2017年01月04日

『ボクちゃんドクター』???

年齢を重ねるにつれてさまざまな医療機関に通う機会が増えるのが普通。

自らの命を (ある意味) 預ける相手だけに (担当の) 医師とはなかよく

したいものだが、巷には技術的にも人格的にも 「トンデモ・ドクター」 が少

なくない、ことを否定できない。

さて昨日の某紙 「日本の医師レベルは? 欧米より死亡率圧倒的に低い

データも」 というタイトルの記事の内容は、


・・・・・・・・雑誌の医療特集ブームの根底にあるのは、患者の医師に対する

      不信感だろう。 <大学病院だからといって、信用してはいけませ

      ん> <大学病院の医者たちが怒った! 「町医者ほど怖いもの

      はない」 > などの見出しが目に付く。

      では実際、世界的に見て日本の医師のレベルはどの程度なのだ

      ろうか。欧米の医療事情に詳しい医療経済ジャーナリストが解説

      する。

      「2013年に行なわれた日本消化器外科学会総会で、がん手術の

      『実力』 を国際比較した興味深いデータが発表されました。直腸

      がん患者のデータを分析した結果、日本は術後30日以内死亡率

      が0.4%、90日以内死亡率は0.9%という数値だったのに対し、欧

      米の平均データでは、術後30日以内死亡率が3.9%、90日以内

      死亡率5.0%と、どちらも日本の死亡率が圧倒的に低いことが示

      されました。肺がんでも、30日および90日死亡率はアメリカがそ

      れぞれ1%、2.5%であるのに対して、日本は同0.35%、0.79%と

      いうデータがあり、日本の方が低くなっています」

      これらのデータによると日本の外科医の手術レベルは高い、とみ

      ることができるだろう。ただし 「制度面では日本が欧米と比べて

      劣っている部分もある」 という指摘もある。元ニューヨーク医科

      大学臨床外科教授の廣瀬輝夫氏は言う。

      「アメリカには医師免許の更新制度があり、専門医、開業医とも

      に試験や審査をパスするために生涯教育を受けなければ、免許

      を失います。それに対し、日本は一度医師免許を取得すればほ

      ぼ無条件で生涯にわたって医師でいられてしまう。そうした制度

      上の問題点から 『地方の町医者』 などの中に、勉強を怠って

      いる医者がいる可能性は否定できません」・・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

全体として日本の医療レベルそのものが高いことは大いに結構だが、肝心

なのは実際に自分を診察・治療する医師の資質。数千万円に上る入学金・

寄付金・授業料さえ支払えば、学力や成績など全くと言っていいほど関係

なく入学・卒業できる医大や医学部を経て、 ( 「マークシート方式」 の国

家試験通過は一応、必要なものの) ただ単にその親や祖父母がやってい

た医院や診療所をそのまま引き継いだだけの、医師としての資質や技能

に大きく欠けるいわゆる 「ヤブ町医者」 は少なくない。

まさに親や祖父母の七光りだけで生きてきた 「汚物ボクちゃん総理」 の

ドクター版・・・といったところだが、どの世界にも無能なのに威張っている 

「クズ」 はいるものだ。


「動物病院」 のドクターが信用できない
時もある!?           こじろう

  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(0)ペット