2010年09月12日
極めて 『不可解』 ???(その2)
「こじろう117」・・・極めて 『不可解』???(その1)・・・ の続きである。
女子高生の財布を 「盗んだ」 として逮捕され、その後 “起訴猶予” となったN県職
員の事件。M区検の説明では 「起訴するほど悪質ではない。被害品は返され、本人
も反省している」 ということだが、「悪質ではない」 「被害品」 「本人も反省」 などの
文言から、少なくとも 「盗んだ」 ということについては “疑いのない事実” であるとし
か読み込むことはできない。一方で、県職員の処分を検討中である県人事課としては、
「本人に落ち度があったかどうかを含め調査している」 といっており、これは 「落ち度
があったかどうか」 という表現を用いていることからして、「盗んだ」 という事実を未だ
はっきりと認識していないということになる。
「事実がどうであったのか」 を今ここで検証するつもりは毛頭ないし、そもそもそんなこ
とはできる相談でもない。しかし、47才という年齢の社会人にとって、「 『盗んだ』 と
いう事実があったのかなかったのか」 という点は、結果的に “起訴猶予” になったか
どうかはともかくとして、当人のみならずその家族など周囲の人々、さらには所属する組
織の管理責任者 (上司) らの関係者にとっても、極めて重大な分岐点、ポイントとなる
ところではないか。
今回の記事 (報道) ではその氏名は発表されていないが、所属組織や年齢からだけ
でもその職員のことを特定できる人はたくさんいるだろう。県人事課のいうように 「本人
に落ち度があったかどうか調査している段階」 でこのような記事になったとしたらそれは
それで重大なことである。また他方、M区検の見解通り、つまり本人も認めている (反
省している) 件であるとしたら、「県人事課は今さら何を (落ち度があったか調査して
いる、などと) 寝ぼけたことをほざいているのか」 ということになるのだ。
もっとも、それぞれの方面で 「自分たちの立場やメンツを必死で守る」 ための、表に
現れていない 「さまざまな方策が懸命に講じられている」 のが垣間見えるのは、大変
興味深いところでもある。
さらには調査のなりゆきによっては、(その1) でも少し触れた 「女子高校生の行動の
不可解さ」 も検討しなくてはならないであろう。もしかしたらその女子高校生 (たち)
と県職員との間に以前から 「何かの因縁があったのでは」 とすら勘繰らざるを得ないか
もしれない。
これ以上いろいろ推測しても仕方がないのでこれくらいにしておくが、時間が限られている
際には簡単に見逃してしまうくらいの小さな記事でも、それが一般に信用のおける新聞社
のものであれば、「客観的事実に間違いがあったり、あいまいなものであったりする」 とい
う前提はないのが普通であろう。しかし、中には今回の記事のように、その真実性について
何がなんだかよくわからない、極めて 「不可解」 なものも現に存在するのである。さらには、
そういう記事に当事者として掲載された人は、真実がたとえどうであれ、ある種の (好まし
くない) イメージが世間に植えつけられてしまう可能性が大きいのである。
「マスコミの報道にはそのような側面も大きい」 ということと、その報道に接する側もその
点を考慮した 「能動的な情報収集にいそしまなくてはならない」 ということを今回の件の
結論としたい。
飼い主にとっては 「不可解」 で
あっても、当人 (当犬) にはれっき
とした理由がある行動をとる!?
こじろう
女子高生の財布を 「盗んだ」 として逮捕され、その後 “起訴猶予” となったN県職
員の事件。M区検の説明では 「起訴するほど悪質ではない。被害品は返され、本人
も反省している」 ということだが、「悪質ではない」 「被害品」 「本人も反省」 などの
文言から、少なくとも 「盗んだ」 ということについては “疑いのない事実” であるとし
か読み込むことはできない。一方で、県職員の処分を検討中である県人事課としては、
「本人に落ち度があったかどうかを含め調査している」 といっており、これは 「落ち度
があったかどうか」 という表現を用いていることからして、「盗んだ」 という事実を未だ
はっきりと認識していないということになる。
「事実がどうであったのか」 を今ここで検証するつもりは毛頭ないし、そもそもそんなこ
とはできる相談でもない。しかし、47才という年齢の社会人にとって、「 『盗んだ』 と
いう事実があったのかなかったのか」 という点は、結果的に “起訴猶予” になったか
どうかはともかくとして、当人のみならずその家族など周囲の人々、さらには所属する組
織の管理責任者 (上司) らの関係者にとっても、極めて重大な分岐点、ポイントとなる
ところではないか。
今回の記事 (報道) ではその氏名は発表されていないが、所属組織や年齢からだけ
でもその職員のことを特定できる人はたくさんいるだろう。県人事課のいうように 「本人
に落ち度があったかどうか調査している段階」 でこのような記事になったとしたらそれは
それで重大なことである。また他方、M区検の見解通り、つまり本人も認めている (反
省している) 件であるとしたら、「県人事課は今さら何を (落ち度があったか調査して
いる、などと) 寝ぼけたことをほざいているのか」 ということになるのだ。
もっとも、それぞれの方面で 「自分たちの立場やメンツを必死で守る」 ための、表に
現れていない 「さまざまな方策が懸命に講じられている」 のが垣間見えるのは、大変
興味深いところでもある。
さらには調査のなりゆきによっては、(その1) でも少し触れた 「女子高校生の行動の
不可解さ」 も検討しなくてはならないであろう。もしかしたらその女子高校生 (たち)
と県職員との間に以前から 「何かの因縁があったのでは」 とすら勘繰らざるを得ないか
もしれない。
これ以上いろいろ推測しても仕方がないのでこれくらいにしておくが、時間が限られている
際には簡単に見逃してしまうくらいの小さな記事でも、それが一般に信用のおける新聞社
のものであれば、「客観的事実に間違いがあったり、あいまいなものであったりする」 とい
う前提はないのが普通であろう。しかし、中には今回の記事のように、その真実性について
何がなんだかよくわからない、極めて 「不可解」 なものも現に存在するのである。さらには、
そういう記事に当事者として掲載された人は、真実がたとえどうであれ、ある種の (好まし
くない) イメージが世間に植えつけられてしまう可能性が大きいのである。
「マスコミの報道にはそのような側面も大きい」 ということと、その報道に接する側もその
点を考慮した 「能動的な情報収集にいそしまなくてはならない」 ということを今回の件の
結論としたい。
飼い主にとっては 「不可解」 で
あっても、当人 (当犬) にはれっき
とした理由がある行動をとる!?
こじろう