2011年01月31日

とんでもない 『ニ択』???

以前の一時、巷で 「究極の選択」 などというものが流行った?ような覚えがあるが、

「究極」 とまではいかなくても、日常生活の中で 「二者 (三者) 択一」 をせざる

を得ない場面はそれなりに存在する。しかし、それは一般的に 「どちらを選ぶのが 

(自分にとって) 有利か」 という前提がなければならず、どちらもイヤという場合に

それを迫るのは、理不尽きわまりないことである。

さて先日、某紙の記事に 「 『キスかカネか』 迫り、強盗致傷で27才男を逮捕」 と

いうタイトルのものがあったが、その内容は、


・・・・・・・女性を乱暴しようとしてケガをさせたとして、警視庁世田谷署は強姦致傷の

      疑いで世田谷区の無職の男O容疑者 (27才) を逮捕した。同署によると

      容疑を認め、「自宅付近で好みの女性を見つけて抱きついたり、身体を触っ

      たりした。7~8件やった」 と供述している。

      昨年秋ごろから同様のわいせつ事件が約10件発生しており、同署は関連

      を調べている。

      逮捕容疑は昨年12月25日、世田谷区内で自転車に乗った20代の女性

      を追い回し、「金をとられるのと、キスされるのとどっちがいいんだ」 などと

      脅迫、倉庫に連れ込んで性的暴行を加えケガをさせた・・・・・・・・・


というものである。

このO容疑者、被害に遭った女性が、「それではお金でお願いします」 などと言った

として、そのままそれを受け取りだまって去って行くとも思えないが、いずれにしても

かなり一方的な 「二者択一」 を要求するものである。 「どっちが 『いい』 んだ」 

といわれてもこの場合は 「どちらもイヤです」 としか言いようがない。百歩譲って?

「どちらが (より) 『イヤ』 でないんだ」 がせいぜいだろう。

こういう極端な例は別としても、相手に 「どちらがいい」 と尋ねる場合には、たとえ

それが善意や親切心に基づくものであったとしても、その人の立場に立った、決して 

自分本位とならない 「二者択一」 を用意しなくてはならないといえよう。


飼い主からオヤツに関して 「どっちがいい」 
と尋ねられた際、「どちらも気に入らない」
と言いたいのをがまんしている時もある!?
                こじろう
        


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(4)ペット

2011年01月30日

『え、被害者は女性』???

新聞記事などを読む際には、まずそのタイトルから概ね内容の見当をつけるが、その先入観

が強すぎると、読んでいる途中で 「え、そうだったのか」 と、意外な?事実に後から気付く

ことがある。

先日、河北新報配信の記事に 「デート商法容疑で逮捕へ、宝飾会社社長ら5人 宮城県警」

というタイトルの記事があったが、その内容は、


・・・・・・電話アンケートを装って親しくなった相手をデートに誘い、高額な宝飾品などを販売し

     た疑いが強まったとして、宮城県警は25日、特定商取引法違反の疑いで仙台市の

     宝飾品販売会社の男性社長と社員ら5人の逮捕状を請求した。

     宮城県警は昨年7月、特定商取引法違反容疑で同本社や関係先を家宅捜査し、ネ

     ックレスや書類など約400点を押収、資料を分析しデート商法の実態解明を進めて

     いた。

     同社をめぐっては、アンケート目的で電話をした相手から携帯電話番号やメールア

     ドレスを訊き出し、仙台市内でデートしたうえ50万円以上のネックレスの購入をもち

     かけたとして、宮城県らが昨年10月、6か月の営業停止命令を出した。

     同社は同県警の聴取に対し、「勧誘目的を明かすとやってくる人が減ってしまう」 と

     説明し、違反行為を認めたという。

     同社に関する相談は2008年以降、宮城県だけで20件、その他の県でも確認され

     るという。相談者の多くは20代前半の女性だった・・・・・・


というものである。

今回の場合、タイトルを見た時点での個人的先入観は、「デート商法の被害者=男性」 とい

うものであった。というのも、もう数十年前のこと、自分自身には縁がなかったし、また当時は

「デート商法」 なる呼称もなかったとは思うが、若い (と思われる) 女性から電話や手紙

で喫茶店 (今もこういう呼び方はあるのかわからないが) に呼び出され、高額な英会話の

カセットテープ等を購入させられた男性を身近に何人か見た覚えがあるからだ。またそうでな

くともイマドキ、会ったこともない人に電話で誘われて、ノコノコと (失礼!) デート?に出か

けて行くのは、 「マヌケで (失礼!) サエない (失礼!) 男性陣」 に違いないと勝手に

思い込んでいたのである。

さて今回の被害に遭った、主として20代の女性たちについてだが、だまされた “被害者” で

あることは疑いないとして、これもやはりイマドキ、アンケート目的とは聞いても、突然電話し

てきた見知らぬ男の 「デート?」 の誘いにやすやすと?応じてしまうというのもよくわからな

い。もっとも昨今の 「デート」 とは、もはやわれわれ旧世代の人間がイメージする 「デート」

とはその性質や内容を異にするものだとすれば、その話についていくのは極めて難しいという

ものであるが。


日常、飼い主の 「だまし」 に鍛えられて
いるせいで、自らが詐欺に遭う心配はまず
ないという自信がある!?   こじろう






       


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(2)ペット

2011年01月29日

『内部告発に報奨・・・』!!!

自らの身に覚えがあろうとなかろうと、組織に属する社会人にとって 「内部告発」 という

ことばの響きはそれなりにインパクトのあるものではないだろうか。

先日某紙に 「職員による不正、内部告発に報奨制度・・・前橋市」 というタイトルの記事

があったが、その内容は、


・・・・・・・ 前橋市は25日、職員による不正行為などを内部告発した情報提供者に対し、

      1万円程度の金券を報奨として出す規定を公益通報制度に新設したと発表した。

      公益通報者保護法を所管する消費者庁は、「自治体が公益通報に報奨を設けた

      という話は聞いたことがない」 とする。

      同市はこれまで、内部告発の通報窓口が市役所内のみだったが、新たに弁護士

      による外部通報窓口を設けるのに合わせ、有益な情報に報奨を出すことで情報

      提供を促すことにした。金券は図書カードを想定している。市職員だけでなく、委

      託業者も対象。

      同市行政管理課は 「内部告発は後ろめたいものでなく、市に利益をもたらすと

      いう意味で報奨制度を設けた」 と説明する・・・・・・・・


というものである。

「不正行為」 (の告発) が、「 『有益』 な情報」 というのも、何ともシニカルなものだと

しかいいようがない。また 「内部告発者に報奨金を出さねばならないほどに、この市には 

『不正行為』 が蔓延しているのか」 という、穿った見方もできるというものであるが、まあ、

健全な市政のために、自治体として潜在的不正を少しでも減らそうという意欲と、そのアイ

ディアの斬新さ?は一応の評価に値するかもしれない。

そもそもこの 「内部告発」 がためらわれるのはなぜであろうか。その心理として考えられ

るものを列挙してみると、



1. 「触らぬ神に祟りなし」 的な発想によるもので、他人の不正に問題意識は有していて

   も、自らに実害がないので余計なことに巻き込まれたくない。

2. その不正を告発することによって、自分自身および自分の組織にも影響が及ぶ可能性

   が高い。ことに不正行為者の上司や所属長などの場合は、その部下に対する管理能

   力を疑われ、その重大な責任をとらされることは必至で、自らの在任中は 「見て見ぬ 

   ふり」 を決め込んだ方が得策と考える。

3. 「逆恨み」 をされたくない。

4. 一緒に仕事をしている仲間を 「売る」 ことに堪えられない。


などであろうか。上記に共通するのは、「内部告発をすることにより、自らにも少なからぬリ

スクが発生する」 という意識である。この制度の効果に対する根本的懸念としては、この 

「1万円」 という金額が、はたして告発者の考えるリスクに見合うものなのかということで

ある。もっとも、「組織人、特に公務員が自ら知り得た不正事実を情報として提供し、それ

に対処すべく行動することは “本来業務” の一つ」 だとすれば、そもそも報奨金などは

一切必要としないわけだから、たとえ 「1万円」 であろうとも十二分な報奨と考えること

はできるだろう。

いずれにせよ消費者庁もいうように、おそらく 「全国初の試み」 としてのこの制度は少な

くとも注目には値するだろうし、どうせならそれなりの成果を挙げてみせてほしいものだ。


飼い主からの 「報奨オヤツ」 を何とか
せしめようと、日頃頭を悩ませている!?
               こじろう  


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2011年01月28日

『シカっても、シカたない』???

その原因を作ったのがもし人間だったら、「ふざけるな!」 では済まないし、遅延による

損害賠償などの可能性も一応は考慮しなくてはならなかったハズである。

先日の某紙に 「列車、シカの後ろを10キロ走行! 1時間も」 というタイトルの記事が

あったが、その内容は、


・・・・・・・25日午前7:10頃、北海道のJR石勝線新夕張駅~占冠駅間でシカが線路に

      入っているのを貨物列車の運転士が見つけて停車した。運転士が追い払おう

      と汽笛を何度も鳴らしたが、シカは線路内に居座り続け、占冠方面にゆっくりと

      移動。約10kmの間、列車もシカの後ろを徐行しながら進行した。

      約1時間後、シカが線路から離れ列車が通常の運転を再開した。このため、後

      続の列車等上下線の5本が最大1時間36分遅れ、約700人に影響が出た。

      現場は山あいで、シカは1頭だった・・・・・・


というものである。

「雄大な北海道ならではの話」 であるが、まず興味深いのは、このシカに妨害された貨物

列車はともかく、後続列車の乗客に対して時間が遅れた理由を (車内アナウンスなどで) 

JR側がどのように説明したのかということである。まさか 「先を行く列車がシカに邪魔さ 

れ・・・」 などとは発表しないだろうが、いずれにせよ悪天候等の事由もなく午前の忙しい

時間帯に1時間半にもわたって列車が遅れたことで、乗客の中には納得いかず怒り出した

人たちもそれなりにいたのでは、と容易に推測される。

冒頭でも触れたように、これが人為的なものによるとすればその当事者にとってはいろいろ

と大変なことになるのは必至だが、相手が 「野生のシカ」 であればどうしようもない。日

常の中にはこういう 「笑って済ませるしかない」 ことはそれほど珍しくないが、イザ自分が

その被害?に遭った際には、その時と状況によって 「とても笑ってられない」 という事態

も想定される。もしかしたらそれによりさまざまな思惑や予定が大幅に狂ってしまったとして

も 「相手がシカなら、 『シカっても (叱っても) 』 『シカたない (仕方ない) 』 な・・・」 

などという、余裕の?オヤジギャグがとっさに出てくるくらいの器量がほしいものである。


「 (飼い) 犬のしたことだから仕方ないな」
という飼い主の言葉を都合よく利用しよう
とする!?          こじろう

  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(4)ペット

2011年01月27日

『用心しろ』 と言われても???

