2011年11月04日
『△△は見ていた・・・』!!!
TVドラマのタイトルではないが、よからぬことに手を染める際というものは、「思わぬとこ
ろで誰かしらにその行為を見られていた」 というのは、実際によくあることのようだ。
昨日某紙に 「防犯カメラは見ていた・・・市職員、財布盗む」 というタイトルの記事があ
ったが、その内容は、
・・・・・・・ 富山県警高岡署は10月31日、高岡市産業企画課主事K容疑者 (28才)
を盗みの疑いで緊急逮捕した。
発表によるとK容疑者は同日午後8時頃、同市内のパチンコ店で現金2万円
などが入った氷見市の男性会社員 (25才) の財布 (時価500円相当)
を盗んだ疑い。会社員がスロット台の上に財布を置いたまま、他の台を見る
ため約5分間席を離れたすきに財布を盗み現金を抜き取った後、財布を店員
に届け出たという。
財布がなくなったことに気づいた会社員が店員から返却された財布の中身を
確認。現金がなくなっていることに気づき、店員が110番通報した。
防犯カメラにK容疑者が財布を盗むような様子が映っていたため、署員が店
内にいたK容疑者に事情を訊いたところ容疑を認めた。K容疑者の所持金は
約1万円だった。
高岡市によるとK容疑者は2006年4月に採用され、花と緑の課に3年勤務。
研修のため経済産業省に2年間派遣された後、今年4月より産業企画課で
企業立地などを担当していた。勤務態度はまじめだったという・・・・・
・・・・・・・・・・・
というものである。
この事件のK容疑者の行動には少なくとも3つの不可解な点が存在する。
まず第一に、現金を抜き取った後、なぜ財布をわざわざ店員に渡したのかということ。
中身を抜いたことはいずれわかってしまうわけなので、そのまま財布ごと持ち逃げする
のが普通というものだろう。
第二に、店員が110番通報した後もなお店内に残っていたこと。その時点ですでに何
らかの身体的拘束を受けていたのならともかく、どうもそうでもないらしい。
第三の点は、防犯カメラの存在をどう考えていたのかということ。個人的にはパチンコ
店という所にほとんど足を踏み入れたことがないため、その防犯体制について詳細を
知る由もないが、今の時代、おそらく店内のあちこちに防犯カメラが設置されているこ
とはK容疑者も十二分に承知していたはずだ。
以上の三点だけからしても、どうもこのK容疑者、 「犯行が自らの仕業であると知ら
しめたかった」 つまり、 「逮捕されるためにわざわざ盗んだ」 と考えないことには
その犯行全般の稚拙さの理由が説明できない。
しかしそれにしてもまだ28歳の若さのK容疑者。20代中盤で中央省庁に派遣される
くらいだから、将来を嘱望されるいわばエリート職員であった可能性は高いと思われる
のに、(不謹慎な言い方ながら) 「たかが2万円程度を盗んだばかりに、全国に犯罪
者として実名報道されてしまった」 事実は、本人以上に両親らは泣いても泣ききれな
ないのではないか。 「魔が差した」 などという単純な理由なのか、あるいは何かさ
らに事情があったのか定かではないが、全く関係ない他人ながら実に虚しく残念な話
である。
「こっそりとイタズラをはたらいた」
と思っていたところ、実は飼い主に
見られていたことがわかり、バツの
悪そうな!? こじろう
ろで誰かしらにその行為を見られていた」 というのは、実際によくあることのようだ。
昨日某紙に 「防犯カメラは見ていた・・・市職員、財布盗む」 というタイトルの記事があ
ったが、その内容は、
・・・・・・・ 富山県警高岡署は10月31日、高岡市産業企画課主事K容疑者 (28才)
を盗みの疑いで緊急逮捕した。
発表によるとK容疑者は同日午後8時頃、同市内のパチンコ店で現金2万円
などが入った氷見市の男性会社員 (25才) の財布 (時価500円相当)
を盗んだ疑い。会社員がスロット台の上に財布を置いたまま、他の台を見る
ため約5分間席を離れたすきに財布を盗み現金を抜き取った後、財布を店員
に届け出たという。
財布がなくなったことに気づいた会社員が店員から返却された財布の中身を
確認。現金がなくなっていることに気づき、店員が110番通報した。
防犯カメラにK容疑者が財布を盗むような様子が映っていたため、署員が店
内にいたK容疑者に事情を訊いたところ容疑を認めた。K容疑者の所持金は
約1万円だった。
高岡市によるとK容疑者は2006年4月に採用され、花と緑の課に3年勤務。
研修のため経済産業省に2年間派遣された後、今年4月より産業企画課で
企業立地などを担当していた。勤務態度はまじめだったという・・・・・
・・・・・・・・・・・
というものである。
この事件のK容疑者の行動には少なくとも3つの不可解な点が存在する。
まず第一に、現金を抜き取った後、なぜ財布をわざわざ店員に渡したのかということ。
中身を抜いたことはいずれわかってしまうわけなので、そのまま財布ごと持ち逃げする
のが普通というものだろう。
第二に、店員が110番通報した後もなお店内に残っていたこと。その時点ですでに何
らかの身体的拘束を受けていたのならともかく、どうもそうでもないらしい。
第三の点は、防犯カメラの存在をどう考えていたのかということ。個人的にはパチンコ
店という所にほとんど足を踏み入れたことがないため、その防犯体制について詳細を
知る由もないが、今の時代、おそらく店内のあちこちに防犯カメラが設置されているこ
とはK容疑者も十二分に承知していたはずだ。
以上の三点だけからしても、どうもこのK容疑者、 「犯行が自らの仕業であると知ら
しめたかった」 つまり、 「逮捕されるためにわざわざ盗んだ」 と考えないことには
その犯行全般の稚拙さの理由が説明できない。
しかしそれにしてもまだ28歳の若さのK容疑者。20代中盤で中央省庁に派遣される
くらいだから、将来を嘱望されるいわばエリート職員であった可能性は高いと思われる
のに、(不謹慎な言い方ながら) 「たかが2万円程度を盗んだばかりに、全国に犯罪
者として実名報道されてしまった」 事実は、本人以上に両親らは泣いても泣ききれな
ないのではないか。 「魔が差した」 などという単純な理由なのか、あるいは何かさ
らに事情があったのか定かではないが、全く関係ない他人ながら実に虚しく残念な話
である。
「こっそりとイタズラをはたらいた」
と思っていたところ、実は飼い主に
見られていたことがわかり、バツの
悪そうな!? こじろう