2023年05月15日
『おじさんの価値観』 に困惑???
「わかりました。貴重なアドバイスありがとうございました」 などと礼を言われる
とフツウはうれしくなってしまうものだが、それが 「本音」 から出たものでない、
とすれば、よろこんだ自分のことが恥ずかしくなる・・・ハズ。
さて昨日の某紙 「50代上司から 『最低でも50万円の腕時計を買え!』 “これ
にお金をかけろ” おじさんの価値観に困惑する若者たち」 というタイトルの記
事の内容は、
・・・・・・・何にお金をかけるかは時代や各人の趣味・趣向で変わる。それなのに
自分の価値観を押しつけるようとする人たちがいる。特にそれは中高
年の男性、つまり “おじさん” たちに多いのだとか。自慢話を交えなが
ら 「もっとこれにお金をかけろ!」 と若者たちにアドバイスするケース
も少なくないよう。そんなおじさんたちのアドバイスに辟易としている人
たちに話を聞いた。
メーカーに勤務する20代男性・Aさんは50代男性上司から 「身なり」 に
ついてアドバイスされた。
「上司から 『スーツ、靴、腕時計にもっと金を使え』 『社会人としてみっ
ともないだろ』 と言われ、ショックを受けました。上司曰く、最低でも時計
50万円、靴7万円、スーツ10万円くらいはかけろとのこと。上司の時計は
200万円もするらしくて、心底びっくりしました。しかも上司は 『ボーナス
で買えるだろ?』 と言ってきたので年齢の近い先輩に相談すると 『清
潔感さえあれば、自分が不要と思うものにお金はかけなくていい。それ
よりも体型維持、肌、歯にお金をかけた方がいい』 と助言され、気持ち
が楽になりました」 (Aさん)
不動産会社に勤務する30代女性・Bさんは60代男性上司の 「昔の飲み
代」 自慢と 「酒にお金を使え」 という説教にうんざりしている。
「よく朝まで飲み明かしたとか酔っぱらった失敗談ならまだ理解できるん
です。でも、“飲み代” を自慢するのは意味がわかりません。上司から 『一
晩で50万円使ってさー』 『今の子は酒を飲まないから経済回んないんだ
よ。もっと酒に金を使わないと』 などとよく言われます。しかも、そんな飲
み代自慢するくせに、私にはおごってくれない……」
飲み仲間の50代男性から 「パチンコ」 で負けた額をいちいち報告され
るうえに 「お前はもっと “遊び” に金をかけろ」 との助言もあった。
「 『パチンコで○万円負けた』 報告は正直どうでもいいというか、ああそ
うですかという以上でも以下でもなく、何のアピールなのかさっぱりわか
りません。ただ私がギャンブルに興味がなく、映画にも行かない、旅行に
も行かないと知ると 『もっと無駄だと思えるものや遊びにお金をかけた
ほうがいい』 と謎のアドバイスをされました。そのほうが人生が豊かにな
る、人として成長できる、みたいな言い分でしたが、私のお金の使い方に
なぜそんなことを言われなくてはならないんでしょうか」 (Bさん)
広告代理店に勤務する30代男性・Cさんはすぐに 「女性にモテる」 こと
に結びつけようとする、50代男性上司の言葉に困っている。
「 『男なら車くらい買えよ』 『だからお前はモテいないんだよ』 『女は車
持ちに弱いからな』 というように、偏見だらけの持論を展開してきます。
先日は 『20代の姪に50万円のブランドバッグをプレゼントした』 と自慢
されました」 (Cさん)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
「 『アドバイス』 と言いながら実は自身の自慢にすぎない・・・」 話に付き合わさ
れる部下や後輩らはたまったものではないが、アドバイスした側が 「 『さすがだ
なあ』 などと自分が羨ましがられている」 などと勘違いしている、とすれば、これ
ほど恥ずかしいことはない。
「これまで 『億単位』 のカネを (一流クラブやバーで) 酒につぎ込んできたから
こそ今のオレがある」 を事あるごとに吹聴、自慢する某中小企業の経営者を知
っているが、それを耳にして本気で 「すごい人だ」 と思う輩がいるとしたらそれ
はそれで相当な 「△△」 としか言いようがない。
自身は 「アドバイス」 を素直に聞き
入れるタイプだと思わない!?