いわゆる 「美人局」 の類で金品などを奪われる被害に遭ったとしても、周囲としては

(表向きはともかく) 「それは “自業自得” にすぎない」 と、とらえることが一般的だ

ろうし、「自分だったら、そんな不用心なことは絶対しない」 という人は多いだろう。

しかしそういう人たちでも、「困っているところを助けてほしい」 との申し出を受けるよう

な場面では、それに対しどの程度の 「用心」 ができるだろうか。

先日某紙に 「店内で女が 『車の調子みて』、 外で男らが強盗」 というタイトルの記

事があったが、その内容は、


・・・・・・・ 24日午後9:50頃、新潟市のビデオ店で、同市内の男性会社員 (44才)

      が女に 「車の調子が悪いのでみてほしい」 と声をかけられた。一緒に店を

      出て近くに止めてあった車まで行くと、近づいてきた数人の男に、「金を出せ」

      などと脅され、顔を殴られた。男らは男性のズボンのポケットから現金2万円

      などが入った財布を奪い、別々の方向に徒歩で逃げた。

      新潟東署で強盗致傷事件として捜査している。

      発表によると、女は身長1メートル50センチでやせ型。肩までの黒髪で黒色

      のハーフコートを着用。男らはいずれも20~30才くらい・・・・・・・


というものである。

一般論として、「女性は (男性との比較で) 自動車のメカニズムなどは苦手」 と言って

もそれほど差し障りはないだろう。それゆえ逆に男性側としては、女性に 「車 (の調子) 

をみてほしい」 などと言われれば、イヤな気がしないどころか、中には 「よし、カッコいい

ところをみせてやろう」 という人も少なくないのではないか。

今回の事件は、「そういう男性の心理につけ込んだもの」 である可能性が高いし、もしかし

たら 「その女の容姿や雰囲気に、男性の方が多少惹かれる部分があった」 のかもしれ

ないが、いずれにせよ、被害に遭った男性は気の毒としかいいようがないだろう。

というのも、自分を含め今回のようなケース、つまり 「車の調子が悪いのでみてほしい」 

という趣旨の申し出を女性から受けた際に、 (その女性の容姿や雰囲気に一切関係なく) 

即座にそれを拒絶するのは、明らかに怪しいという場合を除けばなかなか難しいと思われ

るからである。またそういうことを 「用心しろ」 と言われても、やはりそれには限界がある

というものだ。

海外に行くとよく観光地などで、「人間の親切心につけ込む」 ようなスリや強盗などに気を

つけるよう注意されることがあるが、わが国でもこういう、とても 「自業自得」 などといえ

ない犯罪被害に遭うようなことが多発するのは悲しいばかりである。


「用心深さ」 に関しては、飼い主らの比では
ないことを誇りにしている!?   こじろう



  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(2)ペット

2011年01月26日

『見た目と寿命・・・』???

20代中盤くらいまではともかく、それ以上の年代になると 「実年齢よりも若く見られる方

が 『うれしい』 」 という人が一般には多いのではないだろうか。しかし、その 「見た目

の若さ」 が単に 「自分はなるべく長い間、美しくありたい」 という自己願望の点だけで

なく、「寿命」 にも直接関係しているとなれば、それはなかなか無視できない問題となる。

先日の某紙に 「双子の研究で分かった 『見た目と寿命の関係』 」 というタイトルの記

事があったが、その内容は、


・・・・・・ Q : 「見た目が若い人の方が寿命が長い傾向がある」 は本当?。

      A : 本当です。若々しく見える人の方が長生きする傾向があります。

      人は誰しも歳を重ねるごとにシワを刻み、年齢相応の顔立ちになってくるが、実

      年齢よりも若く見える人もいれば、その逆の人もいる。それは単なる 「見た目」 

      の違いだけでなく寿命にも関わっているかもしれないということが、双子を対象に

      行なった追跡調査で分かった。

      対象は70歳以上のデンマーク人の双子1826人。その内訳は387組の同性の

      双子と、双子の片方が死亡した1052人。2001年に全対象者の顔写真を撮影

      し、その写真を3組のグループ (20人の女性看護師、10人の男性教育実習生、

      11人の高齢女性) に見せて年齢を推定してもらった。もちろんこの41人は双子
 
      の年齢を知らない。

      その後7年間の追跡期間に全体の37%にあたる675人が亡くなった。そして死

      亡者の多くが、2001年の調査時に、実年齢よりも 「老けて」 見えた人だった。

      また387組の双子のうち、179組の双子で計225人が亡くなったが、双子の見

      た目年齢の差が大きいほど、老けて見えた方が早死にする傾向があった。

      同じような遺伝的背景をもつにもかかわらず、その後の生活や環境の変化によっ

      て生じた見た目の違いが寿命のバロメーターになっている。つまり、年齢よりも老

      けて見えるということは、体内でも老化やそれに伴う病気が進行している証拠かも

      しれない・・・・・・・


というものである。

この記事の最後の部分 (結論) は、それなりに説得力があり、高年齢者についてはその

通りだとして、それではミドルエイジなどについてはどうなのだろうか。

女性の場合には 「メークの仕方や日頃のお手入れ」 により、わかりづらい部分もあるだろ

うが、男性の場合にはさすがに40~50代ともなると、同年齢でもその見た目の若さにだい

ぶ差がでてくるものである。しかし、それも実際はたとえば 「頭髪」 の有無とか濃いうすい

あたりがその判断材料の大きな部分を占める、つまり 「髪が薄い=老けている」 というイメ

ージで見られてしまう可能性も高いといえるだろう。したがって病気などにより明らかにやつ

れていたりやせていたりする場合を除けば、こと中年齢層までに関しては 「見た目と寿命の

関係」 にそれほど神経をつかう必要はないように個人的には考えてしまう。

それでも数十年ぶりに同級会などでかつての同級生に出会う際には 「はたして自分と彼と

はどちらが若く見えるのか」 ということは気になるものであり、もし、相手の方が若く見える

と (自分が思う) とすれば、それなりに (自分も若く見えるように努力しようと) 考えると

ころが出てくるというものだ。

ミドルエイジとしては、まだ 「寿命」 について具体的に考えることはほとんどなくても、「他

人にどのように見られているか」 ということを (それがいろいろと邪な願望?に直結するか

どうかは別として) 意識することは普通のことであるし、また生きていく気力につながってい

ることも疑いないようだ。


ここ1~2年、 「以前より老けた」 と
いわれるようになったことに対し、複雑
な思いが去来する!?    こじろう





      

        


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2011年01月25日

『今さら』 という感はあるが・・・!!!

以前 「こじろう117」 で何回か取り上げたことのある、“国権の最高機関” たる国会

および各地方議会等における、聞くに堪えない 「暴言・ヤジ」 に関する記事を先日、

某紙で見つけた。

そのタイトルは 「暴言・ヤジ 一掃できる? 4党有志が国会改革宣言」 というもので

内容は、


・・・・・・・民主・自民・公明・みんなの党の与野党4党の国会議員有志による 「超党派

      国会改革勉強会」 は21日、国会内で記者会見し、国会改革提言を発表し

      た。

      審議活性化のため、(1) 議員の投票行動をしばる 「党議拘束」 の緩和

      (2) 暴言・ヤジ 一掃・・・・・など5項目を掲げた。

      24日召集の通常国会で実現するよう、週明けに各党の国会対策委員長に

      申し入れる方針・・・・・・


というものである。

国会の審議中等における 「ヤジ」 のヒドさやその悪影響などについては、すでに今

までも何回か、 「こじろう117」・・・批判する 『資格』 はあるのか???・・・

および・・・『幼稚園』 からやり直せ!!!・・・などで十二分に?述べており、「今さら」

何もいう気がしない超低級レベルの話である。

が、それにしても、特に最近その存在感を増している?前政権党の 「ヤジ将軍4人組」 

と称される国会議員らのそれは 「品性のかけらもない」 のみならず、「ただ単に相手

方 (与党側) を挑発し、周囲に注目されたい、自分の名を売りたい」 としか見えない

のはいかにも情けないといえるだろう。その意味では、極めて勝手な論理で反社会行

為を繰り返す暴走族や、毎年式典で大暴れする一部の新成人となんら変わらないと

いえるが、十分な “歳費” などを受け取り、さまざまな特権に守られている国会議員

という立場からすると、彼ら以上に 「質が悪い」 と断言できるものである。

したがって、先述のように 「今さら」 という感は決して拭えないが、それでもようやく

それに気付くところまでは来た、またその一掃に取り組もうとする姿勢がたとえ一部か

らでも見え始めたということは (少しくらいは) 頭をなでてあげることに値するかもし

れない。

しかし何事においても、長年染み付いた悪習を取り除くことは極めて困難を伴うもの。

今回の 「超党派国会改革勉強会」 による提言が、議員の先生方お得意の単なる 

「パフォーマンス」 にならないよう、(無理は承知で?) お願いしたいものである。


飼い主と一緒にTVで国会中継を観ている
際に、ヒドイ 「ヤジ・暴言」 が出てくる
と怒りで画面に背を向ける!? こじろう

  


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2011年01月24日

『甘さ、たたき直す』!!!

ただそれを聞いただけでは、イマドキたしかに 「乱暴」 と思えたり、 「批判を浴びる可能性」

があっても、その内容については、実に的確で適切な 「言い方」 と思えるものがある。

さて、先日某紙に 「関西の名門R大学が4年間ゼミ必修化・・・『甘さたたき直す』 」 という

タイトルの記事があったが、その内容は、


・・・・・・・ 関西の名門R大は2012年度をめどに全13学部で、4年間の少人数の演習 

      (ゼミ) と卒論を必修にする方針を決めた。

      文系を中心にゼミや卒論を課さない大学も多く、専門家によると学生数が3万人

      以上という総合大学の試みとしては例がないという。少人数のゼミでは1年生か
      
      ら課題の見つけ方や文章作成などの基礎を教え、2~4年生で専門性を高める

      方針。

      学生の学力低下が問題となる中、R大でも 「時間割を作るなどの自己管理もで

      きない」 「学ぶ習慣も根付いていない」 などと憂慮する声が上がっていた。

      R大は最低1年間のゼミを全学生に課していた。幅広い教養から深い専門性ま

      で身につけさせ、自ら課題を見つけて議論しながら解決していくゼミを4年間行

      なうことは 「学生たちの 『甘さをたたき直し』 社会で生き残るためには必要

      不可欠」 (同大学教授) という・・・・・・・・


というものである。

「まったく今の大学生ときたら、ろくに学問も積まずに遊び呆けているだけ。そのくせ、 『現在

の “就職難” は社会のせいだ』 などと一人前の口をきくとは、本当にけしからん」 という

ような中高年は少なくないかもしれない。しかし遺憾ながら?自分自身にそれをいう資格ない

ことは重々承知している。大学時代に 「各種社会勉強にいそしむ」 などと、もっともらしい?

