2011年09月30日

確認の 『タイミング』???

「不審に思うことを関係機関や関係者に確認する」 。簡単なようで、その 「タイミングが

ズレた」 ことによる詐欺被害が後を絶たない。

昨日某紙に 「 『あなたの口座を凍結します』 警察官名乗り、800万円詐取」 という

タイトルの記事があったが、その内容は、


・・・・・・・・ 警察官や銀行関係者を装い 「残高を預かる」 とウソをついて高齢女性か

       ら現金800万円をだまし取ったとして、警視庁池袋署は詐欺の疑いで横浜

       市の無職W容疑者 (20才) と、事件当時19才だった男 (20才) を

       逮捕した。

       逮捕容疑は6月下旬頃、東京都豊島区の無職女性 (88才) 宅に、「川

       崎警察のヤマモト」 を名乗って電話をかけ、「ある事件の家宅捜索で見つ

       かった通帳からあなたの名前が出てきた。口座を凍結する」 とウソの説明。

       その後、銀行協会の担当者を名乗り 「新しい口座を作るため、残高を預か

       る」 と言って現金800万円をだまし取ったとされる。

       不審に思った女性が銀行に問い合わせて気付き、同署に届け出た・・・・・・

       ・・・・・・・・・・・


というものである。

今回の容疑者の二人。自分の意思によるものか、あるいは背後にいる極悪人の指示に

より手先としてこういう行為に手を染めたのかは定かでないが、いずれにしてもまだ20

才。成人しこれから本格的に社会に出ていくという、本来は人生で最も大事な時期に、

よりによって 「人をだます」、 それも90才近い高齢者を相手に詐欺をはたらくような

ことが生業だとしたら、これはもう哀れとしかいいようがない。これまでどのような環境

で育ってきたのか知らないが、まさに 「かわいそう」 の一語に尽きるというものだ。

さて、それはそうとまたもや 「典型的詐欺」 に見事に?高齢者がひっかかってしまっ

たこの事件。警察等の関係機関による必死の?啓蒙?も虚しいばかりであるが、いつ

も不思議なのは 「不審に思って (金融機関などに) 問い合わせや確認をするのが

どうして “事前” でなく、 “事後” になってしまうのか」 ということだ。詐欺に遭った

ことにずっと気付かないままということならともかく、どうせ疑う (不審に思う) のであ

れば、だまされる前のタイミングで確認すればいいのではないかということである。

もっとも詐欺被害にかぎらず 「あの時に気づいていれば、こんなことにはならなかった

ハズ」 ということは、ほんの些細なことを含め日常茶飯事的に起こっている現実を思え

ば、それもいたし方ないということなのだろう。


大嫌いな予防接種。飼い主の甘い言葉に
だまされ、動物病院に連れて来られたこ
とに気づき、「なぜ事前に疑わなかった
のか」 と後悔する!?   こじろう  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(4)ペット

2011年09月29日

お茶は 『自分で』???

今から30年ほど遡れば、「職場で黙っていても、朝一番にお茶が自席に出されている」

というのはたしかによく見られる光景だった・・・。

さて昨日某紙に 「お茶くみ専門職員、人件費60万円・・・宮崎県議会」 というタイトル

の記事があったが、その内容は、


・・・・・・・ 宮崎県議会が常任委員会や特別委員会に出席する議員や県幹部にお茶を

      出すため、日雇いで職員を雇用していることがわかった。

      九州・山口の9県議会では宮崎だけで、県議会事務局は 「長丁場の議論に

      なるので飲み物は必要。事務局の職員では手が回らない」 とし、継続する

      方針を示している。

      議会事務局によると、県の5常任委員会と3特別委員会で原則1人を雇用し

      ている。身分は委員会の開催日のみ従事する 「日々雇用職員」 で、出席

      した議員と県職員へのお茶出しが主な業務。日当は5650円で、常任、特

      別両委員会は年間約100回程度開催されるため、人件費は計約60万円と

      いう。さらにお茶代年間約9万円も公費で負担しているという。

      九州・山口の他の県議会ではこうした職員の雇用はなく、議会事務局の職

      員らが、お茶やペットボトルを出している。長崎県議会では冷水器とコップを

      委員会室に持ち込み、必要な議員が自らついでいる。熊本県議会では議員

      による香典等の積立金から茶葉代を支出している・・・・・・・・・・・・・


というものである。

「長丁場の議論には飲み物が必要」 と言われれば否定はもちろんできないが、だから

といって 「県の委員会の給茶のためだけに年間60万円もの経費を計上して構わない」

に直結もしないだろう。飲み物が必要なら他県のように冷水器を持ち込んだり、個人的

にペットボトルを持ち込んだりすれば済むだけのことだ。数十年前であれば、一般企業

でも正規職員であるか否かは別として 「お茶入れ、コピーとり専門」 という職員はそ

れなりにいただろうし、古参のオヤジ職員ともなれば家庭と同様に 「お茶は自分で入

れるものでなく、当然別の人が入れてくれるもの」 という感覚が通用していただろう。し

かし、今やそういうズレた感覚のオヤジ職員は民間では真っ先に淘汰される時代であ

る。加えて、飲み物の嗜好も多様化している中、お茶よりも自分で持参したペットボトル

飲料を口にしたいという人も多いのではないか。

さらには、「年間で60万円」 という金額が大きいか小さいかについての議論はともかく

イマドキそれを堂々と予算として計上できる感覚自体が問題だろう。三代前の知事が在

任中のN野県のように、「食糧費や交際費が湯水のごとく使い放題」 という時代はとう

に過ぎ去っているのだ。

宮崎県といえばつい今年の2月まで、事あるごとに 「公費削減」 を訴えたイメージの

強い?人気改革派?知事が在任していたが、その同じ場所でこういった一般市民感覚

からして 「イマドキ首を傾げざるを得ない、筋の通らぬムダ使いが公然と行われている」 

ことは、皮肉としか言いようがないかもしれない・・・・・。

( 「こじろう117」・・・『飲み物』 は自分で???・・・参照)


自分の 「水飲み容器」 が空になっている
のに、飼い主が気付いていないことで迷惑
を被っている!?       こじろう  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(0)ペット

2011年09月28日

“警鐘” が逆効果???

世の中にはさまざまな “警鐘” や “警報” といったものが存在するが、それが頻繁

すぎると効果は半減・・・どころではないようだ。

昨日某紙に 「ピンポンパンポンにビクッ・・・豪雨災害の十津川村」 というタイトルの

記事があったが、その内容は、


・・・・・・・台風12号で大きな被害の出た奈良県十津川村が被災後、防災無線の放送

      に慎重になっている。

      「ピンポンパンポン」 で始まるメッセージは村内の重要な情報伝達手段とし

      て親しまれてきたが、災害当日この音が繰り返し流されたため、「あのメロデ

      ィを聞くと豪雨や濁流を思い出す」 との声が上がっていた。

      村によると防災無線は1981年に導入。村役場の放送室から村内10か所

      に設けられた屋外スピーカーと全約2000戸に置いた屋内ピーカーを通じて

      ダムの放流や大雨警報などの情報を伝えている。被災前の放送回数は一

      日に2~3回だった。

      ところが台風12号が最接近した4日には放送回数が一日に36階に激増。

      避難指示や消防団の招集など昼夜を問わずに 「ピンポンパンポン」 と

      臨時放送が繰り返された。5日には20回、6日には14回の放送があり、

      以降はほぼ10回程度放送が繰り返されている。こうした状況に住民から

      「放送開始音を聞くと、ビクッとしてしまう」 との声が上がった。

      村は 「今後は住民の感情に配慮しながら放送を続けたい。しかし、本当

      に命にかかわる情報は時間に関係なく放送する」 としている・・・・・・・

      ・・・・・・・・・・・・


というものである。

都市部では聞き慣れない大音量で?あちこちのスピーカーから流れる放送。農村を

訪れた際にたしかに自分自身も耳にしたことが何度かあるが、何かほのぼのとした

地域の人々の絆のようなものを感じたものだ。

さてそれはそれとしてこのような警鐘や警報などは、やはり 「本当の緊急時」 に

出されるからこそ効果的というものだろう。頻繁に注意を促すのも時には必要だが、

その場合は一般にそのぶん、どうしても 「対処する際の真剣度」が弱まるのは否定

できない。

災害発生時などの放送にかぎらず、日常の中でたとえば上司から部下、親から子に

対して指導や注意、叱責するようなケースでも、「ここぞ」 という場面で行うからこそ

効果があるのは疑いない。始終発せられる “小言” を聞かされれば、その心中は

「もう、うんざり」 で占められるのが関の山だろう。


飼い主からの “小言” には、耳を
閉ざすことにしている!? こじろう

   


