2010年12月11日
『気持ち』 はわかる???(その2)
「こじろう117」・・・『気持ち』 はわかる???(その1)・・・の続きである。
(その1) では、「包丁を手にしながら」 ゴミ集積場で近所の人のゴミの出し方を注意し
ていて逮捕された62才の男の行為について、その 「手段」 は到底認められないものの、
「ゴミ出し」 の基本的ルールやマナーを守れない連中を何とかしようという 「気持ち」 自
体についてはいろいろと考えさせられるところもあるのでは、ということを述べた。
「ゴミ出し」 の仕方とは、ある意味その (ごみを出す) 人の “本性” “良識” (それ以
前に “社会常識”)、さらに “品性” などを映し出す 「カガミ」 のようなものともいえる。
それはゴミというものは 「袋に 『封』 をして一旦出してしまえば、もう自分のものでは
なくなる」 という意識を生じさせるものだからである。
時おり悪質な 「ゴミ出し」 をされたモノについては、自治会の役員らによって袋の中身が、
確認され 「それを出した人を特定して注意する」 ということもあると耳にしたことがあるが、
それもそのゴミの中に 「(人物を) 特定できるだけの材料」 が混入されている」 場合
に限られるものである (それはそうと、いくら役割とはいえ、他人のゴミの中身を調べると
いうのはさまざまな観点から大変苦痛を伴うものであると推測され、一番避けたいタイプの
作業であろう)。
「自分の (出した) ゴミ」 ということが後々もわかるようになっていれば、誰しも普通は、
「みっともないことはできない」 と考えるであろうが、出してしまえば 「後は知らない」 と
考えるか否かで、大きな人間性の差が生ずるのである。さらにはマナー違反をする連中に
は、 「自分だけでなく、他の人もやっている」 という心理がはたらいているのも疑いない。
悪質な 「ゴミ出し」 があるたびに、どこかで誰かにそれなりの余計な負担を生じさせるこ
とになるのは確かである。行政の担当者およびその委託先企業のスタッフなどについては
その処理自体が 「業務」 の一環であるから基本的に問題はないにしても、そうでない人
たち、つまり 「無報酬で本来する必要ないことをさせられる人たち」 にとっては 「たまっ
たものではない」 「迷惑千万」 ということになるのだ。さらに、集積所の近辺の住民にも
悪臭の拡散などの被害をもたらしかねなく、集積所周辺の衛生環境面に与える影響なども
深刻になりうる。
日常、他の場面でいかに 「紳士的・淑女的」「スマート」 と称されるような模範的振る舞い
を示していたとしても、「ゴミ出し」 でルール違反、非常識な行為がたとえ一回だけでもな
されたことがわかれば、その一点のみをもってしてその人に対するすべての 「好感的イメ
ージ」 は崩れ去るくらいに考えるべきである。もっとも他のことに関して 「紳士的・淑女的」
な振る舞いをする人が、「ゴミ出し」 に限ってそうでないとは考えにくいし、また考えたくも
ないが・・・。
「イヌとしての “紳士的振る舞い” とは
何か」 について、考えるつもりは基本的
に全くない!? こじろう
(その1) では、「包丁を手にしながら」 ゴミ集積場で近所の人のゴミの出し方を注意し
ていて逮捕された62才の男の行為について、その 「手段」 は到底認められないものの、
「ゴミ出し」 の基本的ルールやマナーを守れない連中を何とかしようという 「気持ち」 自
体についてはいろいろと考えさせられるところもあるのでは、ということを述べた。
「ゴミ出し」 の仕方とは、ある意味その (ごみを出す) 人の “本性” “良識” (それ以
前に “社会常識”)、さらに “品性” などを映し出す 「カガミ」 のようなものともいえる。
それはゴミというものは 「袋に 『封』 をして一旦出してしまえば、もう自分のものでは
なくなる」 という意識を生じさせるものだからである。
時おり悪質な 「ゴミ出し」 をされたモノについては、自治会の役員らによって袋の中身が、
確認され 「それを出した人を特定して注意する」 ということもあると耳にしたことがあるが、
それもそのゴミの中に 「(人物を) 特定できるだけの材料」 が混入されている」 場合
に限られるものである (それはそうと、いくら役割とはいえ、他人のゴミの中身を調べると
いうのはさまざまな観点から大変苦痛を伴うものであると推測され、一番避けたいタイプの
作業であろう)。
「自分の (出した) ゴミ」 ということが後々もわかるようになっていれば、誰しも普通は、
「みっともないことはできない」 と考えるであろうが、出してしまえば 「後は知らない」 と
考えるか否かで、大きな人間性の差が生ずるのである。さらにはマナー違反をする連中に
は、 「自分だけでなく、他の人もやっている」 という心理がはたらいているのも疑いない。
悪質な 「ゴミ出し」 があるたびに、どこかで誰かにそれなりの余計な負担を生じさせるこ
とになるのは確かである。行政の担当者およびその委託先企業のスタッフなどについては
その処理自体が 「業務」 の一環であるから基本的に問題はないにしても、そうでない人
たち、つまり 「無報酬で本来する必要ないことをさせられる人たち」 にとっては 「たまっ
たものではない」 「迷惑千万」 ということになるのだ。さらに、集積所の近辺の住民にも
悪臭の拡散などの被害をもたらしかねなく、集積所周辺の衛生環境面に与える影響なども
深刻になりうる。
日常、他の場面でいかに 「紳士的・淑女的」「スマート」 と称されるような模範的振る舞い
を示していたとしても、「ゴミ出し」 でルール違反、非常識な行為がたとえ一回だけでもな
されたことがわかれば、その一点のみをもってしてその人に対するすべての 「好感的イメ
ージ」 は崩れ去るくらいに考えるべきである。もっとも他のことに関して 「紳士的・淑女的」
な振る舞いをする人が、「ゴミ出し」 に限ってそうでないとは考えにくいし、また考えたくも
ないが・・・。
「イヌとしての “紳士的振る舞い” とは
何か」 について、考えるつもりは基本的
に全くない!? こじろう