2013年08月07日

慰謝料一日 “8000万円”!!!

一般社会で普通に暮らしていれば、 「犯罪に巻き込まれる」 あるい

は 「 『冤罪』 の被害者にされてしまう」 可能性を完全に排除する

ことはたしかに難しい・・・。

さて昨日の某紙 「間違って5日も拘留された学生 『気が狂った』 と

慰謝料 『3億9千万円』 手にする」 というタイトルの記事の内容は、


・・・・・・・間違って警察の留置所に5日間閉じ込められた学生が260

     万ポンド (約3億9000万円) もの慰謝料を受け取った。

     カリフォルニア大学工学学科の学生Dさん (24才) はカリ

     フォルニア州サンディエゴで警察が断行した大規模な麻薬組

     織の 「ガサ入れ」 の際に間違って逮捕された。

     しかも留置されたまま忘れられ、5日間放っておかれたことで

     幻覚症状を起こし 「完全に気が狂ってしまった」 という。

     その後、冤罪だと発覚し5日後に釈放され、高額の慰謝料を

     手にした。

     悪夢のような5日間を過ごしたDさんは15ポンド (約6.8㎏)

     も体重が減ってしまい釈放されたが、当初はアメリカ政府を

     相手取り1300万ポンド (約19億6500万円) の慰謝料を

     請求しようとしていた。

     米麻薬取り締まり局の広報担当者は 「それぞれの容疑者は

     別々の部屋で尋問し、各部屋と監房の間を頻繁に行き来させ

     られていた。しかし当該男性は誤って監房の1部屋に取り残さ

     れてしまった」 と話している・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

「身に覚えの全くないことで突然逮捕・拘留され、峻烈な取り調べを受

ける・・・」 。その “苦痛” や “悔しさ” たるや想像を絶するものな

のは疑いない。

そうした冤罪の被害者らに対する、国家による刑事補償の制度は一

般的だが、それにしてもその慰謝料が5日間で約4億円、つまり 「1日 

の拘留) あたり約8000万円」 とはそのスケールの大きさ?には度

肝を抜かれてしまう。いろいろな意味で 「さすがはアメリカ」 というべ

きか。

ところで、ごく平均的なサラリーマンであれば、一生まじめに働いても

まず稼げないほどの額を24才という若さで、しかもわずか5日間 (の

拘留) で手にしてしまったDさん。彼の本当の意味での “苦難” は

これから始まると言っていいかもしれない・・・。


「全く身に覚えがない」 のに、飼い主に
疑われることが我慢ならない!?
                    こじろう  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(0)ペット