Posted by こじろう117 at 00:08Comments(0)ペット

2011年09月27日

“紳士の仮面”???

男性を評する際に 「紳士である」 とか 「紳士的だ」 といういい方を日常、極めて

頻繁に耳にする。

さて昨日某紙に 「 『ソフトヤミ金』 紳士の仮面」 というタイトルの記事があったが、

その主な内容は、


・・・・・・・・ 従業員約10人の会社を経営するN市の50代女性のところに1通のDM

       が届いたのは昨年7月。「低利」 「無担保」 での融資をうたっていた。

       その後当面の資金繰りのめどが立たなくなったため、保管していたDM

       の業者に電話し数日後、駅前の待ち合わせ場所に男 (28才) が現れ

       た。物腰が柔らかく、短髪で紳士的な印象。大きなカバンを持っており、

       そこには常時400~500万円が入っていると言った。

       女性が100万円の融資を依頼すると、男は 「まずは30万円で。長くお

       付き合いしたいので (あなたは) 信用をつけてください」 と丁寧に話し

       た。 「30万円ならいいです」 と断ったが、男は 「とりあえず今日は借

       りてください」 と言い、その場で30万円から15日分の利息として16万

       8千円を差し引いた13万2千円を女性に手渡した。法定の上限金利であ

       る 「1日当たり0.3%」 の28.3倍にあたる法外な金利だったが、無審

       査、無担保だったこともあり、女性は 「それほど高いとは思わなかった」

       という。

       ただ、契約を交わした後、男がDMを回収し、借用書の控えを渡さずにそ

       そくさと立ち去った様子が気になっていた。数日後、消費生活センターに

       相談すると、無登録で法外な融資をする 「ヤミ金融」 の手口だと説明

       を受けた・・・・・・・・・・・


というものである。

「店舗などでもなく単なる待ち合わせ場所に現れた男にいきなり30万円の融資?を

受け、しかも実際の受取額は半分以下で借用書の控すらない」 と聞けば、これはま

さしく 「ヤミ金融」 の類以外の何物でもないとしか言いようがない。この男、その後

結局出資法違反 (高金利) 容疑で逮捕されたらしいが、この50代会社社長という

女性側もただ単に 「 “被害” に遭った」 では済まされず、いくら切羽詰まった状況

であったとはいえ、経営者として  “軽率” の誹りはやはり免れないというものであ

る。

さてそれはともかく、某紙記事のタイトルにもある 「紳士 (的) 」 という言葉。この

女性が信用した根拠に一つにも 「 (男は) 短髪で “紳士的” な印象」 というの

があるが、人が一般に何を以って 「紳士 (的) 」 と判断するのかは大変興味深い

ところである。特に女性から見た場合にはまずその容姿や身なり、醸し出している雰

囲気といったものが “紳士” であるかどうかの基準に大きい部分を占めるかもしれ

ないし、実際その通りであることも少なくないだろう。しかし、男性側からすればあえ 

て自分を “紳士 (的) ” に見せようとすればするほど、その薄っぺらさが際立って

しまうことは間違いないようだ。


「犬として “紳士” であろうとする」 こと
にはもはや興味のない!?     こじろう  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(2)ペット

2011年09月26日

ついに実現 『タイムマシン』???

この世にあればよいと思うものの一番手に 「タイムマシン」 を挙げる人は少な

くないだろう。かくいう自分自身もその一人であるが、そのタイムマシンに関して

極めて興味深い記事が先日某紙に出ていた。

そのタイトルは 「光速超えるニュートリノ 『タイムマシン可能に』 専門家ら驚き」

というもので内容は、


・・・・・・・名古屋大などの国際研究グループが23日発表した、ニュートリノが光

      より速いという研究結果。光より速い物体が存在するということになれ

      ばアインシュタインの相対性理論で実現不可能とされてきたタイムマシ

      ンも可能になるかもしれない。これまでの物理学の常識を超えた結果

      に専門家からは驚きとともに徹底した検証を求める声が挙がっている。

      「現代の理論物理がよって立つアインシュタインの理論を覆す大変な

      結果だ。本当ならタイムマシンも可能になる」 と東大の村山斎・数物

      提携宇宙研究機構長は驚きを隠さない。

      アンシュタインの特殊相対性理論によると、質量のある物体の速度が

      光の速度に近づくとその物体の時間の進み方が遅くなり、光速に達す

      ると時間は止まってしまう。

      光速で動く物体の時間が止まった状態だとすると、それよりも速いニュ

      ートリノは時間を遡っているのかもしれない。すると過去へのタイムトラ

      ベルも現実を帯び、時間の概念すら変更を余儀なくされる可能性もあ

      る・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

研究内容そのものについての専門的なことは、いくら丁寧に説明されても自分

自身に理解できる部分は極めて少ないだろう。さらにもし本当にタイムトラベル

が理論上は可能であるとされたとしても、それが実現される時点で存命してい

る現代人が皆無なのもまず疑いない。

だが、それはそれとしてこのトラベル (マシン) 。その存在と使い道を想像す

るだけで心が躍りこの上なく楽しくなってしまうから不思議である。

タイムトラベルで望むことはもちろん人それぞれだ。数字選択式の宝くじの当選

番号や為替・株式の動向を知って大儲けしたいと思う人。ある時点から自分の

人生をやり直したい人。愛する人が自分と出会うまでにいかなる人生を送って

きたのか垣間見たい人。逆に憎らしくてたまらない人の過去の失態などを見て

溜飲を下げたい人。その使い道は到底数え切れない・・・・・・。

と、夢は膨らむばかりだが、一般に人生においてはプラスマイナスの収支は釣

り合うもの。 「どうしても知りたいこと」 のほとんどは 「知らない方がよかっ

たこと」 でもあることを忘れてならないのは言うまでもない。


タイムマシンがあったら、別の飼い主
で犬生をやり直したいと考えている
!?          こじろう







      

        


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(2)ペット

2011年09月25日

『ここだけの話』???

