2012年08月04日
『棚に上げ過ぎ・・・』???(その2)
「こじろう117」・・・『棚に上げ過ぎ・・・』???(その1)・・・の続きである。
(その1) では台湾の中学校教師が生徒のテストの問題作成に関し、 「市販の
問題集にあるものをそのまま使用する」 という、怠慢極まりない 「手抜き行為」
に自ら手を染めながら、その事実を 「棚に上げたまま」 それとそっくり同じ問題
を学習塾で事前に解いていたおかげで満点を獲った生徒の点数を 「本来の実
力に見合っていない」 という理由でなんと0点にしてしまう・・・という、トンデモ教
師のことを取り上げた某紙記事の内容を紹介した。
「俄かには信じられない」 と言いたいこの手の話だが、実は似たような事例は身
近なところにいくらでも存在するようだ。
N市内の某中学校では以前、受験直前の中3生にとって極めて大切な総合試験
(数学) で、別の中学校の数年前のテスト問題がすべてそっくりそのまま出題さ
れたことがあるという。事前にその “過去問” を通っていた学習塾で解いていた
生徒数人が満点、あるいはそれに近い点数を獲ったことからその事実が発覚し
たらしいのだが、そのテストを手配した数学教師は、自らの怠慢を 「棚に上げ」
たうえで、なんと 「けしからん塾だ。そんな塾に通っている生徒は人間的にロク
なものではない」 と、あたかもその学習塾及び通っている生徒に非があるような
発言をし、周囲をあ然とさせたという。さすがに他国の例のように、減点などをす
ることまではしなかったが、生徒の将来に大きく関わる “内申点” などにも直接
影響を与える大切な総合試験の問題作成に際し、他の中学で行われたテストを
一文字も変えずそのまま平然と使用するという、教師としてのいわば職務放棄、
あるまじき行為についての反省を怠るだけでなく、トンデモナイ方向に責任を転嫁
?して開き直っている姿は、もはや滑稽とすらいえよう。
(その1) の冒頭でも触れたように、人間だれにでも少なからず 「自らのことは
棚に上げて」 という面が存在することは否定できない。しかし、そうだとしてもそ
れが 「あまりにあからさまで、しかもまだまだ人格の可塑性に富む少年少女相
手になされる」 のは、やはり容認し難いというものではないか。
「責任の転嫁」 に関して、その技術には
自信を持っている!? こじろう
(その1) では台湾の中学校教師が生徒のテストの問題作成に関し、 「市販の
問題集にあるものをそのまま使用する」 という、怠慢極まりない 「手抜き行為」
に自ら手を染めながら、その事実を 「棚に上げたまま」 それとそっくり同じ問題
を学習塾で事前に解いていたおかげで満点を獲った生徒の点数を 「本来の実
力に見合っていない」 という理由でなんと0点にしてしまう・・・という、トンデモ教
師のことを取り上げた某紙記事の内容を紹介した。
「俄かには信じられない」 と言いたいこの手の話だが、実は似たような事例は身
近なところにいくらでも存在するようだ。
N市内の某中学校では以前、受験直前の中3生にとって極めて大切な総合試験
(数学) で、別の中学校の数年前のテスト問題がすべてそっくりそのまま出題さ
れたことがあるという。事前にその “過去問” を通っていた学習塾で解いていた
生徒数人が満点、あるいはそれに近い点数を獲ったことからその事実が発覚し
たらしいのだが、そのテストを手配した数学教師は、自らの怠慢を 「棚に上げ」
たうえで、なんと 「けしからん塾だ。そんな塾に通っている生徒は人間的にロク
なものではない」 と、あたかもその学習塾及び通っている生徒に非があるような
発言をし、周囲をあ然とさせたという。さすがに他国の例のように、減点などをす
ることまではしなかったが、生徒の将来に大きく関わる “内申点” などにも直接
影響を与える大切な総合試験の問題作成に際し、他の中学で行われたテストを
一文字も変えずそのまま平然と使用するという、教師としてのいわば職務放棄、
あるまじき行為についての反省を怠るだけでなく、トンデモナイ方向に責任を転嫁
?して開き直っている姿は、もはや滑稽とすらいえよう。
(その1) の冒頭でも触れたように、人間だれにでも少なからず 「自らのことは
棚に上げて」 という面が存在することは否定できない。しかし、そうだとしてもそ
れが 「あまりにあからさまで、しかもまだまだ人格の可塑性に富む少年少女相
手になされる」 のは、やはり容認し難いというものではないか。
「責任の転嫁」 に関して、その技術には
自信を持っている!? こじろう