2012年07月25日

『100周走れ』・・・熱中症!!!

「走ること」 が基本的に、あらゆるスポーツにとっての基礎体力作りに欠か

せないのはいうまでもない・・・が。

さて昨日の某紙 「 『100周走れ』 で熱中症 栃木の中学 バレー部顧問

が指示」 というタイトルの記事の内容は、


・・・・・・・・栃木県高根沢町の町立北高根沢中学校で今月14日、バレーボー

      ル部顧問の40代の男性教諭が、部員の女子生徒に 「グラウンド

      を100周しろ」 と指示し、生徒5人が熱中症になっていたことが24

      日、同校への取材でわかった。
 
      
      

      同校によると教諭は 「生徒の体力と精神を鍛えたかった」 と説明。

      学校側は22日に部員の保護者を集めて謝罪をし、教諭をバレー部

      顧問から外した。

      教諭は14日午前10時半ごろ、体育館で練習試合を終えた生徒12

      人に、1周150~200メートルのグラウンドを100周走るように指示。

      約30分後、5人が頭痛や手足のしびれを訴えた・・・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

今から数十年遡れば、小中学校で何か 「わるさ」 をしでかしたり、宿題を忘れ

たりした児童や生徒に対し、その罰として担任教師などから 「水を目いっぱい

入れたバケツを両手に持って廊下に立っていろ」 とか 「校庭を△△周走って

こい」 と罰を与えられたものだった。かくいう自分自身も自慢じゃないが数え切

れないほどそれらをさせられたおぼえがあるが、その立場からいえばその教育

的効果はヘタな説教などよりもよほど高いものと確信できるうえに、自身の体力

も精神力もずいぶん鍛えられる、まさに一石二鳥・三鳥だった。

だが、おそらくイマドキの教育現場で同じようなことをすれば一種の “体罰” と

して大騒ぎになり、指示した教諭自体が処分の対象になるのは避けられないだ

ろう。今回の事件に関しては “部活” 中で、しかも “運動” に関わるというこ

とで 「校庭を走らせること」 自体は基本的に問題はなかったとはいえ、 「この

季節の炎天下の下でグラウンド100周」 というのは、さすがに厳しすぎで配慮

に欠けていたといわざるを得ない。


この時期、屋内にいても常に熱中症
にかかる心配があるため、こまめに
水分を補給して自衛している!?
                 こじろう


  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(0)ペット