2012年07月13日
その 『確率』 は???(その2)
以前、 「こじろう117」・・・その 『確率』 は???・・・において、埼玉県の
久喜市が 「ある女性の市税滞納に関わる生命保険差し押さえ」 について、
「同姓同名で、しかも生年月日も同じ」 という別の女性と間違えて処理し取
立てしたという、前代未聞の過ちについて触れたことがある。
さて昨日の某紙 「同姓同名で生年月日も同じ・・・別人の預金引き出す」 と
いうタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・・同姓同名で生年月日も同じ男性になりすまし、男性の銀行口座
から金を引き出したとして、岡山県警岡山中央署は10日、同県
倉敷市の会社員山口晃 (49才) を有印私文書偽造・同行使
詐欺容疑で逮捕した。
調べに対し、 「自分の口座だと思っていた」 と容疑を否認して
いるという。男性は山口容疑者と面識がないといい、同署は山
口容疑者が男性を知った経緯を調べている。
発表によると、山口容疑者は2010年11月、岡山市内の銀行
で近畿地方に住む同姓同名で生年月日も同じ男性の口座の解
約申込書を勝手に書いて提出し、預金129万円をだまし取った
疑い。
同容疑者は08年12月にもこの支店を訪れ、男性になりすまし
て通帳を紛失したと申告。 「住所が変わった」 として自分の免
許証を提示して住所を変更したうえで、通帳の際発行を受けて
いた。その後通帳を解約するまでに数回、金を引き出したといい、
同署は余罪を追及している。
昨年6月、カードで預金を引き出せないことを不審に思った男性
が銀行に連絡して発覚した・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
「同姓同名で、しかも同生年月日」 の確率論?などについては、以前に長
々と触れているので割愛するが、前回からわずか半年ほどの間に同様の
“超低確率?” ケースがまたもや出現したことには素直に驚きを隠せない。
ところで今回の記事では、それとは別にも普段なかなかお目にかかれない
興味深い点が2つがある。
その一つ目は、 「被害に遭った “男性” について」 だ。こういった事件
では、加害者側が実名報道される一方で、被害者側の氏名等は伏せられ
るのが普通で、今回も一見その通りになっている。だが、結果として 「被
害者の実名に加えて年齢までもが明らかにされている」 わけで、記事中
であえて 「 (被害に遭った) 男性」 という書き方がされているのが、な
んとも (不謹慎ながら) 滑稽極まりない。これからもまずめったにお目に
かかれないケースの一つといえよう。
もう一つは山口容疑者による 「自分の口座だと思っていた」 という、あまり
に見え透いた供述である。容疑者による苦し紛れの 「トンチンカンな供述」
を目にするケースは一般に少なくない。だが、その中でもこれだけ 「白々し
い」 ものは珍しく、これまた読んでいて楽しくなるほどだ。
自分と同姓同名で、しかも生年月日も
同じ犬がいたとしても、さしたる関心は
ない!? こじろう
久喜市が 「ある女性の市税滞納に関わる生命保険差し押さえ」 について、
「同姓同名で、しかも生年月日も同じ」 という別の女性と間違えて処理し取
立てしたという、前代未聞の過ちについて触れたことがある。
さて昨日の某紙 「同姓同名で生年月日も同じ・・・別人の預金引き出す」 と
いうタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・・・同姓同名で生年月日も同じ男性になりすまし、男性の銀行口座
から金を引き出したとして、岡山県警岡山中央署は10日、同県
倉敷市の会社員山口晃 (49才) を有印私文書偽造・同行使
詐欺容疑で逮捕した。
調べに対し、 「自分の口座だと思っていた」 と容疑を否認して
いるという。男性は山口容疑者と面識がないといい、同署は山
口容疑者が男性を知った経緯を調べている。
発表によると、山口容疑者は2010年11月、岡山市内の銀行
で近畿地方に住む同姓同名で生年月日も同じ男性の口座の解
約申込書を勝手に書いて提出し、預金129万円をだまし取った
疑い。
同容疑者は08年12月にもこの支店を訪れ、男性になりすまし
て通帳を紛失したと申告。 「住所が変わった」 として自分の免
許証を提示して住所を変更したうえで、通帳の際発行を受けて
いた。その後通帳を解約するまでに数回、金を引き出したといい、
同署は余罪を追及している。
昨年6月、カードで預金を引き出せないことを不審に思った男性
が銀行に連絡して発覚した・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
「同姓同名で、しかも同生年月日」 の確率論?などについては、以前に長
々と触れているので割愛するが、前回からわずか半年ほどの間に同様の
“超低確率?” ケースがまたもや出現したことには素直に驚きを隠せない。
ところで今回の記事では、それとは別にも普段なかなかお目にかかれない
興味深い点が2つがある。
その一つ目は、 「被害に遭った “男性” について」 だ。こういった事件
では、加害者側が実名報道される一方で、被害者側の氏名等は伏せられ
るのが普通で、今回も一見その通りになっている。だが、結果として 「被
害者の実名に加えて年齢までもが明らかにされている」 わけで、記事中
であえて 「 (被害に遭った) 男性」 という書き方がされているのが、な
んとも (不謹慎ながら) 滑稽極まりない。これからもまずめったにお目に
かかれないケースの一つといえよう。
もう一つは山口容疑者による 「自分の口座だと思っていた」 という、あまり
に見え透いた供述である。容疑者による苦し紛れの 「トンチンカンな供述」
を目にするケースは一般に少なくない。だが、その中でもこれだけ 「白々し
い」 ものは珍しく、これまた読んでいて楽しくなるほどだ。
自分と同姓同名で、しかも生年月日も
同じ犬がいたとしても、さしたる関心は
ない!? こじろう