2016年05月27日

『お・も・て・な・し』 = 『ウラだけ』!!!

「 『第三者の目で・・・』 とだけいっておけば、とりあえず窮地を脱するこ

とができ、そのうち世間は忘れてくれる・・・」 。今後、不祥事や醜聞が発

生するたびに横行しそうな気配が出てきた。

さて昨日の某紙 「五輪裏金説明で二転三転…竹田JOC会長が嘯くデ

タラメ釈明」 というタイトルの記事の内容は、


・・・・・・・・いつまでシラを切り通すつもりなのか。2020年の東京五輪を

      めぐる “裏金” 招致疑惑で、すべてを知るキーマンは招致委

      理事長だった日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長。

      24日も参院文教科学委に出席、委員から疑惑の説明を求め

      られたが、用意したペーパーを意味もなく両手でぐるぐる巻き

      ながら、落ち着かない様子でノラリクラリ。

      「第三者の調査チームで検証」 と、公金タカリの舛添都知事

      のような答弁を繰り返すばかりで、要領を得なかった。

      この問題に対する竹田会長の国会答弁はすでに二転三転して

      いる。

      招致委が2・2億円のカネを支払ったシンガポールの 「ブラック・

      タイディングス」 (BT) とIOC委員のディアク国際陸連前会長

      の息子、パパマッサタ氏の関係について当初、 「ディアク氏、そ

      してその息子さんたちとこの会社 (BT) が関係があるというこ

      とは、全く我々は知る由もなかった」 と説明していた竹田会長。

      しかしその後、 「 (ディアク会長親子とBTが) 関係が深いこ

      とは認識していた」 と発言が百八十度変わり、それを突っ込ま

      れると今度は 「報道されているような (悪い) 関係だとは知

      らなかった」 とトボけた。24日には招致委とBTとの契約書に

      サインしたのが自分だったことを認めた上で 「コンサルタント契

      約の対価」 なんて開き直っていた。

      五輪招致でロビー活動を請け負うと “喧伝” する 「自称コンサ

      ル」 が世界中にいるのは、スポーツ界の常識。有象無象の輩

      がいる中で招致委が億単位のカネを支払ったということは、そ

      れなりの 「成果」 が期待できたからだ。

      契約書にサインした竹田会長が、その実相を知らないはずがな

      い。 「ボクは何も知らなかったけど、事務局が契約書を持って

      きたのでサインした」 なんて子供じみた言い訳が通用するワケ

      がない。

      「東京五輪招致というのは、なりふり構わないアベ政権の国家プ

      ロジェクト。スポーツのフェアプレー精神など二の次で、招致が成

      功すれば何をしても許される、という雰囲気が、政府にもJOCに

      もあったと思う。初めからデタラメだから問題が続出する。竹田会

      長もまさか裏金問題が表沙汰になるとは予想していなかったでし

      ょう。慌てているわけです」 (スポーツジャーナリストの谷口源太

      郎氏)

      第三者の調査なんて、どうせ政権寄りのヤメ検、ヤメ判弁護士が

      鉛筆をナメて 「問題なし」 と結論付けるつもりだ。まさに 「お・

      も・て・なし」 の東京五輪は 「ウラしかない」・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

一連の東京五輪招致活動の “象徴” ともいえる、滝川クリステル氏の

「お・も・て・な・し」 のポーズ。 「気色悪く、気持ち悪くて見ていられな

かった」 「見た日から数日間、吐き気が止まらなかった」 などの意見

や感想はすべてあの大騒ぎの中でかき消されてしまった。だが、今思

えば、たしかにあの 「お・も・て」 とは 「表」 、つまり 「表ナシ」 = 

「裏しかない」 = 「裏金だけで手に入れた五輪」 ということを暗に示

していた・・・ということのよう。 「インチキ・イカサマ・ゴマカシだらけの 

『ボクちゃん政権』 による、なりふり構わぬ利権プロジェクト」 だけに、

その中も外も 「汚れきっている」 「腐りきっている」 のは当然といえ

ば当然・・・だ。


飼い犬に対する 「お・も・て・な・し」
は期待したことがない!?
                 こじろう




  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(2)ペット