2012年09月11日
『イヌもセミも食わない』???
元々は所詮、赤の他人だった “夫婦” も連れ添う年月が長くなれ
ばなるほど 「その2人ならではのさまざまな足跡」 があることに疑
いはない・・・。
さて先日の某紙、 「料理できてから 『いらない』 と夫」 というタイ
トルの読者 (73才・主婦) 投稿の内容は、
・・・・・・・処暑も過ぎたのにまとわりつくような暑さが続いて、外では
ミンミンゼミが声をからして鳴いている。夕飯の用意は少し
早いかと思いつつ、早めに作って冷ました方が食べやすい
と取りかかった。
ようやく出来上がった料理をテーブルに並べたところ 「おれ、
夕飯いらないから」 と夫の声。 「ああ、そう」 と言ってみた
もののおさまりのつかない私の心に、夏のなごりの太陽が
入り込んでカッカと燃えている。
ああミンミンゼミよ、旦那さまの耳元に来てその声で叫んで
よ。 「食事がいらないときは、早めに言うこと。暑さこらえて
作る者の身になってください」 てね。
そうしたら心の中に煮えたぎるように照りつけていた太陽も
静かに西の山陰に沈んでいくだろうに。犬もセミも食わない
焦げたこの心をどう始末したものか・・・。
暑さもおさまる気配もない夕暮れ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
投稿された73才の主婦の方には大変申し訳なく、また気の毒でも
あるが、たしかに 「こういった年配のトンデモなく勝手でワガママな
『オヤジ』 は結構どこにでもいるものだ」 と妙に納得?して大笑い
させていただいた。もっともこのエピソード?から、どちらかといえば
このご夫婦が今まで (おそらく半世紀近く?) 本当に仲睦まじく連
れ添ってこられただろう様子を思い浮かべてしまうから不思議なもの
である。
それにしても最後の方の 「犬もセミも食わない焦げたこの心」 とい
う表現。 「恐れ入りました」 としか言いようがない・・・。
たしかにどんな 「ごちそう」 でも、
「焦げた」 ものは口にいれたくない
!? こじろう
ばなるほど 「その2人ならではのさまざまな足跡」 があることに疑
いはない・・・。
さて先日の某紙、 「料理できてから 『いらない』 と夫」 というタイ
トルの読者 (73才・主婦) 投稿の内容は、
・・・・・・・処暑も過ぎたのにまとわりつくような暑さが続いて、外では
ミンミンゼミが声をからして鳴いている。夕飯の用意は少し
早いかと思いつつ、早めに作って冷ました方が食べやすい
と取りかかった。
ようやく出来上がった料理をテーブルに並べたところ 「おれ、
夕飯いらないから」 と夫の声。 「ああ、そう」 と言ってみた
もののおさまりのつかない私の心に、夏のなごりの太陽が
入り込んでカッカと燃えている。
ああミンミンゼミよ、旦那さまの耳元に来てその声で叫んで
よ。 「食事がいらないときは、早めに言うこと。暑さこらえて
作る者の身になってください」 てね。
そうしたら心の中に煮えたぎるように照りつけていた太陽も
静かに西の山陰に沈んでいくだろうに。犬もセミも食わない
焦げたこの心をどう始末したものか・・・。
暑さもおさまる気配もない夕暮れ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
投稿された73才の主婦の方には大変申し訳なく、また気の毒でも
あるが、たしかに 「こういった年配のトンデモなく勝手でワガママな
『オヤジ』 は結構どこにでもいるものだ」 と妙に納得?して大笑い
させていただいた。もっともこのエピソード?から、どちらかといえば
このご夫婦が今まで (おそらく半世紀近く?) 本当に仲睦まじく連
れ添ってこられただろう様子を思い浮かべてしまうから不思議なもの
である。
それにしても最後の方の 「犬もセミも食わない焦げたこの心」 とい
う表現。 「恐れ入りました」 としか言いようがない・・・。
たしかにどんな 「ごちそう」 でも、
「焦げた」 ものは口にいれたくない
!? こじろう