2020年01月12日
『上司系の年上夫』 捨てられる???
「離婚」 にかぎらず、 「人と人の別れ」 にはその当事者以外には理解
し難い事情や理由、原因が少なからずあると思われるが、そこで昨日の
某紙 「木下優樹菜も…? 『ウザい上司系の年上夫』 は妻に捨てら
れる」 というタイトルの記事の内容は、
・・・・・・昨年の大みそかに離婚したタレントの木下優樹菜 (32) と、F
UJIWARAの藤本敏史 (49) 。一部報道によれば、17歳年上
のフジモンが一歩引いて接していたが、長女の小学校受験をきっ
かけにユッキーナに何かにつけて文句を言うようになり、それまで
の “おしどり夫婦” にヒビが入るようになったとか。
「すごくよくわかります」 とうなずくのは、大阪府に住む銀行員のA
子さん (45) 。昨年末、結婚20年を迎えたひと回り年上の夫と
離婚した。
「ウチは子どもがいないんですが、夫が口うるさい。 〈危ないから
車道側を歩くな〉 とか 〈寒いからマフラーと帽子をつけて外出し
ろ〉 とか、 〈レストランでの注文は男 (夫) に任せろ〉 とか。は
っきり言ってどれも “しょうもないこと” で、愛情というより、上から
ものを言いたいだけ。かえって頭に来ます」
20代の頃はそういう夫を 「何でもリードしてくれる素敵な人」 と
思っていた。しかし、A子さんも30代、40代と年齢が上がり、会社
でも責任のある仕事を任されるようになった。並行して近所とうま
くコミュニケーションを取り、地域の行事もソツなくこなせるように
もなると、 “しょうもないこと” で自分の上に立とうとする夫が憎
たらしくなってきたという。
「アンタに言われなくても 〈全部自分で判断してできるわ!〉 って
思うんですよね。夫は細かいことばっかり気になるくせに、親戚や
近所付き合いとか家事とか、肝心なことはナ~ンもやってくれない。
〈こいつ、仕事できねえだろうな〉 とも思うようになり……次第に
夫が小さいヤツに見えてきて、私から離婚を切り出しました」 と
A子さん。
フジモンのような年の差カップルとまではいかなくても、そもそも
日本では男性が年上の夫婦が多い。
「女性は出会った頃より成長する。それに気づかないと、熟年離
婚の危機もあります」 と指摘する公認心理士の潮英子さんが、こ
う続ける。
「仕事一辺倒の男性と異なり、女性は仕事以外にも子育てや地
域間でのいろんなやり取りもあり、経験をどんどん積んでいく。と
ころが、男性は、出会った頃のままの上から目線。妻にとって、か
つては “頼れる上司” だったのが、現在は “ウザい上司” に変
わっていることに気づいていない。カウンセリングをしていると、離
婚には至らなかったものの妻と子どもに結託され、家庭で居場所
を失ってしまった夫は珍しくありません。 “濡れ落ち葉” って今も
多いんだな、とよく思います」
熟年離婚を回避するには、今さら妻の “かわいい部下” になるの
は無理でも、せめて “親しい同僚” レベルを目指すしかない。頼
れるものは妻に頼り、妻の愚痴には付き合い、してもらったことに
は 「ありがとう」 と礼を言う。寂しい老後が嫌なら、生まれ変わる
べし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
藤本らの離婚原因の真相はともかく 「いつまでたっても 『上から目線』
で何かと 『口うるさい』 “中高年オヤジ” が疎んじられるのは仕方ない。
そういうタイプは奥さんやこどもたち (つまり家族) だけでなく、周囲の
ほとんどの人から次第に見限られ、さびしい老後を過ごす可能性が高く
なるだろうが、それも自業自得でどうしようもない。
もっとも、少なくとも自身の周囲を見るかぎり 「奥さんよりダンナの方が
いろいろな意味で 『強い』 ( 『強く見える』 ) 」 中高年夫婦はほとん
どいない・・・が。
何かと 「口うるさい」 飼い主はキラ
われる、ことをおしえてあげたい!?
