2016年07月06日

『聖徳太子』 打法???

その類まれな素質や才能を認められながらも、なかなか開花しない・・・、

特にスポーツ選手は少なくない。

さて昨日の某紙 「中日・福田の “聖徳太子打法” プロ初満塁弾で快勝」 

というタイトルの記事の内容は、


・・・・・・・・3日、中日が福田永将内野手 (27才) のプロ初の満塁本塁

      打で阪神を突き放し2カード連続の勝ち越し。10年目のスラッ

      ガーの一撃で単独2位に浮上した。

      バットを放り投げ、歩きながら白球の行方を見届けた。1点をリ

      ードしてなお無死満塁の3回。岩貞の見逃せばボールになる直

      球をフルスイングした。お立ち台では 「いやあホントに (頭が)

      真っ白になっちゃって…」 と武者震い。それでも囲み取材で冷

      静さを取り戻す と「バットを振らずに (2—2に) 追い込まれた

      ので、開き直って真っすぐを打ってやろうと思った」 と感激の一

      発を振り返った。

      ウエスタン・リーグで打撃3部門トップの成績を残し、満を持して

      先月24日に今季3度目の1軍昇格。ここまでの9試合でいずれ

      も安打を放ち、打率5割、4本塁打、12打点と打ちまくっている。

      しかし、ここ数年は2軍で打っても1軍では好調が続かず、1、2

      軍を行ったり来たりを繰り返す典型的なエレベーターボーイ。技

      術とパワーは誰もが認めるところだが、足りないのはメンタルと

      の指摘を受けてきた。

      特徴的なのがその構え。まず打席で、聖徳太子が携える笏のよ

      うに、バットを両手で低く持ち投手と正対して仁王立ちする。 「放

      っておくと、右足に体重を乗せすぎて構えちゃうので、逆に先に

      体重を乗せてしまおうとして無意識にやりだしたんです」 。数年

      前まで落合博満GMの “神主打法” や、OBの和田一浩氏のフォ

      ームのコピーを試みては諦めていたが、新打法はしっくり来てい

      る様子。 「何打法って言うんですかね。聖徳太子打法?」 。つ

      いに本格化した背番号55が、三塁の定位置を完全にわが物とす

      る・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

プロ初の満塁弾を放った福田選手。ゴルフでアマチュアのアベレージプレ

ーヤーが初めてイーグルを出したくらいうれしいのだろうが、それにしても 

「聖徳太子打法」 とはそのネーミングも含めてなんとも・・・。

古くは当時の大洋ホエールズ・近藤和彦の 「天秤打法」 や、上記記事に

も出てくる落合博光の 「神主打法」 など、これまでにもユニークな構えの

打撃が一世を風靡し、それをまねた選手やファンはたくさんいたが、この

「聖徳太子打法」 、同じようにプロ野球史に名を残せるよう期待したい・・

・・・。


自らの 「飼い犬」 としての素質や才能について
あまり考えたことはない!?        こじろう

  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(0)ペット