先日あるものを購入する関係で、某社の営業担当者と話をする機会があった。特に

日常的に取引をするような間柄ではないが、そこは海千山千の営業マン。商品その

ものについてはもちろん、付随的な購入メリットの説明にもよどみがなく、お客側の

購入意欲をグイグイと掻き立てていくさまは見事ともいえる。

ところがある程度話を訊き、イザ 「それではその商品にしようか」 と決心しかけた

直後に 「 “例” のひとこと」 を耳にするにあたり、その気持ちがまた薄れること

になってしまうから事は複雑である。

その 「 “例” のひとこと」 とは 「実は、ここだけの話なのですが・・・」 という、

ごくありふれたものだ。一口に 「ここだけの話」 といっても、もちろんその場に応

じていろいろな意味が存在するが、商談などでは 「お客様だけに特別な配慮を

させていただきたいのですが、このことが他に漏れると大変なことになるので、決

して他言されないようにお願いいたします」 というニュアンスでの遣い方が少な

くないと思われる。

ここでの 「他に漏れると・・・」 の “他” とは、他の顧客を指す場合もあれば、そ

の担当者の上司や組織を指す場合もあるだろう。が、いずれにしても 「お客様だ

けのために私がそれなりのリスクを背負います」 ということを主張したいのはほぼ

明らかである。このひとことを耳にすることは日常 (少なくとも自分自身について) 

意外に少なくないし、それに対する解釈もその時々によってさまざまではあるが、

むしろ逆効果になることの方が多い。それはすでに特別な間柄である場合はとも

かく、それこそ “他” の顧客にも同様のことを言っている可能性が十二分に考え

られる、というよりも、そもそもそのひとことは担当者レベルか部署レベル、あるい

は企業レベルで元々マニュアル化されてるとすら思われ、それまでの誠実になさ

れてきた説明の部分ですら急に空々しいものに聞こえてしまうからである。

営業する側としては当然、金額的なことであれ付随的なことであれ、その顧客の

ためだけの独自のメリットを強調することが原則でありまた必要である。だが、こ

このような 「あなただけは特別・・・」 というニュアンスは、時には絶大な効果を

もたらす可能性がありうる反面、逆にそれだけで相手の気持ちを急激に冷めさせ

てしまう蓋然性も高く、まさに “両刃の剣” となりうるものである。

商品の購入やサービスの提供時にかぎらず、日常の様々な場面、ことに男女間

に関して 「あなただけは特別・・・」 というような言い方を耳にしたときは、特に

要注意であるが、それについてはまた機会を改めて触れることにしたいと思う。


飼い主宅の 「ここだけの話」 を
盗み聞きしては、余計な心配を募
らせている!?    こじろう


  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(0)ペット

2011年09月24日

『アルコール』 と言っても・・・!!!

いわゆる “酒” のことを、たとえば 「ソフトドリンク」 との区別で 「アルコール」

と呼ぶことはたしかに多い。

さて昨日某紙に 「酒代わり 受刑者消毒液飲む」 というタイトルの記事があったが、

その内容は、


・・・・・・・ 広島刑務所の50代の受刑者男性が昨年11月、インフルエンザ対策とし

      て設置されていた消毒用アルコールを飲んでいたことが21日、同刑務所

      への取材でわかった。刑務官がアルコール臭と受刑者が酔って顔を赤くし

      ていることに気づき、 「酒の代わりに飲んだ」 と認めたという。

      同刑務所によると、受刑者は食堂に設置された手指の消毒液を 「理容器

      具の消毒用」 として刑務官から借り、一部を原液のまま隠れて飲んだとい

      う。

      同刑務所は受刑者を 「飲酒」 したとみなして独居房生活の懲罰処分を

      課した。また刑務所では消毒液の設置場所からの持ち出しを禁じているた

      め、消毒液を貸した刑務官は注意処分とした。

      受刑者による消毒液の 「飲酒」 は今年2月、堺拘置所でも発覚している

      ・・・・・・・・・・


というものである。

自分自身はいわゆる 「酒飲み」 ではないが、いずれにせよ 「消毒用のアルコール」 

つまり 「アルコールの原液を直接口に入れる」 など、考えただけで具合が悪くなって

ってしまうというものだ。それはあたかも (生食用ではない) 生肉に全く熱を加えない、

つまり煮る・焼くなどを一切しないで直接食べるような感覚だろうか。

もっともこの受刑者が本物の? 「酒飲み」 だとすれば、「酒は食事の友」 あるいは 

「酒の味を楽しむ」 などという生易しい?レベルではなく、「とにかくアルコール (成

分) を身体に吸収する」 ということが必要なのかもしれず、それはいわば彼らの本能

に基く行為と考えた方がよいのだろう。


肉食動物ではあるが、温室育ち?
のため、生肉はとても口にできそ
うにない!?     こじろう



  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(6)ペット

2011年09月23日

『笑える』 持ち逃げ???

人間、切羽詰まった際に、場合によってはそれが後々 “命取り” になるかもしれない

興味深い行動をとることがあるようだ。

昨日某紙に 「紙に書いた 『金を出せ』。 新座のすき家に強盗、牛丼と10万円奪う」 

というタイトルの記事があったが、その内容は、


・・・・・・・ 20日午前4:15頃、埼玉県新座市の 「すき家新座野火止店」 で、

      男が持ち帰り用の牛丼を注文した後、それを持ってきた男性アルバイ

      ト店員 (31才) に 「金を出せ」 と書かれた紙を示し、包丁のよう

      なものを突きつけて脅した。

      店員がレジから取り出した10万円と牛丼を奪い、店員にスプレーを突

      きつけて逃走した。新座署は強盗事件として捜査している・・・・・・・・


というものである。

日頃この手の報道に接していて 「数ある牛丼チェーン店のなかで、なぜ 『すき家』

だけがこれほど強盗に狙われるのか」 と不思議でならない。この一年くらいの間に

自分自身が見たこのチェーン店に侵入した強盗に関するニュースだけでも優に5~6

件はあった気がするのだが、それに関する分析や原因の究明はマニアの人たちにお

願いすることにしたい。

ところで今回の強盗。「変わっている」 あるいは 「おかしい」 点がいくつかある。

まず一つは、レジの金を要求するタイミング。強盗などというものはその犯行現場に長

く滞在すればするほど、店員だけでなく他の客らにも印象が強く残ってしまうものだ。

つまりテイクアウトの牛丼など注文しそれを待っている時間はムダで、最初から金を要

求して逃げれば (その姿や雰囲気などが残ってしまう) 危険性ははるかに弱まるだ

ろう。

第二に、奪って持ち去ったのが現金10万円だけでなく、 (テイクアウトの) 牛丼も一

緒だったという点である。たかが牛丼一杯でも、この男にとっては大切で手放せなかっ

たのかもしれないが、まず逃走にあたってはなるべく身軽でありたいというのが普通で、

たとえ牛丼一つでもジャマになるのは間違いないと思われる。さらにはいずれどこかで

この牛丼を食べるとして、その後捨てた容器から足がついたり、そこに指紋などを残す

ことで決定的な証拠になってしまう可能性もあるだろう。また10万円が手に入ったの

だから、逃げ切った後に落ち着いて別の店でゆっくりと何杯もの牛丼を味わえばいいと

いうものだ。

第一、第二の点ともに、 「それだけ 『すき家』 の牛丼が好きでたまらなかった」 と

解釈すれば疑問は払拭できるというものではあるが、 「金を出せ」 という紙まで用意

してそれなりに計画を練って用意周到に見える反面、(関係者には申し訳ないが) な

かなか笑えることをしてくれる犯人である・・・。


飼い主が目を離しているスキに、食卓
から食料を持ち逃げする!?
             こじろう




  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(0)ペット

2011年09月22日

『どうにもならない』???

