2013年06月01日

『外出できない』 理由???

夏本番はまだまだ先だというのに、日中 「外出を控えたい」 と思う日も

少なくない。だがその理由は単に 「自分自身が暑い思いをしたくない」

だけ・・・ではなくなるかもしれない?。

さて昨日の某紙 「通行人殴打  『熱中症で錯乱』 と “無罪” 」 とい

うタイトルの記事の内容は、


・・・・・・・通りがかった男性2人を殴るなどし、重軽傷を負わせたとして傷

     害罪に問われた香川県の男性 (31才) に、神戸地裁が 「熱

     中症による錯乱で、心神喪失状態にあった」 と “無罪” を言い

     渡していたことがわかった。

     判決によると、男性は昨年9月9日夜、神戸港で香川行きのフェ

     リーに乗り遅れて野宿し、現金などを盗まれた。2日間食べずに

     徘徊し、同11日夕、神戸市内の公園で突然、通行中の2人に次

     々と襲いかかるなどし、重軽傷を負わせた。

     男性は顔が日焼けし記憶が断片的なことから、精神鑑定の際に

     熱中症と判断された。

     判決理由で片田真志裁判官は 「熱中症による錯乱状態で判断

     能力が低下する中、被害妄想から自衛本能に基づいて行動した」

     と結論付けた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

「心神喪失を理由として法的な罪を問えない」 のは仕方ない一方で、何ら

落ち度がないのにいきなり襲いかかられ、重傷等を負わされた被害者の

側はたまったものではない。

これから本格的な夏を迎え、ますます暑さを増していくなか、 「熱中症」

などというものは誰でもかかりうるもの。そこから俄かに 「心神喪失」 状

態となるとは一概に言えないが、こういう事件の報道を目にすると、今後  

「気温の高い日に外出したくない」 のは 「自身が暑い思いをしたくない」 

よりむしろ 「熱中症で心神喪失状態の人にいきなり襲われたくない」 と

いう理由の方が一般的になるかも・・・とは考えすぎだろうか。


以前、飼い主の不注意で 「熱中症」
にかかり、大変な思いをした!?
                  こじろう





  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(0)ペット