2009年11月07日

シリーズ 「身勝手な人たち」 その1

身近にいる 「身勝手な人たち」 を紹介するシリーズ第一弾

5年ほど前まで居住していたマンションはその管理規約で 「ペット飼育禁止」

がはっきり定められていた。 (だから当時はこじろうもわが家の一員にはな

れなかった、いや、そもそも生まれてもなかったが)

しかし、どこにでも規約やルールを破る人というものはいるもので、実際には

数世帯で犬や猫を飼育していることは周知の事実であった。

まあ「こっそり・ひっそり」と近隣に迷惑をかけることさえなければ、規約違反

にそれほど目くじら立てることもなく 「おたがいさま」 で済ませられること

もあるが、そのうちの一軒、N氏宅のネコは昼夜を問わず 『ニャオニャオ』

とそれはよく通る声で鳴き、しかも夏場はバルコニーのサッシも一晩中開け

放した状態のため、さすがに他住民の間で 「その騒音?」 が話題に上る

ようになってきたのである。

とはいえ、普段挨拶をかわす程度しか付き合いもなく (それもマンションの

利点のひとつではある)、なんともできずにいたところ、N氏の真下に住むS氏

宅だけは家族一同、眠れぬ夜があまりにも続いたため、ついに一大決心をして

N氏宅の玄関ドアをノックするのに至ったのである。

S氏としてはペットのネコそのものについては今さらどうしようもないとしても、

「ご迷惑おかけしてもうしわけございません」 くらいの言葉はあるものだと考

えていたらしいが、N氏(夫人)の返した一言はまったくの想定外だった。

<N氏(夫人)のひとこと>

「何を言ってるんですか。あなた方には “動物愛護の精神” というものがない

んですか!!!」

S氏は何もいえず、ただただあきれ返るだけだったというが、そう簡単に引っ越

すこともできないために、結局は 『泣き寝入り』 するしかなかったのである。



今住んでいるマンションは条件付きで「ペットの飼育可」のため
安心?してワガママいっぱいに暮らしている!?こじろう




  


Posted by こじろう117 at 00:52Comments(0)ペット