理屈をこねては本来修めるべき学問をなおざりにしたうえ、「かろうじて」 卒業した身としては、

とても偉そうなことはいえない。それゆえ、今の学生について個人的に苦言を呈することは差し

控えざるを得ないが、それでもこの大学の試みとその考え方について 「共感する」 くらいは

許されるだろう。

しかし、実は今回のR大学の見解で最も気に入ったのはその内容に関してではなく、学生の

「甘さたたき直す」 という表現そのものである。今の時代、学校で教師が何か厳しいこと、乱

暴ともとられるようなことをいえば 「モンスターペアレント」 を始めとする周囲に厳しく?糾弾

される可能性があるだろうし、職場などでも 「パワーハラスメント」 などととらえられ、ヘタを

すれば訴えられてしまうこともあり、うかつに 「かつてはごく普通と思われていたような注意

や指導すらできない」 現状があると聞く。この大学教授による 「甘さたたき直す」 という言

い方も、特定の個人に対して使った場合には、ともすれば非難の対象にすらなりかねないが、

内容としては 「最適といえる表現」 ではないだろうか。

今回は世間一般に対してとはいえ、あえてこうしたいい方をハッキリ用いたR大の姿勢や方針

は高い評価に値するとともに、大いに期待できるというものである。

改めて自分のことを棚に上げていると承知の上でいえば、「若者たちには、若いからこそでき

ること、特に “学問” をしっかり積んでほしい」 、そのために教育機関は (良識の範囲で) 

非難や批判を恐れずに、いうべきことはしっかりと主張、表明し学生 (若者) をビシビシと

鍛え、その (教育者、教育機関としての) 責任を果たしてほしいものである。


飼い主に 「ビシビシ」 鍛えられること
を 「冗談じゃない」 と思っている!?
               こじろう

  

  


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2011年01月23日

『悲しく、さびしい』 お話???

社会に生きる人間として 「何が悲しくて、何がさびしいと思うか」 と問われた際に、その

回答は千差万別であろう。だがその中でもやはり、 「行くあてがない」 、言いかえれば

「身を寄せる場所がない」 というものが、上位にランクインされるのは間違いないのでは

ないか。

さて先日某紙に、「 『どうしたらいい・・・』 誤釈放の被告が相談電話」 というタイトルの

記事を見つけたが、その内容は、


・・・・・・・京都拘置所は14日、2件の大麻取締法で起訴され拘留中の40才代の男性

      被告を誤って釈放した、と発表した。

      被告は行くあてがなく 「判決が出る前に釈放されたが、どうしたらいいのか」

      と府警に相談し、所外で丸1日過ごした後、再び収容された。同法違反で発布

      された2件の拘留状について地裁が1件は不要として取り消した際、同拘置所

      が2件とも取り消しされたと誤解したのが原因だが、こうしたミスは極めて異例。

      同拘置所は関係者を処分する。

      発表などによると、同拘置所は12日午後、拘留取り消しの連絡を地検から受け

      同日夕に釈放。被告はその夜はネットカフェに宿泊したが、13日朝府警に電話

      で相談し、ミスが発覚した。被告の身柄は同日夜、京都市内で確保された。

      同拘置所の所長は 「誠に遺憾。研修などを通じて再発防止に努める」 と話し

      ている・・・・・・


というものである。

一般に、どのような職務にも 「このミスだけは絶対に犯してはいけない」 というものがある

と思うが、“拘置所” におけるその一つが 「拘留されている被告などの管理ミス」 である

ことに疑いはないだろう。その点、この所長の 「研修などを通じて再発防止にとどめる」 と

いうコメントについては 「それではその研修が開催されるまでにまた同じことが起きたらどう

するのか」 と突っ込みを入れたくなるほどの 「ノンキなもの」 である。まあそれはともかく

この被告、起訴事実の通りだとしたらその反社会的行為はとても許せないとして、せっかく?

誤釈放され、たとえ一時でも “自由の身” になれたにもかかわらず、「行くあてがない」 と

いうのも、あまりにもかわいそうな話ではないだろうか。よくTVドラマなどで、ヒドイ罪を犯した

極悪人といえども、たとえば捜査の網から逃がれている際には、それが束の間のことでも、

家族や仲間内にかくまわれ、くつろいで?いる場面を目にすることがあるが、やはりそこが

どんな場所であろうとも 「身を寄せるところがある」 ということ自体、生身の人間にとって

は 「それだけで幸せなこと」 として感謝すべきなのかもしれない。


いつか飼い主の監視?から “自由の身”
になれることを夢見ている!?
             こじろう




      

        


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2011年01月22日

『イヤイヤ入っても』???

大学や高校などの “学校” にせよ、就職する “企業” などにせよ、そこで活躍したい

となれば、まずは 「入らなければ (合格しなければ) 始まらない」 のはたしかにその

通りである。

さて、先日某紙に 「バンカーの砂が受験のお守り? そのココロは・・・」 というタイトルの

記事を見つけたが、その内容は、


・・・・・・・ 山梨県笛吹市にあるKカントリークラブは、バンカーの砂で受験のお守りを作り、

      25日から販売する。

      同クラブによると、このバンカーは高低差15mの打ちおろしが特徴の16番ホー

      ル・グリーン手前にある。利用者からは 「イヤでも入ってしまう」 と恐れられて

      いるという。

      お守りはストラップ付きの小瓶に 「合格」 にひっかけた五角形のラベルを貼

      り、合格祈願の文字と桜をデザインした。

      値段は桜が 「咲く」 にちなみ390円。限定50個。同クラブは 「受験生の他

      バンカー (銀行員) を目指す就職活動中の学生もどうぞ」 とPRしている・・

      ・・・・・・


というものである。

各種合格祈願グッズについては、昨年 「こじろう117」・・・『オヤジギャグ』 の “逆襲”

・・・で取り上げたことがあるが、今年もアイデア満載のものがさまざまに販売されており、

それらについて個人的にどうこういう必要はないし、その資格もない。しかしそうはいって

も、今回のこの 「バンカーの砂のお守り」 についてはどうしても違和感を抱かずにはい

られない。それはそれが 「お守り」 とされる所以?である、 「イヤでも入ってしまう」

という部分である。

冒頭にも述べたように、まずは 「入る」 ことが先決とはいえ、学校の場合には数年間、

企業等の場合は数十年間にわたってそこに在籍する可能性があることを考えれば、ただ

単に 「入ればよい」 というものではないし、まして 「イヤイヤ入る」 ようなことになれば

「結局、入らなければよかった」 「時間や労力のムダにしかならなかった」 などというこ

とにもなりかねないだろう。したがっていくら 「お守り」 が一応、 「入る」 という点では

貢献したとしても、「入った後」 のことまで 「守ってくれない」 どころか、「その中で嫌気

が差してしまう」 方に仕向けられてしまうとすれば、やはりこの 「お守り」 に一方的に

縋る前に 「一考の余地」 があるのではないだろうか。

もっとも、本来 「お守り」 のような縁起物は、その 「所有者のこころの持ち様がすべて」

なわけで、いずれにせよ部外者は一切口を出すべきでないのはもちろんのため、この話は

これくらいにしておいた方が無難?というものだ。


飼い主の “芸に対する指示” をイヤイヤ
聞いている!?       こじろう

  


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2011年01月21日

『苦しまぎれ』 なのはわかるが!!!

窮地に陥った際に、「苦しまぎれの言い訳」 をする人は珍しくない。だがそれにしても

まったく筋の通らないものになると 「見苦しい」 というよりも 「滑稽」 にすら思えて

しまうことになる。

先日の某紙に 「 『お盆で忙しい』 ETCすり抜け 逮捕」 というタイトルの記事を見つ

けたが、その内容は、


・・・・・・・高速道路のETC (自動料金収受システム) を不正にすり抜けたとして、京

      都府警は17日、京都市左京区の僧侶Y容疑者 (63才) を道路整備特別

      措置法違反容疑で逮捕した。

      調べに対し、「 (高速道路会社の) ETC装置のミスだと思っていた」 と否認

      しているが、府警は不正走行を繰り返していた可能性があるとして調べている。

      発表によるとY容疑者は昨年8月12日午前10:45頃、阪神高速京都線の山

      科料金所でETC機能が作動しないオートバイを運転して横をすり抜け、通行料

      450円を支払わなかった疑い。料金所の職員に止められたが 「お盆で忙しい」

      と言い残して逃げたという。

      阪神高速が昨年12月、不正走行を繰り返すオートバイがあると府警に相談した。

      京都線の4か所の料金所に設置された監視カメラには昨年1年間に約80回、

      袈裟などを着たY容疑者とみられる男がETCレーンを不正通行する様子が映って

      いた・・・・・・


というものである。

いくらオートバイで、しかも一回当たりの不正通行による通行料が小さいとはいえ、同一と

思われる人物が約80回も不正通行をしていたのにもかかわらず今まで逮捕されなかった、

というのも別の意味で 「感心」 してしまう、つまり、「それで通用するのか」 「案外いい加

減なものなんだな」 と思ってしまう。まあ、それはそれとしても、この僧侶の逮捕された際

の言い訳?については 「いくらなんでも、それは・・・」 と思われるところが少なからずあ

るようだ。

まずは 「ETC装置のミスだと思っていた」 という部分である。何をもってETC装置のミスと

言っているのかはわからないが、もともと記事にもあるようにY容疑者のオートバイはETC

機能が作動しないものであり、またY容疑者自身はそれを知らなかった、つまり普通に通過

すればその機能が作動すると思っていたとして、それでは 「車載器 (がとりつけられてな

いこと) についてはどう説明するのか」 という問題がでてくるというものだ。

また言語道断なのは、「お盆で忙しい」 といって逃げたことである。まさかそれを (その場

で通行料を払わない) “理由” にしたつもりではないだろうが、自分自身 (の仕事) が

忙しかろうとそうでなかろうと、料金所職員をはじめ他人には関係の全くないことである。

現在63才ということだが、今まで (おそらく) 数十年にわたり一応は 「僧侶」 という職

務につきながら、このような感覚で実際に犯罪行為に手を染めていたとすれば、「お盆」 に

限らず、この僧侶に仏事・法事の際の読経などを依頼してきた人々にとっては、「とんでもない

人間による読経で、先祖らには大変失礼なことをしてしまった」 と悔やむことになるだろう。


イタズラをして叱られた際に、「苦しまぎれ」
の “逆ギレ” で抵抗する!? こじろう
   


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2011年01月20日

それほど 『不思議でもない』???

