの詳しい検討等については、この続きとして
「こじろう117」・・・“復讐” 代行業???(その2)・・・で触れたいと思う。
飼い主に対して 「立腹する」 ことは
日常茶飯事でも、さすがに 「復讐する」
とまでは考えたことのない!?
こじろう
などが思い浮かぶが、TVドラマでもない現実の世界で 「 “復讐” 代行業」 なる
名称は耳にしただけで気味が悪い。ましてその業者から 「あなたへの “復讐”
を請け負いました・・・」 という手紙が実際に自分宛てに届いた日には・・・。
昨日某地方紙に 「貴方への復讐請け負った 『代行業者』?からの手紙 相次
ぐ」 というタイトルの記事があったが、その内容は、
・・・・・・・「貴方様への “復讐依頼” を実行に移すことになりました・・・」。
受取人を不安に陥れる文面。 「復讐代行業者」 を名乗る不審な手紙
が千葉市などの個人宅に届き、警察に相談が寄せられている。
「実行期間の2日前までにご相談をお受けします」 との文言は、金銭の
要求とも受け取れ、警察は詐欺未遂、恐喝未遂も視野に調べを始めた。
これまでに被害は確認されていないが、差出人に連絡をしないよう呼び
かけている。
復讐代行業者を名乗る手紙は 「貴方に対して、あるお客様から復讐依
頼を請け負うことになりました」 との書き出しに続き、 「実行期間は12
月10日~」 と予告。さらに 「ご相談、ご質問は実行期間の2日前まで
お受けします」 とし、業者の住所と携帯電話番号が記されている・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
いわゆる 「架空請求」 関連詐欺のニュースは最近あまり目にしなくなった、とい
うよりも、相変わらずあまりにありふれすぎているため、その都度気にとめないだ
けなのかもしれない。自分自身も過去自身の携帯に数回、その類のメールが届
いたことがあるが、明らかに “詐欺” だと認識していても、届いただけで気分は
よくないし、気味が悪いものである。
それでは今回の記事の 「復讐請け負い」 についてはどうかと考えれば、 「架
空請求」 とは比べようがないほどの “恐怖” や “不安” に苛まされることにな
るのでは、と推測される。そのあたりの詳しい検討等については、この続きとして
「こじろう117」・・・“復讐” 代行業???(その2)・・・で触れたいと思う。
飼い主に対して 「立腹する」 ことは
日常茶飯事でも、さすがに 「復讐する」
とまでは考えたことのない!?
こじろう
2011年11月26日
負けなしで 『見せしめ』???
「同等かそれ以上のスピードを出しているのに、他の自動車は何のお咎めもなしでなぜ
自分の方だけ取締りの対象になるのか」 。高速道路などでいわゆる覆面パトカーの標
的? あるいは、見せしめ? として速度違反で摘発されたことのある人から、かつて
耳にした 「嘆き? と 怒り?」 の一言だ。
さて先日某誌に 「受信料支払いめぐる裁判 契約者との間で NHK135勝0敗」 とい
うタイトルの記事があったが、その内容は、
・・・・・・・・ NHKは今月16日、放送受信契約の締結と受診料の支払いを求めて都内の
5世帯を東京簡易裁判所に提訴した。これは1950年に放送法が施行されて
以来、初めてのことだという。
これまでNHKは事業所に対しては法的措置をとっており、2件提訴したのだが、
その後いずれも契約が締結したため、訴えを取り下げている。
そして今回、一般家庭に対してついに強硬策に踏み切る。「NHKの正体」 の
著者で評論家の西村氏によれば、
「今年7月の地デジ放送への移行により、テレビ自体を持たなくなった人が増え
たのと、さらにテレビを買い替えた人の中にNHKに 『テレビを (新たには)
買っていない』 と報告して払わない人が続出したそうです。そのため、 『受信
料を支払わないとこんな目に遭ってしまうぞ』 と、『見せしめ』 としてたまたま
5世帯を選んで訴えたのではないでしょうか」 とのこと。
ちなみに 「契約済の受信料未払者」 との間で裁判になったケースでは、NHK
側が今まで “全勝” している。
「これまで135件の裁判が行われましたが、すべて受信料の支払いを命じられ
ています。裁判になればNHKは 『負けなし』 です」 (全国紙記者)・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
冒頭の交通違反などでもいえるように、「他にもいくらでも同じことをしている、あるいはそ
れ以上に非難されるべきことをしている人がいるのに、なぜ自分 (だけ) が標的?にさ
されるのか。不公平ではないか」 という疑問を抱くのも一見たしかにもっともなように聞
こえるが、自らが法に反したと認めている以上、完全に 「筋違い」 な思考であり、それ
を言うなら自らの 「運の悪さ」 をまず嘆くべきだ。逆に世間にはいくら違反等を重ねてい
てもなんだかんだと摘発を逃れたり、躱したりする人もいるものだが、そういう些細なこと
を繰り返すうちには結局、「取り返しのつかないことで 『天網』 にかかってしまうハズ」
であるとでも考えて、 「まだ大事には至らなかった分、逆にラッキーだったかもしれない」
と、自分を納得させるのが賢明というものだろう。
さて、交通違反の場合には警察当局、受信料未払の場合にはNHK側に、それぞれ意図
的であるかかどうかは別として 「見せしめ」 にされた際、 「法に基くものだからつべこ
べ言うな」 とばかり、機械的に無言で処理されてしまうのもしゃくに障る一方で、 「あー
あ、残念だったねえ。運が悪かったねえ。まあ我々も仕事で仕方なしにしていることなん
で悪く思わないでね。まあ、あなたの支払う罰金 (反則金) が、世の中の役に立つ、つ
まり今回一つの社会貢献をしたとでも思って納得しなさいよ」 などと自分より若い警察官
にでも言われれば、「こいつ、おぼえていろよ。いつか痛い目にあわせてやるからな」 くら
いに思っても不思議ではない。「見せしめ」 を作りだす側としては、絶対的優位?な立場
にいる分、それなりの覚悟も必要ということだろう。
飼い主とのイザコザに関しては、今まで
自分の側が 「負けなし」 であると思い
こんでいる!? こじろう
自分の方だけ取締りの対象になるのか」 。高速道路などでいわゆる覆面パトカーの標
的? あるいは、見せしめ? として速度違反で摘発されたことのある人から、かつて
耳にした 「嘆き? と 怒り?」 の一言だ。
さて先日某誌に 「受信料支払いめぐる裁判 契約者との間で NHK135勝0敗」 とい
うタイトルの記事があったが、その内容は、
・・・・・・・・ NHKは今月16日、放送受信契約の締結と受診料の支払いを求めて都内の
5世帯を東京簡易裁判所に提訴した。これは1950年に放送法が施行されて
以来、初めてのことだという。
これまでNHKは事業所に対しては法的措置をとっており、2件提訴したのだが、
その後いずれも契約が締結したため、訴えを取り下げている。
そして今回、一般家庭に対してついに強硬策に踏み切る。「NHKの正体」 の
著者で評論家の西村氏によれば、
「今年7月の地デジ放送への移行により、テレビ自体を持たなくなった人が増え
たのと、さらにテレビを買い替えた人の中にNHKに 『テレビを (新たには)
買っていない』 と報告して払わない人が続出したそうです。そのため、 『受信
料を支払わないとこんな目に遭ってしまうぞ』 と、『見せしめ』 としてたまたま
5世帯を選んで訴えたのではないでしょうか」 とのこと。
ちなみに 「契約済の受信料未払者」 との間で裁判になったケースでは、NHK
側が今まで “全勝” している。
「これまで135件の裁判が行われましたが、すべて受信料の支払いを命じられ
ています。裁判になればNHKは 『負けなし』 です」 (全国紙記者)・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
冒頭の交通違反などでもいえるように、「他にもいくらでも同じことをしている、あるいはそ
れ以上に非難されるべきことをしている人がいるのに、なぜ自分 (だけ) が標的?にさ
されるのか。不公平ではないか」 という疑問を抱くのも一見たしかにもっともなように聞
こえるが、自らが法に反したと認めている以上、完全に 「筋違い」 な思考であり、それ
を言うなら自らの 「運の悪さ」 をまず嘆くべきだ。逆に世間にはいくら違反等を重ねてい
てもなんだかんだと摘発を逃れたり、躱したりする人もいるものだが、そういう些細なこと
を繰り返すうちには結局、「取り返しのつかないことで 『天網』 にかかってしまうハズ」
であるとでも考えて、 「まだ大事には至らなかった分、逆にラッキーだったかもしれない」
と、自分を納得させるのが賢明というものだろう。
さて、交通違反の場合には警察当局、受信料未払の場合にはNHK側に、それぞれ意図
的であるかかどうかは別として 「見せしめ」 にされた際、 「法に基くものだからつべこ
べ言うな」 とばかり、機械的に無言で処理されてしまうのもしゃくに障る一方で、 「あー
あ、残念だったねえ。運が悪かったねえ。まあ我々も仕事で仕方なしにしていることなん
で悪く思わないでね。まあ、あなたの支払う罰金 (反則金) が、世の中の役に立つ、つ
まり今回一つの社会貢献をしたとでも思って納得しなさいよ」 などと自分より若い警察官
にでも言われれば、「こいつ、おぼえていろよ。いつか痛い目にあわせてやるからな」 くら
いに思っても不思議ではない。「見せしめ」 を作りだす側としては、絶対的優位?な立場
にいる分、それなりの覚悟も必要ということだろう。
飼い主とのイザコザに関しては、今まで
自分の側が 「負けなし」 であると思い
こんでいる!? こじろう
2011年11月25日
運動不足で “認知症”???
特にミドルエイジの運動不足が身体に与える影響については、すでに数えきれない
ほど指摘されているが、足腰や内臓疾患等にとどまらず、“脳” にまで大きく影響、
特に “認知症” の発症にまで大きく関連するとなれば、これを見過ごすことは難し
といえよう。
先日某誌に 「運動しない30~40代 認知症発症リスクは2倍強!」 というタイ
トルの記事があったが、その内容は、
・・・・・・・・ 30~40代のときに週2回以上運動していた人は、週2回未満しか運
動していなかった人に比べて、後年にアルツハイマー型の認知症を発
症する確率が半分以下になるという。
運動がアルツハイマー病の予防に効く理由の一つは、運動することに
よってアルツハイマー病の原因となるβアミドロイドが分解、除去される
ことと、脳内で 「記憶の司令塔」 と呼ばれる海馬という部位の細胞
が活性化され、刺激されるからである。
最近の医学研究で特に認知症予防に効くのは、身体を動かす有酸素
運動、たとえばウオーキングや水泳などで、運動と呼吸を一緒にするこ
とで脳の血行が良くなり、多くの酸素と栄養が脳に行きとどくようにな
るから。記憶力、理解力、判断力などの脳機能が活性化され、ボケ防止
にも効果がある。
またこれらの運動は週一回6時間より、毎日30分ずつ続けることが有
効。運動する機会をなかなか持てない人は、掃除や洗濯などの家事を
「楽しい運動」 に見立ててするのがよい。ゆっくり呼吸しながら体を運
かすように家事をするのだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
運動といえば、最近は飼い犬の散歩くらい (もっともそれを “運動” と呼べるかと
いう問題もあるが) しか思いつかない自分にとって、その不足が単なる身体の不調
に関することにとどまらず、将来可能性のある認知症にも関係があると聞けばたしか
に心穏やかでいるというわけにはいかない。
ところで 「運動する時間がなかなかない人は “家事” を見立ててするのがよい」
とは、なかなか妙案ではないかと思えてしまう。積極的に家事に参画し勤しむことで
健康増進につながるだけでなく、家庭にも (たとえほんのわずかでも) 貢献できる、
つまり一挙両得といえるからだ。しかし、先般の 「こじろう117」・・・『旦那は犬』
???・・・における68才の加藤茶氏のように、45歳も年下の夫人に褒められるの
を楽しみにできればいいのだが、「今さら」 炊事や洗濯に突然取り組もうとしても、
おそらくは単なる 「ジャマ者、足手まとい」 になるのはまず避けられないだろう。
「余計なことはいいから、せめて自分と飼い犬の部屋だけでも掃除して」 といわれ
るのが関の山であるとすれば、何とも情けないかぎりである・・・。
飼い主の書斎はすでに自分の 「寝室」
兼 「遊び部屋」 と決めつけて占有
している!? こじろう
ほど指摘されているが、足腰や内臓疾患等にとどまらず、“脳” にまで大きく影響、
特に “認知症” の発症にまで大きく関連するとなれば、これを見過ごすことは難し
といえよう。
先日某誌に 「運動しない30~40代 認知症発症リスクは2倍強!」 というタイ
トルの記事があったが、その内容は、
・・・・・・・・ 30~40代のときに週2回以上運動していた人は、週2回未満しか運
動していなかった人に比べて、後年にアルツハイマー型の認知症を発
症する確率が半分以下になるという。
運動がアルツハイマー病の予防に効く理由の一つは、運動することに
よってアルツハイマー病の原因となるβアミドロイドが分解、除去される
ことと、脳内で 「記憶の司令塔」 と呼ばれる海馬という部位の細胞
が活性化され、刺激されるからである。
最近の医学研究で特に認知症予防に効くのは、身体を動かす有酸素
運動、たとえばウオーキングや水泳などで、運動と呼吸を一緒にするこ
とで脳の血行が良くなり、多くの酸素と栄養が脳に行きとどくようにな
るから。記憶力、理解力、判断力などの脳機能が活性化され、ボケ防止
にも効果がある。
またこれらの運動は週一回6時間より、毎日30分ずつ続けることが有
効。運動する機会をなかなか持てない人は、掃除や洗濯などの家事を
「楽しい運動」 に見立ててするのがよい。ゆっくり呼吸しながら体を運
かすように家事をするのだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
運動といえば、最近は飼い犬の散歩くらい (もっともそれを “運動” と呼べるかと
いう問題もあるが) しか思いつかない自分にとって、その不足が単なる身体の不調
に関することにとどまらず、将来可能性のある認知症にも関係があると聞けばたしか
に心穏やかでいるというわけにはいかない。
ところで 「運動する時間がなかなかない人は “家事” を見立ててするのがよい」
とは、なかなか妙案ではないかと思えてしまう。積極的に家事に参画し勤しむことで
健康増進につながるだけでなく、家庭にも (たとえほんのわずかでも) 貢献できる、
つまり一挙両得といえるからだ。しかし、先般の 「こじろう117」・・・『旦那は犬』
???・・・における68才の加藤茶氏のように、45歳も年下の夫人に褒められるの
を楽しみにできればいいのだが、「今さら」 炊事や洗濯に突然取り組もうとしても、
おそらくは単なる 「ジャマ者、足手まとい」 になるのはまず避けられないだろう。
「余計なことはいいから、せめて自分と飼い犬の部屋だけでも掃除して」 といわれ
るのが関の山であるとすれば、何とも情けないかぎりである・・・。
飼い主の書斎はすでに自分の 「寝室」
兼 「遊び部屋」 と決めつけて占有
している!? こじろう
2011年11月24日
『信号』 にメリハリ???
