2016年09月06日

平成版 『意外性の男』???

今から30~40年前、まだ強かったプロ野球G軍の選手にスタンドから飛ばされ

るヤジの定番に 「なまくら~」 というものがあったが、その対象はもちろんあの

“元祖・意外性の男” だ。

そこで昨日の某紙 「G小林誠、捕手2冠射程 打率1割台で終われば82年山

倉以来の “怪挙” 」 というタイトルの記事の内容は、


・・・・・・・トホホな珍記録が生まれるかもしれない。阿部の故障などで、今季の

     巨人の指令塔を務めている3年目・小林誠司捕手 (27才) は9月

     2日現在で両リーグワーストの打率・199。規定打席数をクリアした上

     で1割台に終われば、プロ野球史上では1982年の巨人・山倉和博

     捕手 (・196) 以来34年ぶりの “怪挙” となる。

     「いいキャッチャーになっていきたい」 と謙虚に語るが、投手のリード

     で頭がいっぱいといった様子だ。

     それでも、今のところセ・リーグ球団の捕手では唯一、常時出場し規

     定打席をクリアしている。ゴールデン・グラブ&ベストナイン両賞の有

     力候補といえる。

     6月16日・楽天戦で左肩に死球が直撃。 「左肩甲骨棘下窩骨折」

     と診断され同22日に出場選手登録を抹消されたが、驚異的な回復

     で16日後の7月8日に再昇格。チームが消化した121試合中の107

     試合でスタメンマスクをかぶっている。

     「打撃は高校生レベル」 (球団OB) と酷評され、守りでも実績の少

     ない若手捕手はとかくリードを結果論で批判されがち。一方で “鬼

     肩” と呼ばれる強肩はリーグトップクラスだ

     ベストナインに規定打席クリアは条件ではないが、巨人の “正妻” は

     残り試合でどこまでアピールできるか。当然ながら打率は2割台にと

     どめた方が印象はいい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

「快挙」 ではなく 「怪挙」 とは、なんともうれしくない言われ方だろうが、いず

れにせよとりあえず 「球史に名を残せる」 ?のは一応、スバラシイ。

たしかにプロの捕手で強打者という人は数えるほどしかいない。野村克也氏

や古田敦也氏がその代表挌だろうが、個人的には一番好きだったのが 「マ

サカリ打法」 を駆使して2000本近い安打を放った元ドラゴンズの木俣達也

氏。現役当時も大ファンだったが、引退後、N県北部の名湯、仙仁温泉の岩の

湯という旅館の洞窟風呂で偶然、一緒に湯船に浸かることができたのは最高

の思い出だ。

( 「こじろう117」・・・ドラゴンズファン必見 歴代ベストナイン・・・参照)


「意外性の飼い犬」 とは呼ばれたく
ない!?            こじろう

  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(0)ペット