それを初めて耳にしたときは 「えー?本当か」 と驚いたとしても、よくよく考えてみると

「それほど不思議でもない」 と思うものが時々ある。

先日の長崎新聞に 「無免許運転31年間?容疑で、男逮捕」 というタイトルの記事を

見つけたが、その内容は、


・・・・・・・・長崎県警佐世保署は14日、道交法違反 (無免許運転) の疑いで佐世保市

       の警備員Y容疑者 (59才) を現行犯逮捕した。

       逮捕容疑は同日午前7:25頃、同市内で無免許で軽乗用車を運転した疑い。

       同署によると、13日午後10時頃、Y容疑者が自宅付近の路上に車を止めて

       休んでいるところを同署員が発見。免許証の提示を求めたがもっておらず、名

       前や住所を基に調べたところ無免許と判明。停車中だったため逮捕はせず、

       14日同容疑者が自宅から発車したのを確認し、現行犯逮捕した。

       同容疑者は1979年12月に免許取消しになり、再取得していなかったという。

       31年余り、無免許のまま日常的に運転していたとみて調べている・・・・・・

       ・・・・・・・・・


というものである。

本論に入る前の素朴な疑問。それはまず、記事の中にある 「13日午後10時頃、Y容疑者が

自宅近くの路上で休んでいるところを同署員が発見。免許証の提示を求めた・・・・」 という部分

である。そこは駐車禁止の道路であったからだと思うが、その時点より前は少なくとも無免許運

転などで当局にマークされていたわけでないとすれば 「同署員が “発見” 」 という表現には

少なからず違和感を抱かざるを得ない。

第二にY容疑者がたとえ無免許であったとしても現に自動車を運転していなかったという理由によ

りその時点で警察が逮捕できなかったのはわかるが、それ (警察に無免許であることをキャッチ

された) にもかかわらずY容疑者、なぜよりによってその翌朝にわざわざ 「逮捕してください」 と

いわんばかりに車を運転したかということである。「まさか翌朝警察が自宅前で 『見張っている』

などとは思わなかった」 ということなのだろうが、あまりに浅はかというか、マヌケというか、それは

さながらマンガの世界の話である。

さて本論である。この新聞記事の見出しを最初にみた時にはたしかに 「31年もの間、しかも日常

的に “無免許” の状態で自動車を運転してなぜ捕まらなかったか」 と思わされたが、よくよく振

り返ってみると、たとえば自分自身の場合も (自分はもちろん無免許ではないが) ほぼ毎日の

ように自動車を運転していながら、少なくともこの10年くらい 「免許証の提示」 を警察に求めら

れた記憶がないのである。もっともその間、金融機関などで “身分証明” として提示させられた

ことは数えきれないほど?あるが、たとえば飲酒などの検問にかかったことなどもなぜか全くない。

したがって、さすがに30年間という年月ははるかに長いものだとしても、その間無免許であるこ

とが発覚しなかったのは、「それほど不思議なことでもない」 のかもしれない。

結局今の日本では、この自動車運転免許証というもの、運転の技能を証明するものというよりも

むしろ 「身分証明」 としての役割の方がはるかに大きいということになるのだろう。


犬の自分には 「身分証明」 がなくても、
不都合は全くないと考えている!?
               こじろう



  


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2011年01月19日

それを 『節約』 と言う???

昨今、生活全般におけるキーワードの一つとして “節約” という二文字を目にすることが

多いが、先日やはりその動機に “節約” をもち出した犯罪に関する記事が某紙で目につ

いた。そのタイトルは 「 “節約” のために何回も万引き・・・中学講師を起訴」 というも

ので、内容は、


・・・・・・・トリートメントや消臭剤など14点 (5692円相当) を万引きしたとして、山形県

      の鶴岡区検は14日、鶴岡市立中学校の常勤女性講師O容疑者 (32才) を

      窃盗罪で鶴岡簡裁に起訴した。

      山形地検幹部によると、被害程度は比較的軽いが常習性がうかがわれたため、

      公判請求に踏み切ったという。O容疑者は調べに対し、「 “節約” するために

      盗んだ。今まで何回も (万引き) したことがある」 と供述しているという。

      起訴状などでは、O容疑者は昨年12月24日午後、鶴岡市内のホームセンター

      で持参のカバンに商品を詰めて万引したとしている。同容疑者はこの日、終業

      式に出席し、帰宅途中だった・・・・・・


というものである。

今回のこのO容疑者の犯行自体、万引で公判請求されるほどの常習性があったというこ

とで情状を酌むこともできない悪質なものといえるが、個人的にどうしても見過ごすことが

できないのは、その “動機” として述べられた 「 “節約” するため (に盗んだ) 」 と

いう点である。 “節約” とは本来、「ムダを省いて、切り詰めること」 という意味であると

思われるし、当世流行りの “節約 (エコ?)ブーム” の中で使われる “節約” もそれ

と大した差はないだろう。したがって “窃盗 (万引) ” という 「他人の財物をかすめ

取る」 という明らかな犯罪行為のどこに “節約” という解釈ができる部分があるのか、

皆目見当がつかないのである。

「ただ個人的に自らの消費 (金額) を抑えるべく、他人の所有物を違法に自分のものに

してしまう」 ことを少なくとも “節約” と称する文化や習慣は、日本中いや世界中のどこ

を探してもおそらく見当たらないのではないだろうか。

さらにこのO容疑者について困ったことは、このような (この程度の) 感覚と見識を有し

たままで、よりによって 「公立中学校の常勤講師」 をしていたということである。万引を

するような人間性であることがまず教育者として論外中の論外であるが、それ以前?に、

いかなる教科を担当していたかに関係なく、「立派な? “窃盗” を “節約” などという

完全に異なる概念と混同する程度の教養および常識の持ち主」 を、最も多感で人格の

可塑性に富む中学生の前で指導をさせるのは、いくら教員全体のレベル低下が叫ばれる

今日とはいえ、ヒドすぎるというものではないのだろうか。O容疑者の場合の “常勤講師” 

という存在が同中学でどのような立場の教員であったのかは定かでないが、こういう人を 

「中学校いう教育現場に迎え入れさせた側の責任」 も強く追及されるべきであることはい

うまでもない。


日常、自分にとっての “節約” という概念
は一切持ち合わせていない!?  こじろう







  


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2011年01月18日

『不名誉なこと』 で済む話か???

世の中にはさまざまな 「処分」 や 「処罰」 といわれるものが存在するが、それら

を受けることにより 「実際に 『迷惑』 を被る人たちのことがないがしろにされたまま」

で、その当事者たちは 「不名誉なこと」 という程度で済ましてしまうことが少なくない

ようだ。

先日の某紙に 「経路ミス、乗務忘れ食事・・・バス1台運行停止」 というタイトルの記

事があったが、その内容は、


・・・・・・・ 関東運輸局は13日、川崎の市バスが運行経路ミスを繰り返していたのは

      運転手への指導が不十分なためだとして、市バス鷲ヶ峰営業所のバス1台

      を14日から20日間運行停止とする行政処分を行なった。

      市交通局によると、鷲ヶ峰など4営業所の所管ルートで今年度市バスが交差

      点で曲がる方向を間違えるといった経路ミスが相次いで発生。乗務を忘れて

      食事に行ったり、法定速度を約30キロ上回るスピードで運転したりする運転

      手もいた。また別の営業所では、運転手が乗客10人を残したままバスを降り

      るという職場放棄をしたり、走行中に携帯電話を使用していたことも発覚して

      いる。

      運輸局が昨年8月、経路ミスの目立つ同営業所の立ち入り検査を実施。その

      結果、経路や危険箇所を示した 「運転基準図」 を使わないなど、運転手へ

      の安全運転指導が不十分だったことがわかった。

      95台のバスを有する鷲ヶ峰営業所では、処分により運行に支障が出ること

      はないが、運輸局関係者は 「使用停止処分は運行者にとっては不名誉なこ

      と」 と話す・・・・・・・


というものである。

この 「川崎市バス」 については、予てからその 「運行経路ミス」 などの多さが指摘

されていることは新聞などで何度か目にしてきた。もちろん市バスの運転手も人間である

以上はミスを完全になくすことは難しいだろう。しかし、市バスの運行という公共サービス

に携わり、しかも尊い人命を預かる運転手が、「乗務を忘れ、食事をしていた」 「走行中

に携帯電話を使用していた」 「乗客を残したままバスを降りてしまう 『職場放棄』 をし

ていた」 などというのを、「やむを得ないミス」 と容認する社会はどこを探しても存在し

ないのではないか。それらは 「運転」 という職務以前に 「人間的、社会人的欠陥を

兼ね備えて?いる人間の行為」 としか思えない、とんでもなくヒドすぎるものである。

またいみじくも運輸局関係者がいうように、このたった1台の運行停止は実際のところ同

営業所にとって 「痛くもかゆくもない」 事態としか考えられず、一般市民の感覚として

は 「 『これでもか』 という感じで不祥事を続けているのに、行政処分といってもその

程度か」 と、とらえざるを得ないだろう。しかし、その 「行政処分を重くすれば結局その

ツケを支払わされるのは当の川崎市民の側である」 という矛盾が生ずることも考慮しな

くてはならず、不条理極まりないこと然りである。

結局、当事者らにとっては 「なんら実害を伴わない 『不名誉なこと』 で済まされてしま

う」 というあたりが、この種の問題の本質および核心といえるのかもしれない。


飼い犬にとって 「不名誉なこと」
とは何であるのか自問しつつも、
そこから脱却するつもりは全く
ない!?      こじろう  


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2011年01月17日

『氷山の一角』???

最初のうちは “罪の意識” とか “後ろめたさ” があっても、そのうちに 「他の人もやっ

ている」 とか 「これだけやっても見つからないのだから大丈夫」 という身勝手な理由?

をつけて 「不正行為」 をし続けるという人は珍しくないと思われる。

さて、先日の某紙に 「通勤手当もらい自転車通い・・・60万円浮かした教諭」 というタイ

トルの記事があったが、その内容は、


・・・・・・・大阪府教委は6日、自転車の利用などで通勤手当を不正受給していた教職員

      ら3人を停職20日の懲戒処分にした、と発表した。

      市教委は3人に不正受給分を返還させる方針。

      発表によると市立中の男性教諭 (51才) は2005年11月~09年7月の間、

      天王寺区の自宅から大正区の勤務先まで鉄道とバスで通勤すると届け出てい

      たが、実際は自転車で通い、通勤手当計約60万円を不正に受け取っていた。

      同様に自転車通勤していた別の市立中の男性教諭 (58才) は約11万円、

      家族が運転する車で帰宅していた市立中の女性給食調理員 (48才) は約

      14万円、それぞれ手当を不正に受給していた・・・・・・・


というものである。

こういうケースでその当事者としては、「どのみちその通勤費は支給されてもおかしくない

もので、自分自身が (苦労して) 自転車で通っているのだから問題ないじゃないか」 と

いうような反論をするかもしれないが、当然その理屈は到底通らない。

その (理屈が通らない) 根拠としては、


1. その自治体や企業によって規定の差は多少はあるにせよ、一般に通勤費というものは

   本給などとは別に “実費” で支払われるという原則があり、それゆえにその一定部

   分については基本的に “非課税扱” とされるのが普通である。

2. (勤務先に対して) 通勤費の不正請求をせずに自転車通勤などをしている民間企業

   の従業者は相当数存在するはずである。 「そういう正直な人たちが納める税金によ

   って公務員の (不正受給の) 通勤費がまかなわれている」 という矛盾が生ずるこ

   とは大変に不条理であるといえる。

3. そういった理屈が通用することになれば、たとえば 「自分が乗ろうと乗るまいと、この

   電車 (バス) はどうせ走るのだから、自分がその運賃を支払わなくても問題ない」 

   つまり、「自分だけよければ他は関係ない」 「周囲とのバランスはどうでもよい」 と

   いう、メチャクチャなことがまかり通る世の中になってしまう。


などが考えられる。

さらに今回、「その職業によって許される、許されない」 ということではないが、 「“教師” 

という聖職に就く者としてそういう行為に手を染める」 ことにはやはり大いに問題があると

もいえるだろう。この教諭ら、昨今急増してきたといわれる 「給食費未払い」 の保護者が、

極めて身勝手で理不尽な理屈を用いて支払いを拒否した際に、それに対して一体どういう

顔をして 「 (給食費を) 納入してください」 といえるのだろうかという疑問も、ごくごく普

通に生じてしまうというものだ。

また邪推ではあるが、通勤費にかぎったことではなくこういうのは、いわば 「氷山の一角」

である可能性が高い。冒頭にも述べたように 「当初は 『まずいのでは』 とも考えたが、

そのうちに何とも思わなくなって続けている」 あるいは 「どうしてそれが 『不正受給』 

にあたるのかわからなかった」 というような、「心当たりのある人」 は傷が深くならないう

ちに何とかすべきであろう。


飼い主に悟られたイタズラは、「氷山の一角」
にすぎない、と高を括っている!? 
                こじろう


     


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2011年01月16日

またもや妙な 『ランキング』???

