2010年01月11日

批判する『資格』はあるのか???

10日全国各地で「成人の式典」が開かれたが、例年のように“お決まり”のトラブルが

発生したというニュースがさっそく入ってきた。

佐世保市では市長の挨拶中に壇上で暴れた新成人がいたり、、福井市では会場入り口

で市職員に暴行し逮捕された新成人がいたりしたそうである。11日もやはり多くの自治

体等主催の式典が予定されているようで、同様のニュースを目に耳にすることが予想さ

れる。

暴れた新成人が逮捕されるような事態はそうたくさんあるわけではないだろうし、毎年

ある意味では一部メディアによってそういう場面が“演出”されているのではないかと

思われる?ようなフシもある。果たしてこのまま自治体等の主催によるこの式典を続け

る必要があるのかどうか、ということもよく議論の的になっているが、ここでその開催の

是非について問うつもりはない。ほとんどの自治体の財政が逼迫しているなか、式典

をこのまま存続させる意味があるかどうかはそれぞれの主催者側の責任で決めるべき

であり、部外者が一概に口をはさむことではないだろう。

問題にしたいのは、式典中に暴れこそしないものの、およそ式典というものにふさわし

くないらしい新成人の態度についてである。“らしい”というのは実際その場面に自分

が居合わせたことがないからだが、近年成人の式典に出席した人にきいたところでは、

まずほとんどの新成人が挨拶の最中話を聞いていないどころか、友人同士で勝手に

おしゃべりしていて、なかには大声でさわいだりしているのも目についたということで

あった。

しかし、そのような「人の話を聞かない」という新成人の態度を見て、批判などができる

資格をもった先輩成人がはたしてどのくらいいるのかは疑問である。「国権の最高機関」

とされる「国会」の審議中、国民の代表である国会議員がどれだけ若者に対する模範的

な姿勢を見せているだろうか。テレビでもしばしば放映される「居眠り」や「ヤジ・怒号」を

若者はどう見ているのだろうか。社会見学でN県の県議会を傍聴したある中学生(当時)の

感想が以前ある新聞に載っていたが、「あまりに一部議員の『ヤジ』がうるさくて県側の

答弁が聞きとれず残念だった」という内容のものを県民の代表である県会議員の人たちは

どう受け止めたのだろうか。

かつて自分たちがそうだったように、こどもや若者は当然自分たちより年上で、人生経験

が豊富であるはず?の先輩達の姿を見てはその真似をし、学んでいくのである。「『ヤジ』

をとばしたりするのにもこどもにはわからない“大人の事情がある”のだ」といってみても

それこそ見苦しい詭弁であろう。

「新成人に限らず、近頃の若者やこどもは人の話を聞けない」と嘆く?「大人たち」、特に

国民・市民の代表としてそれなりの立場にある人たちは、まずは自分自身の姿勢を謙虚

に振り返りながら、心して「成人の式典」のニュースに接するべきである。


「飼い主」から叱られるたびに、「飼い主側」
にもそういうことを言う『資格』があるのか
問いたいと思っている!?    こじろう批判する『資格』はあるのか???





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Posted by こじろう117 at 00:31│Comments(0)ペット
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