2011年09月22日
『どうにもならない』???
「光宙」 。少なくとも自分自身は初めて目にする単語?であるが、読み方はともかく、
その意味しようとするところはなんとなくわかる。だが、これが (正式に届け出された)
“人の名前” であると聞けば・・・・・。
先日某誌に 「子どもの名前 『光宙』 に市役所担当者 『まあ、普段の字ですし』・・」
というタイトル記事があったが、その内容は、
・・・・・・・ 近頃の子どもの名前に見られる 「光宙」 が読めるだろうか。ヤンキー漢字
<夜露死苦> 世代が親になって個性的な名前が出てきた時代の息遣いを、
作家の山藤章一郎氏がリポートする。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「光宙」 は 「ぴかちゅう」 と読みます。
かつて我が子の名前を 「悪魔」 にしたいと出生届を出してきた親に、昭島
市の市民課はどう対応したか。
答えは明快だった。
「ルールはありません。普段使われる漢字ならOKです。ただ出生届には読
み仮名の記載が必要です。ふさわしくない文字や読みは 『あまりお勧め
できません』 とやんわり窓口対応します。悪、魔、殺、犯、罰・・・・・などを
届け出た人も全国的にはいるようです。私どもは市民課の係長や課長を交
えて協議いたします」
「では、 『光宙』 は?」
「はあ、まあ・・・・・・・なんとも。普段の字ですし、読み方までは・・・」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
実はつい最近、別の記事で 「月」 という字を 「ルナ」 と読ませる名前をもつ子ども
について書かれているのを目にしたばかりだ。昨今の 「子どもの名前」 についての
問題はすでに 「こじろう117」・・・「親の責任は重大」 などで何回か触れているので
「もう、今さらいろいろ言いたくてもその気力が残っていない」 のが実際である。所詮
他人がどうこう言ってもどうにもならないし、トンデモナイ名前をつけられてしまった子ど
もは一生その親を恨みつつ、もはや 「自分は決してそういうバカ親にだけはならない」
と自分の親を反面教師にしてもらうしかないだろう。
だが、本当に困るのはそういう名前を呼ばなければならない側の方なのだ。それには
ニつのパターンがある。
一つは名前を呼びたくてもそれが読めないパターン、上記の 「月 (ルナ) 」 とか
「 光宙 (ぴかちゅう) 」 等がそれにあてはまる。
二つ目は呼んだ (読んだ) 方が逆に恥ずかしくなってしまったり、思わず笑ってしま
うパターン。小学校の教師が国語の授業参観の真っ只中に 「それではここの部分は
『ぴかちゅう君』 読んでください」 などと指名すれば、その呼び名を聞き慣れていな
い保護者らはつい笑ってしまうだろうし、それにつられて聞き慣れている方も笑いをこ
らえきれないのは必至である。「人の名を笑う」 などということは人として最もしては
ならない行為であるが、さすがにいきなり 「ぴかちゅう君」 ではそれも仕方がない。
こういった名前をつけることは周囲の人にさえ、本来全く不要な自己嫌悪や自己反省
を強いる可能性があるのだ。
この手の問題、もはや 「どうにもならない」 ・・・・・。
「ワンちゃんのお名前は」 と飼い主が尋ね
られる度に 「ドキっ」 とする!?
こじろう
その意味しようとするところはなんとなくわかる。だが、これが (正式に届け出された)
“人の名前” であると聞けば・・・・・。
先日某誌に 「子どもの名前 『光宙』 に市役所担当者 『まあ、普段の字ですし』・・」
というタイトル記事があったが、その内容は、
・・・・・・・ 近頃の子どもの名前に見られる 「光宙」 が読めるだろうか。ヤンキー漢字
<夜露死苦> 世代が親になって個性的な名前が出てきた時代の息遣いを、
作家の山藤章一郎氏がリポートする。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「光宙」 は 「ぴかちゅう」 と読みます。
かつて我が子の名前を 「悪魔」 にしたいと出生届を出してきた親に、昭島
市の市民課はどう対応したか。
答えは明快だった。
「ルールはありません。普段使われる漢字ならOKです。ただ出生届には読
み仮名の記載が必要です。ふさわしくない文字や読みは 『あまりお勧め
できません』 とやんわり窓口対応します。悪、魔、殺、犯、罰・・・・・などを
届け出た人も全国的にはいるようです。私どもは市民課の係長や課長を交
えて協議いたします」
「では、 『光宙』 は?」
「はあ、まあ・・・・・・・なんとも。普段の字ですし、読み方までは・・・」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
実はつい最近、別の記事で 「月」 という字を 「ルナ」 と読ませる名前をもつ子ども
について書かれているのを目にしたばかりだ。昨今の 「子どもの名前」 についての
問題はすでに 「こじろう117」・・・「親の責任は重大」 などで何回か触れているので
「もう、今さらいろいろ言いたくてもその気力が残っていない」 のが実際である。所詮
他人がどうこう言ってもどうにもならないし、トンデモナイ名前をつけられてしまった子ど
もは一生その親を恨みつつ、もはや 「自分は決してそういうバカ親にだけはならない」
と自分の親を反面教師にしてもらうしかないだろう。
だが、本当に困るのはそういう名前を呼ばなければならない側の方なのだ。それには
ニつのパターンがある。
一つは名前を呼びたくてもそれが読めないパターン、上記の 「月 (ルナ) 」 とか
「 光宙 (ぴかちゅう) 」 等がそれにあてはまる。
二つ目は呼んだ (読んだ) 方が逆に恥ずかしくなってしまったり、思わず笑ってしま
うパターン。小学校の教師が国語の授業参観の真っ只中に 「それではここの部分は
『ぴかちゅう君』 読んでください」 などと指名すれば、その呼び名を聞き慣れていな
い保護者らはつい笑ってしまうだろうし、それにつられて聞き慣れている方も笑いをこ
らえきれないのは必至である。「人の名を笑う」 などということは人として最もしては
ならない行為であるが、さすがにいきなり 「ぴかちゅう君」 ではそれも仕方がない。
こういった名前をつけることは周囲の人にさえ、本来全く不要な自己嫌悪や自己反省
を強いる可能性があるのだ。
この手の問題、もはや 「どうにもならない」 ・・・・・。
「ワンちゃんのお名前は」 と飼い主が尋ね
られる度に 「ドキっ」 とする!?
こじろう