こじろう１１７

いくら反省などしてみても人格や人間性などがそう変わらないのと同様に、

企業や組織の体質などのいわゆる　「悪しき伝統」　は延々と引き継がれ

ていく・・・もの。

そこで昨日の某紙　「藤井フミヤ長男の入社に囁かれるフジテレビ　“コネ

採用”　のウラ事情」　というタイトルの記事の内容は、


・・・・・・・ミュージシャン・藤井フミヤの長男である藤井弘輝が去る１日、今

　　　　　春からフジテレビでアナウンサーとして採用されていることが明ら

　　　　　かになった。　「フジテレビの伝統芸」　とも言えるあけすけなコネ

　　　　　入社に、呆れる声が広がっている。

　　　　　今年フジに入社した藤井フミヤの息子・弘輝は、慶応大学を卒業

　　　　　した２４歳。昨年7月28日発売の写真週刊誌　「FLASH」　では弘

　　　　　輝がフジのアナウンサー採用試験を受けていることを紹介。本人

　　　　　がスポーツ実況を希望していることなどを語っていた。当時　「凋

　　　　　落のフジが話題作りのため入社させるというシナリオ」　が心配さ

　　　　　れていたが、それがまさかの現実となった。

　　　　　保護者参加が慣例となっている１日の同局入社式にはフミヤ夫妻

　　　　　も出席したが、巷ではフジテレビならぬ　「コネテレビ」　「絵に描い

　　　　　たような縁故採用」　と呆れる声がアチコチから聞こえる。

　　　　　「藤井フミヤの息子は藤井フミヤの息子でなくてもフジに入社でき

　　　　　たでしょうか。フジの採用基準には疑問を感じますし、他の学生が

　　　　　ちょっとかわいそうですね」　（芸能関係者）

　　　　　過去にもフジに入社した２世は少なくない。　"アヤパン"　の名で

　　　　　高い知名度を誇った現フリーアナウンサー・高島彩の父親は俳優

　　　　　の竜崎勝、高橋真麻の親も俳優の高橋英樹。局内でディレクター

　　　　　職をつとめると言われる陣内太郎の親は俳優の陣内孝則だ。フ

　　　　　ジのコネ入社は、もはや伝統芸の域に近い。

　　　　　そんな話題の入社がある一方、４月からの月９ドラマ　「ラヴソング」

　　　　　も不安視されている他、バラエティ番組も音楽番組も毎週なかなか

　　　　　視聴率トップ３に入れない状況が続いている。

　　　　　藤井フミヤ長男の入社も話題性優先のフジらしい　"キャスティング"　。

　　　　　いつの日か、メインキャスターは息子・弘輝アナ、番組テーマ曲を

　　　　　手がけるのは父親・フミヤ、なんて青写真をフジは描いているかも

　　　　　しれない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

昨今の凋落企業の代表格　「フジテレビ」　の徹底的な　“縁故採用”　に関

しては先月も　「こじろう１１７」・・・『実力よりコネ』　の末期症状？？？・・・

で取り上げたが、同局の現状は　「姑息な手段を用いることが結局は自ら

の首を絞める」　まさに典型例といえよう。

それでも芸能人らの子弟のコネ入社などに関しては、視聴者の側も　「ど

うせお宅の番組はみるつもりないから、まあ勝手にやってくれ」　で済まさ

れるが、現役でしかも史上最悪・最凶・最狂のワガママ放題　「おぼっちゃ

ま」　首相の親戚筋　（甥）　などを堂々と縁故・情実入社させたあたりは、

報道機関としての矜持など微塵も持ち合わせていないのは明らか。

もはや落ちるところまで落ちるしかない・・・。


「姑息な手段を用いることが自らの首を
絞める」　を肝に銘じて日々過ごしている
つもりの！？　　　　　　　　　　　　こじろう