こじろう
し難い事情や理由、原因が少なからずあると思われるが、そこで昨日の
某紙 「木下優樹菜も…? 『ウザい上司系の年上夫』 は妻に捨てら
れる」 というタイトルの記事の内容は、
・・・・・・昨年の大みそかに離婚したタレントの木下優樹菜 (32) と、F
UJIWARAの藤本敏史 (49) 。一部報道によれば、17歳年上
のフジモンが一歩引いて接していたが、長女の小学校受験をきっ
かけにユッキーナに何かにつけて文句を言うようになり、それまで
の “おしどり夫婦” にヒビが入るようになったとか。
「すごくよくわかります」 とうなずくのは、大阪府に住む銀行員のA
子さん (45) 。昨年末、結婚20年を迎えたひと回り年上の夫と
離婚した。
「ウチは子どもがいないんですが、夫が口うるさい。 〈危ないから
車道側を歩くな〉 とか 〈寒いからマフラーと帽子をつけて外出し
ろ〉 とか、 〈レストランでの注文は男 (夫) に任せろ〉 とか。は
っきり言ってどれも “しょうもないこと” で、愛情というより、上から
ものを言いたいだけ。かえって頭に来ます」
20代の頃はそういう夫を 「何でもリードしてくれる素敵な人」 と
思っていた。しかし、A子さんも30代、40代と年齢が上がり、会社
でも責任のある仕事を任されるようになった。並行して近所とうま
くコミュニケーションを取り、地域の行事もソツなくこなせるように
もなると、 “しょうもないこと” で自分の上に立とうとする夫が憎
たらしくなってきたという。
「アンタに言われなくても 〈全部自分で判断してできるわ!〉 って
思うんですよね。夫は細かいことばっかり気になるくせに、親戚や
近所付き合いとか家事とか、肝心なことはナ~ンもやってくれない。
〈こいつ、仕事できねえだろうな〉 とも思うようになり……次第に
夫が小さいヤツに見えてきて、私から離婚を切り出しました」 と
A子さん。
フジモンのような年の差カップルとまではいかなくても、そもそも
日本では男性が年上の夫婦が多い。
「女性は出会った頃より成長する。それに気づかないと、熟年離
婚の危機もあります」 と指摘する公認心理士の潮英子さんが、こ
う続ける。
「仕事一辺倒の男性と異なり、女性は仕事以外にも子育てや地
域間でのいろんなやり取りもあり、経験をどんどん積んでいく。と
ころが、男性は、出会った頃のままの上から目線。妻にとって、か
つては “頼れる上司” だったのが、現在は “ウザい上司” に変
わっていることに気づいていない。カウンセリングをしていると、離
婚には至らなかったものの妻と子どもに結託され、家庭で居場所
を失ってしまった夫は珍しくありません。 “濡れ落ち葉” って今も
多いんだな、とよく思います」
熟年離婚を回避するには、今さら妻の “かわいい部下” になるの
は無理でも、せめて “親しい同僚” レベルを目指すしかない。頼
れるものは妻に頼り、妻の愚痴には付き合い、してもらったことに
は 「ありがとう」 と礼を言う。寂しい老後が嫌なら、生まれ変わる
べし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
藤本らの離婚原因の真相はともかく 「いつまでたっても 『上から目線』
で何かと 『口うるさい』 “中高年オヤジ” が疎んじられるのは仕方ない。
そういうタイプは奥さんやこどもたち (つまり家族) だけでなく、周囲の
ほとんどの人から次第に見限られ、さびしい老後を過ごす可能性が高く
なるだろうが、それも自業自得でどうしようもない。
もっとも、少なくとも自身の周囲を見るかぎり 「奥さんよりダンナの方が
いろいろな意味で 『強い』 ( 『強く見える』 ) 」 中高年夫婦はほとん
どいない・・・が。
何かと 「口うるさい」 飼い主はキラ
われる、ことをおしえてあげたい!?
こじろう