2009年11月03日
お願い!自由にとんかつ食べさせて!!!
家族が出かけて一人になった休日の昼。予てから雑誌等でみてぜひ
一度、と興味のあった 「こだわり」 で有名な某 「とんかつ専門店」
にいそいそと出かけカウンターに腰をおろした。
いかにも 「こだわって」 いそうな初老の店主や、ブランド豚のポスタ
ーが貼られた店内のたたずまいに、いやがうえにも期待は高まる。
店主おすすめの某ブランド豚のロース定食 (2800円) を注文した。
ランチとしては遅い時間だったため、店内の客はもう自分ひとりになって
いたが待つこと15分、目の前に出された定食は確かに美味そうだ。
さて箸を割りソースの入ったカメに手を伸ばしたそのとき、調理を終え、
いかにもこちらに話しかけたそうにしている店主と目が合ってしまった。
「肉の旨みを味わうために、まずは何もつけずに食べて。その後は塩だ
けでね」 と店主がひとこと。
そこで素直に応じたのが間違いの始まりか、それからは箸の上げ下げ
すべてをずーっと見られていただけでなく、店主の肉へのこだわりに始
まり、修行時代から自分の店を出すに至るまでの話を延々と訊かせら
れ、相槌を打ちながら食べ続ける事態に陥ってしまったのである。
たしかに 「自慢のブランド豚」 はしっかりとした味わいがあるが、さす
がに塩だけ( その塩にも 「こだわり」 があるらしい) では単調なの
でソースに手を伸ばしたいが、じっと見られて話を訊かされているので
そうもいかずにしていると、ほんの一瞬店主が後ろ向きになったので、
カウンターの死角を利用して (店主の奥さんらしき女性にも 「監視?」
されていたので) ソースをかけて食べれたときはもう最後の一切れだ
った。
いろいろと肉に関する 「うんちく」 を訊けたのは一つの収穫ではあっ
たが、監視?のプレッシャーの中で食事をすることや 「こだわり」 を
押しつけられることがいかにつらいものか、と考えさせられる事件であ
った。
一度、と興味のあった 「こだわり」 で有名な某 「とんかつ専門店」
にいそいそと出かけカウンターに腰をおろした。
いかにも 「こだわって」 いそうな初老の店主や、ブランド豚のポスタ
ーが貼られた店内のたたずまいに、いやがうえにも期待は高まる。
店主おすすめの某ブランド豚のロース定食 (2800円) を注文した。
ランチとしては遅い時間だったため、店内の客はもう自分ひとりになって
いたが待つこと15分、目の前に出された定食は確かに美味そうだ。
さて箸を割りソースの入ったカメに手を伸ばしたそのとき、調理を終え、
いかにもこちらに話しかけたそうにしている店主と目が合ってしまった。
「肉の旨みを味わうために、まずは何もつけずに食べて。その後は塩だ
けでね」 と店主がひとこと。
そこで素直に応じたのが間違いの始まりか、それからは箸の上げ下げ
すべてをずーっと見られていただけでなく、店主の肉へのこだわりに始
まり、修行時代から自分の店を出すに至るまでの話を延々と訊かせら
れ、相槌を打ちながら食べ続ける事態に陥ってしまったのである。
たしかに 「自慢のブランド豚」 はしっかりとした味わいがあるが、さす
がに塩だけ( その塩にも 「こだわり」 があるらしい) では単調なの
でソースに手を伸ばしたいが、じっと見られて話を訊かされているので
そうもいかずにしていると、ほんの一瞬店主が後ろ向きになったので、
カウンターの死角を利用して (店主の奥さんらしき女性にも 「監視?」
されていたので) ソースをかけて食べれたときはもう最後の一切れだ
った。
いろいろと肉に関する 「うんちく」 を訊けたのは一つの収穫ではあっ
たが、監視?のプレッシャーの中で食事をすることや 「こだわり」 を
押しつけられることがいかにつらいものか、と考えさせられる事件であ
った。
Posted by こじろう117 at
09:06
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