2017年05月11日

『スーツ』 不可???

“自由にしてよい” と言われるのが一般に喜ばしいのはその通り。だが、逆にそ

れ (自由であること) が負担や戸惑いの原因になったりする・・・ことも珍しくな

い。

さて昨日の某紙 「職員採用試験に 『スーツだめ』 兵庫・西宮市、7月予定の1

次面接」 というタイトルの記事の内容は、


・・・・・・・・兵庫県西宮市は8日、7月に予定する2018年度の事務職員採用試験

      の1次面接を 「スーツ不可」 とし、受験生、面接官ともに普段着で行う

      と発表した。リラックスした空間を演出し受験生の 「素」 を出してもらう

      狙い。県内の自治体でも珍しい取り組みという。

      同市は16年度から、大卒程度の事務職で受験生全員の面接を開始。

      コミュニケーション能力も重視し、優秀な人材の確保を目指している。さ

      らに17年度は兵庫県、神戸市と同日に試験を実施し、西宮を 「本命」

      とする受験生の囲い込みを図った。

      18年度からは1次面接で 「スーツ不可」 に。合格までには1~3次の

      面接があるが、担当者は 「限られた時間で、受験生の考えていること

      全部は把握できない。普段過ごしている格好に人間性も出る」 と説明

      する。

      受験生がスーツを着用してきた場合の対応について、担当者は 「あく

      までリラックスした雰囲気を追求するための措置。服装だけで合否を決

      めることはないが、面接での普段着を周知したい」 としている・・・・・・・


というものである。

昨年末の (現役の) 西宮市長による 「かつての不良自慢」 およびその後の

騒動はまだ記憶に新しいが、さすがは同市。その賛否はともかく、何かにつけて

話題に事欠かない。

まあ 「いくら服装だけで決めることはない」 と事前に言われても、面接で定番

の 「スーツ姿」 を禁止されるとなれば、受験生としては何を着ていったらよい

のか非常に悩ましいハズ。 「普段過ごしている格好に人間性も出る」 に一理

あることは否定できないにせよ、まあいろいろな意味でなんとも “準備” の大

変な面接試験である、のは間違いない。


「一度でいいからスーツを着てみたい」
という気は起こらない!?   こじろう






  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(0)ペット