2010年09月25日

『もはや必要やむなし』!!!(その1)

以前 「こじろう117」 でも何回か取り上げたことのある 「給食費未払い」 問題。

もちろん 「経済的困窮などにより払えない人たち」 の問題ではなく、「払うことができる

のに払おうとしない連中」 についての問題であるが、それに対応するためのある自治体

の 「もはや必要やむなし」 と思われる手段遂行についての記事が23日、西日本新聞

より配信されていた。

タイトルは 「飯塚市教委 給食費滞納7世帯の186万円分 地裁に差し押さえ申請」 と

いうもので、その内容は、


・・・・・飯塚市教委は21日、長期にわたって学校給食費を滞納している7世帯について

    地裁飯塚支部に計186万円の債権差し押さえ命令を申し出た、と発表した。

    市教委によると給食費滞納による差し押さえは初めて。「分割納入の相談に応じて

    もらえず、悪質性が高いと判断した」 としている。

    市立学校の給食費は1カ月当たり小学校が一人3900円、中学校は同4400円。

    4月現在の滞納額は合計3531万円に達する。

    7世帯は昨年12月に法的措置の第一段階として支払督促を受けていたが、それで

    も応じないため市教委が今月7日に差し押さえ命令を申し立てした。7世帯の中に

    は2000年4月から09年11月までで44万4千円を滞納している世帯もあるとい

    う。今後は給与や貯金の一部が差し押さえられる。

    市教委はこのほか44世帯に対して、8月に飯塚簡裁に支払督促の申し立てを行な

    った。滞納額は計500万円にのぼる。

    担当者は 「生活が苦しければ、給食費の分割納入や援助制度もある。相談してほ

    しい」 と話している・・・・・


というものである。

「給食費未払い」 に関しては、教育現場や子どもに直結することもあるためか、他の 「未

納」 「未払い」 とは異なり、いわば “聖域” 的扱いにより、断固とした対応措置がとられ

てこなかったところもあるだろう。しかし、人口13万人という決して大きくない飯塚市のよう

な中堅自治体ですら、常時数千万円の滞納額が存在するとなれば、全国規模でみて相当

深刻な事態であろうし、また一部の “悪質性” も考慮すれば、もはやこのような措置は 

「必要やむなし」 といわざるをえない。

この (払えるだけの経済的状態にあるにもかかわらず支払わない) 「給食費未払い問題」

は、決して放置できないし、 「あいまいなままにしておけばしておくほど 『正直者がバカ

をみる』 という、ゆがんだ社会構図がますます進展してしまう」 ということはもちろんであ

るが、先述のように 「子どもの教育現場に直結している」 ところで起きている問題だけに、

その弊害は極めて多岐に及ぶことになる。

以下、この件において一番に問題とすべき点、ならびに今回の飯塚市のとった断固たる措

置ついての詳しい検討は 「こじろう117」・・・『もはや必要やむなし』!!!(その2)・・・

で行うことにしたい。( 「こじろう117アーカイブ」・・・ 『赤信号みんなで渡れば・・・』 お

よび 『究極のダメ親』 の増長は許されない・・・参照)


常習的なイタズラに対し、飼い主から
断固たる措置をとられることを恐れて
いる!?         こじろう




  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(0)ペット