2010年12月04日
『不良老人』 予備軍???
店舗などで陳列してある商品を勝手に持ち去れば、だれが考えても明らかな “窃盗”
であり、これはさすがに相当の覚悟?がなければ普通はまず手を染めないであろう。
しかし、これが野山 (といっても完全な私有地) に自生しているようなモノになると
「少しくらいいいだろう」 と勝手に解釈して持ち帰ったり、あるいは確信犯的に盗みを
はたらく 「不心得者」 それも立派な?中高年者が、結構存在するようだ。
先日静岡新聞の記事に 「山芋泥棒12人 “御用” 私有地に侵入、厳重注意」 という
タイトルの記事があったが、その内容は、
・・・・・・静岡県湖西市の私有地に入って自然薯を盗んだとして、湖西署は先月25日、
窃盗容疑で静岡市など在住の40~60代の男、計12人を摘発、厳重注意して
土地所有者に返却させたと発表した。掘られた自然薯は43本 (43万円相当)
にのぼり、同署は住民の苦情を受けて警戒にあたっていた。
同署によると男らは10月から11月23日にかけて同市内の山中に勝手に入り、
スコップなどを使って直径約60㎝、深さ約1mの穴を掘り、自生していた自然薯
を盗んだとされる。いずれも微罪で反省もしていることから逮捕までせず、厳重
注意にとどめた。
住民から 「山芋泥棒が多発して困っている。注意してもやめない」 との苦情を
受け、現場一帯をパトロールしたところ、市道に車をとめて山に入ろうとする不審
者や、自然薯を持って下山する男を相次いで発見。口コミで情報が広がったと見ら
れ、中には自然薯を入れる段ボールまで用意したケースもあったという・・・・・・
というものである。
まずこの記事を読んでの大きな違和感は、当局側が 「いずれも微罪で反省もしていることか
ら厳重注意にとどめた」 という判断、見解である。そもそもこの摘発の発端は、土地所有者
からの 「山芋泥棒が多発して困っている。注意してもやめない」 という苦情であり、それを
受けてわざわざ警察当局が動いたのである。 「注意してもやめない」⇒⇒⇒ 「警察が動く」
⇒⇒⇒「反省している」⇒⇒⇒「逮捕せず厳重注意にとどめる」 という構図がどうもしっくりこ
ないのは自分だけであろうか。状況からすれば、多少の個人差こそあれ 「ほんの出来心」
からの窃盗とはとてもじゃないが思えず、それどころか極めて悪質な計画的犯行であり、これ
を 「微罪」 などと言いきるにはかなり無理があるのだ。
こういう連中の頭にあることは、
1. 自然に生育しているものだから問題ない。少しくらいかまわない。
2. 自分だけでなく、ほかの連中もやっている。
3. 多少何か言われても 「とぼけ通せばよい」。
4. まさか、警察にまでは通報しないはずだ。
あたりだろうが、極めて自己中心的であり、その人格に品性のかけらも感じられない。
1. の 「少しくらいかまわない」 というのは、土地所有者 (正当な権利保持者) 側が
いうことであり、勝手にとっていく側が判断することではない。2. および3. については
いかにも 「こういうことを平然とする連中」 の考え方である。いい歳をしてこういうことを
「恥ずかしいこと」 と思わないような輩が、案外企業や組織体のなかで要職?に就いて
いたりすることもあるようだが、今回の件はプライベートなこととはいえ、このような品格を
大きく欠いている連中のもとで働かされる人たちは本当に哀れであろう。さらにこういう連
中の反省など 「ただの “フリ” にすぎない」 ことも十分に予想され、時と場所を変えて
同じことを繰り返す可能性はかなり高い。
今回の件で “逮捕” でなく “厳重注意” として処理されたのには、「さまざまな政治
的な力がはたらいた」 という裏事情があるかもしれない。しかし、こういう 「図々しさの
カタマリ」 のような中高年に対しては、一度くらいは 「本当に痛い目に遭わせること」
をしてあげないと、その後そのまま流行り?の 「不良老人」 に成り下がってしまう可能
性が高いし、何よりも若い世代に示しがつかないのである。
「不良飼い犬」 にならないように常日頃
から気をつけている様子は全くない!?