以前 「こじろう117」・・・『ランク付け』 必要???・・・で、 「それをランク付けして

何の意味があるのか」 ということについて触れたことがあるが、先日もまた共同通信

配信の記事でその類と (個人的に) 思われるものを目にしてしまった。

そのタイトルは 「初詣のさい銭、平均149円 最も太っ腹は福井県民」 というもので、

内容は、


・・・・・・・初詣のおさい銭の全国平均額は149.3円。日本一太っ腹なのは福井県民、

      最も財布のひもが固いのは徳島県民・・・。気象情報会社 「ウエザーニュース」

      が、こんなアンケート結果をまとめた。

      「正月の過ごし方」 のテーマで同社会員を対象に調査。携帯サイトを通じて

      約1万3千人が回答した。

      都道府県別でおさい銭額が最高なのは福井県の平均238.9円で、次いで

      奈良県の208.7円、石川県200.9円の順。一番少なかったのは徳島県の

      90.0円で福井県と150円近い開きがあった。

      福井、石川のほか富山6位、新潟10位と、北陸4県が上位に入る一方、徳島、

      岩手、愛媛、山形、宮城、高知が47~42位と、東北と四国で財布のひもが

      固い傾向がわかる・・・・・・


というものである。

この調査、一応は一万を超える人が対象ということから 「さい銭額の全国平均」 などに

ついての信憑性はそれなりにあると考えてよいかもしれない。しかし、その対象者の内訳

が各都道府県でバランスがとれていたのかは不明である。したがってたとえばある県では

数千人、別の県では数十人が対象ということであれば、それぞれの県における平均額を比

較することには到底無理が生じ、正確な分析にはほど遠いということになるだろう。またデ

ータそのものの改竄などは当然ないと信じるにしても、「同じ日本人の中で県別にみて、そ

のさい銭額の平均トップの県が最下位の県の3倍近い」 などということは、どうしてもすん

なり受け入れるのが難しい。

さらには、一応この調査の都道府県別データにかかわる部分が公平で信頼できるものだと

仮定したとして、そもそも 「このようなランキング付けに意味があるのかどうか」 あるいは

さい銭額の平均をもってして 「最も太っ腹な県 (民) だ」 とか 「最も財布のひもが固い

県 (民) だ」 などという分析や評価をすることが適切なのか、も大きな疑問である。

「天下の共同通信」 によるコメントとしては、???と思わざるを得ないし、最下位の徳島

県民にとっては本当に 「いい迷惑」 「余計なお世話」 というところになろう。

“気象情報会社” は 「より正確な気象情報」 を提供することに専念してくれるのがまず

第一だと願いたい。


「オヤツの入っている袋」 のひもは
固くしないでほしい!?  こじろう

  


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2011年01月15日

『仮眠』 は逆効果???

個人的にはほとんど経験がないが、よく飲酒をした後に “仮眠” をとって自動車を運転

する人を目にすることがある。翌朝などにどうしても自動車が必要になる人たちにとって、

“運転代行” 等に依頼することができないようなときの手段として有効と思われているの

だろうが、それなりの時間睡眠をとっても結局アルコールを完全に抜くことは難しく、飲酒

検問にかかって「酒気帯び運転」 などで検挙されるケースが後を絶たないというニュース

を耳にしたことは何度かある。しかしその仮眠によって 「仮眠しないよりかえってアルコー

ルの吸収・分解が遅くなる、つまり運転上の危険度を増すことになる」 といわれれば、こ

れはこころ穏やかではいられない。

先日の某紙に 「飲酒⇒仮眠⇒運転は危険、吸収・分解遅れる」 というタイトルの記事が

あったが、その内容は、


・・・・・・飲酒後に睡眠をとると、アルコールの吸収や分解が大幅に遅れることが国立

     病院機構久里浜アルコール症センターと札幌医科大の共同研究でわかった。

     飲酒後に仮眠して運転することの危険性を裏付けるものとして注目される。

     同大で昨年3月、20歳代の男女計24人を対象に実験を実施。ビール約1ℓ

     に相当するアルコールを摂取し、直後に4時間眠った場合と4時間眠らずにい

     た場合の呼気中のアルコール濃度を調べたところ、眠った場合は眠らない場

     合の約2倍だった。同大の松本教授は 「睡眠によりアルコールを吸収する腸

     の働きと分解する肝臓の活動が弱まった可能性が高い」 と分析している。

     また同センターの樋口医師が海外の研究を調べたところ、アルコール分解後

     少なくとも3時間は運転機能が低下することもわかった。同医師は 「飲酒後

     に 『仮眠をとったら大丈夫』 と考えるのは危険。酔いがさめてもすぐには正

     確な運転ができない」 と指摘。寝不足による居眠り運転にも注意が必要な

     ため、 「飲酒後十分な時間をとれないなら運転しないでほしい」 と話してい

     る・・・・・・・


というものである。

飲酒後の仮眠につき、「単なる睡眠時間の不足」 という理由から危険であるのではなく、

運転そのものの危険度を増す、つまり完全な “逆効果” になるとすれば、それは飲酒者

およびその周囲の人たちの従来の “常識” が覆される大ごと?ではないのか。

こういうことを知ったからには、今後たとえば友人や知人の家に招かれ自動車で訪れた際 

に、 「 『うち』 でしばらく寝ていけば (酔いがさめて) 大丈夫だから、一杯やっていき

なよ」 などとアルコールを勧められても、その家人の気を悪くしないようやんわり断らない

と、「とんでもないことになる」 と自覚しなければならないようだ。


犬の世界では “常識” といわれてきた
ことを一つ一つ覆していくのを、生き
甲斐としている!?    こじろう





  


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2011年01月14日

『ルールを守らない』 から???

世の中には守るべき 「ルール」 が数えきれないほど存在するが、それを守らないことで

直接でなくても 「思わぬところで」 そのしっぺ返しを食らうことがある。

先日某紙に 「ゴミ袋になぜ免許証が・・・通報で車上狙いにアシ」 というタイトルの記事

があったが、その内容は、


・・・・・・車上荒らしで財布や現金などを盗んだとして、高知県警南国署は6日夜、同県南

     国市の会社員A容疑者 (37才) を窃盗容疑で逮捕した。

     自宅のゴミと一緒に現金以外を捨てたが、分別が不十分だったために回収されず、

     ゴミ袋に免許証が捨てられているのを不審に思った近所の人が同署に通報し、逮

     捕につながった。

     発表によるとA容疑者は昨年11月2日午前2時頃、同県香美市の駐車場で男性

     (56才) の軽乗用車から約2万円や免許証などが入った財布、小銭入れなどを

     盗んだ疑い。

     A容疑者は同月8日のゴミ収集日に盗んだ免許証などを捨てたとみられるが、11

     日になっても回収されず、近所の男性が不審に思ってゴミ袋の中身を確認。通報

     を受けた同署が袋からA容疑者宛てのハガキを見つけ、捜査していた。

     A容疑者は 「お金が欲しかった」 と容疑を認めている・・・・・・


というものである。

「今回のこと (ゴミの分別を守らなかったこと) がなければこのA容疑者が逮捕されること

もなかった」 とは言い切れない。しかし、少なくとも 「逮捕される一つの端緒」 つまり捜査

機関にとっての極めて重要な手掛かりになったこともまた否定できないだろう。証拠となるも

のをゴミ袋に入れたという浅はかさもさることながら、分別というゴミ出しに関するルールを守

らなかったということが、結局墓穴を掘ることにつながったわけである。

今回のような事例にかぎらず、日常生活の中では普通の社会人としてすべきことを怠ったり、

守るべきルールをむやみに破ったりすることで 「直接間接を問わず、いずれ何らかの報いを

受けることになる」 ことは、長く人生を続けている人なら本来はそれなりに理解できている

ハズである。しかし、実際にはなかなかどうしてそういう教訓を生かすことができないままに

同じ過ちを繰り返してしまうのがまた “人間らしさ” というものかもしれない。


イタズラが自分の仕業だとわからない
ように隠蔽工作を試みるものの、結局
見破られてしまう!?   こじろう




  


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2011年01月13日

『イライラの解消なるか』???

日頃自動車の運転に際し、もっともイライラするのはいわゆる “渋滞” に巻き込まれたとき

などであるが、それ以外にも個人的には 「なかなか青に変わらない信号待ち」 が挙げら

れる。

さて先日、下野新聞から 「信号機調整で2億6千万円の経済効果 県警試算」 というタイ

トルの記事が配信されたが、その内容は、


・・・・・・・栃木県警が県内主要幹線道路の一部区間で2010年、通勤時間帯の渋滞解消

      などを目的に、青信号の時間を長くするなどの対策に取り組んだ結果、1区間

      (平均5.4km) 通過にかかる所要時間が平均で2分40秒短縮できたことな

      どが、同県警交通規制課のまとめでわかった。

      車の燃料削減などによる年間の経済効果は2億6千万円と試算、地球温暖化に

      つながる排ガス中の二酸化炭素排出量も年間5千トンの減少と見込まれ、同県

      警は今後も交通実態に合わせた信号機規制を検討する予定だ・・・・・・


というものである。

この 「経済効果」 というシロモノについては (個人的に) いろいろと?な部分もあるこ

とはたしかであるが、それはともかくこの記事で注目すべきは 「渋滞解消などに向けた

青信号時間の見直し」 という点である。というのも先に述べたことにも関連するが、巷に

どうみてもバランスの悪い “信号 (待ち時間)” が存在するからである。たとえば、交差

点を作っている一方が主要幹線道路でもう一方が幅がせまく自動車通行量の明らかに小

さい道路のような場合はその青信号の長さにそれなりの違いがあって当然であるが、特に

そういった通行量の差がほとんどないにもかかわらず 「どういう根拠や理由でこのような

青信号の長さの差ができるのか」 と思う交差点がある。できればその待ち時間の長い方の

通行は避けたいところだが、そうもいかないとき、かつ急いでいるときには本当にイライラし

てしまうものだ。

もともとはそれなりの根拠があってそのような時間設定になったのだろうが、その後の状況

の変化なども当然考えられるわけで、ぜひ交通実態にあった青信号の長さへの対応をして

ほしいものである。


朝の散歩の際に、なかなか青信号に
ならない横断歩道はなるべく渡りた
くないと思っている!? こじろう

        


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2011年01月12日

『一つ間違えば・・・』!!!