自動車運転中に限らず、自転車走行中、歩行中と、外に出ればまず必ず関わらざるを
得ない “信号機” 。交通安全に大変寄与していることはだれもが認めるところだが、そ
の反面で 「こんな余計なところになぜあるの・・・」 と思われるものも少なくない。
さて、昨日某紙に 「全国の信号機 半減する?財政難で進まぬ更新」 というタイトルの
記事があったが、その内容は
・・・・・・・・交通安全確保のため、新設と更新に力を入れてきた信号機について、警察庁
が必要性の低くなったものについては 「撤去」 を検討するように各都道府県
警に指示を出していたことが先日わかった。
財政難で老朽化する全国約20万基の信号機の更新が進まず、このままでは
信号機の半分を撤去せざるを得ない。
同庁では 「人口が頭打ちとなっていることなどから、これまでのように信号機
を大量に新設する必要性はない」 と指摘。そのうえで 「交通量にも配慮しな
がら、必要性の低くなった信号機は撤去するとともに、新たに必要性の生じた
交差点等に新設するなど、 『メリハリのある』 信号機施策が必要」 としてい
る。
しかし、いったん設置した信号機の撤去には地元住民からの反発も予想され
る。今後、地元自治会やPTAなどの理解を得る努力も求められるだろう・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
信号機の数を減らしていくことを、単に 「財政難だから」 という理由で片づけられてし
まうのは困りものであるが、 「今現在、ここに本当に信号は必要なのか」 と思わせら
れるようなものが街なかで散見されるのもまた確かな事実だ。もちろん設置した際には
それなりの理由や根拠はあったのだろうが、たとえばほんの数十メートルしか離れてい
ないところに2機、場合によっては3機もの信号機が連続して設置されている主要幹線
道路がある。当然その近辺は信号待ちによる 「不必要な渋滞」 が発生するだけでな
く、横断歩道や自転車通行帯までもが、中途半端な位置に停車した自動車によって占拠
され、見ていて 「ヒヤリ」 とすることしきりである。
かといって、「なぜこのような危険な場所に信号が設置されていないのか」 というケース
も少なくない。T字の交差点で主要道路に出る際、一時停止して並んでいる前の車がい
つまでたっても発進しない (発進できない) のにイライラしながら待っていると、今度は
妙なタイミングでいきなり飛び出していくこともあり、他人の自動車ながら 「ドキッ」 と
してしまう。そういう時は 「この交差点にこれほど長いこと信号機を設置しない何らかの
事情があるのか」 と訝かってしまう。
もっとも信号の設置や撤去に関してはドライバーと歩行者、あるいは地域住民らそれぞ
れの立場で考え方も異なるだろうし、もちろん当世財政上の大きな問題がのしかかるの
も当然である。当局には今まで以上により効果的で、それこそ 「メリハリのある信号機
施策」 を真剣に推進してほしいものである。
毎朝の散歩の際、信号待ちをしっかりとしている
他の犬を眺めては 「えらいなあ」 と感心しな
がらも、自らはつい (信号) 無視をしてしま
う!? こじろう
得ない “信号機” 。交通安全に大変寄与していることはだれもが認めるところだが、そ
の反面で 「こんな余計なところになぜあるの・・・」 と思われるものも少なくない。
さて、昨日某紙に 「全国の信号機 半減する?財政難で進まぬ更新」 というタイトルの
記事があったが、その内容は
・・・・・・・・交通安全確保のため、新設と更新に力を入れてきた信号機について、警察庁
が必要性の低くなったものについては 「撤去」 を検討するように各都道府県
警に指示を出していたことが先日わかった。
財政難で老朽化する全国約20万基の信号機の更新が進まず、このままでは
信号機の半分を撤去せざるを得ない。
同庁では 「人口が頭打ちとなっていることなどから、これまでのように信号機
を大量に新設する必要性はない」 と指摘。そのうえで 「交通量にも配慮しな
がら、必要性の低くなった信号機は撤去するとともに、新たに必要性の生じた
交差点等に新設するなど、 『メリハリのある』 信号機施策が必要」 としてい
る。
しかし、いったん設置した信号機の撤去には地元住民からの反発も予想され
る。今後、地元自治会やPTAなどの理解を得る努力も求められるだろう・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
信号機の数を減らしていくことを、単に 「財政難だから」 という理由で片づけられてし
まうのは困りものであるが、 「今現在、ここに本当に信号は必要なのか」 と思わせら
れるようなものが街なかで散見されるのもまた確かな事実だ。もちろん設置した際には
それなりの理由や根拠はあったのだろうが、たとえばほんの数十メートルしか離れてい
ないところに2機、場合によっては3機もの信号機が連続して設置されている主要幹線
道路がある。当然その近辺は信号待ちによる 「不必要な渋滞」 が発生するだけでな
く、横断歩道や自転車通行帯までもが、中途半端な位置に停車した自動車によって占拠
され、見ていて 「ヒヤリ」 とすることしきりである。
かといって、「なぜこのような危険な場所に信号が設置されていないのか」 というケース
も少なくない。T字の交差点で主要道路に出る際、一時停止して並んでいる前の車がい
つまでたっても発進しない (発進できない) のにイライラしながら待っていると、今度は
妙なタイミングでいきなり飛び出していくこともあり、他人の自動車ながら 「ドキッ」 と
してしまう。そういう時は 「この交差点にこれほど長いこと信号機を設置しない何らかの
事情があるのか」 と訝かってしまう。
もっとも信号の設置や撤去に関してはドライバーと歩行者、あるいは地域住民らそれぞ
れの立場で考え方も異なるだろうし、もちろん当世財政上の大きな問題がのしかかるの
も当然である。当局には今まで以上により効果的で、それこそ 「メリハリのある信号機
施策」 を真剣に推進してほしいものである。
毎朝の散歩の際、信号待ちをしっかりとしている
他の犬を眺めては 「えらいなあ」 と感心しな
がらも、自らはつい (信号) 無視をしてしま
う!? こじろう
2011年11月23日
『当事者にしか・・・』???(その2)
「こじろう117」・・・『当事者にしか・・・』???(その1)・・・の続きである。
(その1) では、43才のM容疑者が46才の会社の部下に対して、仕事上の 「罰金
ルール」 を個人的に勝手に作成、業務上のミスに何かと因縁をつけて計4000万円
ほどを脅し取っていた事件の記事を紹介、M容疑者の人間的劣悪さおよびその企業の
体質についての疑問等について触れた。
さて今回は46才の被害者の男性について。一般に 「勤め人」 の立場として、企業内
や組織内においては、一般にその所属長なり上司による業務上の命令や指示に従わ
ざるを得ないのは当然である。しかし、それはすべて企業や組織としての就業上の規定
や規則に沿ったものであることが大前提であるのは言うまでもない。
したがって、今回のM容疑者によって 「個人的に」 かつ 「自分勝手に」 作成された
「罰金ルール」 なんぞに従う筋合いは全くないのはもちろんだが、それ以上に、いくら
「 (もし罰金を支払わないと) 上司に見放され、会社にもいられない」 と考えたとして
も、“数千万円” という、とてつもない大金を支払わざるを得ないとなれば、その “企業”
自体に在籍する意味もまた存在しない、つまり 「何のためにそこに勤務しているのか」
ということになるだろう。もっとも、この男性の年収がもし数千万円以上というのなら話は
別だが、親類縁者からその都度借り入れまでして支払っていたことからしても、その可
能性はゼロに等しいと思われる。
このように傍から見て、そんな 「本末転倒以外の何物でもないこと」 でも、それがその
当事者にとってみれば 「 (おかしなことだと気づいていても) なぜかそうしてしまう。
いや、そうせざるを得ない」 ということは、社会において案外少なくないかもしれない。
以前、「表向きの給与等はそのまま支払われている形」 ではあるが、業務上の損失に
関して担当者に自腹で強制的にその埋め合わせをさせるという企業の存在を耳にしたこ
とがある。その企業の中には、その (自腹を切る) ために自身の給与だけではとても
追いつかず、消費者金融や場合によっては “闇金” のようなところからすら借り入れ
を余儀なくされ、自己破産も辞さない状況に追い込まれて四苦八苦している人も在籍す
るらしいのだが、 「なぜ自分が (退職しないで) こんなことを続けているのか」 と思
いつつも、結局何年にもわたってその経営者や上司から (こんな 「 『おいしい』 社
員は絶対に手放すわけにはいかない」 という策略?にはまり?) の指示に従い続け
ているようだ。
人の生き方や心理というものには、かように多様で複雑なものであり、とても他人には
うかがい知れない部分がある・・・・・。
飼い主に何かと因縁?をつけては、
より多くのオヤツをせしめようと
する!? こじろう
(その1) では、43才のM容疑者が46才の会社の部下に対して、仕事上の 「罰金
ルール」 を個人的に勝手に作成、業務上のミスに何かと因縁をつけて計4000万円
ほどを脅し取っていた事件の記事を紹介、M容疑者の人間的劣悪さおよびその企業の
体質についての疑問等について触れた。
さて今回は46才の被害者の男性について。一般に 「勤め人」 の立場として、企業内
や組織内においては、一般にその所属長なり上司による業務上の命令や指示に従わ
ざるを得ないのは当然である。しかし、それはすべて企業や組織としての就業上の規定
や規則に沿ったものであることが大前提であるのは言うまでもない。
したがって、今回のM容疑者によって 「個人的に」 かつ 「自分勝手に」 作成された
「罰金ルール」 なんぞに従う筋合いは全くないのはもちろんだが、それ以上に、いくら
「 (もし罰金を支払わないと) 上司に見放され、会社にもいられない」 と考えたとして
も、“数千万円” という、とてつもない大金を支払わざるを得ないとなれば、その “企業”
自体に在籍する意味もまた存在しない、つまり 「何のためにそこに勤務しているのか」
ということになるだろう。もっとも、この男性の年収がもし数千万円以上というのなら話は
別だが、親類縁者からその都度借り入れまでして支払っていたことからしても、その可
能性はゼロに等しいと思われる。
このように傍から見て、そんな 「本末転倒以外の何物でもないこと」 でも、それがその
当事者にとってみれば 「 (おかしなことだと気づいていても) なぜかそうしてしまう。
いや、そうせざるを得ない」 ということは、社会において案外少なくないかもしれない。
以前、「表向きの給与等はそのまま支払われている形」 ではあるが、業務上の損失に
関して担当者に自腹で強制的にその埋め合わせをさせるという企業の存在を耳にしたこ
とがある。その企業の中には、その (自腹を切る) ために自身の給与だけではとても
追いつかず、消費者金融や場合によっては “闇金” のようなところからすら借り入れ
を余儀なくされ、自己破産も辞さない状況に追い込まれて四苦八苦している人も在籍す
るらしいのだが、 「なぜ自分が (退職しないで) こんなことを続けているのか」 と思
いつつも、結局何年にもわたってその経営者や上司から (こんな 「 『おいしい』 社
員は絶対に手放すわけにはいかない」 という策略?にはまり?) の指示に従い続け
ているようだ。
人の生き方や心理というものには、かように多様で複雑なものであり、とても他人には
うかがい知れない部分がある・・・・・。
飼い主に何かと因縁?をつけては、
より多くのオヤツをせしめようと
する!? こじろう
2011年11月22日
『当事者にしか・・・』???(その1)
傍から見て、 「どうしてそんなことをするのか、わけがわからない」 ということで
も、その当事者からしてみれば、 「そうは言われても・・・」 となってしまうケース
は少なくない。
さて先日某紙に 「部下の仕事に因縁 4000万円恐喝」 というタイトルの記事
があったが、その内容は、
・・・・・・・・ 三重県警四日市署は、仕事上のミスに因縁をつけ会社の部下から
現金1000万円を脅し取ったとして、恐喝の疑いで四日市市のM容
疑者 (43才) を逮捕した。
逮捕容疑は09年3月2日、四日市市内の路上で部下だった津市の
男性 (46才) から 「仕事上のミスで罰金がかさんだ」 などと言
って1000万円を脅し取った疑い。容疑を大筋で認めている。現金
は被害者の親戚が用立て、男性がM容疑者に直接支払ったという。
同署によると、男性は2007年ごろからM容疑者の部下になった。
M容疑者はパワハラ的な言動のみならず、事あるごとに罰金ルール
を勝手に設定。 「連絡がなかった」 などと言いがかりをつけ、繰り
返し男性に現金を要求した。M容疑者の気分次第で男性から現金
を取り立てており、4年間で被害総額は約4000万円に上ると捜査
関係者はみている。M容疑者は金の使い道について 「趣味の高級
時計や飲食代などに使った」 と説明しているという。
男性は09年秋に会社を辞めて昨年9月同署に告訴した。1000万
円以外にも親類縁者から借金をして支払った可能性があり、同署に
対しては 「上司に見放され会社にいられなくなると思った」 と説明
している。
関係者によるとM容疑者は被害者の男性より体格がよく、社内で威
圧的な言動をとっていた姿が目撃されている・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
このM容疑者。社内規定によるものでなく、自分で勝手に 「罰金ルール」 を設
定したうえ年上の部下から数千万円も脅し取り、さらにはその使い道が個人的な
遊興関係だったことからも、とんでもない “上司” というだけでなく、 “社会人”
いやそれ以前に “人間” としても最低レベルの輩と断じざるを得ない。だが、こ
ういう人物を雇用しその所業を野放しにしていた、さらにはその職務の内容や部
下の人数などはともかく曲がりなりにも “上司” という立場で職務を任せてい
た 「この事件の舞台である企業」 の側にもその体質等に大いに問題ありと推
測すべきだろう。もっとも “企業”、 “会社” などと偉そうに自称していてもその
実体は 「他人の不幸に付け込んで金銭をむしり取る」 あるいは 「強引で脅迫
的勧誘などを行う」 反社会的な存在である可能性は限りなく高いといえる。
さて問題の被害者側の男性について。一般に 「勤め人」 の立場としては、経
営者はいうに及ばず、所属長や上司の命令に背くことができないのはたしかに
その通りであるが、 「いくらなんでもここまで従うとは・・・。理解に苦しむ」 とい
う面は否定できない。そのあたりの検討については 「こじろう117」・・・『当事
者にしか・・・』(その2)・・・で詳しく触れてみたいと思う。
飼い主から見て 「なぜこんなことを」 と
思うようなことも 「そうはいっても当事者
(飼い犬) の立場でしかわからないことも
あるのだ」 と主張したい!? こじろう
も、その当事者からしてみれば、 「そうは言われても・・・」 となってしまうケース
は少なくない。
さて先日某紙に 「部下の仕事に因縁 4000万円恐喝」 というタイトルの記事
があったが、その内容は、
・・・・・・・・ 三重県警四日市署は、仕事上のミスに因縁をつけ会社の部下から
現金1000万円を脅し取ったとして、恐喝の疑いで四日市市のM容
疑者 (43才) を逮捕した。
逮捕容疑は09年3月2日、四日市市内の路上で部下だった津市の
男性 (46才) から 「仕事上のミスで罰金がかさんだ」 などと言
って1000万円を脅し取った疑い。容疑を大筋で認めている。現金
は被害者の親戚が用立て、男性がM容疑者に直接支払ったという。
同署によると、男性は2007年ごろからM容疑者の部下になった。
M容疑者はパワハラ的な言動のみならず、事あるごとに罰金ルール
を勝手に設定。 「連絡がなかった」 などと言いがかりをつけ、繰り
返し男性に現金を要求した。M容疑者の気分次第で男性から現金
を取り立てており、4年間で被害総額は約4000万円に上ると捜査
関係者はみている。M容疑者は金の使い道について 「趣味の高級
時計や飲食代などに使った」 と説明しているという。
男性は09年秋に会社を辞めて昨年9月同署に告訴した。1000万
円以外にも親類縁者から借金をして支払った可能性があり、同署に
対しては 「上司に見放され会社にいられなくなると思った」 と説明
している。
関係者によるとM容疑者は被害者の男性より体格がよく、社内で威
圧的な言動をとっていた姿が目撃されている・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
このM容疑者。社内規定によるものでなく、自分で勝手に 「罰金ルール」 を設
定したうえ年上の部下から数千万円も脅し取り、さらにはその使い道が個人的な
遊興関係だったことからも、とんでもない “上司” というだけでなく、 “社会人”
いやそれ以前に “人間” としても最低レベルの輩と断じざるを得ない。だが、こ
ういう人物を雇用しその所業を野放しにしていた、さらにはその職務の内容や部
下の人数などはともかく曲がりなりにも “上司” という立場で職務を任せてい
た 「この事件の舞台である企業」 の側にもその体質等に大いに問題ありと推
測すべきだろう。もっとも “企業”、 “会社” などと偉そうに自称していてもその
実体は 「他人の不幸に付け込んで金銭をむしり取る」 あるいは 「強引で脅迫
的勧誘などを行う」 反社会的な存在である可能性は限りなく高いといえる。
さて問題の被害者側の男性について。一般に 「勤め人」 の立場としては、経
営者はいうに及ばず、所属長や上司の命令に背くことができないのはたしかに
その通りであるが、 「いくらなんでもここまで従うとは・・・。理解に苦しむ」 とい
う面は否定できない。そのあたりの検討については 「こじろう117」・・・『当事
者にしか・・・』(その2)・・・で詳しく触れてみたいと思う。
飼い主から見て 「なぜこんなことを」 と
思うようなことも 「そうはいっても当事者
(飼い犬) の立場でしかわからないことも
あるのだ」 と主張したい!? こじろう
2011年11月21日
『具-1グランプリ』???
本元?の 「F1グランプリ」 はともかく、いろいろなところで 「B-1グランプリ」
やら 「M-1グランプリ」 やらと、次から次へと 「△-1グランプリ」 なるものを
目にする昨今である・・・。
さて昨日某紙に 「具-1グランプリ・・・味とアイディアを競うのは?」 というタイ
トルの記事があったが、その内容は、
・・・・・・・兵庫県淡路市で19日に開かれた、「おにぎりの具とアイディアを競う
『第一回淡路市 具-1 (グーワン) グランプリ』 」。
会場にはタマネギや淡路牛、タコ、アナゴなど地元食材で工夫した15
品が並び、詰めかけた家族連れら約1500人は 「どれもおいしくて投
票に迷う」 と話しながら、いくつも頬張っていた。
15品を考案した人らは午前10時から各ブースで調理開始。タマネギ
をみじん切りにして炒めたり、タコを甘辛く煮つけたりし、200個ずつを
握った。
グランプリに輝いたのは同市内でペンションを経営する61才の女性に
よるタマネギが具材の 「あわ玉ちゃん」。準グランプリは県立淡路高
校調理部の 「淡路の底力」。淡路牛とタマネギを炒め、味噌で味付け
した一品だった・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
「おにぎりは (家庭で作る) 母の味」 というのも今は昔。現代の子どもにとっ
ては家庭で作られたものよりも、むしろコンビニなどで買う 「おにぎり」 の方を
口に入れる機会が多いのではないか。また中に入れる具材といえば、かつては
「梅干し」 や 「シャケ」 「おかか」 あたりが主流?で、街なかにコンビニが出
始めた当時に初めて口にした 「ツナ (シーチキン) 」 や 「焼肉」 入りの
おにぎりを初めて口にしたときは、一種のカルチャーショック?に近いものを受け
た気すらしないでもなかった。
さてこの 「おにぎりの具」 であるが、“米飯” というのはまことに都合のよいも
ので、「△△どんぶり」 と同様、基本的にはどのような具材でも 「それなり」 に
マッチしてしまうから不思議なものだ。自分オリジナルの具をいろいろ試してみる
(といっても 「自身の手で “握る”」 ということは今後もありえないとは思うが)
のもたしかに一興だろう。だが、年齢的な面からも 「 “焼肉系” などの具は
さすがにちょっと・・・」 というのは間違いなさようだ。
飼い主がおにぎりを食べているのを
興味深そうに眺めている!?
こじろう
やら 「M-1グランプリ」 やらと、次から次へと 「△-1グランプリ」 なるものを
目にする昨今である・・・。
さて昨日某紙に 「具-1グランプリ・・・味とアイディアを競うのは?」 というタイ
トルの記事があったが、その内容は、
・・・・・・・兵庫県淡路市で19日に開かれた、「おにぎりの具とアイディアを競う
『第一回淡路市 具-1 (グーワン) グランプリ』 」。
会場にはタマネギや淡路牛、タコ、アナゴなど地元食材で工夫した15
品が並び、詰めかけた家族連れら約1500人は 「どれもおいしくて投
票に迷う」 と話しながら、いくつも頬張っていた。
15品を考案した人らは午前10時から各ブースで調理開始。タマネギ
をみじん切りにして炒めたり、タコを甘辛く煮つけたりし、200個ずつを
握った。
グランプリに輝いたのは同市内でペンションを経営する61才の女性に
よるタマネギが具材の 「あわ玉ちゃん」。準グランプリは県立淡路高
校調理部の 「淡路の底力」。淡路牛とタマネギを炒め、味噌で味付け
した一品だった・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
「おにぎりは (家庭で作る) 母の味」 というのも今は昔。現代の子どもにとっ
ては家庭で作られたものよりも、むしろコンビニなどで買う 「おにぎり」 の方を
口に入れる機会が多いのではないか。また中に入れる具材といえば、かつては
「梅干し」 や 「シャケ」 「おかか」 あたりが主流?で、街なかにコンビニが出
始めた当時に初めて口にした 「ツナ (シーチキン) 」 や 「焼肉」 入りの
おにぎりを初めて口にしたときは、一種のカルチャーショック?に近いものを受け
た気すらしないでもなかった。
さてこの 「おにぎりの具」 であるが、“米飯” というのはまことに都合のよいも
ので、「△△どんぶり」 と同様、基本的にはどのような具材でも 「それなり」 に
マッチしてしまうから不思議なものだ。自分オリジナルの具をいろいろ試してみる
(といっても 「自身の手で “握る”」 ということは今後もありえないとは思うが)
のもたしかに一興だろう。だが、年齢的な面からも 「 “焼肉系” などの具は
さすがにちょっと・・・」 というのは間違いなさようだ。
飼い主がおにぎりを食べているのを
興味深そうに眺めている!?
こじろう
2011年11月20日
『ノコノコ・・・、御用』!!!
