2015年02月26日

『OB風』 もほどほどに???

一般に現役の高校生や大学生にとって、いわゆる 「OB」 からの支援や

協力は大変ありがたいもの。だが、中には大したこともしていないのに必

要以上に 「OB風 (かぜ) 」 を吹かしたり、さらにはかえって母校の名

を汚したり足を引っ張ったりしてしまう 「先輩」 らがいる、から困ってしま

う。

そこで昨日の某紙 「 『公選法は関係ない』 と県議、議会で 『母校に寄

付』 後に謝罪」 というタイトルの記事の内容は、


・・・・・・・和歌山県のN県議 (63才・自民) が23日、県議会一般質問で、

     母校の県立桐蔭高が春の選抜高校野球大会に出場することに絡

     み、 「 (寄付を禁じる) 公職選挙法があろうがなかろうが関係

     ない。心意気で私は (母校に) 寄付をした。仁坂吉伸知事も (桐

     蔭の) 卒業生。後で集金に伺う」 と、知事に寄付を迫った。

     他の県議から批判が相次ぎ、N県議は陳謝、発言を撤回した。

     仁坂知事は発言に取り合わなかった。その後、N県議は議場で

     「議員の職責を顧みない不適切な発言だった」 と謝罪した。

     同高によると、数日前に野球部OB会から約350万円の寄付が

     あり、うち1万円はN県議の出したものだったという。同高は23日、

     N県議側に返金。岸田正幸校長は 「いくら支援と言われても県

     議の職にある人が堂々とルールを破るのは残念」 と話した。

     N県議は5期目。同高野球部OBで30年以上前には外部登用で

     監督を務めたこともある。取材に対し、N県議は 「後輩の力にな

     りたい一心でつい言い過ぎてしまった。1万円は寄付でなく特別

     OB会費と理解していた」 と釈明した・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

「心意気で 『寄付』 をした」 と偉そうに?啖呵を切っておきながら、後

になって 「寄付ではなく 『特別OB会費』 と理解していた」 とメチャク

チャな釈明?するとは、この60代中盤のN氏、県議である以前に 「と

ころでそんな思考回路や見識でご自身の日常生活に支障はないので

すか」 と心配する支持者もいるのでは。

和歌山県立桐蔭高校といえば、かの 「竹中平蔵氏」 や 「西本幸雄

氏」 らを輩出した同県屈指の名門校らしいが、どうもN氏はいかにも自

らが 「同校の超大物OB」 であるかのように吹聴し勘違いしているよ

う。にもかかわらず、その現校長から 「残念」 とまで言われ、支援ど

ころかむしろ結果的に母校の名を汚し、その足を引っ張って迷惑をか

けている、としか思えないのが本当に憐れでかわいそう、同情を禁じ

得ない。

「ボクちゃん首相」 をトップに据える現政権与党には、 (つい3日前

にこれまた常識人には到底理解できない論理を披露し、わけのわか

らない捨てゼリフを残して辞任、そのまま雲隠れしてしまった 「疑惑

の総合百貨店」 閣僚はもちろんその同類) 地方議会議員にもこう

いったタイプの人は枚挙にいとまがない・・・ようだ。


イヌの世界で 「先輩風を吹かす」 タイプは
苦手な!?               こじろう



  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(0)ペット