2015年02月08日
『10人相手の野球』???
一旦 、「強い」 というイメージを抱かれると、それだけで得をする面
もあれば、その逆もありうる。
さて昨日の某紙 「江夏ら阪神投手陣 巨人戦で 『ワシらは10人を
相手に野球をやっとった」 というタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・ かつて9年連続日本一を続けていた読売巨人軍に対し、ラ
イバルとして立ちはだかったのは阪神タイガースだった。当
時の阪神で主力として活躍した、俊足巧打と守備範囲の広
い華麗なプレーで 「牛若丸」 と呼ばれた吉田義男氏が村
山実や江夏豊ら歴史に残る名投手陣を揃えながら万年2位
に甘んじていた理由を語った。
* * *
選手個々が優れていたこともあるが、僕がその頃の巨人に
感心したのはボール球に手を出さないことでした。その伝統
を作ったのは川上さんだと思います。 「振らない」 というこ
とを、 「打撃の神様」 が徹底して教育したんです。
皆、選球眼がよくて四球を選ぶ。だから打線が繋がる。巨人
の3番、4番には王貞治、長嶋茂雄が座っているわけで、柴
田や土井が塁に出れば打線の破壊力はより大きくなる。僕
の印象だと、巨人は1番から4番までの4人で勝っていたよう
なものです。その4人に1試合に4度回ってくる。強いはずで
すわ。
もう1つ厄介なのが審判でした。審判も人の子だから、迷っ
た時には 「王や長嶋が見逃したのならボールだ」 と、上
手い人に有利な判定をしてしまう。世にいう 「王ボール」
とか 「長嶋ボール」 というヤツです。
当時の阪神には球界を代表する小山正明や村山といった
ピッチャーがいたし、その後には江夏豊も出てきたが、彼
らは揃って 「ワシらは10人を相手に野球をやらなアカン」
といっていました。まァ、勝負の世界ではこれも実力のうち
ですから仕方ありません
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
たしかに当時, 「公正中立」 を旨とする最たる立場のアンパイヤに
もかかわらず 「巨人ファン」 であることを公言する人もいたりして、
アンチ巨人派の間だけでなく一般に 「かの球団は審判を買収して
いる」 と、まことしやかにささやかれていたのは事実。
まあ、実際に審判が意識的に巨人贔屓をしていたかどうかは定か
でないが、 「強い」 (とされる) 立場や権力の中枢にいる側が、
さまざまな 「やっかみ」 や 「そねみ」 「中傷」 の類にさらされる
のはある意味、宿命。そういったものを堂々と受け止め、耐える器
の大きさや寛容さが求められるものだ。
国家の最高権力者でありながら、 「少しでも批判を浴びるとすぐ
血相を変えて怒りだし、ムキになってこどもじみた攻撃や反論に
徹する」 どこかの国の苦労知らずの “ボクちゃん首相” 。その
点でいかにも器が小さく、国民として極めて嘆かわしい。
( 「こじろう117」・・・『自滅の海』!!!・・・参照)
飼い犬に対し、もう少し寛大で器の大きい
ところを (飼い主の側に) 見せてほしい
!? こじろう
もあれば、その逆もありうる。
さて昨日の某紙 「江夏ら阪神投手陣 巨人戦で 『ワシらは10人を
相手に野球をやっとった」 というタイトルの記事の内容は、
・・・・・・・ かつて9年連続日本一を続けていた読売巨人軍に対し、ラ
イバルとして立ちはだかったのは阪神タイガースだった。当
時の阪神で主力として活躍した、俊足巧打と守備範囲の広
い華麗なプレーで 「牛若丸」 と呼ばれた吉田義男氏が村
山実や江夏豊ら歴史に残る名投手陣を揃えながら万年2位
に甘んじていた理由を語った。
* * *
選手個々が優れていたこともあるが、僕がその頃の巨人に
感心したのはボール球に手を出さないことでした。その伝統
を作ったのは川上さんだと思います。 「振らない」 というこ
とを、 「打撃の神様」 が徹底して教育したんです。
皆、選球眼がよくて四球を選ぶ。だから打線が繋がる。巨人
の3番、4番には王貞治、長嶋茂雄が座っているわけで、柴
田や土井が塁に出れば打線の破壊力はより大きくなる。僕
の印象だと、巨人は1番から4番までの4人で勝っていたよう
なものです。その4人に1試合に4度回ってくる。強いはずで
すわ。
もう1つ厄介なのが審判でした。審判も人の子だから、迷っ
た時には 「王や長嶋が見逃したのならボールだ」 と、上
手い人に有利な判定をしてしまう。世にいう 「王ボール」
とか 「長嶋ボール」 というヤツです。
当時の阪神には球界を代表する小山正明や村山といった
ピッチャーがいたし、その後には江夏豊も出てきたが、彼
らは揃って 「ワシらは10人を相手に野球をやらなアカン」
といっていました。まァ、勝負の世界ではこれも実力のうち
ですから仕方ありません
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
たしかに当時, 「公正中立」 を旨とする最たる立場のアンパイヤに
もかかわらず 「巨人ファン」 であることを公言する人もいたりして、
アンチ巨人派の間だけでなく一般に 「かの球団は審判を買収して
いる」 と、まことしやかにささやかれていたのは事実。
まあ、実際に審判が意識的に巨人贔屓をしていたかどうかは定か
でないが、 「強い」 (とされる) 立場や権力の中枢にいる側が、
さまざまな 「やっかみ」 や 「そねみ」 「中傷」 の類にさらされる
のはある意味、宿命。そういったものを堂々と受け止め、耐える器
の大きさや寛容さが求められるものだ。
国家の最高権力者でありながら、 「少しでも批判を浴びるとすぐ
血相を変えて怒りだし、ムキになってこどもじみた攻撃や反論に
徹する」 どこかの国の苦労知らずの “ボクちゃん首相” 。その
点でいかにも器が小さく、国民として極めて嘆かわしい。
( 「こじろう117」・・・『自滅の海』!!!・・・参照)
飼い犬に対し、もう少し寛大で器の大きい
ところを (飼い主の側に) 見せてほしい
!? こじろう