「そろそろほとぼりも冷めただろう」 と考えて、ノコノコ出てきたら “御用” となる。
やはり世の中、それほど甘くない。
先日某紙に 「ひき逃げ女、行方くらまし免許更新で逮捕」 というタイトルの記事
があったが、その内容は、
・・・・・・・2年10か月前のひき逃げ事件の後に姿を消していた容疑者の女が、運
転免許更新のためにノコノコ現れたところを “御用” となった。
栃木県警真岡署は16日までに2009年に真岡市内で女性をひき逃げ
して重傷を負わせたとして、自動車運転過失傷害と道交法違反の疑い
で住所不定、職業不詳の女U容疑者を逮捕。免許更新のため鹿沼市の
運転免許試験場で講習を受けていた同容疑者は 「覚えていない」 など
と容疑を否認している。
逮捕容疑は09年1月28日午前、真岡市のT字交差点で軽自動車を運
転していたU容疑者が原付バイクと衝突し、乗っていた83才の女性を転
倒させて肋骨骨折など全治2カ月の重傷を負わせそのまま逃げた疑い。
同署は現場の目撃者や衝突音を聞いた人などの証言、車のナンバーな
どからU容疑者を特定した。しかし陸運局に登録されている住所にU容
疑者はおらず、そのまま行方をくらましていた。
そして事件から約3年近く経過した今月15日。U容疑者は意外なところ
に突如現れた。同署に 「U容疑者が来ています」 と通報が入ったのは
署から1時間ほどの距離にある栃木県の鹿沼運転免許試験場から。午
前中運転免許更新のために訪れていたU容疑者は警察が駆けつけた時
には全く無警戒で講習を受けていた。
同署によると 「 (ひき逃げ事件は) 全く覚えていない」 と容疑を否認。
完全黙秘を貫いている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
このU容疑者。ひき逃げしたことが事実だとすれば (諸状況から考えてその可能
性が高いようだが) これぞ 「身勝手人間の典型」 といえるほど人間性が悪い。
いくら注意や用心をしていても交通事故を起こしてしまう可能性はたしかに誰でも
あるし、それだけを以ってドライバーの人間性を完全に否定することはできない。と
はいえひとたび事故を起こしてしまった際は、自らの側の過失の程度にかかわら
ず、負傷者の救助をはじめとする後処理に奔走するのは当事者としてのみならず、
社会に生きる人間としての最低限の義務である。まあそれでもそれを怠り、逃げ
おおせようとする輩が実際には少なくないこともまた厳然たる事実であると認めざ
るを得ない。それではこのU容疑者の人間性が徹底的にヒドイと判断する根拠は
何かといえば、自らの 「過ち」 については完全に知らぬ存ぜぬを決め込み最
低限の義務すら果たさないという反社会性を発揮しながら、一方で平然と 「運転
免許更新」 という純然たる 「社会的な権利」 を行使しようとしたことである。
「盗人猛々しい」 だけならともかく、「社会をなめきっている」 としか思えないこの
ような輩にはそれなりの社会的制裁をしっかりと加えてほしいものであるが、そう
いう連中にかぎってそれらが全くといって 「意味をなさない」 「功を奏さない」、
つまり結局は一般市民の血税のムダ遣いにしかならないのがまた大変に嘆かわ
しい現実である・・・。
「飼い犬としての権利を行使するためには
最低限の義務は果たすべき」 という認識
は一応有している・・・!? こじろう
やはり世の中、それほど甘くない。
先日某紙に 「ひき逃げ女、行方くらまし免許更新で逮捕」 というタイトルの記事
があったが、その内容は、
・・・・・・・2年10か月前のひき逃げ事件の後に姿を消していた容疑者の女が、運
転免許更新のためにノコノコ現れたところを “御用” となった。
栃木県警真岡署は16日までに2009年に真岡市内で女性をひき逃げ
して重傷を負わせたとして、自動車運転過失傷害と道交法違反の疑い
で住所不定、職業不詳の女U容疑者を逮捕。免許更新のため鹿沼市の
運転免許試験場で講習を受けていた同容疑者は 「覚えていない」 など
と容疑を否認している。
逮捕容疑は09年1月28日午前、真岡市のT字交差点で軽自動車を運
転していたU容疑者が原付バイクと衝突し、乗っていた83才の女性を転
倒させて肋骨骨折など全治2カ月の重傷を負わせそのまま逃げた疑い。
同署は現場の目撃者や衝突音を聞いた人などの証言、車のナンバーな
どからU容疑者を特定した。しかし陸運局に登録されている住所にU容
疑者はおらず、そのまま行方をくらましていた。
そして事件から約3年近く経過した今月15日。U容疑者は意外なところ
に突如現れた。同署に 「U容疑者が来ています」 と通報が入ったのは
署から1時間ほどの距離にある栃木県の鹿沼運転免許試験場から。午
前中運転免許更新のために訪れていたU容疑者は警察が駆けつけた時
には全く無警戒で講習を受けていた。
同署によると 「 (ひき逃げ事件は) 全く覚えていない」 と容疑を否認。
完全黙秘を貫いている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
このU容疑者。ひき逃げしたことが事実だとすれば (諸状況から考えてその可能
性が高いようだが) これぞ 「身勝手人間の典型」 といえるほど人間性が悪い。
いくら注意や用心をしていても交通事故を起こしてしまう可能性はたしかに誰でも
あるし、それだけを以ってドライバーの人間性を完全に否定することはできない。と
はいえひとたび事故を起こしてしまった際は、自らの側の過失の程度にかかわら
ず、負傷者の救助をはじめとする後処理に奔走するのは当事者としてのみならず、
社会に生きる人間としての最低限の義務である。まあそれでもそれを怠り、逃げ
おおせようとする輩が実際には少なくないこともまた厳然たる事実であると認めざ
るを得ない。それではこのU容疑者の人間性が徹底的にヒドイと判断する根拠は
何かといえば、自らの 「過ち」 については完全に知らぬ存ぜぬを決め込み最
低限の義務すら果たさないという反社会性を発揮しながら、一方で平然と 「運転
免許更新」 という純然たる 「社会的な権利」 を行使しようとしたことである。
「盗人猛々しい」 だけならともかく、「社会をなめきっている」 としか思えないこの
ような輩にはそれなりの社会的制裁をしっかりと加えてほしいものであるが、そう
いう連中にかぎってそれらが全くといって 「意味をなさない」 「功を奏さない」、
つまり結局は一般市民の血税のムダ遣いにしかならないのがまた大変に嘆かわ
しい現実である・・・。
「飼い犬としての権利を行使するためには
最低限の義務は果たすべき」 という認識
は一応有している・・・!? こじろう
2011年11月19日
『中間管理職』 の放火!!!
子どもの頃、とても口には出せないが、たとえば学校のテストや自分にとって都合の
悪い行事などの前日、 「明日学校が火事にでもなれば、中止になって助かるのに・・・」
と考えた人はそれなりにいるのではないか。
昨日某紙に 「火事なら出社せずに済む・・・課長、放火未遂容疑」 というタイトルの
記事があったが、その内容は、
・・・・・・・山形県酒田市の東北日本ハム工場の放火未遂事件で、逮捕された同社
ペットフード事業部製造課長のU容疑者 (39才) が県警の調べに対し、
「工場が火事になれば会社に行かなくても済むと思った」 などと供述して
いることが過日わかった。
捜査関係者によると、U容疑者は 「課長という責任のあるポストに対して
プレッシャーを感じており、悩んでいた」 と述べ、中間管理職の業務で抱
えていたストレスが原因で犯行に及んだ可能性があるとみて、詳しい動機
事件当時の状況を調べている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
この39才のU容疑者。世間的に一応名の通った企業において課長職にまで昇進
する過程において、当然それなりの厳しい試練に耐え、社会の荒波を乗り乗り越
えてきたのは疑いない。にもかかわらずその年齢と立場にありながら、 「火事に
なれば会社に行かなくて済む」 と真剣に考えたというだけでもうすでに正常な精
神状態はとても維持できていないほど追いつめられていたと解釈すべきだろう。だ
が、それにしても実際に行動に移す (自らの職場に放火する) というのはもう完
全に常軌を逸しており、同情できる範囲をはるかに超越してしまうというものだ。
世間一般的な中間管理職の 「板挟みによる “悲哀” や “苦悩” 」 といった
ものは今さらあえて触れるまでもないことであるが、いわゆる 「勤め人」 の世界
において上級管理職、さらには最終的にその企業や組織の経営陣の一角を占め
るまで上り詰めていくには、そういった悲哀や苦悩を味わいながらも、単にそれら
を乗り越えるだけでなく、むしろ一種の 「踏み台」 にして進んでいくことが要求
され、それが可能であるタイプの人だけがその特権を手に入れられるという言い
方もできるだろう。しかし、そういう生き方を選択するかどうかは人それぞれであ
るのもまた言うまでもない・・・。
「犬にも犬なりの悲哀や苦悩がある
ことを、飼い主がなかなか理解して
くれない」 と嘆いている!?
こじろう
悪い行事などの前日、 「明日学校が火事にでもなれば、中止になって助かるのに・・・」
と考えた人はそれなりにいるのではないか。
昨日某紙に 「火事なら出社せずに済む・・・課長、放火未遂容疑」 というタイトルの
記事があったが、その内容は、
・・・・・・・山形県酒田市の東北日本ハム工場の放火未遂事件で、逮捕された同社
ペットフード事業部製造課長のU容疑者 (39才) が県警の調べに対し、
「工場が火事になれば会社に行かなくても済むと思った」 などと供述して
いることが過日わかった。
捜査関係者によると、U容疑者は 「課長という責任のあるポストに対して
プレッシャーを感じており、悩んでいた」 と述べ、中間管理職の業務で抱
えていたストレスが原因で犯行に及んだ可能性があるとみて、詳しい動機
事件当時の状況を調べている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
この39才のU容疑者。世間的に一応名の通った企業において課長職にまで昇進
する過程において、当然それなりの厳しい試練に耐え、社会の荒波を乗り乗り越
えてきたのは疑いない。にもかかわらずその年齢と立場にありながら、 「火事に
なれば会社に行かなくて済む」 と真剣に考えたというだけでもうすでに正常な精
神状態はとても維持できていないほど追いつめられていたと解釈すべきだろう。だ
が、それにしても実際に行動に移す (自らの職場に放火する) というのはもう完
全に常軌を逸しており、同情できる範囲をはるかに超越してしまうというものだ。
世間一般的な中間管理職の 「板挟みによる “悲哀” や “苦悩” 」 といった
ものは今さらあえて触れるまでもないことであるが、いわゆる 「勤め人」 の世界
において上級管理職、さらには最終的にその企業や組織の経営陣の一角を占め
るまで上り詰めていくには、そういった悲哀や苦悩を味わいながらも、単にそれら
を乗り越えるだけでなく、むしろ一種の 「踏み台」 にして進んでいくことが要求
され、それが可能であるタイプの人だけがその特権を手に入れられるという言い
方もできるだろう。しかし、そういう生き方を選択するかどうかは人それぞれであ
るのもまた言うまでもない・・・。
「犬にも犬なりの悲哀や苦悩がある
ことを、飼い主がなかなか理解して
くれない」 と嘆いている!?
こじろう
2011年11月18日
『免停』 で全国ニュースに!!!
法を犯すことによってそれなりの刑罰を受けることになるのは当然であるが、現代社会
においてはその刑罰そのものよりも、むしろそれに関して 「 (実名で) 報道される」
ことで、当人のみならず家族らも含めて大変な “汚名” を着せられる、つまりその後
の人生にとって取り返しのつかないほど大きな “罰” を受ける可能性が高い。
昨日某全国紙に 「警察で免停手続き、40分後に運転・・・見つかった」 というタイトル
の記事があったが、その内容は、
・・・・・・ 北海道岩内署は15日、同署を訪れて運転免許の停止手続きをした40分後
に無免許運転したとして、会社員A容疑者 (25才) を道交法違反 (無免許
運転) で現行犯逮捕した。
発表によると、A容疑者は違反点数の累積で60日間の免許停止処分になり、
同日に免許証を預けたが、その直後に署の近くに止めていた乗用車を運転し
た疑い。
手続きをした際の様子を不審に思った署員が追跡した。同署は 「あまりにも
悪質」 としている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
この25才のA容疑者。ここまでどのような交通違反をしてきたのかはわからないが、
重大事故を起こしたり飲酒運転をしたとかで逮捕・検挙され、即 “免許取り消し” に
なったというわけでもない。いわゆる違反による累積点数で60日間の免許停止であ
っても、もちろん決してほめられたものではないにせよ、それだけならまず 「全国版
のニュースで実名報道される」 などということはあり得なかったであろう。
もっとも、実際には免許停止処分中に 「こっそりひっそり」 ステアリングを握ろうと
する輩はそれなりに存在しても不思議ではないが、さすがに手続き直後、しかも警察
署のすぐ近くで、となれば、当局としても 「警察をなめるなよ」 ということになるのは
当然である。
それにしてもこの25才のA容疑者。たとえば強盗殺人を犯したというわけでもないど
ころか、一般市民には何も迷惑すらかけてすらいないのにもかかわらず、「あまりに
も悪質」 と斬り捨てられ、この若さでまさか全国的に実名報道されるとまでは露ほ
ども考えていなかったであろう。 「軽率な行動というものは、たとえそれがほんのさ
さいなことであっても、自分だけでなく家族ら周囲の人たちをも巻き込む大ごとに発
展することがありうる」 という典型例かもしれない・・・・。
外で自らが何かをしでかした場合
は、「飼い主が責任をとることに
なる」 ということは全く自覚し
ていない!? こじろう
においてはその刑罰そのものよりも、むしろそれに関して 「 (実名で) 報道される」
ことで、当人のみならず家族らも含めて大変な “汚名” を着せられる、つまりその後
の人生にとって取り返しのつかないほど大きな “罰” を受ける可能性が高い。
昨日某全国紙に 「警察で免停手続き、40分後に運転・・・見つかった」 というタイトル
の記事があったが、その内容は、
・・・・・・ 北海道岩内署は15日、同署を訪れて運転免許の停止手続きをした40分後
に無免許運転したとして、会社員A容疑者 (25才) を道交法違反 (無免許
運転) で現行犯逮捕した。
発表によると、A容疑者は違反点数の累積で60日間の免許停止処分になり、
同日に免許証を預けたが、その直後に署の近くに止めていた乗用車を運転し
た疑い。
手続きをした際の様子を不審に思った署員が追跡した。同署は 「あまりにも
悪質」 としている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
この25才のA容疑者。ここまでどのような交通違反をしてきたのかはわからないが、
重大事故を起こしたり飲酒運転をしたとかで逮捕・検挙され、即 “免許取り消し” に
なったというわけでもない。いわゆる違反による累積点数で60日間の免許停止であ
っても、もちろん決してほめられたものではないにせよ、それだけならまず 「全国版
のニュースで実名報道される」 などということはあり得なかったであろう。
もっとも、実際には免許停止処分中に 「こっそりひっそり」 ステアリングを握ろうと
する輩はそれなりに存在しても不思議ではないが、さすがに手続き直後、しかも警察
署のすぐ近くで、となれば、当局としても 「警察をなめるなよ」 ということになるのは
当然である。
それにしてもこの25才のA容疑者。たとえば強盗殺人を犯したというわけでもないど
ころか、一般市民には何も迷惑すらかけてすらいないのにもかかわらず、「あまりに
も悪質」 と斬り捨てられ、この若さでまさか全国的に実名報道されるとまでは露ほ
ども考えていなかったであろう。 「軽率な行動というものは、たとえそれがほんのさ
さいなことであっても、自分だけでなく家族ら周囲の人たちをも巻き込む大ごとに発
展することがありうる」 という典型例かもしれない・・・・。
外で自らが何かをしでかした場合
は、「飼い主が責任をとることに
なる」 ということは全く自覚し
ていない!? こじろう
2011年11月17日
『旦那は犬』???
「そんなの何とかなるさ」 とそれまでは高を括っていても、実際に始めてみると
「なかなかうまくいかない」 「こんなはずでは・・・」 と悩む犬の飼い主は少なく
ないだろう。かくいう自分自身もその一人であることを否定し難い。
さて、先日某誌に 「加藤茶 夫婦円満の秘訣は 『旦那は犬と一緒。おだてて
おだてて。怒ってはダメ」 というタイトルの記事があったが、その内容は、
・・・・・・・・ザ・ドリフターズといえば、昨今プライベートでも幸せいっぱいの加藤茶
(68才) と仲本工事 (70才)。「メールは毎日?」 という質問に加
藤は 「そうですね。一日5~6回くらい」 とハートマークなどの絵文字
も使うラブラブぶりを明かし、一方の仲本は 「いつもだいたい一緒に
いるからメールはあんまり・・・」 と照れる。
お相手と加藤は45才差。仲本は27才差だが、「歳の差婚」 という言
葉に関して加藤は 「僕がきっかけになるのかなあ。一緒にいると (歳
の差は) 関係ないですよ」 と日常生活で違和感のないことを語る。仲
本も 「歳の差を感じることはないですよ」という。
夫婦円満の秘訣については、加藤は 「旦那のしつけは、犬と一緒!
おだてておだてて! 怒ったらダメよ。反抗するからね」。家事の手伝
いについても 「褒めあげて!」 とアドバイス。加藤夫妻の場合、「や
ったあと 『ごくろうさんね』 『ありがとね』 っていわれますね。すると
逆にやる気になりますね」 とのこと。ちなみに加藤は 「ゴミ出しなど
はするが、皿洗いなどはやらせてもらえない」 のだとか・・・・・・・・・
というものである。
27才差といえば自分自身の場合、ほぼ長女との年齢差にあたり、まして加藤
氏のように夫人と45才差というのははたしてどういうことになるのか想像すら
できない。もちろん 「うらやましい」 などという次元ではなく、「とまどい」 と
か 「気恥ずかしさ」 などが先に立つからだと思うが、両氏がともに述べてい
るように、案外その立場になってみると外から見ているほどの違和感もなく、そ
れなりに夫婦として自然に暮らせるものかもしれない。
さて、加藤氏のいう 「旦那のしつけ」 という部分についていえば、今さらなが
ら 「その通り」 とうなずくしかないようだ。いくつになっても、結婚して何年たっ
ても男というのは一般に単純で、明らかに女性 (夫人) 側の戦略?だとわか
っていても 「褒められて悪い気がしない」 どころか、積極的に 「もっと褒めて
ほしい」 という気になるのは、ミドルエイジ以上の男性であれば大抵は胸に手
を当てればわかるはずだろう。
もっとも自分自身の経験でいえば、“人間の男性” はその通りでも、むしろ “犬”
に関しては必ずしもそうでないように感じる。飼い犬の 「こじろう」 も、幼少時
はたしかに 「おだてて伸びる」 というタイプだったのは疑いない。しかし昨今は
ヘタにおだてたり褒めたりすればするほど 「この飼い主。何か企んでるぞ。その
気になって喜んでいると大変なことになりそうだ」 とでも考えるのか、そういう時
に限って妙に警戒?するのか、寄り付かないことが多くなってきた。
結局、世の旦那どもの方が精神年齢は犬よりはるかに低く、女性から見れば単
純明快で扱いやすいのは間違いないようだ・・・・・・。
飼い主の 「甘い言葉」 に何度もだまされた
という思いが強く、特に予防接種の時期が近
づくと厳戒モードに入る!? こじろう
「なかなかうまくいかない」 「こんなはずでは・・・」 と悩む犬の飼い主は少なく
ないだろう。かくいう自分自身もその一人であることを否定し難い。
さて、先日某誌に 「加藤茶 夫婦円満の秘訣は 『旦那は犬と一緒。おだてて
おだてて。怒ってはダメ」 というタイトルの記事があったが、その内容は、
・・・・・・・・ザ・ドリフターズといえば、昨今プライベートでも幸せいっぱいの加藤茶
(68才) と仲本工事 (70才)。「メールは毎日?」 という質問に加
藤は 「そうですね。一日5~6回くらい」 とハートマークなどの絵文字
も使うラブラブぶりを明かし、一方の仲本は 「いつもだいたい一緒に
いるからメールはあんまり・・・」 と照れる。
お相手と加藤は45才差。仲本は27才差だが、「歳の差婚」 という言
葉に関して加藤は 「僕がきっかけになるのかなあ。一緒にいると (歳
の差は) 関係ないですよ」 と日常生活で違和感のないことを語る。仲
本も 「歳の差を感じることはないですよ」という。
夫婦円満の秘訣については、加藤は 「旦那のしつけは、犬と一緒!