「光宙」 。少なくとも自分自身は初めて目にする単語?であるが、読み方はともかく、

その意味しようとするところはなんとなくわかる。だが、これが (正式に届け出された)

“人の名前” であると聞けば・・・・・。

先日某誌に 「子どもの名前 『光宙』 に市役所担当者 『まあ、普段の字ですし』・・」

というタイトル記事があったが、その内容は、


・・・・・・・ 近頃の子どもの名前に見られる 「光宙」 が読めるだろうか。ヤンキー漢字

      <夜露死苦> 世代が親になって個性的な名前が出てきた時代の息遣いを、

      作家の山藤章一郎氏がリポートする。

      
      ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

      
      「光宙」 は 「ぴかちゅう」 と読みます。

      かつて我が子の名前を 「悪魔」 にしたいと出生届を出してきた親に、昭島

      市の市民課はどう対応したか。

      答えは明快だった。

      「ルールはありません。普段使われる漢字ならOKです。ただ出生届には読

      み仮名の記載が必要です。ふさわしくない文字や読みは 『あまりお勧め

      できません』 とやんわり窓口対応します。悪、魔、殺、犯、罰・・・・・などを

      届け出た人も全国的にはいるようです。私どもは市民課の係長や課長を交

      えて協議いたします」

      「では、 『光宙』 は?」

      「はあ、まあ・・・・・・・なんとも。普段の字ですし、読み方までは・・・」

      
      ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

      ・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

実はつい最近、別の記事で 「月」 という字を 「ルナ」 と読ませる名前をもつ子ども

について書かれているのを目にしたばかりだ。昨今の 「子どもの名前」 についての

問題はすでに 「こじろう117」・・・「親の責任は重大」 などで何回か触れているので

「もう、今さらいろいろ言いたくてもその気力が残っていない」 のが実際である。所詮

他人がどうこう言ってもどうにもならないし、トンデモナイ名前をつけられてしまった子ど

もは一生その親を恨みつつ、もはや 「自分は決してそういうバカ親にだけはならない」 

と自分の親を反面教師にしてもらうしかないだろう。

だが、本当に困るのはそういう名前を呼ばなければならない側の方なのだ。それには

ニつのパターンがある。

一つは名前を呼びたくてもそれが読めないパターン、上記の 「月 (ルナ) 」 とか

「 光宙 (ぴかちゅう) 」 等がそれにあてはまる。

二つ目は呼んだ (読んだ) 方が逆に恥ずかしくなってしまったり、思わず笑ってしま

うパターン。小学校の教師が国語の授業参観の真っ只中に 「それではここの部分は

『ぴかちゅう君』 読んでください」 などと指名すれば、その呼び名を聞き慣れていな

い保護者らはつい笑ってしまうだろうし、それにつられて聞き慣れている方も笑いをこ

らえきれないのは必至である。「人の名を笑う」 などということは人として最もしては

ならない行為であるが、さすがにいきなり 「ぴかちゅう君」 ではそれも仕方がない。

こういった名前をつけることは周囲の人にさえ、本来全く不要な自己嫌悪や自己反省

を強いる可能性があるのだ。

この手の問題、もはや 「どうにもならない」 ・・・・・。


「ワンちゃんのお名前は」 と飼い主が尋ね
られる度に 「ドキっ」 とする!?
                こじろう






  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(4)ペット

2011年09月21日

先が思いやられる???

「夫人や交際相手の女性に頭が上がらない男」 は世の中にごまんといるといってよい

だろう。さらにまだ交際し始めたばかり、というような場合は 「先が思いやられる」 度

合いが強くなるのも当然である。

さて先日某紙に 「彼女に金落としたと言えず・・・恐喝被害とウソ」 というタイトルの記

事があったが、その内容は、


・・・・・・・秋田市の路上で今月5日、通行人が複数の男に殴られ3万円が奪われたと

      される事件で、秋田臨港署は事件は被害者を装った男の狂言だったと断定

      し、秋田市内のパート従業員の男 (21才) を軽犯罪法違反 (虚偽申告)

      容疑で秋田区検に書類送検した。

      発表によると男は今月5日午後10:50頃、秋田市内の路上で携帯電話か

      ら同署に 「3~4人の男たちに羽交締めにされ、顔を殴られ財布から現金

      3万円を奪われた」 とウソの通報をした疑い。

      同署が8日間で延べ120人の捜査員を投入し聞き込み捜査も続けたが、男

      の話した内容に不審な点が多く、狂言と断定された。

      男は調べに対し、 「交際中の女性にお金を落としたことを言えず、パチンコ

      で取り戻そうとしたがうまくいかず、恐喝被害に遭ったことにしようとした」 と

      供述している・・・・・・・・・・・・・


というものである。

“強盗” 被害に関する狂言の類については、この 「こじろう117」 でも今まで何回か

触れてきたが、延べ120人もの捜査員が投入されそれなりの費用もかかっただろう割

に 「軽犯罪法違反」 容疑での書類送検では、業務とはいえそれに振り回された捜査

当局側してもやりきれない思いが強いだろう。

さてこの21才の男。 「たかが3万円程度の被害金額」 に関して狂言をはたらいたこ

とについてもさることながら、その動機が 「金を落としたことを交際中の女性に言えず

・・・」 というのが何とも情けないものではないか。3万円とはいえ、この男にとっては

たしかに大金?だったかもしれない。しかし、普通に考えて 「警察に虚偽の通報をす

ることの重大さ」 は、 「交際中の女性にそれを正直に告げ、叱られたり呆れられたり

すること」 とは比較することのできないものだろう。もっともこれほどの大がかりな捜査

がなされるとは思っていなかったともいえるが、推測されるのはこの男にとって交際女

性に頭が上がらないどころか、 (3万円を落としたことも告げられないほどの) 極めて

怖い存在であるということだ。年齢的に考えてまだその交際期間もそれほど長くないの

だろうが、今後も交際を続けるとすればこんなことでは 「先が思いやられる」 以外の

何物でもない。

若い時分というのは、とにかく訳もわからず異性に魅かれたり、交際したりということが

あるもので、ひとたび何かが起こるたびに 「今はともかく、この先自分はこの人と一緒

にうまくやっていけるのだろうか」 ということを考えるべきだが、実際はそうもいかない

のが男女の関係の難しさや複雑さというものなのだろう。


飼われ始めた時から 「この飼い主の
下では先が思いやられる」 という思
いを何度もさせられている!?
             こじろう

  


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2011年09月20日

“東大生” のイタズラ!!!

時代は移り変わっても、わが国においては相変わらず 「泣く子もだまる “東大生” 」

といういい方にそれほどの違和感はないだろう・・・。

さて先日某紙に 「自転車のサドルがブロッコリーに 東大生3人の立件見送り」 という

タイトルの記事があったが、内容は


・・・・・・・東京大学の本郷キャンパス (東京都文京区) で今月9日、駐輪場に止めて

      ていた学生や教職員らの自転車のサドルが外され、代わりにブロッコリーな

      どが差し込まれていたことが14日、警視庁本富士署や同大への取材でわか

      った。20代の東大の男子学生3人がイタズラしたことを認め、「自転車の所有

      者の驚いた顔を見るのが楽しみだった」 と話したという。

      同署や東大広報課によると、同キャンパスで9日朝、駐輪場に止めてあった

      11台のサドルが取り外され、ブロッコリーやバナナが差し込まれているのを

      職員が見つけた。サドルは自転車のカゴに入れられていた。

      通報を受け、同署員が現場周辺を調べていたところ、3人のうち2人が近くに

      おり、イタズラしたことを申し出たという。同署はサドルの他に壊したり盗んだ

      りした形跡がなかったため、刑事事件としての立件は見送った・・・・・・

      ・・・・・・・・・・・・・


というものである。

この事件というかイタズラの “犯人” がもし東大生ではなかったとして、果たして全国

版のニュースになったであろうか、ということを考えてしまうが、良くも悪くもその所属大

学名だけで “話題” になりやすいことはたしかなようだ。学校にかぎらず、一般人がな

かなか入れないような企業や組織に属する者は、それだけ否応なしに世間から注目さ

れ、それも特にスキャンダラスな話題については、メディア等の格好の餌食になるという

覚悟が常に必要といえよう。

さて今回のイタズラの中身?については、正直にいって個人的にはそれなりに気に入っ

ている。もし自分が止めておいた自転車に戻った際に、サドルの代わりにブロッコリー

などの野菜が差し込んであれば、その驚きは大変だろうが、おそらく怒りを感ずるとい

うことはなく、笑ってしまうしかないはずだ。もっともサドルがそのままどこかにいってし

まったり、盗まれたとしたら話は別ではある・・・。

今回のイタズラを思いつき、実行した東大生。そのセンス?はなかなかのものと評価?

