2018年08月09日

『ドケチの本性』???

「ドケチ」 それも筋金入りの 「ドケチの中のドケチ」 といえば、なんといっても

あの 「セコ添え」 ( 「ハゲ添エ」 ) こと 「マス添え」 前東京都知事だが、そ

こで昨日の某紙 「夏祭りで初デート。屋台のたこやきの原価を気にする彼氏の

ドケチ本性にドン引き」 というタイトルの記事の内容は、


・・・・・・・・夏デートの醍醐味といえば、なんといっても浴衣での夏祭り。生ビール

      片手に2人で屋台巡りなんて憧れの胸キュンシチュエーション。

      「前の彼氏との初デートが、夏祭りだったんです。はりきって浴衣を新調

      して、うなじがキレイに見えるように髪をアップにして、超気合入れて待

      ち合わせ場所に向かったのですが……」

      苦々しく夏の初デートの思い出を語るのは太田菜穂さん (仮名・28歳・

      販売員) 。ランニングサークルで出会ったという同い年の彼と付き合う

      ことになったのはいいが、お祭りデートは心から楽しめなかったよう。

      「待ち合わせ場所で合流した途端、彼が 『酒屋行こうぜ』 と言ってきま

      した。何のことかと思ったら、激安リカーショップに行こうと言うのです。

      たしかに缶ビール片手に縁日を回るのは楽しそうなのでオッケーしたの

      ですが、心の中では <せっかくのお祭りなのだから屋台の生ビールを

      飲みたかったな> と思っちゃいました。しかも、彼が酒屋で買ったのは

      ビールではなく、激安のビール風飲料、第三のビール。せめて発泡酒を

      ……と思いましたが言えませんでした」

      幸先不安なお祭りデートだが、会場についてからが本番。ずらりと屋台

      が並ぶ賑やかな縁日に太田さんは心をときめかせた。

      「さっそく 『たこやき一緒に食べよ?』 と誘ってみました。すると彼に、

      『たこ焼きなんて所詮は小麦粉を水に溶かして焼いただけだろ? 原価

      いくらだと思ってんの、高すぎるよ』 と言われちゃって……。 『じゃあ、

      カルビ串は?』 と原価が安くなさそうなフードを提案しても 『屋台の飯

      なんて不衛生で食べられないよ』 と全然、向き合ってくれなかったんで

      す」

      テンションが下がってしまった太田さんだが、初デートを暗い雰囲気に

      したくないと、一緒に金魚すくいをしようと提案したが……。

      「 『どうせ死ぬものに金払うなんてバカらしくね?』 とバッサリ金魚すく

      いも否定されちゃいました。結局カクヤスで買った第三のビールを飲ん

      だだけで初デートは終了。家で浴衣を脱ぎながら、なんだか悲しい気持

      ちになりました」

      散々だった初デートだが、太田さんは気分を取り直して後日自宅に彼

      を招待した。

      「祭りでは不機嫌だった彼ですが、お家デートはすごく楽しそうで、私の

      手料理も美味しいって食べてくれました。それからデートはもっぱら部

      屋というのが定番になり、私の家と彼の家を往復する日々が始まりま

      した」

      夏の終わり、互いの家に通い合ううちに、太田さんはふと気付いてしま

      った。

      「ささいなことなんですけど、私が彼の家に行くときはクーラーをつけて

      くれないんです。まあ、クーラーなしでもギリギリ我慢できるかなという

      気温なので最初は気にならなかったんですけど、思い返すと彼が私の

      家に来るのは猛暑の日ばかりで、存分にエアコンを浴びて帰るんです。

      もしかして、エアコン代を節約するために私の家に来てるんじゃないか

      なって……」

      初デートの夏祭りでの彼のケチっぷりを思い出し、疑惑が確信に変わっ

      たという太田さん。思えば、太田さんの家に彼が来たときは食事を作って

      もてなしていたのに、彼の家に行くときは一緒にコンビニに行って、ワリ

      カンで食べ物などを買うスタイルだったとか。

      「ケチで貧乏くさい人だ、と思い始めちゃったら恋愛モードに浸れなくなっ

      ちゃって夏の終わりと共に別れました」

      「貧乏」 が原因ではなく、あくまで 「貧乏くささ」 が破局の決め手。節

      約するのもいいが、他人に負担をかけるような節約方法は、嫌われて当

      然かも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

「そもそも、なぜそんな男と付き合おうと思ったのか。よほどイケメンだったのか」 と

突っ込みたくなるが、いずれにせよ倹約家などというレベルとはほど遠い、いわゆる

「ドケチ」 な男、同性でも絶対に友人にしたくないタイプなのは間違いない。

それでも早いうちにかなりの 「ドケチ」 とわかったことで女性の側が救われた面も

大きいハズ。よりタチが悪いのは 「気前がいいように見せながら、実は 『ドケチ』 」 

というタイプ。まあ 「ドケチ」 のなかには、そう見せないよう本性を隠そうとする輩が

少なくないが、遅かれ早かれ見抜かれる・・・のが常、である。


自分の 「本性」 がどういうものか、実は
よくわかっていない!?      こじろう






  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(0)ペット