おだてておだてて! 怒ったらダメよ。反抗するからね」。家事の手伝
いについても 「褒めあげて!」 とアドバイス。加藤夫妻の場合、「や
ったあと 『ごくろうさんね』 『ありがとね』 っていわれますね。すると
逆にやる気になりますね」 とのこと。ちなみに加藤は 「ゴミ出しなど
はするが、皿洗いなどはやらせてもらえない」 のだとか・・・・・・・・・
というものである。
27才差といえば自分自身の場合、ほぼ長女との年齢差にあたり、まして加藤
氏のように夫人と45才差というのははたしてどういうことになるのか想像すら
できない。もちろん 「うらやましい」 などという次元ではなく、「とまどい」 と
か 「気恥ずかしさ」 などが先に立つからだと思うが、両氏がともに述べてい
るように、案外その立場になってみると外から見ているほどの違和感もなく、そ
れなりに夫婦として自然に暮らせるものかもしれない。
さて、加藤氏のいう 「旦那のしつけ」 という部分についていえば、今さらなが
ら 「その通り」 とうなずくしかないようだ。いくつになっても、結婚して何年たっ
ても男というのは一般に単純で、明らかに女性 (夫人) 側の戦略?だとわか
っていても 「褒められて悪い気がしない」 どころか、積極的に 「もっと褒めて
ほしい」 という気になるのは、ミドルエイジ以上の男性であれば大抵は胸に手
を当てればわかるはずだろう。
もっとも自分自身の経験でいえば、“人間の男性” はその通りでも、むしろ “犬”
に関しては必ずしもそうでないように感じる。飼い犬の 「こじろう」 も、幼少時
はたしかに 「おだてて伸びる」 というタイプだったのは疑いない。しかし昨今は
ヘタにおだてたり褒めたりすればするほど 「この飼い主。何か企んでるぞ。その
気になって喜んでいると大変なことになりそうだ」 とでも考えるのか、そういう時
に限って妙に警戒?するのか、寄り付かないことが多くなってきた。
結局、世の旦那どもの方が精神年齢は犬よりはるかに低く、女性から見れば単
純明快で扱いやすいのは間違いないようだ・・・・・・。
飼い主の 「甘い言葉」 に何度もだまされた
という思いが強く、特に予防接種の時期が近
づくと厳戒モードに入る!? こじろう
2011年11月16日
『いつもじゃない』 ???
携帯電話の普及など、個人的通信手段が目覚ましい進歩を遂げ、日常の生活や業務が
格段に便利になった反面、以前なら 「なんやかんやで不問で済まされていたようなこと」
が見過ごされずにすぐ通報されてしまうこともあり、特にサボり癖のある人たちにとっては
「のんびりうかうかしていられない世の中」 になってしまったようだ。
さて、昨日某紙に 「乗務中に読書 JR北車掌 『いつもじゃない』 」 というタイトルの
記事があったが、その内容は、
・・・・・・・・ JR北海道は14日、普通列車の男性車掌 (63才) が乗務中に文庫本を
読んでいたことが判明したと発表した。
発表によると、車掌は12日午前、苫小牧ほしみ行き普通列車 (3両編成)
に乗務中、最後尾の車掌室で座って文庫本を読んでいたという。乗客から
同社に通報があり、事情を訊いたところ車掌は本を読んでいたことを認めた。
車掌は 「過去にも読んでいたことはあるが、常時読んでいたわけではない」
などと説明したという。読んでいたのは 「ドナウの旅人」 (宮本輝著) で、
計15分程度だったが、列車の運行に支障はなかった。
同社は 「乗務員の指導強化と、個々人の指導に努めていく」 とのコメント
を出した・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
こういった不祥事の発表の際には 「そんな余計なことには触れなければいいのに」 と
思わされる場面が必ずといっていいほど存在するものだ。今回でいえば、まず 「 『常
時』 読んでいたわけではない」 という部分だが、これは 「常時」 とか 「常時ではな
い」 という次元の話ではないことは、小学生でもわかることである。またよしんば本当に
「常時読んでいた」 となれば、これはもう 「車掌職の存在意義」 自体を根本から問わ
れかねないとんでもない大問題に発展するのは必至であるし、そういう言い方をする輩
にかぎって 「本当は 『常時』 (に近いくらい) 読んでいた」 と邪推されるのがオチ、
つまりそれを自白したようなものととられかねない。
さらには 「運行に支障はなかった」 というのも、それではもし実際に 「支障があった」
とすれば 「誰がどう責任をとるのか」 とやはりいらぬ批判を浴びることになるだろう。
さてこの63才の車掌、実際のところは (文庫本であるかどうかは別として) やはり
恒常的に近い形で今までも 「サボっていた」 と考えるのが妥当のような気がするが、
「今までも乗務中に本を読んでいて十二分に通用していた、北海道のローカル線での
いかにものんびりした出来事の一つ」 、言い換えれば 「これものどかな一つの田園
風景である」 と割り切ってしまうのは、あまりにも安易というものであろうか。
さて最後に、この発表で一番不要と思われるもの、それは読んでいた本の書名である
のは疑いない。自らもサラリーマン経験のある著者の宮本氏としては思わぬところで
名前を持ち出され、その心中はさぞかし複雑ではないかと推測してしまうのだが・・・・・。
イタズラを飼い主に咎められた際、
「いつもやっているわけでない」 と
必死に訴える!? こじろう
格段に便利になった反面、以前なら 「なんやかんやで不問で済まされていたようなこと」
が見過ごされずにすぐ通報されてしまうこともあり、特にサボり癖のある人たちにとっては
「のんびりうかうかしていられない世の中」 になってしまったようだ。
さて、昨日某紙に 「乗務中に読書 JR北車掌 『いつもじゃない』 」 というタイトルの
記事があったが、その内容は、
・・・・・・・・ JR北海道は14日、普通列車の男性車掌 (63才) が乗務中に文庫本を
読んでいたことが判明したと発表した。
発表によると、車掌は12日午前、苫小牧ほしみ行き普通列車 (3両編成)
に乗務中、最後尾の車掌室で座って文庫本を読んでいたという。乗客から
同社に通報があり、事情を訊いたところ車掌は本を読んでいたことを認めた。
車掌は 「過去にも読んでいたことはあるが、常時読んでいたわけではない」
などと説明したという。読んでいたのは 「ドナウの旅人」 (宮本輝著) で、
計15分程度だったが、列車の運行に支障はなかった。
同社は 「乗務員の指導強化と、個々人の指導に努めていく」 とのコメント
を出した・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
こういった不祥事の発表の際には 「そんな余計なことには触れなければいいのに」 と
思わされる場面が必ずといっていいほど存在するものだ。今回でいえば、まず 「 『常
時』 読んでいたわけではない」 という部分だが、これは 「常時」 とか 「常時ではな
い」 という次元の話ではないことは、小学生でもわかることである。またよしんば本当に
「常時読んでいた」 となれば、これはもう 「車掌職の存在意義」 自体を根本から問わ
れかねないとんでもない大問題に発展するのは必至であるし、そういう言い方をする輩
にかぎって 「本当は 『常時』 (に近いくらい) 読んでいた」 と邪推されるのがオチ、
つまりそれを自白したようなものととられかねない。
さらには 「運行に支障はなかった」 というのも、それではもし実際に 「支障があった」
とすれば 「誰がどう責任をとるのか」 とやはりいらぬ批判を浴びることになるだろう。
さてこの63才の車掌、実際のところは (文庫本であるかどうかは別として) やはり
恒常的に近い形で今までも 「サボっていた」 と考えるのが妥当のような気がするが、
「今までも乗務中に本を読んでいて十二分に通用していた、北海道のローカル線での
いかにものんびりした出来事の一つ」 、言い換えれば 「これものどかな一つの田園
風景である」 と割り切ってしまうのは、あまりにも安易というものであろうか。
さて最後に、この発表で一番不要と思われるもの、それは読んでいた本の書名である
のは疑いない。自らもサラリーマン経験のある著者の宮本氏としては思わぬところで
名前を持ち出され、その心中はさぞかし複雑ではないかと推測してしまうのだが・・・・・。
イタズラを飼い主に咎められた際、
「いつもやっているわけでない」 と
必死に訴える!? こじろう
2011年11月15日
『えらいとばっちり』???
日常生活の中でも、いわゆる 「とんだとばっちりを受けた」 と思われる場面はそ
れなりにあるものだ。
昨日某スポーツ紙に 「岡田監督 『日本シリーズ、えらいとばっちりやな』 」 と
いうタイトルの記事があったが、その内容は、
・・・・・・・ オリックス岡田監督が13日、巨人の内紛にモノ申した。日本シリーズ
開催中にスポーツ紙の一面をジャックした内輪もめ。「日本シリーズが
一面になかったん、はじめてちゃうか。これ、1日や2日で解決なんてせ
えへんし。えらい迷惑やな日本シリーズ」 と、プロ野球最高の舞台に
水を差す形になった泥仕合をチクリ。サッカーのW杯アジア予選の日本
対タジキスタン戦があった内紛勃発当日も、「これサッカー関係者が怒
りよるよ」 とサッカー界へのとばっちりをボヤいていた・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
突然驚きの記者会見から始まり、俄かに野球界のみならず政財界など各方面に
大きな波紋を呼んでいる 「球界の盟主」 の内紛。
よりによってこの時期に勃発したことから 「日本シリーズに出られなかった腹い
せからわざとこの時期を選んだ」 「日本シリーズ妨害、陰謀」 といった様々な
揣摩臆測も飛び交っているようだが、自らの恥部をここまでさらしてまでそういう
ことをする必要性はさすがにないはずだ。
さてこの岡田監督の言う 「とばっちり」 であるが、たしかに勝利チームの側の
関係者やファンにとって、特に本来なら第一面で大きく称賛されるはずの監督や
選手にしてみれば、「面白くない」 という気になるのも当然だろう。だが逆に敗
者の関係者にすれば、その “戦犯追及” の扱いが小さくなったり、場合によっ
てはカットされたりと、むしろ 「願ったりかなったり」 という見方もできる。一般
紙でも、その不祥事やスキャンダルなどを報じられるべき当日に、偶然別のさら
にインパクトの強い話題が一面をさらい、読者の関心がそちらに傾いたことでた
とえ一時的であるにせよ、救われた格好の企業や組織は枚挙にいとまがないだ
ろうし、時にはそういったことが意図的に画策されるということさえ耳にすること
もある。
日常の一般生活の中でも 「とんだとばっちり」 を受ける側があれば、同時に
それで 「とんだ恩恵」 を被る側も必ず存在するのは疑いない。 「とばっちり」
という一言も、様々な受け止め方ができるのだ。
飼い主の機嫌が悪い時に 「とんだ
とばっちり」 を受けるのを避ける
ためにそそくさと退散する!?
こじろう
れなりにあるものだ。
昨日某スポーツ紙に 「岡田監督 『日本シリーズ、えらいとばっちりやな』 」 と
いうタイトルの記事があったが、その内容は、
・・・・・・・ オリックス岡田監督が13日、巨人の内紛にモノ申した。日本シリーズ
開催中にスポーツ紙の一面をジャックした内輪もめ。「日本シリーズが
一面になかったん、はじめてちゃうか。これ、1日や2日で解決なんてせ
えへんし。えらい迷惑やな日本シリーズ」 と、プロ野球最高の舞台に
水を差す形になった泥仕合をチクリ。サッカーのW杯アジア予選の日本
対タジキスタン戦があった内紛勃発当日も、「これサッカー関係者が怒
りよるよ」 とサッカー界へのとばっちりをボヤいていた・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
突然驚きの記者会見から始まり、俄かに野球界のみならず政財界など各方面に
大きな波紋を呼んでいる 「球界の盟主」 の内紛。
よりによってこの時期に勃発したことから 「日本シリーズに出られなかった腹い
せからわざとこの時期を選んだ」 「日本シリーズ妨害、陰謀」 といった様々な
揣摩臆測も飛び交っているようだが、自らの恥部をここまでさらしてまでそういう
ことをする必要性はさすがにないはずだ。
さてこの岡田監督の言う 「とばっちり」 であるが、たしかに勝利チームの側の
関係者やファンにとって、特に本来なら第一面で大きく称賛されるはずの監督や
選手にしてみれば、「面白くない」 という気になるのも当然だろう。だが逆に敗
者の関係者にすれば、その “戦犯追及” の扱いが小さくなったり、場合によっ
てはカットされたりと、むしろ 「願ったりかなったり」 という見方もできる。一般
紙でも、その不祥事やスキャンダルなどを報じられるべき当日に、偶然別のさら
にインパクトの強い話題が一面をさらい、読者の関心がそちらに傾いたことでた
とえ一時的であるにせよ、救われた格好の企業や組織は枚挙にいとまがないだ
ろうし、時にはそういったことが意図的に画策されるということさえ耳にすること
もある。
日常の一般生活の中でも 「とんだとばっちり」 を受ける側があれば、同時に
それで 「とんだ恩恵」 を被る側も必ず存在するのは疑いない。 「とばっちり」
という一言も、様々な受け止め方ができるのだ。
飼い主の機嫌が悪い時に 「とんだ
とばっちり」 を受けるのを避ける
ためにそそくさと退散する!?
こじろう
2011年11月14日
『節電タレント』???
今年の流行語大賞の有力候補として、今さらながらノミネートされた “節電” 。
未曽有の大震災の影響でこれほどその言葉がクロースアップされたことはかつ
てなく、巷にはここぞとばかり 「節電関連商品」 が目に付いたものだ。
さて、先日発売の某誌に 「 『見たくないタレント、笑えない芸人』 ランキング
2011」 というタイトルの記事を見つけた。「テレビはなぜつまらなくなったの
か」 というサブタイトルでその “元凶” ともいうべきタレントを2000人のモニ
ターが選んだ結果で特集を組んだ某誌恒例の企画であるが、その中の一つ、
「笑えない芸人」 のランキングが・・・
1位 楽しんご 125票
2位 狩野英孝 99票
3位 ピース 91票
4位 はんにゃ 82票
5位 千原兄弟 62票
5位 出川哲朗 62票
7位 ロンブー1号・・ 56票
8位 ダウンタウン 48票
………と続くものであった。
芸人にかぎらず、TVに登場するタレントといわれる人たちに対する好みや評価など
は千差万別であって構わないし、その証拠にこの手の調査では 「好きな△△」 の
上位者は必ず 「嫌いな△△」 にもノミネートされているのが常である。したがって、
個別の芸人に関して個人的に特段あれこれ言うつもりはないし、その筋合もない。し
かしこの記事に目を通しておいてよかったと思わされる部分、それは上記のランカー
の一人に対して34歳のある女性モニターによる 「事務所の力なのか、なかなか消
えてくれない。芸人として成り立っていない。出ているとTVを消します」 という感想
に対して、編集者が一言 「 『節電タレント』 だった」 と斬り捨てるところである。
番組に出演するだけで、図らずも結果的に 「節電」 という社会貢献に参画してい
ることを告げられた当人としては複雑な思いが去来するだろうが、タレントに限らず
世の中には本人が全く意図していない結果的・逆説的?社会貢献が存在すること
に改めて気づかされた次第である。
夜になり自分の部屋で一人 (匹) でくつ
ろぐ際、明かりがついていないと不安で仕方
なく、「節電犬」 とはとてもいえない!?
こじろう
未曽有の大震災の影響でこれほどその言葉がクロースアップされたことはかつ
てなく、巷にはここぞとばかり 「節電関連商品」 が目に付いたものだ。
さて、先日発売の某誌に 「 『見たくないタレント、笑えない芸人』 ランキング
2011」 というタイトルの記事を見つけた。「テレビはなぜつまらなくなったの
か」 というサブタイトルでその “元凶” ともいうべきタレントを2000人のモニ
ターが選んだ結果で特集を組んだ某誌恒例の企画であるが、その中の一つ、
「笑えない芸人」 のランキングが・・・
1位 楽しんご 125票
2位 狩野英孝 99票
3位 ピース 91票
4位 はんにゃ 82票
5位 千原兄弟 62票
5位 出川哲朗 62票
7位 ロンブー1号・・ 56票
8位 ダウンタウン 48票
………と続くものであった。
芸人にかぎらず、TVに登場するタレントといわれる人たちに対する好みや評価など
は千差万別であって構わないし、その証拠にこの手の調査では 「好きな△△」 の
上位者は必ず 「嫌いな△△」 にもノミネートされているのが常である。したがって、
個別の芸人に関して個人的に特段あれこれ言うつもりはないし、その筋合もない。し
かしこの記事に目を通しておいてよかったと思わされる部分、それは上記のランカー
の一人に対して34歳のある女性モニターによる 「事務所の力なのか、なかなか消
えてくれない。芸人として成り立っていない。出ているとTVを消します」 という感想
に対して、編集者が一言 「 『節電タレント』 だった」 と斬り捨てるところである。
番組に出演するだけで、図らずも結果的に 「節電」 という社会貢献に参画してい
ることを告げられた当人としては複雑な思いが去来するだろうが、タレントに限らず
世の中には本人が全く意図していない結果的・逆説的?社会貢献が存在すること
に改めて気づかされた次第である。
夜になり自分の部屋で一人 (匹) でくつ
ろぐ際、明かりがついていないと不安で仕方
なく、「節電犬」 とはとてもいえない!?
こじろう
2011年11月13日
『正直者は・・・』???