したい。だが、やはり警察沙汰にまでなってしまうのはその詰めが甘いといわれても

仕方がないだろう。「それを 『仕掛ける側』 と 『仕掛けられた側』 以外の人には決

して影響や迷惑が及ばない」 という、いわば 「イタズラの大鉄則や極意」 がわかっ

ていない人には基本的にイタズラをする資格は存在しないのだ。


「イタズラの大鉄則や極意などは飼い主が
認識していれば十分だ」 とうそぶく!?
               こじろう  


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2011年09月19日

『地べたリアン』 の災難???

「ところかまわず地べたに座り込んでいる若者たち」 のことを、「地べたリアン」

などと呼ぶようになったのはいつ頃からだろうか。その時や場所などにもよるが、

旧世代の人間からすると 「あまり目に入れたくない」 行為であることはたしか

だが、その程度で済まないとんだ “災難” につながることもあるようだ。

先日某紙に 「道路際に座って話、大学生ひき逃げされ重傷」 というタイトルの

記事があったが、その内容は、


・・・・・・・15日午前0:55頃、愛知県岡崎市の市道に若い男女が倒れているの

      を、帰宅途中の近所の主婦 (63才) が発見して110番通報した。

      2人は近くに住む私立大4年の男子学生 (21才) と、私立短大2年

      の女子学生 (19才) で、足の骨や鎖骨を折るなどの重傷。付近で

      軽乗用車のものと見られる前照灯の破片や塗膜片が見つかったこと

      から、岡崎署はひき逃げ事件とみて逃げた車の行方を追っている。

      発表によると2人はアルバイト先が同じで、この日は勤務後に男子学

      生の家まで車で来てから現場付近の道路際に座って話をしていたと

      いう。

      女子学生は 「車のライトが近づいてくるのを見た」 と話したといい、

      発見される数分前にはねられたらしい・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

この2人の男女学生が日常的にいわゆる 「地べたリアン」 と呼ばれる人種で

あるかどうかは定かでない。だが、それまで乗っていた車から降りて道路際に

座った理由、つまり 「他に話をする場所がなかったわけでもないのに、なぜわ

ざわざ自動車が往来する道路わき、すなわち 『地べた』 に座り込んで話をし

たのか」 は、やはり釈然としない。

ここでいう 「道路わき」 というのがどの程度の 「わき」 なのかもわからない

が、いずれにせよ現実に自動車にはねられているくらいだから、本来座って話

をするような場所でないことは間違いないだろう。

昔から花見や遠足、あるいは屋外における作業の休憩時等に 「地べたに腰

を降ろして飲食する」 ということは日常的にたしかにあるが、それでもその場

所は 「どこでもよい」 というわけでは決してないし、またその場合でもレジ

ャーシートの類を用いるのが一般的である。

まあともあれ、「ところかまわず座り込む」 という行為。「みっともない」 とか

「はしたない」 とかいわれたり、顔をしかめられたリしているうちはまだよい

が、くれぐれも自動車などにはねられたリ、踏みつけられたりしないようにだけ

はしてくれないと 「本当の迷惑」 になるのは疑いない。



自分は犬であっても、一歩外に出ると
やたらと座りこまないことをモットー
にしている!?      こじろう



  


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2011年09月18日

「こどもだまし」???

社会では、まるで 「こどもだましにすぎないこと」 が案外平然と行われているもので

ある。

先日某紙に 「札束の一番上と下だけ本物・・・信金元支店長が横領」 というタイトル

の記事があったが、その内容は、


・・・・・・・上田信用金庫 (長野県) の支店金庫から現金約1億円を着服したとして、

     長野県警上田署は同信金元支店長の男 (54才) を業務上横領の疑いで

     長野地検に書類送検した。

     県警によると元支店長は御代田支店の支店長だった2004年11月~05年

     3月、同支店金庫から約1億円を横領した疑い。1000万円分の札束の一番

     上と下の札を残し、中身を再生紙にすり替え、発覚を遅らせていた。

     元支店長は容疑を認め、 「金は知人男性の会社に個人的に貸し付けていた」

     と供述している。すでに一部弁済しているという・・・・・・・・・・・・・


というものである。

まずは、元支店長による 「金は知人男性の会社に 『個人的に貸し付けていた』 」 

という供述に思わず笑ってしまう。たとえ 「個人的に」 ということばを添えたとしても

これを 「貸し付けだ」 と堂々と?いえるその感覚が何ともいえないが、そういう輩で

あるがゆえに、横領に平気で手を染められると考えるべきなのだろう。

さて今回の事件、横領した額そのものはありふれた?ものなのかもしれないが、驚く

のはその発覚を遅らせるため?の手口である。 「1000万円分札束の一番上と下

以外といえば、一束のうちの “99.8%” にあたる “998枚” が、ただの紙切れ

にすぎなかったということになるのだが、一応 「信用金庫」 という地元では立派な

金融機関の金庫内で、たとえ一時的にせよそういう 「 『こどもだまし』 にもなら

ないようなゴマカシが現実に行なわれていた」 ことが (関係者には申し訳ないが) 

滑稽極まりない。

もっとも金融機関にかぎらず、現代のような超ハイテク社会においては、こういった

「小さな子どもでも簡単に思いつくような素朴な手口」 の方が、むしろ周囲の目を欺

き易いといえるのかもしれない。元支店長がそう考えていたとすればそれも一つのア

イディアマンのなせる技であったともいえるが、いずれにせよ所詮は 「こどもだまし」。

発覚が時間の問題であるのは避けられない。


イタズラの痕跡を隠すために 「こども
だまし」 的手法を用いることのある
!?           こじろう  


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2011年09月17日

“異常” を超えた 『執念』???(その2)

以前 「こじろう117」・・・“異常” を超えた 『執念』???・・・で、20年間にわたり

“1人の女性” に執拗につきまとった “59才の男” によるストーカー行為について

触れたが、今度は逆に “1人の男性” を15年間追い回した “48才の女” の起こ

した事件についての記事が某紙にあった。

タイトルは 「女ストーカー15年、59才男性に手紙無理矢理」 というもので、その内

容は、


・・・・・・・ 絵画教室を経営する京都市左京区の男性 (59才) につきまとい、好意

      を伝える手紙を無理矢理渡すなどしたとして、下鴨署は13日、元生徒で大

      阪府高槻市の無職の女M容疑者 (48才) をストーカー規制法違反容疑

      で逮捕した。

      M容疑者は15年前から男性にストーカー行為を繰り返していたといい、「気

      持ちを伝えたかった」 と容疑を認めている。

      発表ではM容疑者は今年1~3月、男性の自宅に数回押し掛け、その度に 

      「会いたい」 「電話がほしい」 などと書いた手紙やメモを渡した疑い。

      同署によると、M容疑者は約20年前に男性の絵画教室に通い始め、約15

      年前から待ち伏せををするなどして手紙を渡すようになった。男性が絵画教

      室への参加を拒むなどしたが、M容疑者が教室に押し掛けるなど、つきまと

      いが収まらず、今年5月に同署に告訴した・・・・・・・・・


というものである。

つい数日前にも、先般の “加藤茶” “堺正章” に続き?、御歳70の仲本工事が30

才代の女性と交際しているという報道を耳にしたばかりだが、今の60~70才代など

というのは、恋愛に関する感覚はかつての30~40才代とたいして変わらないくらい

なのだろう。その意味では今回の被害者男性は59才と、女性からみてむしろまだま

だ若く立派な?恋愛対象者といえるのかもしれない。

さて、今から15年前といえばまだこのM容疑者も33才である。被害男性にその時

点で妻子などいたのかわからないが、この間ずっと一人を相手にストーカー行為を続

けていたとすれば、その執念は並大抵なものではない。正式な夫婦でさえ、15年間

も相手を想い続けることは難しい (イヤ、夫婦だからこそ逆に難しいともいえるが) 

