2010年12月06日

『非常識』 とも違う???

もうだいぶ以前から話題にされていることであり、 「今さら」 という感が強いが、先日

改めてS紙に 「非常識110番 N県警困った」 というタイトルの記事が掲載されてい

た。その内容は、


・・・・・・「携帯電話が壊れた」 「今何時ですか」 。イタズラではないが、本来は通報

     すべき内容でない 「非常識110番通報」 がN県警を困らせている。

     通信指令室によると、月に数件あり、近年増えている印象だという。同課は

     「本当に通報すべき時に混みあってつながらない恐れもある」 とし、安易な

     通報をしないように呼びかけている。

     同課によると、上記の例の他にも、「警報機が鳴りっ放しで困っている」 との

     通報で警察官が駆けつけたところ目覚まし時計がなっていたことや、「あのパチ

     ンコ店は当たらない」 などと愚痴をこぼす電話も頻繁にかかっていくるという。

     N県警に寄せられる110番通報は年間10万件前後。自然災害があったり、冬季

     に各地でスリップ事故が多発するような場合は通報が集中し、つながりにくくな

     ることがある。無言電話やイタズラ電話も多く、10月末までに5000件を超えて

     いる。「非常識通報」 も担当者の本来の業務を妨げたり、緊急事態の把握が遅

     れる可能性がある・・・・・・・


というものである。

110番と同様、119番についてもかねてから 「非常識通報」 が大きな?社会問題と

なっているようだが、ここで両者に差をつけることは本意でない。しかし、そうはいっても

110番の方は “警察” 直結である。ごく普通の感覚を有する人であれば、たとえ正当な

事由のある用件であったとしても 「110番に電話することには、それなりの “ためらい”

や “抵抗” 、あるいは “怖さ” すら感ずるもの」 ではないだろうか。

自分自身も今までの人生で一度だけ “110番” 通報をしたことがある。数年前に夜遅く

一人で自動車を走らせているときのことであるが、たまたま道端に倒れている (寝ている)

人を見かけたからである。その場所や時間帯からして 「酔いつぶれて横になっているだけ」

という可能性も考えたが、万が一のことを考えて一般市民の義務?として一応通報すること

を決心?した。しかしやはりイザ、1・1・0をプッシュするにあたってはそれなりの緊張と逡巡

を伴ったのだ。

また、その真偽は定かでないが、自分の子どもの頃は 「イタズラで “110番” するとすぐ

逆探知 (当時はナンバーディスプレイなどということばはなかったはず) され、ヘタをすれば

逮捕される」 と言われたものでもある。

したがって、上記のような 「とんでもない事由で “110番” 通報する連中」 は、「非常識」

であるという以前に、もしかしたらごく普通の人間としての 「怖れ」 というものを一切感じな

い人たちか、無類の 「大胆さ」 と 「鈍感さ」 を兼ね備えたある意味での 「大物」 になれ

る資質を有する人としてランクされる人たちではないか、とすら思わされてしまうのである。

もしそうだとしたら、できればその潜在的 「大物ぶり」 を 「非常識な行為」 にではなく、何

か 「世の中の役に立つ方向」 で活かしてほしいと願いたいところだ。

さてこんな冗談?を言えているうちはまだいいが、実際にはこういう 「とんでもないことをす

るどうしようもない連中」 が原因?で、やはり 「とんでもないことをする少年たち」 が先日

現れてしまったのである。その事件については 「こじろう117」・・・「原因を作っているのは

・・・」・・・で触れたいと思う。


その格好の「大胆さ」 にかけては人後
(イヤ犬後?) に落ちない自信を持って
いる!?           こじろう  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(0)ペット