“ Honesty pays in the long run. ” とはいわれるものの、本当に 「正直者」
は 「いずれ得をする」 のか、あるいは 「ばかを見る」 ことになるのだろうのか。
昨日某紙に 「誤って釈放の男、別の署に 『本当にいいのか?』 」 というタイトルの
記事があったが、その内容は、
・・・・・・・ 大阪府警富田林署総務課の40歳代の警部補が、窃盗罪での起訴に伴い
勾留されていた塗装工の男 (22才) を誤って釈放していたことがわかった。
男は強盗傷害容疑で再逮捕されたが、処分保留で釈放となり、その効力が窃
盗罪での勾留にも及ぶと勘違いしたという。男が 「本当に釈放でいいのか」
と別の警察署を訪ね、発覚した。
府警によると、男は8月以降同府内で起きた2件のひったくり事件について窃
盗罪で起訴され富田林署に勾留されていた。10月17日、強盗傷害罪で再逮
捕されたが、今月7日に処分保留となった。
警部補は同容疑についての釈放指揮書が大阪地検堺支部から届いたため、
同日中に男を釈放した。ところが翌8日、羽曳野署の捜査本部を訪れ、「この
ままでいいのか」 と相談したという。
府警は10日、男を別のひったくり容疑で再逮捕した・・・・・・・・・・・・
というものである。
「誤って釈放された後、 『行くあてがないため』 警察に相談し再び勾留された」 という
哀れな男については以前、 「こじろう117」・・・『悲しく、さびしい』 お話???・・・の
中で触れたことがあるが、今回の22才の男の場合もせっかく?釈放されたのになぜわ
ざわざ別の警察署に 「正直に」 相談しに行ったのか、その理由をぜひ聞いてみたいと
いうものだ。
もし、「一旦釈放されそのまま逃げていても、結局は当局側が誤りに気づいてまた逮捕さ
れるだろうからと考えて自ら動いた」 とすれば、この男、それほど短絡的でもなく、先を
見通す力があることに加え、その根本は正直であると思われることからも、「ひったくり」
などというケチな犯罪に手を染めず、まじめに社会生活を送ればよいのにと考えたいとこ
ろだが、いかかであろうか・・・。
自分がしでかしたイタズラを飼い主から追及
されても、とぼけ通した挙句に逆切れしてま
でごまかそうとする!? こじろう
は 「いずれ得をする」 のか、あるいは 「ばかを見る」 ことになるのだろうのか。
昨日某紙に 「誤って釈放の男、別の署に 『本当にいいのか?』 」 というタイトルの
記事があったが、その内容は、
・・・・・・・ 大阪府警富田林署総務課の40歳代の警部補が、窃盗罪での起訴に伴い
勾留されていた塗装工の男 (22才) を誤って釈放していたことがわかった。
男は強盗傷害容疑で再逮捕されたが、処分保留で釈放となり、その効力が窃
盗罪での勾留にも及ぶと勘違いしたという。男が 「本当に釈放でいいのか」
と別の警察署を訪ね、発覚した。
府警によると、男は8月以降同府内で起きた2件のひったくり事件について窃
盗罪で起訴され富田林署に勾留されていた。10月17日、強盗傷害罪で再逮
捕されたが、今月7日に処分保留となった。
警部補は同容疑についての釈放指揮書が大阪地検堺支部から届いたため、
同日中に男を釈放した。ところが翌8日、羽曳野署の捜査本部を訪れ、「この
ままでいいのか」 と相談したという。
府警は10日、男を別のひったくり容疑で再逮捕した・・・・・・・・・・・・
というものである。
「誤って釈放された後、 『行くあてがないため』 警察に相談し再び勾留された」 という
哀れな男については以前、 「こじろう117」・・・『悲しく、さびしい』 お話???・・・の
中で触れたことがあるが、今回の22才の男の場合もせっかく?釈放されたのになぜわ
ざわざ別の警察署に 「正直に」 相談しに行ったのか、その理由をぜひ聞いてみたいと
いうものだ。
もし、「一旦釈放されそのまま逃げていても、結局は当局側が誤りに気づいてまた逮捕さ
れるだろうからと考えて自ら動いた」 とすれば、この男、それほど短絡的でもなく、先を
見通す力があることに加え、その根本は正直であると思われることからも、「ひったくり」
などというケチな犯罪に手を染めず、まじめに社会生活を送ればよいのにと考えたいとこ
ろだが、いかかであろうか・・・。
自分がしでかしたイタズラを飼い主から追及
されても、とぼけ通した挙句に逆切れしてま
でごまかそうとする!? こじろう
2011年11月12日
『深追い』 禁物!!!
昨今の若者世代は、いろいろな面で一般に 「女性のほうが男性よりも元気で勇敢で
ある」 と耳にするが、そういった見方を裏付けるような事件がまた一つ発生した。
昨日某紙に、 「痴漢許しません・・・被害の京大女子院生2㎞追跡」 というタイトル
の記事があったが、その内容は
・・・・・・・ 9日午前4:50頃、京都市左京区の路上で、自転車で帰宅途中の京都大
大学院生の女性 (23才) の胸を男が自転車で追い抜きざまに触り、その
まま逃げた。
女性は自転車で追跡し、男は約2キロ先で疲れて自転車から降り、「許して
ください」 と土下座。しかし女性は 「許しません」 と怒鳴り、交番に連れ
て行く途中で川端署員が通報を受けて駆け付け、京都府迷惑行為防止条
例違反 (痴漢) 容疑で現行犯逮捕した。
発表によると、男は同市内に住むタクシー運転手H容疑者 (35才)。この
日午前1時に仕事を終え帰宅し、運動不足解消のため自転車に乗っていた
が、「酒を飲んでおり、ムラムラした」 と供述している・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
この男、追いかけた側とは一回りの年齢差があるとはいえまだ30代中盤である。たしか
に 「運動不足」 を自認してはいるが、女性の自転車に追いつかれ、さらには土下座ま
でして許しを乞うとはなんとも情けないというものだ。だがそれよりむしろ女性側の体力
と勇猛果敢さを称賛するのが筋なのかもしれない。
まさに現代の若い女性の強さを象徴するような出来事でもあるが、一般的にはそういえて
もやはり女性として危惧されるべき点はいくらでもある。というのも、そうはいってみても
いざというときの体力は男性のほうが勝ることが多いからだ。痴漢の被害に遭った際に
泣き寝入りせずに捕まえて当局に突き出す場面は、たとえば混み合った電車の中で他に
も多数の乗客がいる、つまりその協力や味方をしてくれる人が周囲に存在するのが普通
であろう。今回のような早朝、しかも今の時期の午前5時前といえばまだ外は暗闇の中
であり、人通りもほとんどない状態で、孤軍自転車で追いかけたはよいが、追いつめた
(と思った) 瞬間に、相手が逆上して痴漢行為どころではない反撃に出る可能性は十二
分に考えられる。男が皆H容疑者のようなひ弱?とは限らないのだ。
痴漢という卑劣な行為を許せない気持ちは十分に理解できるが、いかなる場合でも自ら
の身を守るためには 「深追いは禁物」 である。
日頃の運動不足は認めるものの、イザ
という時の脚力や腕力は飼い主に負け
ない自信がある!? こじろう
ある」 と耳にするが、そういった見方を裏付けるような事件がまた一つ発生した。
昨日某紙に、 「痴漢許しません・・・被害の京大女子院生2㎞追跡」 というタイトル
の記事があったが、その内容は
・・・・・・・ 9日午前4:50頃、京都市左京区の路上で、自転車で帰宅途中の京都大
大学院生の女性 (23才) の胸を男が自転車で追い抜きざまに触り、その
まま逃げた。
女性は自転車で追跡し、男は約2キロ先で疲れて自転車から降り、「許して
ください」 と土下座。しかし女性は 「許しません」 と怒鳴り、交番に連れ
て行く途中で川端署員が通報を受けて駆け付け、京都府迷惑行為防止条
例違反 (痴漢) 容疑で現行犯逮捕した。
発表によると、男は同市内に住むタクシー運転手H容疑者 (35才)。この
日午前1時に仕事を終え帰宅し、運動不足解消のため自転車に乗っていた
が、「酒を飲んでおり、ムラムラした」 と供述している・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
この男、追いかけた側とは一回りの年齢差があるとはいえまだ30代中盤である。たしか
に 「運動不足」 を自認してはいるが、女性の自転車に追いつかれ、さらには土下座ま
でして許しを乞うとはなんとも情けないというものだ。だがそれよりむしろ女性側の体力
と勇猛果敢さを称賛するのが筋なのかもしれない。
まさに現代の若い女性の強さを象徴するような出来事でもあるが、一般的にはそういえて
もやはり女性として危惧されるべき点はいくらでもある。というのも、そうはいってみても
いざというときの体力は男性のほうが勝ることが多いからだ。痴漢の被害に遭った際に
泣き寝入りせずに捕まえて当局に突き出す場面は、たとえば混み合った電車の中で他に
も多数の乗客がいる、つまりその協力や味方をしてくれる人が周囲に存在するのが普通
であろう。今回のような早朝、しかも今の時期の午前5時前といえばまだ外は暗闇の中
であり、人通りもほとんどない状態で、孤軍自転車で追いかけたはよいが、追いつめた
(と思った) 瞬間に、相手が逆上して痴漢行為どころではない反撃に出る可能性は十二
分に考えられる。男が皆H容疑者のようなひ弱?とは限らないのだ。
痴漢という卑劣な行為を許せない気持ちは十分に理解できるが、いかなる場合でも自ら
の身を守るためには 「深追いは禁物」 である。
日頃の運動不足は認めるものの、イザ
という時の脚力や腕力は飼い主に負け
ない自信がある!? こじろう
2011年11月11日
『積年の恨みを』???
社会生活おいては、自分の思うようになることばかりでない。むしろそうでないことの方が多い
のが普通だろう。特に 「勤め人」 の立場であれば、それが理不尽であろうとなかろうと、上司
や経営者らに仕えた年月の長さとともに 「おもしろくないこと」 や 「腹の立つこと」、 つまり
彼らに対する 「恨みつらみ」 が蓄積していくことも珍しくないと思われる。
さて昨日某紙に 「最後の出社日、 『長年の恨み』 と社長殴る」 というタイトルの記事があっ
たが、その内容は、
・・・・・・・勤務先の社長を殴ってケガをさせたとして、兵庫県警兵庫署は8日、神戸市
長田区の会社員N容疑者 (62才) を傷害容疑で現行犯逮捕した。
調べに 「社長への長年の恨みがたまってやった」 と供述しているという。
発表によるとN容疑者は、同日午後4:10頃同市内にある勤務先の食品会
社の倉庫で、同社社長の男性 (50才) の顔などを殴り、軽傷を負わせた
疑い。
N容疑者約20年間勤務した同社を退職することになっており、この日が最
後の出社日だったという・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
「今まで我慢を重ねてきたが、これであんたともおさらばだ。最後に好きなだけ暴れてやるぞ」
などと 「思い浮かべる」 くらいはたしかに珍しくないだろうし、事実TVドラマや映画の中では
「去り際にそれまで気に食わなかった上司などを痛めつけて去っていく」 という場面をしばし
ば目にはする。視聴者としてはそんな時に自分のことに置き換えて共感しスカッとすることも
少なくないだろう。しかし、さすがに実際に 「自分自身が手を下す」 となるとまた話は全く別
で、それまで耐えに耐えて一生懸命積み上げてきたものがその行為によってすべて水泡に
帰すどころか、犯罪者のレッテルまで貼られて晩年を過ごすことになる、つまり後々支払うべ
き代償はとてつもなく大きなものとなってしまうのを避けられないだろう。
今回のN容疑者も、一応は一つの企業に20年間という長きにわたって勤続したということか
らしてそれほどいい加減な人物ではないだろうこと、さらに勤務していた食品会社もその間
破綻等せずに存続していたことからそれなりにしっかりした会社であったことは推測される
が、実名報道されていないとはいえ、暴行を受けた社長の立場として、たとえ自らには全く
身に覚えのない理不尽な逆恨みという理由によるものだとしても、退職する従業員に本来は
それまで長年雇用してもらったことで感謝されてもおかしくない、よりによって退職の当日に
「積年の恨みを晴らしてやる」 などと言われるだけでなく、さらにケガまで負わされるという
のは相当に恥ずかしいことであり、屈辱的だともいえるだろう。企業として世間体など考慮
すれば、「警察になど通報しないで、内々に済ませればよかったのに」 とも考えてしまうが、
それでは済まされないほどに激しい暴行だったのだろうか。
まあ、逆恨みにせよそうでないにせよ、妄想にとどまらず実際にこういう行為に手を下す人
がいたという今回の事件の報道を受けて、 「もし自分自身が同じような目に遭ったらどう
しよう」 などと戦々恐々、気が気でない上司や経営者がいるとしたら本当に気の毒である
・・・・・・。
「飼い主に叱られたこと」 は何年たって
も絶対に忘れないつもりの!? こじろう
のが普通だろう。特に 「勤め人」 の立場であれば、それが理不尽であろうとなかろうと、上司
や経営者らに仕えた年月の長さとともに 「おもしろくないこと」 や 「腹の立つこと」、 つまり
彼らに対する 「恨みつらみ」 が蓄積していくことも珍しくないと思われる。
さて昨日某紙に 「最後の出社日、 『長年の恨み』 と社長殴る」 というタイトルの記事があっ
たが、その内容は、
・・・・・・・勤務先の社長を殴ってケガをさせたとして、兵庫県警兵庫署は8日、神戸市
長田区の会社員N容疑者 (62才) を傷害容疑で現行犯逮捕した。
調べに 「社長への長年の恨みがたまってやった」 と供述しているという。
発表によるとN容疑者は、同日午後4:10頃同市内にある勤務先の食品会
社の倉庫で、同社社長の男性 (50才) の顔などを殴り、軽傷を負わせた
疑い。
N容疑者約20年間勤務した同社を退職することになっており、この日が最
後の出社日だったという・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
「今まで我慢を重ねてきたが、これであんたともおさらばだ。最後に好きなだけ暴れてやるぞ」
などと 「思い浮かべる」 くらいはたしかに珍しくないだろうし、事実TVドラマや映画の中では
「去り際にそれまで気に食わなかった上司などを痛めつけて去っていく」 という場面をしばし
ば目にはする。視聴者としてはそんな時に自分のことに置き換えて共感しスカッとすることも
少なくないだろう。しかし、さすがに実際に 「自分自身が手を下す」 となるとまた話は全く別
で、それまで耐えに耐えて一生懸命積み上げてきたものがその行為によってすべて水泡に
帰すどころか、犯罪者のレッテルまで貼られて晩年を過ごすことになる、つまり後々支払うべ
き代償はとてつもなく大きなものとなってしまうのを避けられないだろう。
今回のN容疑者も、一応は一つの企業に20年間という長きにわたって勤続したということか
らしてそれほどいい加減な人物ではないだろうこと、さらに勤務していた食品会社もその間
破綻等せずに存続していたことからそれなりにしっかりした会社であったことは推測される
が、実名報道されていないとはいえ、暴行を受けた社長の立場として、たとえ自らには全く
身に覚えのない理不尽な逆恨みという理由によるものだとしても、退職する従業員に本来は
それまで長年雇用してもらったことで感謝されてもおかしくない、よりによって退職の当日に
「積年の恨みを晴らしてやる」 などと言われるだけでなく、さらにケガまで負わされるという
のは相当に恥ずかしいことであり、屈辱的だともいえるだろう。企業として世間体など考慮
すれば、「警察になど通報しないで、内々に済ませればよかったのに」 とも考えてしまうが、
それでは済まされないほどに激しい暴行だったのだろうか。
まあ、逆恨みにせよそうでないにせよ、妄想にとどまらず実際にこういう行為に手を下す人
がいたという今回の事件の報道を受けて、 「もし自分自身が同じような目に遭ったらどう
しよう」 などと戦々恐々、気が気でない上司や経営者がいるとしたら本当に気の毒である
・・・・・・。
「飼い主に叱られたこと」 は何年たって
も絶対に忘れないつもりの!? こじろう
2011年11月10日
『見当たり捜査』???
