2015年01月08日

不良品は 『策略』???

街なかの人気ベーカリーではもちろんだが、昨今は大手のパンメー

カーの製品の中にもいろいろと趣向を凝らしたそれなりにレベルの

高い新作の菓子パンや調理パンが散見される。パン好きにとっては

よい意味で気の抜けない状況が作り出されているようだ。

さて昨日の某紙 「不良品 『耳つきランチパック』 は、ヤマザキの

巧みな策略か?」というタイトルの記事の内容は、


・・・・・・・ヤマザキの 「ランチパック」 。食パンに具材を挟み、耳の

     内側に圧力をかけることで、耳を取り除いた、ユニークな形

     のサンドイッチである。安定した美味しさを持つ定番品はも

     とより、次々に出てくる新しい味が注目を集め、非常に人気

     の高い商品となっている。

     そのランチパックに、 「耳つき」 が登場した。

     と言っても新商品ではなく、本来取り除くはずの耳がついた

     ままとなっている商品が、市場に出てしまったのだ。

     いわゆる不良品なのだが、滅多に見られないことから話題と

     なり、ツイッターで拡散され、ユーチューブにまで映像が流れ

     ている。穴のズレている50円玉のような “激レア” 的存在

     として面白がられているのである。

     だが超大手企業の、しかも自動化された製造ラインで、はた

     してこんな製品ができるのか。さらに、視覚認識装置の検査

     を通り、人の目視検品さえくぐり抜けてしまうものだろうか。

     今回の 「耳つき」 は、わずかに残っているというレベルで

     はない。食パンの一辺がそのまま残っている。ひと目で判別

     できるものである。大昔の工場なら納得もするが、業界最大

     手のヤマザキではあり得ないこと。だが、実際に市場に出て

     いる。

     そこで、これは“わざと”? つまり、ヤマザキの策略ではない

     のかという疑問も生じる。というのも今は、こうした “レア” な

     ものを面白がる風潮があり、瞬く間に拡散されて、世の中の

     話題となるからだ。何も批判されることはなく、注目されるだ

     けなので、かなり効果的な宣伝となる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

「あえて 『規格外品』 や 『不良品』 などを流通させて話題作りをす

る」 といった手法はまれに有効な面もあるだろう。だが、やはりその

リスクも小さくない。パン最大手メーカーの戦略の一つ、と考えるのは

さすがに・・・というものか。

ところで、上記の 「ヤマザキ・ランチパック」  が初登場してすでに約

30年。現在も地域限定品を含めて30種類ほどが販売されている同

社の主力商品の一つだが、他メーカーによる類似品なども続々と発売

されることからも、さまざまな面でその商品クオリティは高い、といえそ

うだ。


(イヌ用の) 「オヤツパン」 に関しても
より充実した新商品を望んでいる!?
                   こじろう

              

  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(0)ペット