2012年04月16日

『秋田』 は 『飽きた』???

最低クラス?の 「オヤジギャグ」 としては通用しても、その当事者からすれば

「冗談じゃない・・・」 となるものがある。

さて昨日某紙に 「誤訳多発で東北観光博HP閉鎖  観光庁」 というタイトルの

記事があったが、その内容は、


・・・・・・・・・観光庁は13日、東北6県で3月に始まった 「東北観光博」 のホーム

       ページで紹介している観光名所やイベント情報の英語・韓国語・中国

       語訳に誤りが多数見つかったため、日本語以外のHPを閉鎖した。

       自動翻訳機を使い、その後チェックしなかったのが原因。同庁は 「関

       係者にご迷惑をかけた」 としており、修正して4月下旬に再開する。

       観光庁や各県によると、秋田市の 「あきた千秋公園まつり」 では 「あ

       きた」 を英語で 「飽きた」 の意味 「TIRED」 に誤訳。仙台市指定有

       形文化財 「旧伊達邸」 はローマ字表記で 「きゅういたつてい」 に。

       男鹿市の 「ナマハゲ」 に至っては中国語で 「はげ頭病」 の意味に

       なっていた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

イマドキの 「自動翻訳機」 がいくら高性能であるとしても、所詮は機械のすること、

人のチェックが不可欠なのは当然だ。観光庁にかぎらず、国の機関などというところ

が日常的に 「いかに無責任でイイカゲンな仕事をしているか」 の一端がハッキリ

と露呈したわけであるが、かつて 「不祥事の温床・巣窟」 の異名をほしいままにし

た 「 (旧) 社会保険庁」 に比べれば 「まだはるかにまし」 と思えるところが国

民としてなんとも悲しく情けないというものだ。

さて、今回被害に遭ったまずは秋田県。よりによってこれから訪れてほしいために

する “観光のPR" に最初から 「飽きた」 と入れたのを、いわゆるブラックジョー

クとして欧米の人々が受け止めてくれればよいが・・・、少々無理があるのは否めな

いだろう。

仙台市の 「きゅう 『いたつ』 てい」 は、単なる読み違いで、ヘタをすると日本人

でも10人中2~3人くらいは間違えそうだからさしたる問題はないと思われる。

最後に男鹿市の 「はげ頭病」 。 「ナマハゲ」 という語感だけからすれば 「はげ」

の部分は仕方ない。だがHPを見た中国の人から 「日本には 『髪の薄い』 人を病

気にして見せ物にする観光スポットがあるのか。けしからん」 と誤解されるのなら、

「両国間にまた不必要で新たな憂慮すべき事態が生ずることになるのでは」 と心配

や不安は尽きない・・・。


人間の言葉を使えるのなら、 「オヤジ
ギャグ」 くらいいくらでも披露してやる
と言いたい!?         こじろう

  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(0)ペット