こじろう
とフツウはうれしくなってしまうものだが、それが 「本音」 から出たものでない、
とすれば、よろこんだ自分のことが恥ずかしくなる・・・ハズ。
さて昨日の某紙 「50代上司から 『最低でも50万円の腕時計を買え!』 “これ
にお金をかけろ” おじさんの価値観に困惑する若者たち」 というタイトルの記
事の内容は、
・・・・・・・何にお金をかけるかは時代や各人の趣味・趣向で変わる。それなのに
自分の価値観を押しつけるようとする人たちがいる。特にそれは中高
年の男性、つまり “おじさん” たちに多いのだとか。自慢話を交えなが
ら 「もっとこれにお金をかけろ!」 と若者たちにアドバイスするケース
も少なくないよう。そんなおじさんたちのアドバイスに辟易としている人
たちに話を聞いた。
メーカーに勤務する20代男性・Aさんは50代男性上司から 「身なり」 に
ついてアドバイスされた。
「上司から 『スーツ、靴、腕時計にもっと金を使え』 『社会人としてみっ
ともないだろ』 と言われ、ショックを受けました。上司曰く、最低でも時計
50万円、靴7万円、スーツ10万円くらいはかけろとのこと。上司の時計は
200万円もするらしくて、心底びっくりしました。しかも上司は 『ボーナス
で買えるだろ?』 と言ってきたので年齢の近い先輩に相談すると 『清
潔感さえあれば、自分が不要と思うものにお金はかけなくていい。それ
よりも体型維持、肌、歯にお金をかけた方がいい』 と助言され、気持ち
が楽になりました」 (Aさん)
不動産会社に勤務する30代女性・Bさんは60代男性上司の 「昔の飲み
代」 自慢と 「酒にお金を使え」 という説教にうんざりしている。
「よく朝まで飲み明かしたとか酔っぱらった失敗談ならまだ理解できるん
です。でも、“飲み代” を自慢するのは意味がわかりません。上司から 『一
晩で50万円使ってさー』 『今の子は酒を飲まないから経済回んないんだ
よ。もっと酒に金を使わないと』 などとよく言われます。しかも、そんな飲
み代自慢するくせに、私にはおごってくれない……」
飲み仲間の50代男性から 「パチンコ」 で負けた額をいちいち報告され
るうえに 「お前はもっと “遊び” に金をかけろ」 との助言もあった。
「 『パチンコで○万円負けた』 報告は正直どうでもいいというか、ああそ
うですかという以上でも以下でもなく、何のアピールなのかさっぱりわか
りません。ただ私がギャンブルに興味がなく、映画にも行かない、旅行に
も行かないと知ると 『もっと無駄だと思えるものや遊びにお金をかけた
ほうがいい』 と謎のアドバイスをされました。そのほうが人生が豊かにな
る、人として成長できる、みたいな言い分でしたが、私のお金の使い方に
なぜそんなことを言われなくてはならないんでしょうか」 (Bさん)
広告代理店に勤務する30代男性・Cさんはすぐに 「女性にモテる」 こと
に結びつけようとする、50代男性上司の言葉に困っている。
「 『男なら車くらい買えよ』 『だからお前はモテいないんだよ』 『女は車
持ちに弱いからな』 というように、偏見だらけの持論を展開してきます。
先日は 『20代の姪に50万円のブランドバッグをプレゼントした』 と自慢
されました」 (Cさん)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
「 『アドバイス』 と言いながら実は自身の自慢にすぎない・・・」 話に付き合わさ
れる部下や後輩らはたまったものではないが、アドバイスした側が 「 『さすがだ
なあ』 などと自分が羨ましがられている」 などと勘違いしている、とすれば、これ
ほど恥ずかしいことはない。
「これまで 『億単位』 のカネを (一流クラブやバーで) 酒につぎ込んできたから
こそ今のオレがある」 を事あるごとに吹聴、自慢する某中小企業の経営者を知
っているが、それを耳にして本気で 「すごい人だ」 と思う輩がいるとしたらそれ
はそれで相当な 「△△」 としか言いようがない。
自身は 「アドバイス」 を素直に聞き
入れるタイプだと思わない!?
こじろう