日常のさまざまな場面で、それも自分自身の利害に関することで “勇敢なる行動” を

とらなくてはならない状況はどうしても存在するものだ。しかしその際に 「一つ間違えば、

大変なことに・・・」 ということを常に念頭においておかねばならない。

先日某紙に、「車の窓ガラス割る容疑で医師男逮捕、59才女性が取り押さえ」 という

タイトルの記事があったが、その内容は、


・・・・・・・駐車場で他人の車の窓ガラスを割ったとして、千葉東署は8日、器物破損の

      疑いで千葉市若葉区のM総合病院泌尿器科の医師Y容疑者 (44才) を

      現行犯逮捕した。同車所有の同市稲毛区の無職女性 (59才) が取り押

      さえて同署員に引き渡した。

      Y容疑者は 「以前、自分の車の窓ガラスを割られたときに走り去った車に似

      ていたのでやった」 と供述している。

      逮捕容疑は同日午前1:40頃、千葉県若葉区の駐車場で女性が駐めていた

      乗用車の運転席側の窓ガラスとフロントガラスをガラスクラッシャーで割った

      疑い・・・・・・・


ということである。

この事件に関して疑問に思うのは、この44才の医師の犯行の動機である。たしかに以前

自分の車の窓ガラスを割られたことがあるからといって、「その時の車に似ている」 という

程度の理由で他人の自動車の窓ガラスをいきなり割るなどという暴挙に出るものだろうか。

廃車済というならともかく、緊急避難的状況を除いて普通の精神状態にある人間が車の窓

ガラスを割ろうとすることは、まず考えられないといえよう。

ということはまた、さらなる疑問として、そういう 「普通でない」 状態にある (と思われる)

44才の男を59才の女性がよく 「取り押さえることができたものだ」 というものが生じてく

る。それは一般的には年齢も若く、しかも男性の方がはるかに体力的に勝っていると考えら

れるからであるが、その観念が逆転して 「取り押さえて署員に引き渡した」 というのだか

らこの59才女性の勇敢さと力強さには、「恐れ入りました」 といわざるをえないし、今回

は自らの自動車のこととはいえ、“感謝状” ものの活躍であることも否定できない。

しかしそれはそれとして、個人的に (他人事とはいえ) 心配してしまうのは、このような

ことをしようとした際に、逆に相手から反撃を受ける可能性である。イヤ可能性というよりも

今回それが (おそらく) なかったのが不思議ともいえるくらいなのだ。まさに 「一つ間

違えば・・・」 というところである。

「逆ギレ」 などということが一般にいわれるようになって久しいが、その言葉だけの問題

ではなく、自らに非があることを理解しつつも素直にそれを認めようとせず開き直って威嚇

したり暴力を用いたりすることは本来許されることではない。しかし、そういう風潮?の中

であるからこそ自らの身を守るためにその正義感を抑制しなくてはならないのは嘆かわし

いとはいえ、またやむを得ないことなのかもしれない。


飼い主に叱られた際に 「逆ギレ」
することを、もはや自らのトレード
マークと考えている!? こじろう  


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2011年01月11日

『出口がない』???

子どもの頃、自宅周辺の野山?には、よく得体の知れない洞窟のような場所があったり

したものだが、いくら冒険心旺盛な年頃とはいえ、また懐中電灯などを携帯していたと

しても、さすがに “ずんずんと” その中に入っていくにはかなりの勇気?を必要とし、

ためらうことが多かった気がする。その理由の一つに、「ほら穴やトンネル状のものに

入っていったはいいが、果たしてその出口はちゃんと存在するのか。またもしそれ (出

口) が見当たらなかった場合に、今度は最初の入口がわからなくなったり、ふさがれ

てしまったりしたらどうなってしまうのかという不安」 つまり、「閉じ込められてしまうの

ではという心配や恐怖」 があったのはたしかだと思う。

さて昨日のC新聞に 「滑り台から親子出られず。 使用禁止中、何者かが板はずす?」

というタイトルの記事があったが、その内容は、


・・・・・・ 8日午後3:50頃、名古屋市名東区の猪子石原中央公園で、40代の男性

      から 「滑り台に閉じ込められた」 と119番通報があり、消防隊が男性とそ

      の息子 (1才) を救出した。滑り台はチューブ状で修理のため出口が板で

      ふさがれていた。入口の板だけを故意に外した悪質なイタズラとみられる。

      滑り台は長さ5メートルでらせん状になっている。名東土木事務所によると、

      昨年破損が見つかったため使用禁止とし、上部の入口も板でふさいで使用

      禁止の張り紙やテーピングをしてあったが、いずれも取り去られていた。近く

      修理する予定だった。

      この日は昼ごろに 「入口のふたが壊されている」 との連絡があり、事務所

      が板を張り直して固定したが、その後何者かが取り去ったらしい。

      親子は公園に来るのは初めてだったといい、出口がふさいであることに気付

      かず、滑った後出られなくなった。同事務所によると昨年末にも同じように入

      口のふたが取られ、なかに人が閉じ込められたことがあった。事務所は板を

      再度張り直したうえで対策として金属チェーンを巻いた・・・・・・


というものである。

先述のとおり自分の経験からしても、「ある空間に閉じ込められる恐怖」 というのは並大

抵でないことが多い。まだ1才の乳幼児がどれほどの恐怖を感じたのかはわからないが、

いずれにしてもこの親子には気の毒であったとしか言いようがないだろう。

公園の遊具、特に滑り台は一般に 「小さいこども」 を主たる対象としているものである。

今回は1才の幼児なので当然父親が付き添っていたからまだよかったものの、「たとえば

もし4~5歳くらいの子どもたちだけで遊んでいたとしたらどうなっていただろうか」 という

ことを考えると (できれば考えたくないが) まずは恐ろしくなってしまう。また、その父親

にしても現代は日頃携帯電話を所持しているのが常であることから事なきを得たとはいえ、

そうでない、またまだ携帯電話が一般ではなかった時代だとしたらやはりこういう場合どう

すればいいのかと心配になってしまう。

今回の事件はイタズラによるもの、それも子どもというよりも (年齢だけは) 立派な?大

人の仕業である可能性が高いだろう。多少のイタズラ心というものは誰にでも存在するも

のであると思うが、それをイザ実行に移した際にその結果に対する責任を負えないようで

は (故意による) 犯罪となんら変わりはなくなってしまう。またこどもでもそれなりの年齢

になったら 「まさかこんなことになるとは思わなかった」 では全く通用しないのだ。

TVのバラエティ番組などでも特に出演者にイタズラを仕掛ける 「ドッキリもの」 は比較

的視聴率が高いと聞いたことがあるが、同じイタズラにしても 「誰もが笑って済ませられ

る程度」 のものを演出すべきであり、万が一の大事につながるようなモノについては厳

格なチェック体制も必要であろう。「危険ですからマネをしないでください」 というテロップ 

を流す程度では許されない場合も多いのだ。


「毒にならないイタズラ」 を心がけている
つもりの!?          こじろう



  


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2011年01月10日

『謙虚さ』 の裏側???

今年もまた新年早々、この国の行く末を案ずるような 「自らの耳を疑ってしまう」 会見に

関する報道に接することとなった。

それは先日時事通信から配信された 「 『ウソつかない検事育てる』 = 小貫新検事長

が会見 ・・・東京高検」 というタイトルの記事で、その内容は、


・・・・・・先月27日付で就任した小貫芳信東京高検検事長 (62才) が5日、記者会見

     し、「今年は検察改革の重要な年になる。第一歩として (昨年末の) 検証結果

     で示された再発防止策の実現に努力していく」 との抱負を述べた。

     小貫氏は大阪地検特捜部による一連の事件について、「自分の描いた構図が正

     しくて相手の言うことは間違いだという思い込みがあったのでは」 と言及、その

     うえで 「ウソをつかない検事を育てなければいけないと痛感した。ウソをついては

     いけないという信念が高まるまで、徹底教育をすることが大事だ」 と話した・・・・・


というものである。

昨年の大阪地検特捜部による前代未聞もいえる証拠改竄など一連の事件が、わが国の検察

組織全体への信頼を根底から覆すほどの大不祥事であったことは疑いない。したがって今回

の新東京高検検事長がその立場上、その猛省に基づき 「ニ度と同じ過ちを繰り返すことはし

ません」 という決意を一般市民に向け “謙虚に” 述べようとした意図?は、理解できないこ

こともない。

しかし、とはいえ 「ウソをつかない△△を育てる」 などという、幼稚園児や小学校低学年の

児童に対してその幼稚園や小学校が標榜するようなことを、「法の番人の最高位たる検察組

織幹部の抱負」 として聞かされた一般市民としては、それを一体どんな気持ちで受け止めれ

ばよいのだろうか。「今まで、ウソをついてはいけないという信念に欠ける検事が存在していた」

という本来あってはならないことが判明したのは事実である。その重大性を心底から認識し反

省する姿勢を明確にすることは絶対的に必要なことでもある。だが、物事はなんでもかんでも

“謙虚さ” を示せばいいというものではない。さらにいえば、その “謙虚さ” を前面に出され

ることによって、本質的なものが隠されてしまう可能性すら存在するのである。

自分およびその自分の影響力が及ぶ組織について傲慢な姿勢を出さず、欠陥や短所、弱点

などを晒すことは必要である。しかし反面、それは何か思うようにいかなかったことがあった

場合に、とりあえずの都合のよい言い訳に利用することもまた可能なのである。さらにはたと

えば (職務上) 人の上に立つ経営陣などの場合は、自分の弱みを見せたり、本音を述べて

自分の気持ちを楽にしたいと思ってもそれが許されないことも多いのである。自分自身はそれ

によって安堵や満足が得られても、その配下にいる人たちからすれば余計な不安や心配が募

ることにもなるだろうし、何より 「このような弱気なことを平気で話す人の下にいて、自分の将

来は果たして安泰なのか」 という気にさせられてはたまったものではない。

人には 「謙虚さ」 が必要なことは言うまでもない。しかし、意図されている、いないはともか

く、必要以上にそれが前面に出されてしまうことで、その裏側にあるものを見抜かれてしまう

と、それは逆効果であるどころか人間的不信感を生むことにすらつながるのである。


飼い犬にとっての 「謙虚さ」 について
考えようとする気は全くない!?こじろう

  


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2011年01月09日

『犬も食わない』 ハズなのに!!!

