こじろう１１７

「コロナ禍」　のなかでよかったこと・・・のなかに　「飲み会がない」　を

挙げる若者が多い、という話を訊いたことがあるが、そこで昨日の某紙

「コロナ後も　『仕事の飲み会はなくていい』　が６割の衝撃結果！」

というタイトルの記事の内容は、


・・・・・・キリンホールディングスは　「コロナ禍を受けた飲酒と　『アルハ

　　　ラ』　に関する実態調査」　の結果を公表し、多くの人がコロナ収

　　　束後も仕事関連の飲み会は　“ないままでいい”　と考えているこ

　　　とが明らかになった。こうした飲み会を断るよい方法とは？

　　　「同社が月に1回以上飲酒する全国の20～50代の男女1000名を

　　　対象にアンケート調査を実施したところ　『コロナ収束後、復活さ

　　　せたい飲み会』　は1位に　『花見』　（43.9％）　、2位に　『忘

　　　年会』　（41.9％）　、3位に　『誕生日会』　（40.5％）　がランク

　　　インしました。そして逆に　『コロナ収束後もないままでいいと思う

　　　飲み会』　には1位に　『取引先との接待』　（64.8％）　、2位に

　　　『会社の定期飲み会』　（61.9％）　、3位に　『新年会』　（49.5％）

　　　という結果になったのです」　（ネットライター）

　　　「ないままでいい飲み会」　の1位と2位が仕事関連となり、それぞ

　　　れ6割以上となったことについてキリンHDは　「気を遣うのがしん

　　　どいから」　「自分の望む飲み会ではないうえ、気疲れするため」

　　　という意見や　「強制的な一気飲みなどのアルハラなど、さまざま

　　　なハラスメントを防げるから」　といった　「アルハラ」　を危惧す

　　　る声が見られたと説明している。

　　　「仕事関連の飲み会は食べたいものも食べられず、飲みたいもの

　　　も飲めず、お金と気を無駄に遣うばかりで行きたくない人も多いよ

　　　うです。しかし上司や取引先との関係性から無下に断ることもで

　　　きません。そんな時に角の立たない断り方は、参加できないこと

　　　を謝罪して、また次回へと流すのがよいでしょう。　『今日は都合

　　　が合わなくて参加できずすみません、次はぜひ飲みにいきましょ

　　　う』　といった具合です。これなら決して一緒に飲みに行くのがイ

　　　ヤというわけではなく、他に理由があって仕方なく参加できないと

　　　いう印象を与えることができます。なお　『身内に不幸があって』

　　　や　『家族が病気で』　などあまり具体的な理由を言ってしまうと

　　　ウソがバレる可能性があるので　『都合が合わない』　や　『他

　　　の予定が入ってしまっていて』　程度ににごしておくのがよいで

　　　しょう」　（マナー講師）

　　　アフターコロナは仕事関連の飲み会に参加する人が激減する

　　　かもしれない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

飲み会への参加を断るのに際し　「具体的な理由を言ってしまうと、ウ

ソがばれる可能性があるので気を付けましょう」　とアドバイスする　「マ

ナー講師」　。どんな顔をしてそう言うのか、を考えるとなんともオカシク

て笑ってしまう。

まあ、それはともかく昨今の風潮からすれば　「コロナ後も　『仕事の

飲み会はなくていい』　が６割」　に関して　「衝撃の結果」　とは少し

大げさ。さらに案外、中高年の上司的立場の連中の側にも　（飲み会

なしを）　よろこんでいる向きがそれなりにいておかしくない。


「飲み会」　とはどういうものか、につ
いて特に興味はない！？　　こじろう