2022年01月10日

『酷評』 されてバカ売れ???

少しくらい疑わしくても 「そこまで話題になっているなら・・・」 と、つ

いそれに手を伸ばしたくなる、ことは日常それなりにある。

さて昨日の某紙 「一流シェフは食べずに酷評、それでも 『ツナマヨ

おむすび』 バカ売れのワケ」 というタイトルの記事の内容は、


・・・・・・正月早々、ファミリーマートの人気おむすびの品切れが続出

     する事態に。その背景には元日放送のバラエティー番組に

     端を発する炎上騒動があったよう…。
 
     きっかけは人気番組 「ジョブチューン」 の元日SP。一流料

     理人がセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの3大コンビ

     ニの商品をジャッジするという企画で、イタリア料理人がファミ

     リーマートの 「和風ツナマヨネーズおむすび」 (税込118円)

     を審査した時のこと。他の審査員が試食を終えているにもか

     かわらず、イタリア料理人はいっさい口にせず 「いや、もう僕

     いいです」 「食べたいなって気にさせない」 と酷評。ファミリ

     ーマートの担当者たちが 「食べてもいただけない」 「残念だ

     なぁ」 と悔しさをにじませる様子がオンエアされた。
 
     「開発担当の女性が目に涙を浮かべながら 『毎年、おいしく

     できるようにリニューアルを重ねておりまして…味の評価をし

     ていただければ』 と懇願し、ようやくシェフは実食。かすかに

     うなずいたものの結果は不合格。シェフは担当者の女性に

     『ごめんなさいね』 と謝意を伝えたうえで、料理人としてアド

     バイスも送っていました。ところが試食拒否のシーンだけが

     クローズアップされシェフのYouTubeは瞬く間に炎上。 《見

     た目が美しいツナマヨおむすび作って》 《見た目だけで判

     断するってどうなん?》 などといった意見がコメント欄に殺

     到する事態となりました」 (ネットライター)

     そうした炎上騒動をよそに和風ツナマヨおむすびを買い求

     める客がファミマに殺到。SNS上には 《味そんなに悪くな

     いよ》 《酷評されるような味じゃない》 といったファミマ擁

     護派のコメントが写真とともにアップされた。と同時に 《売

     り切れてて買えなかった!》 《ファミマ3軒まわったけどダメ

     だった》 などと売り切れを嘆く声も…。バカ売れの要因は

     話題性だけではないようだ。
 
     「ホラー映画の宣伝コピーで 『絶対に見てはいけない!』

     など、あえて制限をかけることで人々が興味をかきたてられ

     る現象を “カリギュラ効果” と呼びます。広い意味では青

     汁のCMで 『まずい!もう一杯』 というセリフもある種、カ

     リギュラ効果を期待してのもの。今回のツナマヨの件では一

     流シェフが最初は試食すらしなかったことで 『本当にそん

     なにまずいのか?』 『食べる価値もないおむすびってどん

     な味なんだ?』 と、購買意欲を掻き立てられた可能性も考

     えられますね」 (マーケティング会社スタッフ)

     ファミリーマートにはこれからも安くておいしいおむすびを提

     供し続けてほしい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

そもそも 「生放送」 でもなく、 「台本」 に基づいて最大の効果を

生み出すように制作されていると言われるバラエティ番組の内容に

対して真剣に 「あーだこーだ」 ほざいても仕方ない・・・というとこ

ろだろうが、いずれにせよ 「ファミマ」 側はしてやったりでニンマリ。

この手の番組における 「宣伝効果」 は相当に大きいようだが、さ

らにその 「 (制作の) 裏」 のことなどまったく知らない視聴者は

出演スタッフによるお決まりの 「涙」 にもダマされ、ある意味、絶

好のカモになっている、のだろう。


「酷評される」 とはどういうことなの
か、について特に興味はない!?
                  こじろう















  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(0)ペット