2012年07月02日
『一度、やってみたかった』???
「職務上、それだけは絶対にしてはならない」 ということを十分に理解している
からこそ、 「 (夢の中でもいいから) 一生に一度くらいそれをしてみたい」 と
考える人はそれほど珍しくないのではないか。
さて昨日某紙に 「客にせかされ運転を放棄 名古屋市営バス乗務員」 という
タイトルの記事があったが、その内容は、
・・・・・・・・・名古屋市は先月28日、お年寄りへの道案内で発車が遅れたことを
注意された市営バスの男性運転手 (39才) が途中で運転を放棄
し、バスから立ち去るトラブルがあったと発表した。
運転手は始発停留所で出発を待っていたところ、お年寄りの男性か
ら道を尋ねられ対応したために、予定より1~2分遅れで出発した。
この際に乗客の男性から強い口調で 「時間を過ぎている。早く行け」
と注意を受けた。
運転手は次のバス停を出発してしばらく走行した後、バスを急停車。
8人の乗客を残したまま立ち去った・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
この記事を読んで思い出したのは、以前、某局のオムニバス形式のシリーズで、
さまざまな職業や立場にある主人公にストレスが鬱積、最後に 「バカヤロー!」
と叫んで周囲を唖然とさせる、というTVドラマである。程度の差こそあれ、誰でも
日頃からそれなりにストレスを抱え鬱憤が蓄積しているものだが、視聴者として
はこの主人公の境遇に自身のそれを重ね合わせ、 「本来できるハズがないが、
それでも 『一度、やってみたかった』 こと」 を自分の代わりにやってくれたと、
痛快な気分にさせられる・・・といったものだった。
ところでこのバスの運転手。ドラマの中の話であればともかく、39才という年齢
を鑑みずとも、またいかなる事情があろうとも 「乗客を残して立ち去る」 という
“職場 (職務) 放棄” が容認されることはもちろんあり得ない。強い口調で彼
のことを詰った男性はともかく、そのまま残された乗客には何ら落ち度はないか
らである。
だがそれでもこの運転手の暴挙に対し、 「なんとなく共感?することはあっても、
あまり非難する気分にはなれない」 人が多いとすれば、それこそが上記のよう
なドラマが大ヒット?した要因かもしれない・・・。
ときどき 「一度、やってみたかった」 イタズラ
に実際に手を染め、飼い主の手を焼かせる!?
こじろう
からこそ、 「 (夢の中でもいいから) 一生に一度くらいそれをしてみたい」 と
考える人はそれほど珍しくないのではないか。
さて昨日某紙に 「客にせかされ運転を放棄 名古屋市営バス乗務員」 という
タイトルの記事があったが、その内容は、
・・・・・・・・・名古屋市は先月28日、お年寄りへの道案内で発車が遅れたことを
注意された市営バスの男性運転手 (39才) が途中で運転を放棄
し、バスから立ち去るトラブルがあったと発表した。
運転手は始発停留所で出発を待っていたところ、お年寄りの男性か
ら道を尋ねられ対応したために、予定より1~2分遅れで出発した。
この際に乗客の男性から強い口調で 「時間を過ぎている。早く行け」
と注意を受けた。
運転手は次のバス停を出発してしばらく走行した後、バスを急停車。
8人の乗客を残したまま立ち去った・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
この記事を読んで思い出したのは、以前、某局のオムニバス形式のシリーズで、
さまざまな職業や立場にある主人公にストレスが鬱積、最後に 「バカヤロー!」
と叫んで周囲を唖然とさせる、というTVドラマである。程度の差こそあれ、誰でも
日頃からそれなりにストレスを抱え鬱憤が蓄積しているものだが、視聴者として
はこの主人公の境遇に自身のそれを重ね合わせ、 「本来できるハズがないが、
それでも 『一度、やってみたかった』 こと」 を自分の代わりにやってくれたと、
痛快な気分にさせられる・・・といったものだった。
ところでこのバスの運転手。ドラマの中の話であればともかく、39才という年齢
を鑑みずとも、またいかなる事情があろうとも 「乗客を残して立ち去る」 という
“職場 (職務) 放棄” が容認されることはもちろんあり得ない。強い口調で彼
のことを詰った男性はともかく、そのまま残された乗客には何ら落ち度はないか
らである。
だがそれでもこの運転手の暴挙に対し、 「なんとなく共感?することはあっても、
あまり非難する気分にはなれない」 人が多いとすれば、それこそが上記のよう
なドラマが大ヒット?した要因かもしれない・・・。
ときどき 「一度、やってみたかった」 イタズラ
に実際に手を染め、飼い主の手を焼かせる!?
こじろう