2012年12月07日
『点検』 のための点検・・・???
いわゆる “閉所恐怖症” の人でなくても、突然、わずか数平米の空間に、
しかもたった一人で閉じ込められれば・・・。
さて昨日の某紙 「男性、エレベーターに閉じ込められる」 というタイトルの
記事の内容は、
・・・・・・・・5日午前8:25頃、名古屋市中村区の地下鉄東山線中村公園駅
で、地上と地下室を結ぶエレベーターに男性が20分閉じ込められ
た。男性にケガはなかった。このエレベーターでは以前にも2回
故障による閉じ込めがあった。
市交通局によると、男性が地上から地下1階に下りるためにエレ
ベーターに乗ったところ、逆に10㎝上昇。安全装置が作動し、扉
が閉まった状態で停止した。巡回中の駅係員が別の客から連絡
を受け、約20分後に保守会社の係員が男性を救出した。
エレベーターは日立製作所製で1997年3月から使用。日立ビル
管理システムが保守管理を担当している。月1回点検しており、
今月3日 (2日前) の点検では異常がなかった。
市交通局の担当者は 「今回の事故を受けて原因分析し、対策を
講じるが、現時点で管理下にあるすべてのエレベーターの一斉点
検は考えていない」 と話す・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
わずか一週間前、 「こじろう117」・・・目の前の 『床がない』!!!・・・で、
エレベーターに関する 「あり得ない誤作動」 について触れたばかりだが、こ
ういった事件?は往々にして連鎖的に起こるようだ。
それにしても今回のエレベーター、 「月1回の保守点検」 がなされ、しかも
「たった2日前に直近の点検があったばかり」 の中でこのような事故が発生
したと聞けば、 「一体何のための “点検” なのか」 との素朴な疑問を抱
かざるを得ない。先の中央高速道笹子トンネルの崩落に関しても、保守点検
が (一応) 定期的になされていたにもかかわらず・・・ということのようだが、
結果としてこのようにいとも簡単に不具合が生じ、それが人命に関わる事態
に直結している状況では 「 『点検』 のための点検」 「管理者側の 『自己
満足』 に過ぎない、極めてなおざりな点検」 と非難、揶揄されても反論でき
ないだろう。
「よほどのことがないかぎり、事故など起きないハズだ」 という “慢心” こ
そがまさに事故の原因であり、 “Accidents will happen." の意味
を保守管理の担当者は肝に銘ずるべきである。
「飼い主の飼い犬に対する安全確認
は万全にしてほしい」 といつも考え、
心配の種が尽きない!? こじろう
しかもたった一人で閉じ込められれば・・・。
さて昨日の某紙 「男性、エレベーターに閉じ込められる」 というタイトルの
記事の内容は、
・・・・・・・・5日午前8:25頃、名古屋市中村区の地下鉄東山線中村公園駅
で、地上と地下室を結ぶエレベーターに男性が20分閉じ込められ
た。男性にケガはなかった。このエレベーターでは以前にも2回
故障による閉じ込めがあった。
市交通局によると、男性が地上から地下1階に下りるためにエレ
ベーターに乗ったところ、逆に10㎝上昇。安全装置が作動し、扉
が閉まった状態で停止した。巡回中の駅係員が別の客から連絡
を受け、約20分後に保守会社の係員が男性を救出した。
エレベーターは日立製作所製で1997年3月から使用。日立ビル
管理システムが保守管理を担当している。月1回点検しており、
今月3日 (2日前) の点検では異常がなかった。
市交通局の担当者は 「今回の事故を受けて原因分析し、対策を
講じるが、現時点で管理下にあるすべてのエレベーターの一斉点
検は考えていない」 と話す・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
わずか一週間前、 「こじろう117」・・・目の前の 『床がない』!!!・・・で、
エレベーターに関する 「あり得ない誤作動」 について触れたばかりだが、こ
ういった事件?は往々にして連鎖的に起こるようだ。
それにしても今回のエレベーター、 「月1回の保守点検」 がなされ、しかも
「たった2日前に直近の点検があったばかり」 の中でこのような事故が発生
したと聞けば、 「一体何のための “点検” なのか」 との素朴な疑問を抱
かざるを得ない。先の中央高速道笹子トンネルの崩落に関しても、保守点検
が (一応) 定期的になされていたにもかかわらず・・・ということのようだが、
結果としてこのようにいとも簡単に不具合が生じ、それが人命に関わる事態
に直結している状況では 「 『点検』 のための点検」 「管理者側の 『自己
満足』 に過ぎない、極めてなおざりな点検」 と非難、揶揄されても反論でき
ないだろう。
「よほどのことがないかぎり、事故など起きないハズだ」 という “慢心” こ
そがまさに事故の原因であり、 “Accidents will happen." の意味
を保守管理の担当者は肝に銘ずるべきである。
「飼い主の飼い犬に対する安全確認
は万全にしてほしい」 といつも考え、
心配の種が尽きない!? こじろう