のに、その一途さは一体どこから来ているのかと、感心するやらあきれるやらだ。

ただしこの手の執念は、その気が全くない相手側からすればいうまでもなく迷惑千

万極まりない。今の時代は 「ストーカー」 という存在が認知され、その行為を一応

法的に規制することができるが、その昔はこの手の被害に遭っても泣き寝入りする

か、加害者の目の届かないところまで避難するか、相手がもう恋愛感情を抱けない

年齢までひたすら耐えるかのいずれかを選択するしかなく、その日々が15年とか

20年も続けば、その精神的苦痛は想像を絶するものだろう。

恋愛にかぎったことではないが、人の “執念” というものは、場合によって周囲に

多大な影響、それもとんでもない “悪影響” をもたらすことを避けられないのだ。


“執念深さ” に関しては、もはやイヌ
としてのレベルを超越している!?
              こじろう

  


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2011年09月16日

“三角関係” のもつれ???

週刊誌の見出しなどに 「三角関係のもつれで・・・」 というものを目にすることは

たしかに珍しくない。

さて昨日某紙に 「三角関係のもつれ?トラのメスがオス殺害」 というタイトルの

記事があったがその内容は、


・・・・・・・米テキサス州エルパソ動物園で12日までに、 「三角関係のもつれが

      原因でメスのトラがオスを殺す “事件” 」 があった。

      米メディアの報道によると、8日午後4時ごろ、メスのマレートラのセリ

      (3才) がオスのウズイ (6才) の首を横から脚爪で襲いその後絞

      め殺した。動物園は今年6月、セリとウズイはメスのメリ (13才) と

      三角関係にあると発表。 「ウズイは2頭に好意を持っているが、メス

      同士は憎み合っている」 としていた。

      セリは1年3カ月前から、ウズイは9カ月前から同動物園で飼育。いわ

      ゆる夫婦関係にあったが、ウズイは2001年から飼われている古参の

      メリとも関係を持っていた。

      動物園はウズイの代わりの交尾相手として、他園からオスのトラを移

      送してもらうことを計画しているが、新たな火種にならないか不安視す

      る声も挙がっている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

ライオンなどと並び、自然界で1、2を争う猛獣として恐れられるハズ?のオスの

トラが、“夫婦関係” にあるメスのトラに 「首を横から脚爪で襲われ、絞め殺さ

れた」 というのがなんとも 「あっけない」 というか 「情けない」 といえるが、

人間界だけでなく動物の世界にも男女間 (オス・メス間) のドロドロとしたもの

があると知れば、それはそれでなかなか興味深い。

ただこの場合、本来なら 「憎み合っているメス同士で闘う」 のが筋?だと思わ

れるのに、それぞれから好意を抱かれているハズの1頭しかいないオスの方が

殺されてしまうのも、何やら悲しく複雑な思いに駆られるというものではないか。

動物界においても人間界同様、 「どっちつかず」 とか 「優柔不断」 さらには

「欲張り」 でいると、いずれはそれなりの制裁を受けざるを得ないということなの

かもしれない。


メス犬には興味なさそうな雰囲気を
示しているが、実際の心の内はどう
なのかよくわからない!?
            こじろう





         


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2011年09月15日

“危険”、食後のコーヒー???

「食後のコーヒー」 。特別にコーヒー好きの人でなくても 「日常のお決まりのパタ

ーン」 としている人は少なくないだろう。かくいう自分自身も長年にわたりその例

に洩れない。

さて先日某誌に 「食後のコーヒーは超危険」 というタイトルの記事があったが、

その内容は、


・・・・・・・・・ 「食後にコーヒーを飲まないと、どうも調子が出ない」 。そんな何の

        変哲もない日常生活の一端に危険が潜んでいることがわかった。

        イギリスのニュースサイト 「Family Health Guide」 によると、脂っ

        こい食べ物と一緒にコーヒーを1杯飲むと血糖値が2倍に上昇する

        という。

        これは食品に含まれる飽和脂肪酸とコーヒーのカフェインが組み合

        わされることで血液中に糖が長期にわたって居座り血糖値が上昇、

        身体能力を妨げ、器官にしわ寄せがくるというものだ。

        ちなみに飽和脂肪酸とは 「牛や豚などの肉料理やバター、ラード

        乳製品などに含まれている脂肪酸」 のことで、われわれの食生活

        で日常的に摂取している食品に多く含まれている。

        研究では高脂肪の食事をした後にコーヒーを飲まなかった時と比べ、

        飲んだ場合は32%も血糖値が高くなり、血中の糖を分解するプロ

        セスの働きを妨げるという結果が出ている。

        ことに代謝性疾患や糖尿病などに悩む人は念頭に置いておいた方

        がいいようだ・・・・・・・・・・・・


というものである。

この記事のタイトルを見た瞬間はたしかに驚き、ゾッとする一面もあったし、最後

にあるように、それなりに関連する病気を抱える人にとっては簡単に無視できる

内容とも思えない。だが特に自分自身に関していえば、今さらこの習慣 (食後

のコーヒー) を中断するには 「それなりの覚悟?や、心の準備?が必要とな 

る」 のは避けられそうもない。長年続けてきたことに関してある時突然、何ら

のデメリットとなる要素が認識できた場合でも、精神面も考慮したうえでそれが 

「トータル的に」 マイナスになるかどうかの判断が必要だろう。たしかに血糖値

の上昇などは決して個人的に好ましくないとしても、それ以上にコーヒーを最も

飲みたいときに飲めないことで発生するストレスによる悪影響は計り知れないと

もいえるのだ。

ゆえに今回に関しては、誠に勝手ながら結論として 「この某誌記事は目にしな

かった」 ということにさせていただく次第である。


イヌにとって “危険” といわれるもの
は論外だが、少しくらいは人間用の食品
も口にしてみたいと思う!? こじろう













          


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2011年09月14日

一台に “9頭” はねられる!!!

