2010年07月08日
『常識レベル』 がわかってしまう一言???(その2)
昨日の 「こじろう117」・・・『常識レベル』 がわかってしまう一言???(その1) の
続きである。
それなりの地位や立場にあり、立派そうな身なりに包まれて “紳士・淑女” 然として
いるにもかかわらず、その口から発せられる何気ない 「一言」 「ことば遣い」 「言い
方」 により、思いがけず社会的な 「常識レベル」 の低さが露呈してしまっている人
をよく見かける気がする。
先日ちょっとした打合せのために某ファミレスでお茶を飲む機会があったが、自分たちの
近くのテーブルで食事をしていた、服装や雰囲気もそれなりに立派でしっかりした感じの
中年の男性がその店のスタッフの方に向かって 「オイ、水だ」 とグラスを掲げている姿
を目にしてしまったのである。それはいかにも 「こちらは客なんだぞ」 という雰囲気を
醸しだしているものであった。このような場合 (本来は失礼なしぐさとはいえ) 手招き
することは仕方ないとしても、そのスタッフがテーブルまでやってきた際に 「すみません
が、水をお願いします」 といえば、周囲が抱く印象も 「この男性は見かけどおり紳士だ
なあ」 ということになるのだろうに、ほんの一つの言動でイメージががらりと変わってし
まうのは他人事とはいえ非常に残念なことである。またせまい世間のこと、この男性を知
っていてそれまで尊敬のまなざしで見ていた人がその場に居合わせていないとも限らな
いのである。
飲食店などでは、(アルコールが入っているいないにかかわらず、また “高級な店” “大
衆的な店” を問わず) サービスの提供を受ける側、つまり客側であったとしてもその
都度 「ありがとう」 とか 「すみませんね」 などということばを添えるのが真の紳士
・淑女というものである。もちろん店のスタッフの対応に全く誠意がみられないとか、明ら
かに立腹させられるようなことがあれば話は別であるが、「なぜ客の側が “ありがとう”
などという必要があるのだ」 とか 「金を払っているのはこっちなんだ」 ということを
口に出さずともそういう雰囲気を感じさせるだけで、「品性のない、かわいそうな人だな
あ」 と周囲は感じてしまうものなのだ。
ファストフード店などでたとえマニュアル通りの対応をしているアルバイトのスタッフであ
っても、やはり心は十分に伝わるものである。客側の方で 「気持のよい対応をしてくれ
てありがとう」 という趣旨の一言や雰囲気を出せば、サービスを提供する側としても逆
に 「ありがとうございますという気持ちで応じたい」 となるのは普通であり、結果的に、
「より気持ちのよいサービスを受けられる恩恵に与れる」 というものではないだろうか。
以下、やはりその当人は気づいていないが、社会人としての 「常識レベル」 を知られ
てしまうような例については明日の 「こじろう117」 でこの続きとして述べることにし
たいと思う。
飼い主の何気ない一言で、時にはひどく
落ち込むことのある!? こじろう
続きである。
それなりの地位や立場にあり、立派そうな身なりに包まれて “紳士・淑女” 然として
いるにもかかわらず、その口から発せられる何気ない 「一言」 「ことば遣い」 「言い
方」 により、思いがけず社会的な 「常識レベル」 の低さが露呈してしまっている人
をよく見かける気がする。
先日ちょっとした打合せのために某ファミレスでお茶を飲む機会があったが、自分たちの
近くのテーブルで食事をしていた、服装や雰囲気もそれなりに立派でしっかりした感じの
中年の男性がその店のスタッフの方に向かって 「オイ、水だ」 とグラスを掲げている姿
を目にしてしまったのである。それはいかにも 「こちらは客なんだぞ」 という雰囲気を
醸しだしているものであった。このような場合 (本来は失礼なしぐさとはいえ) 手招き
することは仕方ないとしても、そのスタッフがテーブルまでやってきた際に 「すみません
が、水をお願いします」 といえば、周囲が抱く印象も 「この男性は見かけどおり紳士だ
なあ」 ということになるのだろうに、ほんの一つの言動でイメージががらりと変わってし
まうのは他人事とはいえ非常に残念なことである。またせまい世間のこと、この男性を知
っていてそれまで尊敬のまなざしで見ていた人がその場に居合わせていないとも限らな
いのである。
飲食店などでは、(アルコールが入っているいないにかかわらず、また “高級な店” “大
衆的な店” を問わず) サービスの提供を受ける側、つまり客側であったとしてもその
都度 「ありがとう」 とか 「すみませんね」 などということばを添えるのが真の紳士
・淑女というものである。もちろん店のスタッフの対応に全く誠意がみられないとか、明ら
かに立腹させられるようなことがあれば話は別であるが、「なぜ客の側が “ありがとう”
などという必要があるのだ」 とか 「金を払っているのはこっちなんだ」 ということを
口に出さずともそういう雰囲気を感じさせるだけで、「品性のない、かわいそうな人だな
あ」 と周囲は感じてしまうものなのだ。
ファストフード店などでたとえマニュアル通りの対応をしているアルバイトのスタッフであ
っても、やはり心は十分に伝わるものである。客側の方で 「気持のよい対応をしてくれ
てありがとう」 という趣旨の一言や雰囲気を出せば、サービスを提供する側としても逆
に 「ありがとうございますという気持ちで応じたい」 となるのは普通であり、結果的に、
「より気持ちのよいサービスを受けられる恩恵に与れる」 というものではないだろうか。
以下、やはりその当人は気づいていないが、社会人としての 「常識レベル」 を知られ
てしまうような例については明日の 「こじろう117」 でこの続きとして述べることにし
たいと思う。
飼い主の何気ない一言で、時にはひどく
落ち込むことのある!? こじろう