2010年09月03日
『なぜ、事故にならない』 ???
9月に入って最初の 「 (個人的に) 驚愕のニュース」 が飛び込んできた。
それは北海道新聞配信のもので、「ペットの猫死んで・・・高速道路100キロ逆走
検問5か所突破 31才男逮捕」 というタイトルのものである。
その内容は、
・・・・・・ 1日午前5:45分頃、小樽市の札樽道央道の小樽方向への車線で札幌
方向に車が逆走しているのを通行中のドライバーが目撃し、110番通報
した。県警高速隊が1時間半後、約100キロ離れた地点で逆走してい
た軽乗用車を停止させ、道交法違反 (通行区分) の疑いで職業不詳
の31才の男を現行犯逮捕した。
同隊と東日本高速支社によると、100キロもの逆走は道内で異例。同
容疑者は 「かわいがっていた猫が死んで、むちゃくちゃなことがしたか
った」 と供述。パトカーの停止指示に従わず、検問を5か所も突破して
逆走を続けた。道警によると逆走による事故は起きていない。
この事故で同高速道内の一部が約2時間半通行止めになった・・・・・
というものである。
ペットも家族同然とはいえ、あまりの暴挙に 「これも全国的な連日の猛暑のせいな
のでは」 と考えたくもなるが、個人的にはこの事件の動機や原因よりも、「高速道路
を100キロも逆走してよく事故にならなかったものだ」 という方に興味が向いてしま
う。
まず、逆走した当該車両であるが、検問を5か所も突破するような無謀運転をしたとい
うことは、それなりのスピードを出していたと思われるし、通報されるまでにはすれ違
う反対方向 (本来の走行方向) の自動車もあったなかで、よくハンドル操作などを
誤ることなどなかったものだとある意味感心してしまう。もしかしたら 「メチャクチャ
なことをしたかった」 とは言いながら、案外冷静に 「ゲームでも楽しむ感覚だった」
のかもしれないと思えるほどである。
また記事の中の 「逆走による事故は起きていない」 という部分は、当然 「周囲の
車両やすれ違った車両も含めて」 ということだと思うが、通行止めとなる前のそれほ
ど長くない時間内のこととはいえ、時速100㎞前後で走る前提の “一方通行” であ
るハズの道路で、逆走してくる自動車があればまずは相当ビックリしてしまうのが普通
のドライバーというものであろう。特に見通しの良い直線部分であればともかく、カーブ
の多いところなどで目の前に突然猛スピードの自動車が逆走してくれば、一瞬パニック
状態になってもおかしくないくらいである。したがって逆走を自覚?している当該車両は
ともかく、すれ違う立場の車両の方はたとえば衝突を回避するために急ハンドルを切るこ
とで今度は並走している自動車同士が接触したり、路側帯に衝突してバウンドするなど
し、複数台が絡む大事故につながる可能性も十分に考えられるのだ。自動車専用道路
(特に高速道路) での “逆走” は、たとえ短時間でもそれが事故につながらない方
が不思議なくらいなのである。
今回はおそらくまだ早朝の時間帯であり、またN県と同様に “北海道” という地方の
交通量の小さい (と思われる) 高速道路だったこと、さらには比較的早いうちに通報
がなされ、通行止めなどの措置がとられたことが幸いしたようであるが、「もし同じこと
が東名や名神などの高速道路で起きていたら」 などということは、考えることすらした
くないほど恐ろしいことである。
散歩の途中で 「逆走」 を試みては
飼い主に叱られる!? こじろう
それは北海道新聞配信のもので、「ペットの猫死んで・・・高速道路100キロ逆走
検問5か所突破 31才男逮捕」 というタイトルのものである。
その内容は、
・・・・・・ 1日午前5:45分頃、小樽市の札樽道央道の小樽方向への車線で札幌
方向に車が逆走しているのを通行中のドライバーが目撃し、110番通報
した。県警高速隊が1時間半後、約100キロ離れた地点で逆走してい
た軽乗用車を停止させ、道交法違反 (通行区分) の疑いで職業不詳
の31才の男を現行犯逮捕した。
同隊と東日本高速支社によると、100キロもの逆走は道内で異例。同
容疑者は 「かわいがっていた猫が死んで、むちゃくちゃなことがしたか
った」 と供述。パトカーの停止指示に従わず、検問を5か所も突破して
逆走を続けた。道警によると逆走による事故は起きていない。
この事故で同高速道内の一部が約2時間半通行止めになった・・・・・
というものである。
ペットも家族同然とはいえ、あまりの暴挙に 「これも全国的な連日の猛暑のせいな
のでは」 と考えたくもなるが、個人的にはこの事件の動機や原因よりも、「高速道路
を100キロも逆走してよく事故にならなかったものだ」 という方に興味が向いてしま
う。
まず、逆走した当該車両であるが、検問を5か所も突破するような無謀運転をしたとい
うことは、それなりのスピードを出していたと思われるし、通報されるまでにはすれ違
う反対方向 (本来の走行方向) の自動車もあったなかで、よくハンドル操作などを
誤ることなどなかったものだとある意味感心してしまう。もしかしたら 「メチャクチャ
なことをしたかった」 とは言いながら、案外冷静に 「ゲームでも楽しむ感覚だった」
のかもしれないと思えるほどである。
また記事の中の 「逆走による事故は起きていない」 という部分は、当然 「周囲の
車両やすれ違った車両も含めて」 ということだと思うが、通行止めとなる前のそれほ
ど長くない時間内のこととはいえ、時速100㎞前後で走る前提の “一方通行” であ
るハズの道路で、逆走してくる自動車があればまずは相当ビックリしてしまうのが普通
のドライバーというものであろう。特に見通しの良い直線部分であればともかく、カーブ
の多いところなどで目の前に突然猛スピードの自動車が逆走してくれば、一瞬パニック
状態になってもおかしくないくらいである。したがって逆走を自覚?している当該車両は
ともかく、すれ違う立場の車両の方はたとえば衝突を回避するために急ハンドルを切るこ
とで今度は並走している自動車同士が接触したり、路側帯に衝突してバウンドするなど
し、複数台が絡む大事故につながる可能性も十分に考えられるのだ。自動車専用道路
(特に高速道路) での “逆走” は、たとえ短時間でもそれが事故につながらない方
が不思議なくらいなのである。
今回はおそらくまだ早朝の時間帯であり、またN県と同様に “北海道” という地方の
交通量の小さい (と思われる) 高速道路だったこと、さらには比較的早いうちに通報
がなされ、通行止めなどの措置がとられたことが幸いしたようであるが、「もし同じこと
が東名や名神などの高速道路で起きていたら」 などということは、考えることすらした
くないほど恐ろしいことである。
散歩の途中で 「逆走」 を試みては
飼い主に叱られる!? こじろう