山中ではなくても、市街地でない道路を自動車で走っていれば、野生動物などと衝突

したり、はねたりする可能性は常にあるといっていいだろう。だが、それにしてもたった

一台に一気に “9頭” ものイノシシがはねられてしまい、しかも 「全頭が死亡」 と

聞けば・・・・・。

昨日某紙に 「軽乗用車がイノシシ親子9頭はねる 運転手ケガ」 というタイトルの

記事があったが、その内容は、


・・・・・・・・ 12日午前0:50頃、岐阜市の国道156号で軽乗用車がイノシシ9頭を

       次々にはねた。車は大破し、運転していた同市の会社員 (32才) が左

       手などにケガをした。

       岐阜中署によると男性は帰宅途中で、対向して来るイノシシの親と8頭の

       子を見て避けようとしたが間に合わず衝突したという。

       現場は片側1車線の直線道路、イノシシは全頭が即死状態だった・・・・

       ・・・・・・・・・・・・


というものである。

自分自身かつて高速道路を走行中、スズメより少し大きいくらいの一羽の鳥が自車の

フロントグリルの部分に突然衝突してきたという経験があるが、その程度の大きさの鳥

にさえそれなりの衝撃を受けた憶えがある。この記事の男性は高速道路走行中では

ないにせよ、時間帯からもまずまずのスピードが出ていたとすればイノシシ9頭が衝突

してきた際の衝撃は車が大破したことからも相当大きかったたのではないか。左手の

ケガ (といってもどの程度のものかはわからないが) で済んだのはまさに奇跡であ

るとはいえようが、もし自分自身が同じ目に遭うとすれば 「もうしばらくは自動車なん

か運転したくない」 と考えるくらいの精神的ショックを受けるだろうことは容易に想像

でき、この男性への同情を禁じ得ない。

ところで大変に気の毒で痛ましいのは、もう一方の被害者?であるイノシシの親子で

ある。「一台の軽自動車で一気に親子9頭がすべて即死する」 というのは俄かには

信じ難いが、男性のいうように本当に 「 (車に) 対向してきた」 とすれば、それこ

そいわゆる 「猪突猛進」 のスピードの大きさと勢いの激しさが想像できるというもの

ではないか。

これも現代のような 「自動車社会」 の生んだ一つの悲劇といえばそれまでだが、

イノシシ親子が天国で安らかに眠ることを祈るのみである。


飼い主の方に向かって突進した際、誤って
コンクリートの壁に勢いよく顔面から衝突
したことのある!?      こじろう







  


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2011年09月13日

“倹約“、“節約”???

“倹約” とか “節約” 。先の大震災の影響もあってか、かつての美徳が現在、日常

のさまざまな形でさらにクローズアップされている。

さて先日某紙に 「冷蔵庫買い替え、節電効果に驚き」 というタイトルの読者投稿が

あったが、その主な内容は


・・・・・・・ もったいないから使えるうちは我慢して使っていた冷蔵庫。数えてみたら

      17年目でした。数年前から自動製氷機能は故障したままで、7月の猛暑

      に耐えきれなくなったのか、庫内の温度が上がってしまい、8月にとうとう

      新しい冷蔵庫に買い換えました。

      さて、1カ月たって電気料金が届きました。なんと7月分より約1500円少

      なくなっており、昨年の同じ月に比べても1000円ほど少なくなっていまし

      いました。特別な節電をしたわけでもなく、ごく普通の暮らしぶりなのにそ

      れだけの差が出たのです。

      私は家計簿に口座振替払いの電気、ガス、水道などの料金もきちんと記

      録して、一覧表になっています。 「もったいない」 の倹約が必ずしも節

      約になっていなかったことを反省し、重宝な冷蔵庫を有効に活用したいと

      思います・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

この投稿者は74才の女性であるが、特にこういった年代の方々には同様のことは

珍しくないだろう。この女性のいう “倹約” は、 「道具 (この場合は冷蔵庫) は

できるだけ長く、使えるだけ使う」 こと、また “節約” とは 「各種公共料金などを

なるべく抑える」 ということを指しているようで、似て非なるものと考えられるだけに

「 “倹約” が必ずしも “節約” になっていなかった」 のはいたし方ないが、 「も

ったいないという気持ちから」 いう点は共通で、これから考えさせられることは少な

くない。

以前 「こじろう117」・・・逆効果の “節電”???・・・でも触れたように、 「自分

では節約などしているつもりのことが、必ずしもそうなっていないどころかむしろ逆

である」 ことはとくに現代社会では珍しくないと思われる。昨今は新しい電化製品

などに買い替える際に 「省エネタイプ」 などという表示を意識することが多いが、

節電などにかぎらず、これまで 「あたりまえ」 だと思っていたことが逆効果でない

かどうかの点検、面倒でも一つ一つしていかなければならないようだ。


節電などは飼い主が努力すべきこと
で、自分には全く関係ないと思って
いる!?        こじろう

  


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2011年09月12日

『見つめ攻撃』 で撃退???

「目は口ほどにものを言う」 などといわれ、たしかに “凝視” されると無言の圧力を

受けるが、それは人間界だけのことではないようだ。

先日某紙に 「ジッと見つめるヤギの視線がサル撃退・・・食害対策」 というタイトル

の記事があったが、その内容は、


・・・・・・・ヤギを放牧することでサルの食害から農作物を守り、遊休農地の解消にも

      つなげようとする試験的な取り組みが、9月中にも山梨県南アルプス市内

      で始まる。

      長年農家が頭を悩ませてきた課題に、ヤギの習性が効力を発揮するかど

      うかに注目が集まる。

      事業主体のNPO法人理事長によると、市内のスモモ農家などでは6~7

      月の収穫期になると毎年農作物がサルに食い荒らされ、深刻な被害が続

      いている。農家も電気柵を設けたり犬を飼ったりしてきたが効果は今一つ。

      犬のえさ代などで費用がかさむデメリットもあったという。そこで理事長が

      思いついたのがヤギの放牧だった。

      滋賀県の畜産技術振興センターの研究によると、ヤギはサルの存在に気

      がつくとサルをジッと “凝視” し、興味を示して近づいていく習性がある。

      サルはヤギとの距離が20mほどになると警戒心からその場を逃げ去る

      という。

      計画ではこの習性を利用し、山の近くの果樹畑や野菜畑に隣接する遊休

      農地でヤギを飼育し、畑の作物を狙って山から下りてきたサルと鉢合わ

      せさせる。ヤギの 「見つめ攻撃」 でサルを撃退し農作物を守ろうとする

      作戦だ。

      さらにヤギが遊休農地の草をエサとして食べればエサ代もかからず、ま

      さに一石二鳥となる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

「サルの撃退」 といえばまずは 「イヌ」 。自分をはじめ素人?の多くはそう考える

だろう。それがなんと 「気性が激しく、行動も乱暴なサル」 の撃退に、どちらかとい

えば 「おとなしい動物の代表格であるヤギ」 を使おうとの発想自体がかなりユニ

ークでかつ興味深い。

たしかに人間界でも 「見るからに怖そうで強そうな相手」 (も、もちろんイヤだが)

以上に 「おとなしいがこちらをじっと見つめ、何を考えているかよくわからない相手」

の方がより不気味で、凝視されると思わずその場から去りたくなってしまうというも

のだ。

人間界での 「見つめ攻撃」 。時と場合によっては有効だが、特に親しい間柄でも

ない場合は、見つめられた側が気味悪く感じる方が一般だろう。男女間の場合は特

に要注意である。


オヤツがほしい時に、飼い主に対して
「見つめ攻撃」 を仕掛けるが、なか
なか功を奏さない!?   こじろう
      

        


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(0)ペット

2011年09月11日

“困窮” で、なりふり構わず???

