こじろう１１７

以前　「こじろう１１７」・・・「明らかな　『ムダ』　は許されない！！！」・・・で取り上げた

経済産業省某庁の　「△△統計の調査」。　必ず回答すべきものではない　“協力”　であ

るうえ、アンケートの趣旨もよくわからず、さらには煩雑で回答するのにかなりの手間を要

するなどの理由で　“その後放っておいた”　というよりも、そもそも書類自体を処分してし

まっていたところ、昨日当局関係の女性スタッフから　「回答・返送」　はどうなっているか

という旨の電話がかかってきた。

いろいろ言いたいこともあったが面倒なので、　「次回は極力協力するから、今回は　“回

答なし”　ということで処理願いたい」　と伝えると、「それではもう一度書類一式を送付す

るので、『（今回は）　回答しない』　旨を書いて送りかえしてほしい」　という。

そこで当方も　「どうせ回答しないのなら、電話でその旨を伝えればそれで済むのではな

いか」　と聞くと、「その場合　（文書で回答しない場合）　は今後、何回も当局関係者から

電話することになる」　といわれてしまった。

はっ？、ちょっと待ってほしい。「何回も電話することになる」　って、借金の取り立てで

もあるまいし、そもそも　“任意で協力”　する性質のものなのに、どうしてそういうことに

なってしまうのか。まあ当方で電話を受ける面倒はともかくとして、電話一本するにも、

書類一式を再送するにしてもそれぞれ当然それなりの　“コスト”　がかかるだろうに。し

かも今回、自分のところだけとは考えにくいどころか、むしろその内容からして全国では

相当数の企業等が回答を見送ったとすれば、この　“余計な”　文書・通信費は膨大な額

になると推測されるのである。民間企業では自ら倒産しようとでも思わない限り、こんな

ムダなことをするのは絶対にありえないのだ。

さらにそれらの点について糺そうとすると、そういうことについてはフリーダイアルの番号

を伝えるので、その部署に電話するように言われた。まあ、今回電話をかけてきている

女性担当者はおそらく当局から委託を受けている組織等の一スタッフにすぎないだろうか

ら、この手のことに応対する筋合いでないのは当然である。それにしてもそのフリーダイ

アルにかければまた先方のその分のコストも大きく嵩んでいくことは明らかである。

結局はこれ以上こんなことに関わるのは時間と労力のムダになるので、「それではどうで

もいいから書類を再送してください」　と言ってとりあえず電話を終えた。

以前も書いたように　「この手のアンケート、果たして本当に国民の血税を大量に投入し

て実施すべきものなのか」　という疑念すら払拭できていないというのに、「回答しない」

ということを伝えるだけのことに平気でこれだけの税金のムダ使い？をしようとしている

“彼ら”　のヒドすぎる　『コスト意識』　等については、明日の　「こじろう１１７」　にて

続きを述べることにしたい。


飼い主の　『コスト意識』　に常に疑問を
抱いている！？　　　　　　　　こじろう