その程度は千差万別だろうし、またその定義?も人 (夫婦) によってさまざまであろうが、

一般的には 「 『夫婦げんか』 をしたことがない」 という夫婦はいないだろう。基本的に

毎日顔を突き合わせていれば、親子であろうと兄弟姉妹であろうと (取っ組み合いになる

かはともかく) 口論などになることがない方が珍しいというものである。しかし、夫婦のそれ

については昔から 「犬も食わない」 つまり、「放っておいてもそのうち収まるもので、他人

がいちいち口を出すものでない」 と言われてきた 「ハズ」 であったのだが・・・・

先日の某紙に 「夫とケンカの女性、車を降り常磐高速道を1キロ歩く 郡山」 というタイ

トルの記事があったが、その内容は、


・・・・・・3日午後0:55頃、福島県郡山市の常磐自動車道上り線で、女性が路肩を歩いて

     いると通行車両から福島県警に通報があり、県警高速隊が五百川パーキングエリア

     (PA) の約200m手前の地点で、茨城県ひたちなか市の無職女性 (42才) を

     発見し、保護した。

     高速隊によると、女性は夫と二人で観光旅行から帰宅する途中だった。自分で運転

     していた軽自動車の車内で夫と口論になり、車を路肩に止めて歩き始めたという。女

     性は路肩を約1kmにわたり歩いたとみられる。車内に残された夫は自分で車を運転

     し、先に五百川PAまで行っていた。

     高速隊は2人に注意したうえで帰した・・・・・・


というものである。

この夫婦の実態はよくわからないが、一緒に観光旅行をしているくらいだから日常それほど仲が

悪いようには思えないし、また先述のように夫婦げんか自体は珍しいことでも何でもない。妻と

しては夫によほど腹に据えかねることでも言われたかもしれないが、そのことで他人にあれこれ

口を出される筋合いもない。しかし、歩行が禁じられている高速道路の路肩を、しかも1kmにも

わたって闊歩し、高速隊まで出動させたことは見過ごすことはできない事実となる。(夫の年齢

は定かではないが) 40代中盤の夫婦としてはあまりに軽率でお粗末な行動であるとしか言い

ようがない。 「まさかこんなに大騒ぎになるとは思わなかった」 という言い訳も既に通用しない

年代であり、ここまでくると 「犬も食わない・・」 で済まされる話ではないのだ。

( 「こじろう117」・・・『迷惑』 この上ない???・・・参照)


たしかに 「人間のケンカだけは食べたくない」
と日頃から思っている!?     こじろう


  


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2011年01月08日

『ザ・ちぐはぐ』 ???

世の中には 「ちぐはぐ」 なことや 「そこにいかなる意味があるのか」 と思われること

を平気でする人がいるものである。

先日某紙の記事に 「初穂料から偽1万円札、松山市の神社」 というタイトルのものが

あったが、その内容は、


・・・・・・愛媛県松山市の伊予豆比命神社は3日、お守りなどの縁起物の売上金にあたる

     初穂料から、カラーコピーされたとみられる偽1万円札が見つかったと発表した。

     本物より小さく透かしもなかった。届を受けた県警が偽造通貨行使容疑で調べて

     いる。

     神社側の説明によると、1日の午前10時頃、女性職員が社務所の倉庫に保管し

     ていた売上げを勘定中に、つるつるした手触りの偽札1枚を発見した・・・・・・

     
というものである。

「偽札」 に関する犯罪は 「紙幣」 というものがこの世に出現して以来、洋の東西を問わ

ず発生してきたもので、今さらそれにまつわるニュースを耳にしたところでいちいち驚くには

値しないし、この事件?に関してそのこと自体を問題にしても時間のムダとしかいえないだ

ろう。だが見逃せないのは、「 『縁起物』 の購入に 『偽札』 を用いた」 と思われる点

である。そもそも 「お守り」 のような縁起物は、それを購入する側に 「そのご利益とか

効果を 『信ずる気持ち』 」 があってはじめて意味をもつものではないのか。つまりその

ような信心がなければまったく意味をなさないのである。したがってその購入に関しても

「信じて報われるための清い気持ちや行動」 が伴わなければならないわけで、たとえば

「偽札の使用というような反社会的行為の最たるもの」 は、そのことと真っ向から対立す

るとしか考えられないのだ。

偽札を使う人間がそれで 「縁起物」 を手に入れるのはあまりに虫がよすぎる話であり、

さらに 「ご利益を求める」 のはこの上なく無節操でもある。 これこそ 「ザ・ちぐはぐ」

と思える行為で、その心情は不可解そのものといえよう。


飼い主から見て、「ザ・『ちぐはぐ』 」
というような行動を毎日繰り返して
いる!?         こじろう

   


  


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2011年01月07日

『開いた口が・・・・』!!!(その3)

「こじろう117」・・・『開いた口が・・・・』!!!(その1) および (その2)・・・の続き

である。

三重県警津署の幹部のおよそ信じ難い行為、およびその思考回路の “異常さ” について、  

(その2) の 1. に続き、


2.  「他の署でも同じことをしている」 と話をはぐらかしている点。

    自分のことを問題にされている、あるいは追及されているときに 「他の人 (組織)

    も同じことをしている」 と話をはぐらかしたり、また矛先をそちらに向けようとするタ

    イプの人間はそれほど珍しくない。だが、かりに一時的にその目的は達せられたと

    しても、さらに実際にそういう事実 (他もしている) があるにしても、その行為は 

    「大変に見苦しい」 としか言いようがない。まして今回の件については、おそらく

    完全な 「口から出まかせ」 である可能性が高いと考えるのが妥当といえる。


3.  今回のような行為が身内だけに対する姿勢からとはとても思えない点。

    この幹部。現在50才ということだが、今までもこういう感覚を有しながら警察業務

    に取り組んできたとして、「よく “幹部” と称されるような地位に昇りつめることが

    できたものだ」 と、ある意味感心?せざるを得ないほどだ。もっとも、「警察組織

    (のノンキャリアの世界) ではこういうタイプの人が出世するのがあたりまえ」 だ

    と言われれば、外部のものがあれこれいう筋合いではない。警察内部にどのよう

    な体制や構造が存在しようとそれは部外者には関係の無いことだからだ。

    しかし、もしこういう感覚を有したまま日頃あるいは今までも 「一般市民に接して

    いる」 としたらそれは一転、決して見過ごすことのできない事態となってしまう。

    同県警OBが言うような 「感心しない」 どころの 「のんきなレベルの問題」 では

    なくなってしまうのだ。もっとも、身内に対してこういうメチャクチャともいえることを

    平気でするような人間が、一般市民に対してだけ良識的な対応をするとはとても

    思えないので、表面化していないだけで、おそらく 「人権に対する配慮も何もあっ

    たものではない」 と思える捜査や取り調べなどが今まで相当に行なわれてきた

    ことは想像に難くない。


4.  三重県警 (津署) の問題意識の低さと認識の甘さについて。

    今回の人権蹂躙ともいえる大ごとに対し、三重県警として、現在鋭意調査中だとか

    対応を緊急協議しているという雰囲気は伊勢新聞の記事からは全く感じられないが、

    この大問題をある意味では 「体面を極めて重んずる警察組織」 が (伊勢新聞が

    いうように) “放置” してしまっていいのだろうか、と余計な心配をしまう。

    さらに、この50才の幹部一人の問題ならともかく、もし本当に県警として組織ぐるみ

    で行なわれていることだとしたら、どれほどの大騒ぎになるのか想像もつかないほど

    ではないのか。それともやはりOBがいうように 「感心しない」 程度にしかとらえな

    いのが 「警察という組織」 の普通の感覚なのだろうか。


民間の企業・組織の場合には、世間的に認められない “非常識なこと” や “とんちんかん

なこと” を内部の人間が行なえば、それが即、企業・組織全体の首を締めることになるのは

明らかである。しかし、警察組織のようなところでは、その組織に属する個人にとって “自業

自得” となることはあっても、組織の存立を揺るがすような事態はまずありえない。それゆえ

その分、組織全体として民間以上の 「まともな感覚」 を有することが求められることは言う

までもないのだ。


「飼い犬としての 『まともな感覚』 とは」
ということを、自問自答していくつもりは
全くないように見える!?    こじろう




   

     


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2011年01月06日

『開いた口が・・・・』!!!(その2)

「こじろう117」・・・『開いた口が・・・・』!!!(その1)・・・の続きである。

(その1) では、伊勢新聞から配信された記事から、三重県警津署の幹部 (50才) が

独身寮に住む同県警の男女署員の部屋に合カギを使って無断に入り、勝手に持ち物検査

などを行なっていたこと、およびそのことについてその幹部が悪びれることなく、「親が子ど

もの部屋に入るのと同じことで、何が悪いのか。同県警の他の署でも同じことが行なわれて

いるはず」 という趣旨のことを平然と言い放っていることの “異常さ” について紹介した。

今回はその詳しいところを検証してみたいと思う。


1. この幹部による 「親が子どもの部屋を見るのは当然」 という言い分について。

   その年齢にもよるが、一応自分の部屋をもつような年頃の子どもであるとすれば男女を

   問わず、また実の親といえども、勝手に部屋に入るのはやはりマナー違反、ルール違反

   である。その子どもに対して何か特別な心配事でもある場合は別として (もっともその

   場合は無条件に一人部屋を与えること自体に問題があるが) 一旦一人部屋を与えた

   以上、たとえ自分の子どもといっても、そのプライバシーや 「人としての尊厳」 はしっか

   りと尊重すべきである。特別でやむを得ない事情もないのに、 「親が子どもの部屋を

   見るのは当然」 などという前時代的で傲慢な考え方をする親にかぎって平気で子ども

   を虐待する蓋然性は高いだろう (といっても、何か突発的事態が起きた、あるいはその

   可能性がある場合はもちろん話は別である)。

   さらにこの幹部、「そもそも署員らの親でも何でもない」 のである。自分で勝手に 「親

   のような存在」 と思い込むのは結構だが、それを前面に出されては若い署員らにとって

   は大変迷惑な話である。本来 「実の親のような存在」 というのは、「子ども (の立場) 

   の側」 からいうことで、「親 (の立場) の側」 からいうことではない。今回の件一つ

   だけをとってみても、この幹部に 「親のような存在になる資格は全く存在しない」 と、

   はっきりいえるだろう。


以下、この幹部のさらなる問題点および三重県警全体のこの件に関する認識の甘さなどに

ついては 「こじろう117」・・・『開いた口が・・・・』!!!(その3)・・・でまとめることとした

いと思う。


飼い主を 「自分の親 (のような存在) 」
と思っているかどうかについては明確
な言及を避けている!?  こじろう

   

     


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2011年01月05日

『開いた口が・・・・』!!!(その1)

「開いた口がふさがらない」 という事件?や行動は、「こじろう117」 でも数え切れない?

