2010年07月02日

ヒドすぎる 『コスト意識』!!!(その2)

昨日の 「こじろう117」・・・ヒドすぎる 『コスト意識』!!!(その1)・・・の続きである。

経産省所管の某庁から “任意の協力” という名目で届いた 「△△統計の調査」 アンケ

ート (「こじろう117」・・・「明らかな 『ムダ』 は許されない」 参照) 。あまりにも手間

のかかりそうなものなのでそのまま回答せずにいたところ、当局関係 (委託先) から

「回答しないのなら改めて 『回答しない旨』 を書面で提出するように」 と電話が入った

件、ならびにそれに関わる “余計な” 諸経費について 「当局側に 『コスト意識』 とい

うものがたとえわずかでも存在するのかという疑念」 についてが昨日の内容である。

官公署というのは民間ではできない業務を遂行するのが本来であるため、そこには基本

的に 「利益を生み出す」 という概念のないのは当然である。またそれゆえに、その事業

には民間の一企業などでは到底投入できないような膨大な費用をかける必要があるものも

当然存在する。「行政」 とはそういうもので、そもそも民間と同レベル、同じ目線で比較す

ることにはしょせん無理があるのは否定できない。

しかし、だからといってそれではなんでもかんでも無制限に行なったり、費用も無制限に

かけていいということには決してならず、むしろ国民の血税がその原資になっている以上、

“より厳しい視線が注がれなくてはならないもの” ともいえるだろう。

個人的には今回のこのアンケート調査、これだけの費用 (具体的なことはわからないが

立案の段階から最終的な集計、資料の作成まで一切合切でいえば、どう少なく見積もって

も数千万円単位にはなるだろう) をかけ、さらに抽出された事業所に非常に大きな負担

を強いてまで実施する価値があるのだろうかという疑念は相変わらず払拭できないが、そ

の点については、逆に価値がないとも言い切れる根拠は何ももちあわせていない “ど素人”

として、これ以上いろいろ言うのは差し控えたいと思う。

しかし、今回のように 「回答しない旨を伝える」 という統計調査アンケートの趣旨とは

まったく関係のないことにまで 「形式的な書類のやり取り」 をすることの無意味さは、

いくら “ど素人” でも感ずることができるものである。

正式な形で書面を残しておくのは、官公署、民間を問わず極めて数多いさまざまな場面

で必要とされることであるが、今回のように 「あくまでも任意の協力」 のもとに行なわれ

るものについて、なぜ書類を再送するコストをかけて、しかも 「回答しない旨を伝える」

程度のものを正式に残しておく必要があるのだろうか。

実はある筋を介して確認したところの、この件についての当局 (経産省所管の某庁幹部) 

による 「驚きの見解」 については、明日の 「こじろう117」 で詳しく紹介することに

したいと思う。


飼い主から見て、「なぜこんなことを
一生懸命しているんだろう」 という
ことが極めて多い!?   こじろう


  


Posted by こじろう117 at 00:14Comments(0)ペット