2010年08月06日

『通報した』 のは誰なのか???

4日、某地方紙 (F日報) 発信の記事に 「酒気帯び運転の県職員処分 停職6カ月」

というものがあった。タイトルだけを見ると、どこにでも転がっている?何の変哲もない?

ニュースのようであるが、その内容は、


・・・・・ 福島県いわき市の県の出先機関に勤務する30才代の男性職員が酒気帯び運

     転で私有車を運転した問題で、県は3日、男性職員に停職6か月の懲戒処分に
     
     した。県によると、男性は略式起訴され7月12日に罰金30万円の略式命令を

     受けた。男性職員は1月31日午前1:10ころ、須賀川市の自宅駐車場に止め

     ていた車の位置を直そうと、酒気帯び状態で 「2~3m」 運転した・・・・・


というものである。

これだけの短い記事であるため、詳細は不明だが、驚いたのは今回の処分の原因となっ

た半年前の酒気帯び運転が、「わずか2~3mのもの」 という点である。もちろんたかが

2~3mとはいえ、「酒気帯び運転」 という、法律に違反した反社会的行為については

 (少々厳しすぎる面もあるとはいえ) 基本的に同情の余地はない。「100万円であろ

うと100円であろうと、『窃盗は窃盗』 」 と同じ理屈である。

しかし普通、酒気帯び運転の取締りを受けるのはたとえば “飲酒検問” とか、自動車

事故に関わった際にチェックされるような場合がほとんどである。今回は特に自宅駐車場

およびそのごく近辺でのことだけに、どういう経緯で酒気帯び運転の事実が警察に知れた

のかには大いに興味をそそられるところだ。たまたま自宅付近を警官がパトロールしてい

たとか、なにか別の件でその男性が警察にマークされていた、なども考えられないことは

ないが、それらの可能性は高くないだろう。

とすれば現場、つまり男性の自宅付近の誰かが通報したということになるが、それが男性

の家族であるというのも考えにくいし、近隣住民などだとしても公道を何百メートルも走行

しているわけではなく、ただ自宅駐車場で自車をほんの少し移動する程度のことを見てわ

ざわざ警察に通報するような人はまずいないのではないか。

まあ、いろいろ推測したところで自分にとって何のメリットもないことであるし、家族から

は、「どうでもいいことにまたムダな時間を使って悩んでいる」 と冷たい視線を向けられ

ることになりそうなのでこのくらいにしておくが、いずれにせよ腑に落ちないことはたしか

である。

自分自身も以前、外で飲酒をした後に家族の運転する自動車で帰宅した際、自宅の駐

車場で同じこと (数メートル程度の車の移動) をしたことがあるが、「たとえほんのわ

ずかな距離でも “飲酒” “酒気帯び” の状態では決してハンドルを握ってはいけな

い」 ということを今回の記事から得られた教訓として、この話を終わりにしたい。


自分のしたイタズラを見つけられた際、
飼い主の家族内で “通報” されるの
を恐れることのある!?   こじろう




  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(2)ペット