「 『人の顔』 というものは、一度見ると意外に長い間記憶に残るものだ」 と耳に
したことがある。またそれを自分自身で今まで実感したことも少なくない。
さて昨日某紙に 「 『見当たり捜査』 好調の大阪府警、指名手配190人」 とい
うタイトルの記事があったが、その内容は、
・・・・・・・逃走中の容疑者を発見する強力な捜査手法の一つに、顔写真
をもとに指名手配容疑者を逮捕に結びつける 「見当たり捜査」
がある。大阪府警発祥の捜査手法とされ、捜査員は500人の
指名手配犯の顔を記憶し、繁華街などで容疑者を見つけ出す。
大阪府警では10月に17人を摘発し、前年同月の10人を上回
った。
10月27日夜、帰宅途中の捜査員が大阪市内天王寺区で強盗
致傷容疑で指名手配中の男 (40才) がホテルから出てくるの
を偶然見つけ、逮捕にこぎつけた。
同6日には、捜査員3人が買い物客でにぎわう同市北区の商店
街でカップルを見つけた。男 (33才) は山形などで無銭宿泊
を繰り返し、詐欺容疑で指名手配中だった。女 (40才) も共
犯関係が判明し、2人とも逮捕された・・・・・・・・・・・・・
というものである。
「△△捜査」 といえば、「おとり捜査」 などというのがすぐ思い浮かぶが、「見当たり
捜査」 などというのは、一般市民にはあまりなじみのない名称ではないか。少なくと
も自分自身は初めて耳にしたものである。
現在全国で約1000人存在する指名手配容疑者の5分の1が潜んでいるという大阪府
においてこの 「見当たり捜査」 はなかなか有効のようだが、それにしても一人の捜査
員が500人もの指名手配容疑者の顔を記憶するというのはなかなか大変なことではな
いだろうか。指名手配されるような人物は 「人相もそれなり?」 である場合が多いと
思われ、業務中以外のたとえば就寝中などにも 「悪人相」 が夢に出てきたりするとす
れば精神的な苦労も絶えないだろう。また善良な市民の側からすれば、 「似ている」 と
いうだけでいちいちいらぬ職務質問を受けざるを得ないことも少なくなさそうで、迷惑な
話でもある。
さて当局の捜査はともかくとして、冒頭にも触れたように、人の顔というものは誰でもそ
れなりの個性を有しているもので、たった一度しか見ていなくても案外その印象は残る
ことがあるようだ。もちろん 「あれ、この人 (の顔) 、どこかで見かけたような気が・・
・・・」 という程度の曖昧なものも多いだろうが、しばらく記憶の糸をたどるうちに、「ああ
そういえば先日訪れたあの銀行の 『不親切で横柄な』 スタッフだった」 などというこ
とを鮮明に思い出すこともあるものだ。
さらには立場を替えて、自らの側がどこかで一度でも見られた後に、さらに別の場所で
「あの人、もしかしてあの時の・・・」 などと知らないうちに思い出されてしまうこともあ
りそうだからだから、いろいろな面で要注意でもある。
一歩外に出たら、「誰にどこで見られ、顔を覚えられているかわからない」 ということを
忘れず、加えて 「自分は人に覚えられやすい顔をしているか否か」 はそれなりに認
識しておくのが賢明な生き方の一つだろう。
散歩などで一度その姿を目に入れられた数か月後に
「ああ、あの時のワンちゃん」などと声をかけられ、
複雑な思いをすることのある!? こじろう
したことがある。またそれを自分自身で今まで実感したことも少なくない。
さて昨日某紙に 「 『見当たり捜査』 好調の大阪府警、指名手配190人」 とい
うタイトルの記事があったが、その内容は、
・・・・・・・逃走中の容疑者を発見する強力な捜査手法の一つに、顔写真
をもとに指名手配容疑者を逮捕に結びつける 「見当たり捜査」
がある。大阪府警発祥の捜査手法とされ、捜査員は500人の
指名手配犯の顔を記憶し、繁華街などで容疑者を見つけ出す。
大阪府警では10月に17人を摘発し、前年同月の10人を上回
った。
10月27日夜、帰宅途中の捜査員が大阪市内天王寺区で強盗
致傷容疑で指名手配中の男 (40才) がホテルから出てくるの
を偶然見つけ、逮捕にこぎつけた。
同6日には、捜査員3人が買い物客でにぎわう同市北区の商店
街でカップルを見つけた。男 (33才) は山形などで無銭宿泊
を繰り返し、詐欺容疑で指名手配中だった。女 (40才) も共
犯関係が判明し、2人とも逮捕された・・・・・・・・・・・・・
というものである。
「△△捜査」 といえば、「おとり捜査」 などというのがすぐ思い浮かぶが、「見当たり
捜査」 などというのは、一般市民にはあまりなじみのない名称ではないか。少なくと
も自分自身は初めて耳にしたものである。
現在全国で約1000人存在する指名手配容疑者の5分の1が潜んでいるという大阪府
においてこの 「見当たり捜査」 はなかなか有効のようだが、それにしても一人の捜査
員が500人もの指名手配容疑者の顔を記憶するというのはなかなか大変なことではな
いだろうか。指名手配されるような人物は 「人相もそれなり?」 である場合が多いと
思われ、業務中以外のたとえば就寝中などにも 「悪人相」 が夢に出てきたりするとす
れば精神的な苦労も絶えないだろう。また善良な市民の側からすれば、 「似ている」 と
いうだけでいちいちいらぬ職務質問を受けざるを得ないことも少なくなさそうで、迷惑な
話でもある。
さて当局の捜査はともかくとして、冒頭にも触れたように、人の顔というものは誰でもそ
れなりの個性を有しているもので、たった一度しか見ていなくても案外その印象は残る
ことがあるようだ。もちろん 「あれ、この人 (の顔) 、どこかで見かけたような気が・・
・・・」 という程度の曖昧なものも多いだろうが、しばらく記憶の糸をたどるうちに、「ああ
そういえば先日訪れたあの銀行の 『不親切で横柄な』 スタッフだった」 などというこ
とを鮮明に思い出すこともあるものだ。
さらには立場を替えて、自らの側がどこかで一度でも見られた後に、さらに別の場所で
「あの人、もしかしてあの時の・・・」 などと知らないうちに思い出されてしまうこともあ
りそうだからだから、いろいろな面で要注意でもある。
一歩外に出たら、「誰にどこで見られ、顔を覚えられているかわからない」 ということを
忘れず、加えて 「自分は人に覚えられやすい顔をしているか否か」 はそれなりに認
識しておくのが賢明な生き方の一つだろう。
散歩などで一度その姿を目に入れられた数か月後に
「ああ、あの時のワンちゃん」などと声をかけられ、
複雑な思いをすることのある!? こじろう
2011年11月09日
『話し相手』 と言われても???
現在のような社会においては、孤独感などから 「話し相手がほしい」 と思う人
が増えていると耳にしても、たしかに不思議ではない。
さて昨日某紙に 「故、鈴木その子さん創業の 『ソノコ』 にイタズラ電話761回、
無職男逮捕」 というタイトルの記事があったが、その内容は、
・・・・・・・・ 美容研究家の故・鈴木その子さんが創業した美容コンサルティング
会社 「ソノコ」 にイタズラ電話を計761回繰り返したとして、警視庁
築地署は、偽計業務妨害の疑いで都内の無職K容疑者 (36才) を
逮捕した。
同署によると、調べに 「鈴木さんが亡くなって同社が営業不振だと
思い、アドバイスしたのに無視され腹が立った。自分の仕事が決まら
ずストレスがたまり、話し相手がほしかった」 と容疑を認めている。
逮捕容疑は平成21年2月下旬~6月下旬、自宅から同社のフリー
ダイヤルに 「フリーコールだから何度でも電話しますよ」 などとイタ
ズラ電話を計761回かけ、業務を妨害した疑い。
同署によると、K容疑者は20年2月頃からイタズラ電話を始め、多い
ときには1日に30回も電話をかけたという。同年11月には銀座にあ
る同社を訪問。応対した社員に 「プライドだけで銀座でやっていける
のか」 と話したという。
21年6月下旬頃、同社から受信拒否されるようになると、携帯電話か
ら非通知で電話をかけていた・・・・・・・・
というものである。
この36才のK容疑者。犯行の動機に 「営業不振の同社にアドバイスしようとして
断られたので、腹が立った・・・」 という極めて身勝手なことを言っているようだが、
それでは 「そのアドバイスとは、はたしてどういったものを用意していたのか」 に
まずは大変に興味をそそられる。 「フリーコールだから何度でもかけますよ」 とも
言い、事実800回近くも電話代を浮かすというセコくてケチな性格からすれば、さし
ずめ 「企業にとっての経費削減とは、恥も外聞もなくこうするんだ」 とでも伝授す
るつもりだったのかもしれない。
世間的にそれなりに名の通った企業ともなれば、こんなメチャクチャな人物でも最初
のうちはそれなりに丁寧に応対しなくてはならないところもたしかにあるものだが、
たとえば 「金銭を要求するようなハッキリした目的」 とも異なるようで、業務とは
いえ、担当職員の苦労と面倒の大きさ度合いがうかがい知れるというものだ。
さて、このイタズラ電話。かつて 「こじろう117」・・・『カラス』 で勝手に!!!・・・
で取り上げた1800回には及ばないものの、やはりそのしつこさは規格外?であ
り、恐れ入るばかりだ。「話し相手がほしかった」 ということのようだが、こういう電
話に出た相手 (企業側の職員) を 「話し相手」 といえるのかどうかも甚だ疑問
である。
昨今は 「 (電話での) 話し相手になってくれるビジネス」 などというのも登場し、
それなりに利用者もいると聞くが、当然必要となる費用をK容疑者のような吝嗇人
間が負担しようとするわけもないだろう。今後ますますこういう輩が増えることは疑
いなく、社会にとって実にやっかいなことである。
飼い主にいろいろ話しかけられる
ことを鬱陶しく感じることも多い
が、我慢して聞いている!?
こじろう
が増えていると耳にしても、たしかに不思議ではない。
さて昨日某紙に 「故、鈴木その子さん創業の 『ソノコ』 にイタズラ電話761回、
無職男逮捕」 というタイトルの記事があったが、その内容は、
・・・・・・・・ 美容研究家の故・鈴木その子さんが創業した美容コンサルティング
会社 「ソノコ」 にイタズラ電話を計761回繰り返したとして、警視庁
築地署は、偽計業務妨害の疑いで都内の無職K容疑者 (36才) を
逮捕した。
同署によると、調べに 「鈴木さんが亡くなって同社が営業不振だと
思い、アドバイスしたのに無視され腹が立った。自分の仕事が決まら
ずストレスがたまり、話し相手がほしかった」 と容疑を認めている。
逮捕容疑は平成21年2月下旬~6月下旬、自宅から同社のフリー
ダイヤルに 「フリーコールだから何度でも電話しますよ」 などとイタ
ズラ電話を計761回かけ、業務を妨害した疑い。
同署によると、K容疑者は20年2月頃からイタズラ電話を始め、多い
ときには1日に30回も電話をかけたという。同年11月には銀座にあ
る同社を訪問。応対した社員に 「プライドだけで銀座でやっていける
のか」 と話したという。
21年6月下旬頃、同社から受信拒否されるようになると、携帯電話か
ら非通知で電話をかけていた・・・・・・・・
というものである。
この36才のK容疑者。犯行の動機に 「営業不振の同社にアドバイスしようとして
断られたので、腹が立った・・・」 という極めて身勝手なことを言っているようだが、
それでは 「そのアドバイスとは、はたしてどういったものを用意していたのか」 に
まずは大変に興味をそそられる。 「フリーコールだから何度でもかけますよ」 とも
言い、事実800回近くも電話代を浮かすというセコくてケチな性格からすれば、さし
ずめ 「企業にとっての経費削減とは、恥も外聞もなくこうするんだ」 とでも伝授す
るつもりだったのかもしれない。
世間的にそれなりに名の通った企業ともなれば、こんなメチャクチャな人物でも最初
のうちはそれなりに丁寧に応対しなくてはならないところもたしかにあるものだが、
たとえば 「金銭を要求するようなハッキリした目的」 とも異なるようで、業務とは
いえ、担当職員の苦労と面倒の大きさ度合いがうかがい知れるというものだ。
さて、このイタズラ電話。かつて 「こじろう117」・・・『カラス』 で勝手に!!!・・・
で取り上げた1800回には及ばないものの、やはりそのしつこさは規格外?であ
り、恐れ入るばかりだ。「話し相手がほしかった」 ということのようだが、こういう電
話に出た相手 (企業側の職員) を 「話し相手」 といえるのかどうかも甚だ疑問
である。
昨今は 「 (電話での) 話し相手になってくれるビジネス」 などというのも登場し、
それなりに利用者もいると聞くが、当然必要となる費用をK容疑者のような吝嗇人
間が負担しようとするわけもないだろう。今後ますますこういう輩が増えることは疑
いなく、社会にとって実にやっかいなことである。
飼い主にいろいろ話しかけられる
ことを鬱陶しく感じることも多い
が、我慢して聞いている!?
こじろう
2011年11月08日
『小銭』 の災い???
昨今はちょっとしたものでも 「カードや携帯で買い物」 というパターンが増えてきて
いるとはいえ、まだまだ財布に入れた現金を持ち歩くことがそれほど少なくなったわ
けでもない。ただその際気になるのが重くてかさばる 「小銭 (硬貨) 」 の存在で
あるが・・・・・・。
さて、昨日某紙に 「膨れた財布でひったくり発覚、高校生2人逮捕」 というタイトル
の記事があったが、その内容は、
・・・・・・・ 通行人から大量の小銭をひったくったとして、兵庫県警尼崎北署は6日、
19才と16才の男子高校生2人を窃盗容疑で逮捕した。
犯行後、警察官の職務質問を受けた2人の財布が異常に膨らんでいたた
めに発覚したという。
発表によると2人は同日午前2時ころ、尼崎市内の路上をミニバイクで2
人乗りし、徒歩で帰宅途中のタクシー運転手 (70才) から、追い抜き
ざまに8300円入りのバッグを奪った疑い。
現金は小銭ばかり計110枚で、40分後現場から北2.2キロの飲食店
前で 「男が口論している」 との通報で駆け付けた署員が現場の2人
の財布を見て追及したところ、 「すいません」 と犯行を認めた。
2人は計120枚の小銭を財布に入れていた・・・・・・・・・・・・・
というものである。
100枚単位の小銭といえばその重さもさることながら、両手でも持ちきれないくらい
のかさではないか。この少年らの財布がどのくらいのサイズだったかは定かでない
が、「財布が異常に膨らんでいた」 という情景は容易に思い浮かべることができる。
別の場所でトラブルを起こしたのか、あるいはその場にたまたま居合わせたのかは
ともかく、犯行後にそそくさと帰宅でもしていればよかったものを、重い小銭ばかり
を大量に持ち歩いていたことで御用となってしまったという 「稚拙さ」 がいかにも
高校生の犯行らしい。
さて、この主として高齢者を狙う 「ひったくり」 であるが、個人的には極めて非効
率な窃盗犯罪といえる気がする。まず今回の高校生のようにバイクや自転車で追
走して犯行に及ぶことが一般的なようだが、ひったくる瞬間に抵抗されれば、自ら
の走行安定性も損なわれ、転倒するなどの危険にさらされる。さらには被害者が
負傷することで、単なる “窃盗” のみならず “傷害” という罪名も加わる可能性
も高くなるというものだ。
そのうえ狙いを定めた被害者がどのくらいの現金などを所持しているのかもろくに
考えず、無計画に犯行に及ぶだろうから、それなりに危険を冒して成功したとして
も、得られた成果?がそれにとても見合うだけのものでないことも多いだろう。今
回は一応8000円程度と高校生にはまずまず?の金額だったとはいえ、さすがに
すべてが小銭だったとが結果的に災いしたということになる。
いつの世にもやはり 「天網恢恢疎にして漏らさず」 は健在?なようだ。
小銭であろうが、紙幣であろうが、何より
も目の前の “現物 (オヤツ) “しか信用
いない!? こじろう
いるとはいえ、まだまだ財布に入れた現金を持ち歩くことがそれほど少なくなったわ
けでもない。ただその際気になるのが重くてかさばる 「小銭 (硬貨) 」 の存在で
あるが・・・・・・。
さて、昨日某紙に 「膨れた財布でひったくり発覚、高校生2人逮捕」 というタイトル
の記事があったが、その内容は、
・・・・・・・ 通行人から大量の小銭をひったくったとして、兵庫県警尼崎北署は6日、
19才と16才の男子高校生2人を窃盗容疑で逮捕した。
犯行後、警察官の職務質問を受けた2人の財布が異常に膨らんでいたた
めに発覚したという。
発表によると2人は同日午前2時ころ、尼崎市内の路上をミニバイクで2
人乗りし、徒歩で帰宅途中のタクシー運転手 (70才) から、追い抜き
ざまに8300円入りのバッグを奪った疑い。
現金は小銭ばかり計110枚で、40分後現場から北2.2キロの飲食店
前で 「男が口論している」 との通報で駆け付けた署員が現場の2人
の財布を見て追及したところ、 「すいません」 と犯行を認めた。
2人は計120枚の小銭を財布に入れていた・・・・・・・・・・・・・
というものである。
100枚単位の小銭といえばその重さもさることながら、両手でも持ちきれないくらい
のかさではないか。この少年らの財布がどのくらいのサイズだったかは定かでない
が、「財布が異常に膨らんでいた」 という情景は容易に思い浮かべることができる。
別の場所でトラブルを起こしたのか、あるいはその場にたまたま居合わせたのかは
ともかく、犯行後にそそくさと帰宅でもしていればよかったものを、重い小銭ばかり
を大量に持ち歩いていたことで御用となってしまったという 「稚拙さ」 がいかにも
高校生の犯行らしい。
さて、この主として高齢者を狙う 「ひったくり」 であるが、個人的には極めて非効
率な窃盗犯罪といえる気がする。まず今回の高校生のようにバイクや自転車で追
走して犯行に及ぶことが一般的なようだが、ひったくる瞬間に抵抗されれば、自ら
の走行安定性も損なわれ、転倒するなどの危険にさらされる。さらには被害者が
負傷することで、単なる “窃盗” のみならず “傷害” という罪名も加わる可能性
も高くなるというものだ。
そのうえ狙いを定めた被害者がどのくらいの現金などを所持しているのかもろくに
考えず、無計画に犯行に及ぶだろうから、それなりに危険を冒して成功したとして
も、得られた成果?がそれにとても見合うだけのものでないことも多いだろう。今
回は一応8000円程度と高校生にはまずまず?の金額だったとはいえ、さすがに
すべてが小銭だったとが結果的に災いしたということになる。
いつの世にもやはり 「天網恢恢疎にして漏らさず」 は健在?なようだ。
小銭であろうが、紙幣であろうが、何より
も目の前の “現物 (オヤツ) “しか信用
いない!? こじろう
2011年11月07日
『スイーツ依存症』!!!(その2)
「こじろう117」・・・『スイーツ依存症』!!!(その1)・・・の続きである。
(その1) では、「日常的に甘いものが手放せなタイプの人」 を 「スイーツ依存症
(シュガーブルース) 」 と位置づけ、その症状からくる弊害やその対処法に関する
某誌の記事の内容を紹介した。
「甘いものに手を伸ばす」 理由はもちろん人ぞれぞれだろうが、単に 「その味覚」
を好む、追求するということ以外に、「日頃のストレスを発散したり疲労や心労から
脱するため」 という人も少なくないと思われる。その点ではアルコールやタバコに
その役目を期待するのと大して変わらないが、「酒を飲んで管をまく」 とか 「受動
喫煙」 といった周囲に迷惑をかける可能性の高いそれらとは異なり、「スイーツを
口にする」 というのは社会的には最も良性で紳士的?な 「ストレス等の解消手段」
のハズ・・・だった。しかし、記事にある 「スイーツを摂りすぎることで 『うつ病』 な
どの発症につながる危険性がある」 といわれてしまえば一転、これほどシニカルな
ことはないとなってしまう。もっともアルコールにしてもタバコにしても、いわゆる嗜好
品の摂取では 「適量」 を守ることが鉄則であり、 「摂りすぎ」 が悪影響につな
がるのはすべてに共通といえるだろう。
さて問題はその対処法等に関してだが、自分自身のことで考えると・・・。
まず 「ナッツ類を摂る」 については、「歯と歯の間にその破片が入り込む?感じ」
がどうも苦手であり、どうしてもすすんで手を伸ばすことができない・・・。
次に 「焼き芋」 。これは食べた後、どうしてものどが渇くようなイメージが強く、今
ひとつ食指が動かない・・・。
「おやつ昆布」 というのは口にしたことがないが、どうもその名称からして自分には
合いそうにない・・・。
「フルーツ」。これはスイーツ自体に少量含まれているものは食べられるが、フルーツ
そのものという状態では滅多に口にすることはない。とくにスイカやメロンを目の前に
置かれると、子どもの頃に飼っていたカブトムシに自分がなった気がしてしまう・・・。
・・・・・・・と、いろいろ考えてみても個人的にはこれといった 「スイーツ減らし」 の
ための特効薬はどうも見当たらない。つまり 「シュガーブルース」 であることを心配
することのほうが無用なストレスを抱え込むことになるともいえ、これからもひるまず
「美味しいスイーツの追求」 にいそしむことを改めて決意した次第である。
飼い主が 「シュガーブルース」 により
どうなってしまっても興味ないが、自分
の生活だけは快適に保ってほしいと願っ
ている!? こじろう
(その1) では、「日常的に甘いものが手放せなタイプの人」 を 「スイーツ依存症
(シュガーブルース) 」 と位置づけ、その症状からくる弊害やその対処法に関する
某誌の記事の内容を紹介した。
「甘いものに手を伸ばす」 理由はもちろん人ぞれぞれだろうが、単に 「その味覚」
を好む、追求するということ以外に、「日頃のストレスを発散したり疲労や心労から
脱するため」 という人も少なくないと思われる。その点ではアルコールやタバコに
その役目を期待するのと大して変わらないが、「酒を飲んで管をまく」 とか 「受動
喫煙」 といった周囲に迷惑をかける可能性の高いそれらとは異なり、「スイーツを
口にする」 というのは社会的には最も良性で紳士的?な 「ストレス等の解消手段」
のハズ・・・だった。しかし、記事にある 「スイーツを摂りすぎることで 『うつ病』 な
どの発症につながる危険性がある」 といわれてしまえば一転、これほどシニカルな
ことはないとなってしまう。もっともアルコールにしてもタバコにしても、いわゆる嗜好
品の摂取では 「適量」 を守ることが鉄則であり、 「摂りすぎ」 が悪影響につな
がるのはすべてに共通といえるだろう。
さて問題はその対処法等に関してだが、自分自身のことで考えると・・・。
まず 「ナッツ類を摂る」 については、「歯と歯の間にその破片が入り込む?感じ」
がどうも苦手であり、どうしてもすすんで手を伸ばすことができない・・・。
次に 「焼き芋」 。これは食べた後、どうしてものどが渇くようなイメージが強く、今
ひとつ食指が動かない・・・。
「おやつ昆布」 というのは口にしたことがないが、どうもその名称からして自分には
合いそうにない・・・。
「フルーツ」。これはスイーツ自体に少量含まれているものは食べられるが、フルーツ
そのものという状態では滅多に口にすることはない。とくにスイカやメロンを目の前に
置かれると、子どもの頃に飼っていたカブトムシに自分がなった気がしてしまう・・・。
・・・・・・・と、いろいろ考えてみても個人的にはこれといった 「スイーツ減らし」 の
ための特効薬はどうも見当たらない。つまり 「シュガーブルース」 であることを心配
することのほうが無用なストレスを抱え込むことになるともいえ、これからもひるまず
「美味しいスイーツの追求」 にいそしむことを改めて決意した次第である。
飼い主が 「シュガーブルース」 により
どうなってしまっても興味ないが、自分
の生活だけは快適に保ってほしいと願っ
ている!? こじろう
2011年11月06日
『スイーツ依存症』!!!(その1)
オヤツなどの間食にはもちろん、食事後にも必ずといっていいほど 「スイーツ」
を口にしたくなる人は少なくないようだ。かくいう自分自身もそれに近い?レベル
であることを認めざるを得ないが、そういった 「甘いもの好き」 の度が過ぎる
とどうなってしまうのか・・・。
先日某誌に 「 『甘いものがやめられない』 恐ろしい砂糖依存症」 というタイ
トルの記事があったが、その内容は、
・・・・・・・ぜいたくな素材を使用した 「プレミアムスイーツ」 や舌触りのなめらか
さにこだわった 「生△△スイーツ」 などが、TVなどで盛んに取り上げら
れる昨今。
甘くて美味しい本格的なお菓子やスイーツがコンビニでも気軽に手に入
るようになり、ストレスがたまってイライラした時やついつい口がさみしく
なった際に甘いものをつい無意識に手に取ってしまうあなた・・・。もしか
したら 「シュガーブルース (砂糖依存症) 」 かもしれない・・・。
◆ シュガー依存症 (シュガーブルース) とは?
