2023年04月17日

『失礼発言』 に不快感???

「商品自体はたしかに魅力的だが、 (販売) 担当者やその応対がいま一つ

で購入に二の足を踏んでしまう」・・・ということは日常、それほど珍しくないと思

われる。

そこで昨日の某紙 「6000万円のマンションを購入検討した20代夫婦 担当営

業の 『失礼発言』 に不快感」 というタイトルの記事の内容は、


・・・・・・マンション購入の際に気をつけたいのが業者との 「トラブル」 。

     「現在よりも利便性が高い地域に住みたい」 と考えた20代夫婦。在来

     線や私鉄、新幹線も乗り入れるターミナル駅から徒歩10分圏内にある

     6000万円以内の新築マンションを探していてネットで見つけた業者に連

     絡、モデルルーム見学をすることに。

     「すぐに購入するという訳ではなく、さまざまな物件を見てから夫婦で話し

     合ってゆっくり決めようと思っていました」 との思いとは裏腹に、初めて

     のモデルルーム見学で担当営業マンに不信感を抱く出来事が。

     朝10時に開始したモデルルーム見学。最初に希望条件を伝えると 「う

     ちがピッタリです」 と自信を持った様子の担当営業マン。

     しばらく話して希望する条件のすり合わせが済んだと感じ、 「税金のこ

     となどしっかりと調べたいので、一度帰ってから夫婦で話し合って検討し

     たいと思います。それに他の物件も見たいですし」 と伝えると…。

     担当営業マンは 「税金のことを調べて買う人なんていません。それに

     2人の条件に合うところなんてほかにないですよ」と強い口調で話した。

     それから2人が帰ろうとしても何かと理由をつけて帰らせない担当営業

     マン。結局この日はファイナンシャル・プランナーとの面談を強引にセッ

     ティングされて終了。時計の針は21時を指していた。

     夫によると 「じっくり考えている私達夫婦に 『決められないタイプです

     か』 『今疑問が浮かばないなら、部屋が埋まる前に早く契約したほうが

     いいですよ』 といったことを強い口調で言われました」 とのこと。

     さらには 「他の方も検討しているので…」 と購入を急かすような発言

     をしてきた担当営業マンに嫌気が差した夫婦は他の仲介業者に話を聞

     くことにしたが、翌日、 (自分がマンションについての勉強をしたいと言

     ったことに対し) 「あなたが調べるよりも、8倍の効率で教えることがで

     きます」 というメールが送られてきた。

     断りの連絡を入れたにもかかわらず、その後も週に2、3回のペースで

     営業電話がかかってくる始末。 「こんな経験はしばらくしたくない」 と

     物件探しは現在、一時休止としている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

4~5年前、自身の娘夫婦がマンションの購入を検討中に 「初めてでよくわか

らないから」 ということで頼まれ、某新築予定マンションの 「モデルルーム見

学会・説明会」 に付き添う機会があった。

入口で 「受付」 を済ませると応接室的なところに案内され、数分後、販売担

当者だという30歳前後と思しき男性が入室。初対面のあいさつもそこそこに 

「お二人 (娘夫婦) は共働きですか?」 「世帯年収はどのくらいですか?」 

「勤務先はどちらで何年目ですか」 と矢継ぎ早に質問してきたので、 「あの、

まだ部屋のタイプとかその価格帯などの説明を何も受けていないんですけど。

順序がおかしくないですか」 と (当事者ではない) 自分がつい口を出した

ところ、 「ああ、そうですか」 と少し不機嫌そうにようやくパンフレット類を差

し出して物件の説明が始まった。

そのデベロッパー自体は一応 「大手」 として知られているところだったが、

上記の記事を目にしていま思えば、自身の経験もまあ、それほど珍しいもの

ではないのかもしれない。


飼い主からの 「失礼発言」 にはなる
べく耳を貸さないようにしている!?
                   こじろう





  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(0)ペット