2013年01月19日

『民意の否定』???(その2)

「こじろう117」・・・『民意の否定』???(その1)・・・の続きである。

(その1) では、 「神奈川16区選出の自民党衆院議員で文部科学政務官

のY氏 (長野市出身) が来賓として出席した厚木市の成人式で、先の総選

挙で同選挙区から 『比例復活した民主党議員より後に紹介された』 ことを

『民意の否定』 として同市に抗議した」 という、某紙記事の内容を取りあげ

た。

各種式典における来賓の紹介や挨拶の順番などが重要視されるのは一般

的なことで、同じ選挙区内の別の成人式ではすべて現政権与党のY氏が先

に紹介された点からしても、そうしなかった厚木市の担当者がそれなりの責

任をとらされる可能性は否定できない。

だが、問題はそれ (今回のY氏の抗議) を果たして一般市民がどのように

受け止めるか、つまりまさにY氏の持ち出した 「民意」 の今後の真の行方

である。

まず、Y氏による 「当該小選挙区において選出された議員は自分の方であ

り、G氏はあくまでも比例復活」 というのは疑いのない事実だ。だが、その

実際の得票数は 「Y氏の98958票」 に対し 「G氏は90881票」 と、わ

ずか約8000票の差であり、さらにその得票率に至っては 「Y氏の40.7%」 

に対し 「G氏は37.3%」 と、やはりその差はわずか約3%にすぎない。全

国のほとんどの小選挙区で民主党候補に “圧勝” した自民党当選者の中

にあって、Y氏に関しては僅差によるいわば “辛勝” である。それゆえ、少な

くともこの小選挙区にあって、 「自民党のY氏が一人で民意を得た」 とは到

底言い難い。むしろ全体の趨勢からすれば今回Y氏が当選できたのは 「自民

党の公認候補だから」 、さらにいえば 「Y氏個人に対する期待票以上に民主

党の対する批判票を取りこめた結果」 としても考えすぎではないだろう。

次に、今回のY氏側による 「厚木市に対する抗議」 行動に関しての有権者の

受け止め方について、さらには一般に 「自らの肩書や経歴を披露すること、お

よび序列等に関して (必要以上に?) 固執し、大切にする人たち」 の例につ

いては 「こじろう117」・・・『民意の否定」???(その3)・・・および・・・(その4)

・・・でこの続きとして検討したい。


自分に 「肩書」 があるとしても、それを
ひけらかすことは決してしたくない!?
                     こじろう『民意の否定』???(その2)








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Posted by こじろう117 at 00:03│Comments(0)ペット
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