甘いものがないと落ち着かない。ストレスを感じると甘いものを必ず
口にしたくなり 「甘いものが手放せない」 状態が続いている方は要
注意。
甘いお菓子のほとんどに入っている “砂糖” はアルコールやコカイン
と同じような作用で脳内の神経伝達物質であるドーパミンやセロトニン
の分泌を促す。欲しいままにスイーツを摂りすぎると、ビタミンB1不足
になってしまい、「うつ病」 や 「貧血・疲労感」 などの症状の原因の
一つになる。
◆ 依存症から抜け出すには
・甘いものを家に置かない
・ストレスや心労、口さびしいなどからくる甘いものへの欲求をコントロ
ールする
・日光を浴び、適度な運動を心がける
・間食しないように、3食をバランスよくとる
・ビタミン、ミネラル、酵素を摂る
◆ オヤツには天然サプリを!
オヤツとして適しているのは・・・
・天然のビタミンが含まれているナッツ類
・食物繊維の豊富な焼き芋
・オヤツ昆布
◆ 凍らせたフルーツを!
凍らせることで自然なフルーツの甘みと同時に天然のビタミンや
酵素 (酵素はたんぱく質などが冷凍では壊れにくい) をそのま
ま摂ることができる。シュガーブルースを断ち切る方法だけでなく、
美肌やダイエットにもおすすめ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
「甘い物の摂りすぎは、虫歯や肥満の大敵となる」 というくらいはだいぶ以前
から万人共通の認識であったのは疑いないが、それだけでなく 「うつ病」 な
どの原因にすらなると聞けば・・・。
上記記事の具体的検討については 「こじろう117」・・・『スイーツ依存症』!!!
(その2)・・・で、この続きとして触れたいと思う。
「スイーツ大好き犬」 を自認し、人間
用のスイーツに興味津々な様子の!?
こじろう
を口にしたくなる人は少なくないようだ。かくいう自分自身もそれに近い?レベル
であることを認めざるを得ないが、そういった 「甘いもの好き」 の度が過ぎる
とどうなってしまうのか・・・。
先日某誌に 「 『甘いものがやめられない』 恐ろしい砂糖依存症」 というタイ
トルの記事があったが、その内容は、
・・・・・・・ぜいたくな素材を使用した 「プレミアムスイーツ」 や舌触りのなめらか
さにこだわった 「生△△スイーツ」 などが、TVなどで盛んに取り上げら
れる昨今。
甘くて美味しい本格的なお菓子やスイーツがコンビニでも気軽に手に入
るようになり、ストレスがたまってイライラした時やついつい口がさみしく
なった際に甘いものをつい無意識に手に取ってしまうあなた・・・。もしか
したら 「シュガーブルース (砂糖依存症) 」 かもしれない・・・。
◆ シュガー依存症 (シュガーブルース) とは?
甘いものがないと落ち着かない。ストレスを感じると甘いものを必ず
口にしたくなり 「甘いものが手放せない」 状態が続いている方は要
注意。
甘いお菓子のほとんどに入っている “砂糖” はアルコールやコカイン
と同じような作用で脳内の神経伝達物質であるドーパミンやセロトニン
の分泌を促す。欲しいままにスイーツを摂りすぎると、ビタミンB1不足
になってしまい、「うつ病」 や 「貧血・疲労感」 などの症状の原因の
一つになる。
◆ 依存症から抜け出すには
・甘いものを家に置かない
・ストレスや心労、口さびしいなどからくる甘いものへの欲求をコントロ
ールする
・日光を浴び、適度な運動を心がける
・間食しないように、3食をバランスよくとる
・ビタミン、ミネラル、酵素を摂る
◆ オヤツには天然サプリを!
オヤツとして適しているのは・・・
・天然のビタミンが含まれているナッツ類
・食物繊維の豊富な焼き芋
・オヤツ昆布
◆ 凍らせたフルーツを!
凍らせることで自然なフルーツの甘みと同時に天然のビタミンや
酵素 (酵素はたんぱく質などが冷凍では壊れにくい) をそのま
ま摂ることができる。シュガーブルースを断ち切る方法だけでなく、
美肌やダイエットにもおすすめ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
「甘い物の摂りすぎは、虫歯や肥満の大敵となる」 というくらいはだいぶ以前
から万人共通の認識であったのは疑いないが、それだけでなく 「うつ病」 な
どの原因にすらなると聞けば・・・。
上記記事の具体的検討については 「こじろう117」・・・『スイーツ依存症』!!!
(その2)・・・で、この続きとして触れたいと思う。
「スイーツ大好き犬」 を自認し、人間
用のスイーツに興味津々な様子の!?
こじろう
2011年11月05日
少女の “極悪非道暴力”!!!
同性同士のケンカやイジメといえば 「少年は暴力的、直接的」 「少女は陰湿的、間接的」
などというイメージを勝手に持っていたが、最近は女子が男子顔負けの 「ここまでやるか」
と思わされるような 「極悪非道暴力」 に訴えるケースもあるようだ。
昨日某紙に 「高1女子の 『口に石』 『顔にたばこの火』 ・・・2少女逮捕」 というタイトル
の記事があったが、その内容は、
・・・・・・・・ 茨城県警水戸署は3日、水戸市の桜川河川敷で女子高生に約3時間
にわたって暴行し、重傷を負わせたとして、水戸市のアルバイト店員の
少女 (15才) と私立高1年の少女 (16才) の2人を傷害と窃盗の
疑いで逮捕した。
発表によると、2人は8月10日午後7時半~10時半頃、水戸市桜川
河川敷で知人の県立女子高生 (16才) の顔や首にタバコの火を押
しつけたりして全治2カ月の全身打撲を負わせたうえ、現金120円
入りの財布やバッグを盗んだ疑い。2人は意識が朦朧とした女子生徒
を放置してその場を離れ、119番通報を受けた消防署員が女子生徒
を保護した。
2人は女子生徒を川に何度も突き落としては、髪をつかんで引きずり
回した挙句、口に携帯電話や石を無理やり押し込んだり、コンタクトレ
ンズを強引に外したりしたという。
女子生徒は友人を通して2人と知り合った。私立高1年の少女は調べ
に対し、 「私の自宅に泊まりに来る約束を破って他の友達と遊んだ
ので腹が立って殴った」 と暴行は認めているが、 「バッグなどはもら
った。盗んだわけではない」 と話している。アルバイト店員の少女は
容疑を認めている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
まず加害者側の少女の暴行の動機 「自宅に泊まりに来る約束を破って他の友達と遊んだ
ので腹が立って・・・」 というものだが、もし本当にそれだけの理由でこれだけの暴力を振る
えるというのがまったくもって想像の範囲を超えてしまう。ケンカや諍いのキッカケなどという
ものは本来些細なことがほとんどとはいえるが、3時間にわたって執拗に攻撃を続けるには、
たとえば 「その筋の社会」 においてすらそれなりの大義名分が必要というものだ。
次に 「顔や首にタバコの火を押し付ける」 とか 「川に何度も突き落とす」 もさることなが
ら、「口に携帯電話や石を押し込む」 などというのは、某国の極めつけバイオレンスドラマ
の “拷問” シーンにすら登場しないほどの極悪非道さであり、15~6才という最も可憐で
清楚でおしとやかなハズ?の15~6才の少女がどうしたらそういうことを思いつくことがで
きるのかと不思議でならない。
まあいつもの持論ながら、結局は周囲の大人たち、とりわけその親 (保護者) がかつて
は一部のゴロツキや極道者の専売特許であったような “見境のない暴力” に平然と手を
染めるような少女たちを育ててしまった、ということに尽きるのだが・・・。
犬の世界でも 「これ以上はしてはいけ
ない」 という暴力の見境は順守すべき
だと主張したい!? こじろう
などというイメージを勝手に持っていたが、最近は女子が男子顔負けの 「ここまでやるか」
と思わされるような 「極悪非道暴力」 に訴えるケースもあるようだ。
昨日某紙に 「高1女子の 『口に石』 『顔にたばこの火』 ・・・2少女逮捕」 というタイトル
の記事があったが、その内容は、
・・・・・・・・ 茨城県警水戸署は3日、水戸市の桜川河川敷で女子高生に約3時間
にわたって暴行し、重傷を負わせたとして、水戸市のアルバイト店員の
少女 (15才) と私立高1年の少女 (16才) の2人を傷害と窃盗の
疑いで逮捕した。
発表によると、2人は8月10日午後7時半~10時半頃、水戸市桜川
河川敷で知人の県立女子高生 (16才) の顔や首にタバコの火を押
しつけたりして全治2カ月の全身打撲を負わせたうえ、現金120円
入りの財布やバッグを盗んだ疑い。2人は意識が朦朧とした女子生徒
を放置してその場を離れ、119番通報を受けた消防署員が女子生徒
を保護した。
2人は女子生徒を川に何度も突き落としては、髪をつかんで引きずり
回した挙句、口に携帯電話や石を無理やり押し込んだり、コンタクトレ
ンズを強引に外したりしたという。
女子生徒は友人を通して2人と知り合った。私立高1年の少女は調べ
に対し、 「私の自宅に泊まりに来る約束を破って他の友達と遊んだ
ので腹が立って殴った」 と暴行は認めているが、 「バッグなどはもら
った。盗んだわけではない」 と話している。アルバイト店員の少女は
容疑を認めている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
まず加害者側の少女の暴行の動機 「自宅に泊まりに来る約束を破って他の友達と遊んだ
ので腹が立って・・・」 というものだが、もし本当にそれだけの理由でこれだけの暴力を振る
えるというのがまったくもって想像の範囲を超えてしまう。ケンカや諍いのキッカケなどという
ものは本来些細なことがほとんどとはいえるが、3時間にわたって執拗に攻撃を続けるには、
たとえば 「その筋の社会」 においてすらそれなりの大義名分が必要というものだ。
次に 「顔や首にタバコの火を押し付ける」 とか 「川に何度も突き落とす」 もさることなが
ら、「口に携帯電話や石を押し込む」 などというのは、某国の極めつけバイオレンスドラマ
の “拷問” シーンにすら登場しないほどの極悪非道さであり、15~6才という最も可憐で
清楚でおしとやかなハズ?の15~6才の少女がどうしたらそういうことを思いつくことがで
きるのかと不思議でならない。
まあいつもの持論ながら、結局は周囲の大人たち、とりわけその親 (保護者) がかつて
は一部のゴロツキや極道者の専売特許であったような “見境のない暴力” に平然と手を
染めるような少女たちを育ててしまった、ということに尽きるのだが・・・。
犬の世界でも 「これ以上はしてはいけ
ない」 という暴力の見境は順守すべき
だと主張したい!? こじろう
2011年11月04日
『△△は見ていた・・・』!!!
TVドラマのタイトルではないが、よからぬことに手を染める際というものは、「思わぬとこ
ろで誰かしらにその行為を見られていた」 というのは、実際によくあることのようだ。
昨日某紙に 「防犯カメラは見ていた・・・市職員、財布盗む」 というタイトルの記事があ
ったが、その内容は、
・・・・・・・ 富山県警高岡署は10月31日、高岡市産業企画課主事K容疑者 (28才)
を盗みの疑いで緊急逮捕した。
発表によるとK容疑者は同日午後8時頃、同市内のパチンコ店で現金2万円
などが入った氷見市の男性会社員 (25才) の財布 (時価500円相当)
を盗んだ疑い。会社員がスロット台の上に財布を置いたまま、他の台を見る
ため約5分間席を離れたすきに財布を盗み現金を抜き取った後、財布を店員
に届け出たという。
財布がなくなったことに気づいた会社員が店員から返却された財布の中身を
確認。現金がなくなっていることに気づき、店員が110番通報した。
防犯カメラにK容疑者が財布を盗むような様子が映っていたため、署員が店
内にいたK容疑者に事情を訊いたところ容疑を認めた。K容疑者の所持金は
約1万円だった。
高岡市によるとK容疑者は2006年4月に採用され、花と緑の課に3年勤務。
研修のため経済産業省に2年間派遣された後、今年4月より産業企画課で
企業立地などを担当していた。勤務態度はまじめだったという・・・・・
・・・・・・・・・・・
というものである。
この事件のK容疑者の行動には少なくとも3つの不可解な点が存在する。
まず第一に、現金を抜き取った後、なぜ財布をわざわざ店員に渡したのかということ。
中身を抜いたことはいずれわかってしまうわけなので、そのまま財布ごと持ち逃げする
のが普通というものだろう。
第二に、店員が110番通報した後もなお店内に残っていたこと。その時点ですでに何
らかの身体的拘束を受けていたのならともかく、どうもそうでもないらしい。
第三の点は、防犯カメラの存在をどう考えていたのかということ。個人的にはパチンコ
店という所にほとんど足を踏み入れたことがないため、その防犯体制について詳細を
知る由もないが、今の時代、おそらく店内のあちこちに防犯カメラが設置されているこ
とはK容疑者も十二分に承知していたはずだ。
以上の三点だけからしても、どうもこのK容疑者、 「犯行が自らの仕業であると知ら
しめたかった」 つまり、 「逮捕されるためにわざわざ盗んだ」 と考えないことには
その犯行全般の稚拙さの理由が説明できない。
しかしそれにしてもまだ28歳の若さのK容疑者。20代中盤で中央省庁に派遣される
くらいだから、将来を嘱望されるいわばエリート職員であった可能性は高いと思われる
のに、(不謹慎な言い方ながら) 「たかが2万円程度を盗んだばかりに、全国に犯罪
者として実名報道されてしまった」 事実は、本人以上に両親らは泣いても泣ききれな
ないのではないか。 「魔が差した」 などという単純な理由なのか、あるいは何かさ
らに事情があったのか定かではないが、全く関係ない他人ながら実に虚しく残念な話
である。
「こっそりとイタズラをはたらいた」
と思っていたところ、実は飼い主に
見られていたことがわかり、バツの
悪そうな!? こじろう
ろで誰かしらにその行為を見られていた」 というのは、実際によくあることのようだ。
昨日某紙に 「防犯カメラは見ていた・・・市職員、財布盗む」 というタイトルの記事があ
ったが、その内容は、
・・・・・・・ 富山県警高岡署は10月31日、高岡市産業企画課主事K容疑者 (28才)
を盗みの疑いで緊急逮捕した。
発表によるとK容疑者は同日午後8時頃、同市内のパチンコ店で現金2万円
などが入った氷見市の男性会社員 (25才) の財布 (時価500円相当)
を盗んだ疑い。会社員がスロット台の上に財布を置いたまま、他の台を見る
ため約5分間席を離れたすきに財布を盗み現金を抜き取った後、財布を店員
に届け出たという。
財布がなくなったことに気づいた会社員が店員から返却された財布の中身を
確認。現金がなくなっていることに気づき、店員が110番通報した。
防犯カメラにK容疑者が財布を盗むような様子が映っていたため、署員が店
内にいたK容疑者に事情を訊いたところ容疑を認めた。K容疑者の所持金は
約1万円だった。
高岡市によるとK容疑者は2006年4月に採用され、花と緑の課に3年勤務。
研修のため経済産業省に2年間派遣された後、今年4月より産業企画課で
企業立地などを担当していた。勤務態度はまじめだったという・・・・・
・・・・・・・・・・・
というものである。
この事件のK容疑者の行動には少なくとも3つの不可解な点が存在する。
まず第一に、現金を抜き取った後、なぜ財布をわざわざ店員に渡したのかということ。
中身を抜いたことはいずれわかってしまうわけなので、そのまま財布ごと持ち逃げする
のが普通というものだろう。
第二に、店員が110番通報した後もなお店内に残っていたこと。その時点ですでに何
らかの身体的拘束を受けていたのならともかく、どうもそうでもないらしい。
第三の点は、防犯カメラの存在をどう考えていたのかということ。個人的にはパチンコ
店という所にほとんど足を踏み入れたことがないため、その防犯体制について詳細を
知る由もないが、今の時代、おそらく店内のあちこちに防犯カメラが設置されているこ
とはK容疑者も十二分に承知していたはずだ。
以上の三点だけからしても、どうもこのK容疑者、 「犯行が自らの仕業であると知ら
しめたかった」 つまり、 「逮捕されるためにわざわざ盗んだ」 と考えないことには
その犯行全般の稚拙さの理由が説明できない。
しかしそれにしてもまだ28歳の若さのK容疑者。20代中盤で中央省庁に派遣される
くらいだから、将来を嘱望されるいわばエリート職員であった可能性は高いと思われる
のに、(不謹慎な言い方ながら) 「たかが2万円程度を盗んだばかりに、全国に犯罪
者として実名報道されてしまった」 事実は、本人以上に両親らは泣いても泣ききれな
ないのではないか。 「魔が差した」 などという単純な理由なのか、あるいは何かさ
らに事情があったのか定かではないが、全く関係ない他人ながら実に虚しく残念な話
である。
「こっそりとイタズラをはたらいた」
と思っていたところ、実は飼い主に
見られていたことがわかり、バツの
悪そうな!? こじろう
2011年11月03日
『追えば追うほど・・・』!!!