こじろう
であり、これはさすがに相当の覚悟?がなければ普通はまず手を染めないであろう。
しかし、これが野山 (といっても完全な私有地) に自生しているようなモノになると
「少しくらいいいだろう」 と勝手に解釈して持ち帰ったり、あるいは確信犯的に盗みを
はたらく 「不心得者」 それも立派な?中高年者が、結構存在するようだ。
先日静岡新聞の記事に 「山芋泥棒12人 “御用” 私有地に侵入、厳重注意」 という
タイトルの記事があったが、その内容は、
・・・・・・静岡県湖西市の私有地に入って自然薯を盗んだとして、湖西署は先月25日、
窃盗容疑で静岡市など在住の40~60代の男、計12人を摘発、厳重注意して
土地所有者に返却させたと発表した。掘られた自然薯は43本 (43万円相当)
にのぼり、同署は住民の苦情を受けて警戒にあたっていた。
同署によると男らは10月から11月23日にかけて同市内の山中に勝手に入り、
スコップなどを使って直径約60㎝、深さ約1mの穴を掘り、自生していた自然薯
を盗んだとされる。いずれも微罪で反省もしていることから逮捕までせず、厳重
注意にとどめた。
住民から 「山芋泥棒が多発して困っている。注意してもやめない」 との苦情を
受け、現場一帯をパトロールしたところ、市道に車をとめて山に入ろうとする不審
者や、自然薯を持って下山する男を相次いで発見。口コミで情報が広がったと見ら
れ、中には自然薯を入れる段ボールまで用意したケースもあったという・・・・・・
というものである。
まずこの記事を読んでの大きな違和感は、当局側が 「いずれも微罪で反省もしていることか
ら厳重注意にとどめた」 という判断、見解である。そもそもこの摘発の発端は、土地所有者
からの 「山芋泥棒が多発して困っている。注意してもやめない」 という苦情であり、それを
受けてわざわざ警察当局が動いたのである。 「注意してもやめない」⇒⇒⇒ 「警察が動く」
⇒⇒⇒「反省している」⇒⇒⇒「逮捕せず厳重注意にとどめる」 という構図がどうもしっくりこ
ないのは自分だけであろうか。状況からすれば、多少の個人差こそあれ 「ほんの出来心」
からの窃盗とはとてもじゃないが思えず、それどころか極めて悪質な計画的犯行であり、これ
を 「微罪」 などと言いきるにはかなり無理があるのだ。
こういう連中の頭にあることは、
1. 自然に生育しているものだから問題ない。少しくらいかまわない。
2. 自分だけでなく、ほかの連中もやっている。
3. 多少何か言われても 「とぼけ通せばよい」。
4. まさか、警察にまでは通報しないはずだ。
あたりだろうが、極めて自己中心的であり、その人格に品性のかけらも感じられない。
1. の 「少しくらいかまわない」 というのは、土地所有者 (正当な権利保持者) 側が
いうことであり、勝手にとっていく側が判断することではない。2. および3. については
いかにも 「こういうことを平然とする連中」 の考え方である。いい歳をしてこういうことを
「恥ずかしいこと」 と思わないような輩が、案外企業や組織体のなかで要職?に就いて
いたりすることもあるようだが、今回の件はプライベートなこととはいえ、このような品格を
大きく欠いている連中のもとで働かされる人たちは本当に哀れであろう。さらにこういう連
中の反省など 「ただの “フリ” にすぎない」 ことも十分に予想され、時と場所を変えて
同じことを繰り返す可能性はかなり高い。
今回の件で “逮捕” でなく “厳重注意” として処理されたのには、「さまざまな政治
的な力がはたらいた」 という裏事情があるかもしれない。しかし、こういう 「図々しさの
カタマリ」 のような中高年に対しては、一度くらいは 「本当に痛い目に遭わせること」
をしてあげないと、その後そのまま流行り?の 「不良老人」 に成り下がってしまう可能
性が高いし、何よりも若い世代に示しがつかないのである。
「不良飼い犬」 にならないように常日頃
から気をつけている様子は全くない!?
こじろう