ほど取り上げてきたつもりだが、今回のそれはその中でも1~2を争うほどそのインパクトの

強いものである気がする。

昨日伊勢新聞配信の記事に 「津署の幹部 独身寮を無断で検査 女子寮も」 というタイ

トルの記事があったが、その内容は、


・・・・・・・三重県警津署の幹部 (50才) が、合カギを使って独身男子や女子署員の部屋

      を無断で開け、持ち物検査や点検などをしていたことが、先月31日までにわかっ

      た。この幹部は 「自宅訪問。親が子どもの部屋を見るのは当然。他にもやってい

      る署があるのでは」 と話している。

      同幹部が独身の男子や女子署員の宿舎を訪れ、不在の場合は合カギを使って検

      査・点検していたのは平成22年の8月頃。本人に無断で持ち物検査をしたため、

      女子署員間では特に不快感を呼んだ。特定の署員を狙い撃ちしたわけではないた

      め職務として実施した色合いが濃い。だが容疑者でも令状がなければ家宅捜索が

      できないのに、身内とはいえ無断で部屋内に立ち入っては、人権思想は無いに等

      しい。

      この幹部は 「他にも行なっている署があるのでは」 と県警総ぐるみで独身署員の

      部屋を点検しているかのように話をはぐらかした。「他でもやっているのなら、どのく

      らいの署がやっているのか」 と訊くと、「おたくに言う必要はない」 と気色ばみ、

      取りつく島もなかった。

      複数の県警OBは 「問題のある署員の部屋ならともかく、しらみつぶしというのは

      感心しない。第一、そんなことを許す署長はどの署にもいないはずだ」 「そんな話

      は聞いたことがない。人権の観点からもまずい」 と当惑気味だった。

      同幹部は今月3月まで消費者庁発足に伴って強化された県交通安全消費生活室

      に2年間出向しており、県警を背負う形でオレオレ詐欺や暴力金融などの消費者

      問題にあたっていた。

      県警本部警務課や監察課は 「調べて報告する」 とは言ったものの、放置したま

      まで本紙に回答することはなかった・・・・・・


というものである。

県警本部からの (伊勢新聞社への) 正式な回答がないままなので、何ともいえない部分は

たしかにあるだろう。しかし一般社会では “言語道断” としてその当事者が徹底的に糾弾さ

れておかしくないようなことが、既に (警察) OBである人によるものとはいえ、「感心しない」

とか 「人権の観点からも 『まずい』 」 などという 「お気楽発言」 で済まされてしまうのを

「まあ、 『さすがに』 警察組織だから仕方ないか」 と聞き流すしかないのであろうか。

この三重県警幹部のまさに 「開いた口がふさがらない」 ともいえる行為およびその後の発言

の “異常さ” については、『開いた口が・・・』!!!(その2)・・・でこの続きとして触れるこ

とにしたいと思う。


自分の部屋に飼い主が勝手に?入り、点検
や掃除などされることを最も嫌がる!?
               こじろう



  


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2011年01月04日

『ここまでやる』 とは!!!

新年早々、「うーむ。そこまでやるか」 と (本来全く関係の無い自分が ) 思わず赤面?

してしまうような話題を見つけてしまった。

それは某紙の 「 『ガッキーです・・・』 自民・谷垣氏、肉声の着ボイス」 というタイトルの

記事によるものだが、その内容は、


・・・・・・・堅苦しい党のイメージを少しでも和らげたいと、自民党は携帯電話サイトで谷垣

      総裁と大島副総裁の肉声による 「着ボイス」 のサービスを始めた。

      メールの着信通知、電話の着信通知、目ざまし音の3種類。サイトに接続すると

      谷垣氏が 「ガッキー (谷垣氏のこと) です。メールが届いたぜ」。大島氏が

      地元の青森弁で 「はいはいリモリン (大島氏のこと) だ。はやぐ電話さ出ね

      ば悪いだ」 などと話す声をダウンロードできる。

      谷垣氏は 「自分の声を聞くとなんか冷や汗が出る」 と感想。

      党内には 「ここまでやるとは」 との受け止めもあるが、評価はいかに・・・・・


というものである。

「ボクも 『ガッキー』 です」 と 「谷ガキ氏」 に言われれば、「イヤ、違うよ」 とはたしか

にいえない。だがそれでも元祖?ガッキー、およびその支持者からすれば気持ちはよくない

だろう。ただ一応まだこちらは許せる?として、問題は大島副総裁の方である。

そうでなくても 「怖い顔のおじさん」 として、党の要職にありながらTV画面など、なるべく

表に出ないでほしい」 とまで言わしめた 「例の方」 である。いくらその名前が 「理森」

(ただもり) でも、自ら 「リモリン」 はないだろう。(堅苦しい) イメージを和らげるという

より、もはや 「 (当世風の意味で) キワモノ」  としてしか受け止められないのは自分

だけであろうか。

歴史的政権交代以来、現政権党に対する支持が下降の一歩をたどっている反面、国民の

支持を取り返してしているかに見える “野党第一党” ではあるが、それは自らの力で挙 

げた 「得点」 ではなく与党側の 「失点」 によるものが大きい、つまりいわば 「敵失」 

に乗じているに過ぎないという見方が一般的だろう。イメージ戦略もたしかに無視はでき

ないがせめてもう少しセンスのあるものを考え出すことはできないのだろうか。身内から

すら 「ここまでやるか」 といわれているようでは、「逆効果」 は必至のような気がしな

いでもない。

「 『オジサン (おじいさん) 』 が若ぶってそのまま時流に乗ろうとしても、所詮は嘲笑

あるいは冷笑の的になるのが関の山である」 のは、政治家の先生方以外のほとんどの

人にはわかりきったことなのである。


「ここまでやるか」 と飼い主に言わせる
ことを誇りに思っている!?  こじろう
 
   


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2011年01月03日

『ドライバーの資質』 が試される???

市街地で自動車を走らせている際、サイレンを鳴らしている緊急自動車 (救急車やパトカー 

など) に出くわすことはそれほど珍しいことではない。進路をゆずるべく自車両を停止など

させるのは当然だが、それにしてもそのタイミングや場所などを瞬時に判断するのはなかな

か難しいところがある。というのも自分の自動車一台だけのことではなく、周囲の車両の状

況にも合わせる必要があるからだ。なかにはピントのずれたことをしたり、徐行や停止など

一切しようとしない車両もあり、「ヒヤリ」 とさせられる場面を今まで何度も目にしてきた。

いずれにせよ、緊急自動車が接近する際はそれなりに緊張し、いろいろと神経を遣わされ

ることはたしかである。

さて、先日某紙に 「警察車両衝突事故で3人ケガ、事故処理向かう途中」 というタイトル

の記事を見つけたが、その内容は、


・・・・・・・12月29日午前11時20分ごろ、秋田県湯沢市の国道で交通事故処理に向か

      っていた湯沢署男性警部補 (46才) の警察車両が乗用車に衝突した。乗用

      車は玉突き状態で停止していた郵便車両にぶつかった。

      同署によると、警察車両はサイレンを鳴らし赤色ランプを点灯させて赤信号の交

      差点に侵入し、青信号で右から進んできた乗用車の側面に衝突した。乗用車を

      運転していた同市の自営業者 (59才) と助手席の妻 (54才)、郵便車両の

      男性職員 (22才) の計3人が首や腕を打ち、市内の病院に運ばれた。警察

      車両の警部補ら2人にケガはなかった。

      道交法は緊急自動車が接近した場合は一般車両に一時停止や進路をゆずるこ

      とを義務付けている。一方、秋田県警の内規では緊急走行の際は十分注意を払

      って進むよう定めている。

      警察車両が当初向かった交通事故は約10分前に発生。乗用車同士の正面衝突

      で運転していた同市の男性2人が重傷を負った。事故処理は別の署員が対応した

      ・・・・・・・


というものである。

この記事を読んでまず感じるのは事故の当事者、特に警察側にとって 「やっかいな事故だ」

ということである。詳しい状況は不明とはいえ、普通に考えてこの事故の過失割合は乗用車

側の方が高いといえると思うが、逆に負傷しているのもその加害者?側であるからだ。まあ、

この事故の処理に関しては当事者たちに一任?するとして、考えさせられるのはいつ自分が

同じような事故に巻き込まれてもおかしくないということである。

その根拠の一つは、先述の通り緊急自動車の接近に対して、いくら自分が法令に従った手順

をとったとしても、周囲に今回の記事の当事者のような自動車があればそれが無意味になる

ことがあるからだ。

実は先日、ある通りで後方から救急車がサイレンを鳴らして接近してくるのに気付いたため、

即座に徐行し停止しようとスピードを落としたところ、すぐ後ろについていた中年?女性の運

転する自動車が (当方が減速したことに腹を立てて?) なんとクラクションを鳴らし、平然

と追い越していったのである。結局その自動車はその後ほんの少しの間とはいえ、救急車の

進路を妨げるような格好になっていたが、このような自動車がたとえ一台でもあると大変にそ

の周辺の危険度が増し、事故発生の可能性が高くなるのは間違いない。

また緊急自動車自体も、「これから交差点に進入します」 というアナウンスが一般にあり、

減速しているとはいえ、半ば強引とも思えるような状態で赤信号を直進するのを目にしたこと

がある。日常、自動車の運転にかぎらず歩行者であろうと自転車に乗っている時であろうと、

たとえば “信号” というのは絶対的存在である。緊急自動車が登場するのはまさに予期

せぬ一瞬のことであるため、心の準備が何もないままその “信号ルール” の前提が崩れる

ことになり、さらには周囲の自動車と瞬時に連携をとらざるを得ないことも加えれば、その時

こそ、「良識あるドライバーであるかどうか資質が問われる場面」 といえるだろう。 「運転

が上手いか下手か」 はそこで決まるといって過言ではないのだ。


緊急自動車が自宅近くを通過するたび、
そのサイレン音に合わせて周囲に注意
を呼びかける咆哮を放っている!?
             こじろう

  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(0)ペット

2011年01月02日

『かみつき 警察官』!!!

人間による (凶器を用いない) 暴力といえば、「なぐる・ける」 というものが一般的?で

ある一方、イヌやネコのそれは 「かみつき」 が普通であると、個人的には今まで勝手に

思い込んでいた、が・・・・

先日の某紙で 「書店で盗撮、従業員にかみつく・・・警官罰金40万円」 というタイトル

の記事が目についた。その内容は、


・・・・・・女性のスカート内を盗撮したとして、飯塚区検は先月28日福岡県警小倉署の

     巡査長N容疑者 (26才) を県迷惑行為防止条例違反 (盗撮) と傷害罪

     で飯塚簡裁に略式起訴した。

     同簡裁は同日、罰金40万円の略式命令を出した。

     起訴状によると、N容疑者は先月17日午後7時過ぎ、同県直方市の大型商業

     施設内の書店で本を立ち読みしていた女性の背後から、カメラ付き携帯電話で

     スカート内を撮影、さらに犯行を目撃して取り押さえようとした同施設の従業員

     男性 (62才) の右腕に2回 「かみつき」、軽傷を負わせたとされる。

     犯行時は非番だった・・・・・・


というものである。

このN容疑者、たしかに現役の警察官のようだが、今回は非番の際のことでありその職業

との関連をクローズアップさせるのは (タイトルはともかく) 適切ではないだろう。しかし、

自ら暴力を仕掛けたのではなく、「取り押さえられそうになった状態からの抵抗」 であるこ

とから考えてわからないではないとしても、やはり 「かみつき」 という暴力の手段はあま

りその例を見ないような気がしてしまう。もっとも 「暴力」 という非人間的、非社会的行為

に本来 「手段も何もあったものでない」 とは思うが、それでも昨今、こういった一方的暴力

行為を 「街なかでいつ受けることになるかわからない」 とすれば、それに対して 「防御」

しなくてはならないという意味では、一応その 「攻撃パターン」 をある程度予測できるよう

な一般的な?もの、つまりせめて 「なぐる・けるという類のもの」 にしてほしいところではな

いだろうか。


「かみつき」 に関しては誰にも?負けない
自信があるが、その能力を発揮する機会
がないことを残念に思っている!? 
                こじろう

   


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(0)ペット