「 (有名人の) 追っかけ」 なる現象の歴史は古く、なんと今から100年以上も前、
明治時代中期にはすでに出現していたという。
さて、昨日某紙に 「チャン・グンソク、追っかけファンに警告 『笑えるうちに笑って
おけ、私は怖い男だ』 」 というタイトルの記事があったが、その内容は、
・・・・・・・ 韓国の人気俳優、チャン・グンソクが追っかけファンに警告した。
追っかけファンとは芸能人の私生活まで追いかけ家の待ち伏せしたり、
全てのスケジュールについて回るファンのことだ。
先月30日、チャン・グンソクは自身のツイッターを通じて 「追っかけファ
ンの子たち・・・、君たちは追いかけ回しながら僕の一挙一動を知ってい
るとコソコソ話しているんだろう・・・。だけどわかっているかい?その分
君たちは僕から遠ざかっている・・・。笑っていられるのは今のうちだよ。
僕は怒ったら怖い男だ」 と、追っかけファンに警告ともとれるメッセージ
を書き込んだ。
また 「君たちの顔はハッキリと覚えている」 としながら 「覚えているか
らといって喜んでいるんだろう?。さっきも言ったように笑っているのも今
のうちだ。これからおまえらアウトだぞ!」 さらには 「追っかけにも限度
があるだろう。これまでは大目に見てやっていたが、限度を超すファンは
そうもいかないからな」 と付け加えた・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
「チャン・グンソク」 と聞いて、名前と顔はたしかに一致するが、それ以上のことは
わからないし、個人的に知りたいとも今のところは思わない。したがってその 「追
っかけ」 についても、周囲の一般人に迷惑がかからないかぎり (といってもそれ
はかなり難しそうだが) 「まあ、好きなだけ勝手にやってください」 としか言いよう
もない。
それではこの某紙記事になぜ興味を抱いたかというと、彼 (チャン氏) が今回訴
え、警告?している内容は一般人にも大いに参考になり、特に男女の恋愛関係の
みならず、親子の愛情関係などにおいてもきわめて正鵠を得ている部分があるか
らである。
人が相手にどういう想いを抱くかは基本的に自由だが、それをどう受け止めるかも
また相手の自由である。追われて喜ぶ人もいれば、またそういう時期もあるかもし
れないが、どちらかといえば 「追われれば追われるほど、その人から逃げたくな
る。近づき難くなる」 のが一般だろう。恋愛についてはいうに及ばず、親子の関
係についてもそれは当てはまる。たとえば子どもがまだ小学生くらいまでならとも
かく、それ以上になると、必要以上の親の世話焼きは感謝されるというよりもむし
ろ鬱陶しくなるのが普通である。程度の差こそあれ、親自身が子どものときに多か
れ少なかれ経験したおぼえがあるはずだ。それゆえいつまでも親の側がそれに気
づかないと、その関係に徐々にヒビが入っていくのは必然である。
さらには、好きな人や憧れる人というのはたまに接するからこそ、その良さが引き
立つものである。いつもあまりに近くで見たり、頻繁に接したりして、その魅力が
半減するどころか、しまいには 「もうこんな人見たくもない」 「こんな人と知り合
合わなければよかった」 という例は枚挙にいとまがない。
アイドル (偶像) は、神秘さゆえにその存在価値がある・・・・・・。
飼い主からの愛情は気持ちよりも
オヤツの質を高めることで示して
ほしい!? こじろう
明治時代中期にはすでに出現していたという。
さて、昨日某紙に 「チャン・グンソク、追っかけファンに警告 『笑えるうちに笑って
おけ、私は怖い男だ』 」 というタイトルの記事があったが、その内容は、
・・・・・・・ 韓国の人気俳優、チャン・グンソクが追っかけファンに警告した。
追っかけファンとは芸能人の私生活まで追いかけ家の待ち伏せしたり、
全てのスケジュールについて回るファンのことだ。
先月30日、チャン・グンソクは自身のツイッターを通じて 「追っかけファ
ンの子たち・・・、君たちは追いかけ回しながら僕の一挙一動を知ってい
るとコソコソ話しているんだろう・・・。だけどわかっているかい?その分
君たちは僕から遠ざかっている・・・。笑っていられるのは今のうちだよ。
僕は怒ったら怖い男だ」 と、追っかけファンに警告ともとれるメッセージ
を書き込んだ。
また 「君たちの顔はハッキリと覚えている」 としながら 「覚えているか
らといって喜んでいるんだろう?。さっきも言ったように笑っているのも今
のうちだ。これからおまえらアウトだぞ!」 さらには 「追っかけにも限度
があるだろう。これまでは大目に見てやっていたが、限度を超すファンは
そうもいかないからな」 と付け加えた・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
「チャン・グンソク」 と聞いて、名前と顔はたしかに一致するが、それ以上のことは
わからないし、個人的に知りたいとも今のところは思わない。したがってその 「追
っかけ」 についても、周囲の一般人に迷惑がかからないかぎり (といってもそれ
はかなり難しそうだが) 「まあ、好きなだけ勝手にやってください」 としか言いよう
もない。
それではこの某紙記事になぜ興味を抱いたかというと、彼 (チャン氏) が今回訴
え、警告?している内容は一般人にも大いに参考になり、特に男女の恋愛関係の
みならず、親子の愛情関係などにおいてもきわめて正鵠を得ている部分があるか
らである。
人が相手にどういう想いを抱くかは基本的に自由だが、それをどう受け止めるかも
また相手の自由である。追われて喜ぶ人もいれば、またそういう時期もあるかもし
れないが、どちらかといえば 「追われれば追われるほど、その人から逃げたくな
る。近づき難くなる」 のが一般だろう。恋愛についてはいうに及ばず、親子の関
係についてもそれは当てはまる。たとえば子どもがまだ小学生くらいまでならとも
かく、それ以上になると、必要以上の親の世話焼きは感謝されるというよりもむし
ろ鬱陶しくなるのが普通である。程度の差こそあれ、親自身が子どものときに多か
れ少なかれ経験したおぼえがあるはずだ。それゆえいつまでも親の側がそれに気
づかないと、その関係に徐々にヒビが入っていくのは必然である。
さらには、好きな人や憧れる人というのはたまに接するからこそ、その良さが引き
立つものである。いつもあまりに近くで見たり、頻繁に接したりして、その魅力が
半減するどころか、しまいには 「もうこんな人見たくもない」 「こんな人と知り合
合わなければよかった」 という例は枚挙にいとまがない。
アイドル (偶像) は、神秘さゆえにその存在価値がある・・・・・・。
飼い主からの愛情は気持ちよりも
オヤツの質を高めることで示して
ほしい!? こじろう
2011年11月02日
『転んでも、タダでは・・・』!!!
分野を問わず 「偉業を成し遂げる人」 が、いつも順風満帆の状態にあるわけではない。
だが、その人たちに共通することの一つは 「たとえ転んでも、タダでは起きない」 さらに
は 「災い転じて福となす」 ことができるということだろうか・・・。
先日某誌に 「西武・中村の本塁打量産 キッカケは中日戦のデッドボール」 という記事が
あったが、その内容は
・・・・・・・「おかわり君」 こと西武・中村選手のホームランはいつも滞空時間の長い美しい
放物線を描く。今季48本のホームランを打ち、2年ぶりにパ・リーグの本塁打王に
輝いた 「おかわり君」 とは一体何者なのか。
単なるポッチャリしたハニカミ屋なのか。なぜ彼だけがホームランを量産できるの
か。ルポライターのT氏が直撃した。
----------------今季、なぜ自分だけが本塁打を量産できたのか。自己分析は?
「別に何にもないんですけど・・・。まあ、ボールが飛ばないことを過剰に意識しな
いようにしたのが大きいかと。意識すると力んでスイングにブレが出たりするの
で。前半はやはり力んでいたようです」
---------------意識しなくなったキッカケは?
「左手の甲に死球を受けて (6月4日、中日戦) 。痛くてバットを握れない状態
だったんですけど、次の試合でホームランを打ったとき、右手一本で押し込む感
じをつかんで。で、月末の試合でドン詰まりがホームランになったんです。詰まっ
ても大丈夫なんだと気づきました。心の余裕ですかね。それからは飛ばないボー
ルは関係なくなりました。今年にかぎってはその死球がよかったと。ま、痛かった
ですけどね (笑) 」
----------------太ってることも関係していますか?
「太っていてイヤだと思ったことは全然ないんです。動けるし。いじめられたことも
ないですし、ハイ (笑) 」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
今シーズンより導入された 「飛ばないボール」 で苦しむ打者がほとんどの中、両リーグ
を通じて唯一ホームラン打者といえるような成績を残した中村選手。同リーグ本塁打2位
およびセ・リーグ本塁打王との数字比較でも断トツでの成績で、 「偏差値」 に直したら
一体どのくらいの高さになるのか、恐ろしくなるほどだ。その意味では50本にも満たない
48本といえども、価値的にはプロ野球史上最高の 「1シーズン本塁打実績」 といっても
過言ではないだろう。
さて、上記にもあるように今シーズンの中村選手の好調さのキッカケとなったのが本当に
デッドボールによるものだとすれば、そういう目に遭ったことの運の良さ (悪さ?) もさ
ることながら、それを結果的にプラスの方向に転化したのはやはり一流の証といえるのか
もしれない。
もっとも一般の “凡人” の世界でも、本来はマイナスとみなされることを 「このことがも
しなければ、いずれもっとヒドイことになってしまったかもしれない」 、さらには、積極的に
「そこから自分にとっての何らかの利益を生み出してやろう」 と考え、それに沿った行動
ができれば、人生がずっと楽しく実り多いものになるのは疑いない。
飼い主に叱られることがあっても、それから何とか
してオヤツをせしめることにつながらないか常に
思考を巡らせている!? こじろう
だが、その人たちに共通することの一つは 「たとえ転んでも、タダでは起きない」 さらに
は 「災い転じて福となす」 ことができるということだろうか・・・。
先日某誌に 「西武・中村の本塁打量産 キッカケは中日戦のデッドボール」 という記事が
あったが、その内容は
・・・・・・・「おかわり君」 こと西武・中村選手のホームランはいつも滞空時間の長い美しい
放物線を描く。今季48本のホームランを打ち、2年ぶりにパ・リーグの本塁打王に
輝いた 「おかわり君」 とは一体何者なのか。
単なるポッチャリしたハニカミ屋なのか。なぜ彼だけがホームランを量産できるの
か。ルポライターのT氏が直撃した。
----------------今季、なぜ自分だけが本塁打を量産できたのか。自己分析は?
「別に何にもないんですけど・・・。まあ、ボールが飛ばないことを過剰に意識しな
いようにしたのが大きいかと。意識すると力んでスイングにブレが出たりするの
で。前半はやはり力んでいたようです」
---------------意識しなくなったキッカケは?
「左手の甲に死球を受けて (6月4日、中日戦) 。痛くてバットを握れない状態
だったんですけど、次の試合でホームランを打ったとき、右手一本で押し込む感
じをつかんで。で、月末の試合でドン詰まりがホームランになったんです。詰まっ
ても大丈夫なんだと気づきました。心の余裕ですかね。それからは飛ばないボー
ルは関係なくなりました。今年にかぎってはその死球がよかったと。ま、痛かった
ですけどね (笑) 」
----------------太ってることも関係していますか?
「太っていてイヤだと思ったことは全然ないんです。動けるし。いじめられたことも
ないですし、ハイ (笑) 」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
今シーズンより導入された 「飛ばないボール」 で苦しむ打者がほとんどの中、両リーグ
を通じて唯一ホームラン打者といえるような成績を残した中村選手。同リーグ本塁打2位
およびセ・リーグ本塁打王との数字比較でも断トツでの成績で、 「偏差値」 に直したら
一体どのくらいの高さになるのか、恐ろしくなるほどだ。その意味では50本にも満たない
48本といえども、価値的にはプロ野球史上最高の 「1シーズン本塁打実績」 といっても
過言ではないだろう。
さて、上記にもあるように今シーズンの中村選手の好調さのキッカケとなったのが本当に
デッドボールによるものだとすれば、そういう目に遭ったことの運の良さ (悪さ?) もさ
ることながら、それを結果的にプラスの方向に転化したのはやはり一流の証といえるのか
もしれない。
もっとも一般の “凡人” の世界でも、本来はマイナスとみなされることを 「このことがも
しなければ、いずれもっとヒドイことになってしまったかもしれない」 、さらには、積極的に
「そこから自分にとっての何らかの利益を生み出してやろう」 と考え、それに沿った行動
ができれば、人生がずっと楽しく実り多いものになるのは疑いない。
飼い主に叱られることがあっても、それから何とか
してオヤツをせしめることにつながらないか常に
思考を巡らせている!? こじろう
2011年11月01日
『具足』 なんですけど・・・???
「この担当者、いつもイヤな感じ・・・」 と思えば思うほど、その人物にあたってしま
うなどということは日常少なくない。だが、そういうどちらかといえば避けたい、苦手
なタイプの人も、その当人が全く気づいていない 「ほんのちょっとしたきっかけ」
で、逆に憎めない存在になってしまうこともあるようだ。
以前、家内が某信託銀行の市内にある支店を訪れた際のこと。その銀行には個人
的な預金口座などがいくつかあり、月に一回ほどの頻度で訪れるのだが、待ち順
番の関係からなぜかいつも同じ担当者の営業窓口にあたってしまうらしい。その担
当者、40代中盤くらいのベテラン女性行員とはいえ、イマドキの金融機関の窓口
担当としては珍しく?、応対が極めて機械的・事務的であり、さらには書類上の不
備などに対しての説明も横柄かつ不親切で、顧客側の方がその顔色を伺い、気を
遣わざるを得ないことが今までずっと続いていたという。
さてその日も案の定?その窓口に案内されたのだが、必要な書類の書き方につ
き、いつものつっけんどんな口調で、 「それでお客様これは 『グソク』 なんです
けど・・・」 という、そういう場面では耳慣れない言い回しが出てきたので、一瞬
「具足?」 「愚息?」 とその意味をはかりかねた。 鎧兜にしても、イセエビの
調理法にしても登場する場面ではないし、さりとてその担当女史が自らの息子の
話をいきなりし始めるのも合点がいかない。ほどなくして、話の脈絡から判断する
と、どうも 「 『蛇足』 なんですけど・・・と言いたかったようだ」 と推測されたの
だ。もちろんその場はそのままやり過ごしたが、その数日後たまたま義母がその
担当者の窓口を訪れた際にも同じように 「 『グソク』 なんですけど・・・」 という
のを耳にするにつけ、家内側の聞き違いでないことがはっきりしたようである。
その担当者自身は、言い間違いに全く気付いていないようで、その後の別の場
面でもまた冷たい感じで 「グソク」 が登場したらしいのだが、それからというも
の、その担当者にあたるたびに 「あの冷たい表情でまた何か面白い?ことを口
にしてくれるのでは」 と妙に期待?してしまい (もちろんその当人はそのように
見られているとは露ほどにも思っていないだろうが) 、以前ほどの苦手意識とか
イヤな感じを受けなくなってしまったという。人間の関係とか感情というものは、い
つなんどきどのようなきっかけで変わってしまうかわからず、本当に不思議なもの
といえるようだ・・・・。
ほんの少しのキッカケで飼い主との
関係が悪化することをよく心得てい
る!? こじろう
うなどということは日常少なくない。だが、そういうどちらかといえば避けたい、苦手
なタイプの人も、その当人が全く気づいていない 「ほんのちょっとしたきっかけ」
で、逆に憎めない存在になってしまうこともあるようだ。
以前、家内が某信託銀行の市内にある支店を訪れた際のこと。その銀行には個人
的な預金口座などがいくつかあり、月に一回ほどの頻度で訪れるのだが、待ち順
番の関係からなぜかいつも同じ担当者の営業窓口にあたってしまうらしい。その担
当者、40代中盤くらいのベテラン女性行員とはいえ、イマドキの金融機関の窓口
担当としては珍しく?、応対が極めて機械的・事務的であり、さらには書類上の不
備などに対しての説明も横柄かつ不親切で、顧客側の方がその顔色を伺い、気を
遣わざるを得ないことが今までずっと続いていたという。
さてその日も案の定?その窓口に案内されたのだが、必要な書類の書き方につ
き、いつものつっけんどんな口調で、 「それでお客様これは 『グソク』 なんです
けど・・・」 という、そういう場面では耳慣れない言い回しが出てきたので、一瞬
「具足?」 「愚息?」 とその意味をはかりかねた。 鎧兜にしても、イセエビの
調理法にしても登場する場面ではないし、さりとてその担当女史が自らの息子の
話をいきなりし始めるのも合点がいかない。ほどなくして、話の脈絡から判断する
と、どうも 「 『蛇足』 なんですけど・・・と言いたかったようだ」 と推測されたの
だ。もちろんその場はそのままやり過ごしたが、その数日後たまたま義母がその
担当者の窓口を訪れた際にも同じように 「 『グソク』 なんですけど・・・」 という
のを耳にするにつけ、家内側の聞き違いでないことがはっきりしたようである。
その担当者自身は、言い間違いに全く気付いていないようで、その後の別の場
面でもまた冷たい感じで 「グソク」 が登場したらしいのだが、それからというも
の、その担当者にあたるたびに 「あの冷たい表情でまた何か面白い?ことを口
にしてくれるのでは」 と妙に期待?してしまい (もちろんその当人はそのように
見られているとは露ほどにも思っていないだろうが) 、以前ほどの苦手意識とか
イヤな感じを受けなくなってしまったという。人間の関係とか感情というものは、い
つなんどきどのようなきっかけで変わってしまうかわからず、本当に不思議なもの
といえるようだ・・・・。
ほんの少しのキッカケで飼い主との
関係が悪化することをよく心得てい
る!? こじろう