2017年09月24日

『エラそうな中高年』!!!

以前からそれほどマンガなどを読む習慣のない自身だが、こと 「弘兼憲史氏」 の

作品に関してはかつてかの 「島耕作」 シリーズをはじめ、その単行本をそろえて

愛読していたおぼえがある。

そこで昨日の某紙 「弘兼憲史氏 『ファミレスでエラそうな高齢者は謙虚になるべ

き』 」 というタイトルの記事の内容は、


・・・・・・「島耕作」 シリーズなどで知られる漫画家の弘兼憲史氏。これまで著書

     などで団塊世代に老後の生き方を提言してきたが、昨年上梓した 「60歳

     からの手ぶら人生」 では 「弘兼憲史、身辺整理始めました」 と宣言。体

     の機能だけでなく収入や交友関係など、さまざまな面で下降トレンドに入っ

     た60代に、サラリーマン時代の名刺やスーツといった持ち物を半分捨てて

     人間関係についても身軽になることを勧めた。

     そうして身軽になった70代、少しずつ近づいてくる自分の 「死に際」 に関

     しても最小限の負担にする備えが必要だと語る。

     さらに弘兼氏は高齢化社会の老後を生きるための心がけとして、こう言う。

     「大事なのはキラわれないジジイになること。年寄りは好かれる要素が少

     ないものと自覚しておいたほうがいい」

     仕事をリタイアした男性が時間を持て余すと 「老いた自分の存在意義」 を

     考え込み滅入っていくことが多い。だからこそ謙虚であるべきなのだ。

     「ファミレスのお姉さんに 『おい、水!』 ってエラそうな態度をとるおじいさん、

     よく見かけますよね。むしろ年寄りは若い人よりも場の空気を読んで気配りし

     ないといけない。70歳にもなるとポリシーを捨てられない人も多いけど、今の

     社会で生き延びるには頑固はダメ。信念を捨てた方が社会性を持てます。

     そして私の場合は腹が立つことがあっても 『ま、いっか』 と口に出して忘れ

     るようにしています。それでずいぶんストレスが減る。いつもニコニコ逆らわず、

     はキラわれないコツ。私の場合はいつもニコニコ従わず、ですが (笑い) 」

     こだわりを捨てるということは身軽になることでもある・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

もう7年以上も前だが、 「こじろう117」・・・『常識レベル』 がわかってしま

う一言???
・・・のなかで、どこぞの中年オヤジがあるファミレスで女性スタッ

フに 「おい、水だ水」 とエラそうに振舞っている場面、について触れたことがあるが、

上記の弘兼氏の話の中にそれとほとんど同じ例のシチュエーションが出てきたのに

はビックリ。

記事にもあるように、そもそも中高年オヤジというのはあらゆる面で 「キラワれる」

最たる存在。それが 「最低限の謙虚さ」 さえ失ってしまっているどころか、エラそ

うに振舞っているようでは、すでに一般社会に生息場所を確保することはできない、

と言っていい。


自身もイヌとして立派な 「中高年」 だが、
とりたててエラそうにしているつもりは、全
くない!?              こじろう







  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(0)ペット