人間、追いつめられると 「え、あの人が?」 と思わされるような 「なりふり構わぬ

行動」 をとることがあるようだが、それは反社会的組織に属するメンバーの世界で

も変わりないようだ。

昨日某紙に 「困窮なりふり構わず?暴力団 恐喝減り、万引き3割」 というタイトル

の記事があったが、その内容は、


・・・・・・・ 今年6月までの上半期に窃盗容疑などで摘発された暴力団構成員や準

      構成員が昨年同期より168人多い1736人で、平成以降で最多となった

      ことが警察庁のまとめで分かった。

      年間最多の2003年 (3396人) を上回るペースで3割にあたる533人

      は “万引き” だった。同庁は 「企業などの暴力団排除が進み、上納金

      や生活費に困った組員が盗みに走っている」 と分析している。

      89年には年間109人だった万引きによる摘発も年々増加し、今年上半期

      は昨年より107人増えている。

      その一方で、暴力団の典型的犯罪であった恐喝の摘発は減少傾向にあり、

      昨年は89年の半数以下で1684人だった・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

「暴力団の典型的犯罪であった “恐喝” の摘発が減少傾向」 については、一般

市民として大いに歓迎したいところであるが、それにしても 「その筋の極道?」 が

よりによって “万引き に手を染めるようになったというのも、「一つの時代の流れ」

と単純に片付けられないというものだ。今まで 「その筋の極道」 といえば、ほぼ例

外なく 「それなりの身なりや風貌、雰囲気があった」 というよりもそうでないとその

業務?が成り立たないハズであるが、それが “万引き” などといういかにもコソコソ

した行為 (といっても、もちろん立派な犯罪であるが) に走る姿が、どうもイメージし

にくいからである。

もし当局の分析、 「上納金や生活に困窮した組員が (万引きなどの) 窃盗に走っ

ている」 というのが当たっているとしたら、いっそのことその世界から足を洗い、まと

もな職業に就くことを考えた方がよさそうなものだが、 「人間一旦そのなかに入りこ

んでしまうとやはり簡単には抜け出せない」 のはどこの世界でも同じということなの

だろう。


時々飼い主を “脅迫” する行動に
出てまで要求を通そうとする!?
             こじろう  


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2011年09月10日

『飲み物』 は自分で???

マンガやTVドラマのシーンの一つで 「OLが気に入らない上司らのお茶に 『雑巾のしぼり

汁』 などを入れ、知らずにそれを飲んだ上司を見ては溜飲を下げる」 などというものを何

度か目にしたことがある。

さて、昨日某紙に 「上司のコーヒーに抗うつ剤混ぜる 千葉香取市女性職員を書類送検」

というタイトルの記事があったが、その内容は


・・・・・・・ コーヒーに抗うつ剤を混ぜて上司の男性に飲ませた、として千葉県警香取署

      が傷害容疑で同県香取市職員の女性 (33才) を書類送検していたことが

      7日、県警への取材でわかった。同市の調査に対し女性は 「覚えていない」

      と話しているという。

      送検容疑は昨年4月上旬、同市内の公民館で勤務中、抗うつ剤として使用

      される成分の薬剤をコーヒーに混ぜ、上司の男性 (59才) に飲ませたと

      している。

      市や県警によると、男性が 「コーヒーに抗うつ剤を混ぜられた」 とする内容

      の報告書を市に提出。昨年8月に刑事告訴し、香取署が今年8月3日に書類

      送検した。

      男性はコーヒーを飲んだ後に歩行が困難になるなど酩酊状態になり、病院で

      治療を受けた。その後現在に至るまで体調不良で休職中という。

      市は 「検察や裁判所の判断を待って対応を考えたい」 としている・・・・・・

      ・・・・・・・・・・・・・


というものである。

この事件、記事にさっと目を通しただけでさまざまな疑問が生じてしまう。

まず第一に 「男性が抗うつ剤を飲まされたとされる日からすでに1年半近くが経過して

いるにもかかわらず、 『未だに体調不良で休職中』 というが、一体どのくらい効き目の

の強い?クスリを一体どれだけの量?飲まされたのか」 という点である。

第二に、「それだけの効き目と量のクスリをコーヒーに混ぜられたにもかかわらず、なぜ

すぐに 『おかしいことに気がついて吐き出す』 などしなかったのか」 ということだ。

もっとも自分自身、今まで飲み物に異物などを混入させられた経験がない (と自分では

勝手に信じている) ので、実際同じような場面で (何か混ぜられていることに) 気付

けるかどうかは何ともいえないが、いずれにしても釈然としないことはたしかである。

また、送検容疑の通りだとすると 「一体、その動機はいかなるものだったのだろう」 と

いろいろ推測せざるを得ないのもまた人情?である。いわゆるパワハラの類への復讐か、

それとも単なる逆恨みやイタズラか、あるいは (いささか不謹慎ながら) 男女関係のも

つれやトラブルに関することなのか・・・などなど、挙げていけばキリがない。

まあ、いずれにせよ今後飲食店等で出されるものまではいちいち疑えないにしても、職場

などで何か飲みたいときに、自分に非があろうとなかろうと他人に恨まれる可能性がある

人は 「その飲み物は自ら用意する」 というのが無難ということは間違いないようだ。

もしかしたら本来 「最も安全で安心して飲食できるハズの家庭内においてでさえ、知ら

ないうちに飲食物に何かを仕込まれているかもしれない」 のだから・・・・・・。


フィラリアなどのクスリを食事に混ぜても
すぐに気付いてしまい、飼い主を困らせる
ことのある!?        こじろう  


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2011年09月09日

『親心つかむ』 のも結構だが???

先日 「こじろう117」・・・『モンスター△△』 は大学でも???・・・において、立派

な?大学生になっているのに、自身ではなくその親があれこれと学校側に特に理不

尽な要求を突きつけたりしている現状を取り上げたが、その背景に関連すると思わ

れる状況についての記事を昨日某紙に見つけた。

そのタイトルは 「親心つかむ 大学限定説明会」 というもので、内容は、


・・・・・・・・ 首都圏のK大学では7月下旬に 「保護者限定キャンパスツアー」

       が実施され、約60人の親が参加した。同大がキャンパスツアーを

       始めたのは2007年。昨年度の参加者は初年度の582人に対し、

       1285人へと急増した。

       「保護者限定にすると親に目線に合わせやすく、大人同士の会話が

       できる」 と同大の企画入学担当部長は利点を強調する。

       本来は受験生が対象であるオープンキャンパスを訪れる親が増えて

       いる。今春入学定員割れを起こした私立大学は39%にも上るという

       厳しい状況の下、志願者獲得にしのぎを削る各大学で、親の心をつ

       かもうと、親向け企画に工夫が凝らされている。

       N大学 (愛知県) では07年から毎年3月、「保護者のためのオー

       プンキャンパス」 を実施し、今春は親約300人が在学生の留学体

       験談を聞いたり、模擬授業に参加したりした。

       R大学 (京都府) では09年から夏のオープンキャンパスで保護者

       対象企画 「北野天満宮に合格祈願に行こう」 を行なっている。

       教育情報会社 「大学通信」 のY常務は、「親の意見が志望校選

       びに大きく影響する。大学に来た親の心をつかむことは重要だ。最

       近は子どもと一緒に回りたがる親がいるので、今後は親子参加企

       画がさらに増えるかも」 とみる。

       親の気持ちを勝ち取ろうとする大学間競争は止まりそうにない・・・・・

       ・・・・・・・・


というものである。

数年前からすでに 「大学全入時代」 、つまり 「選びさえしなければ志願者全員が

どこかの大学には入れる状況」 になっているとは耳にしていたが、今春何と約40%

もの私立大学が定員割れを起こしているという現状には素直に驚いてしまう。

そんな中、上記にもあるように一般に 「学費等を払う立場にある」 保護者サービス

を強化しようとするのは商業的には間違いはないだろう。学生数をそれなりに確保

しなければ授業等に差し障りが出るのみならず、そもそも学校自体の存続すらでき

ないわけで、今や大半の私立大学にとって志願者集めはまさに主たる業務であり、

それゆえK大学のように 「企画入学担当部長」 などという耳慣れない?肩書も必

必要となるのだろう。

ただし忘れてならないのが、その大学に実際に通い学問その他に勤しむべきはい

うまでもなく学生本人であるということである。いくら親の目にかなう大学であり、

かつさまざまなサービス?が充実、さらには入りやすいからといっても、当人が自

主的に通いたいと思わないかぎり、通学する意義は基本的に存在しないだろうし、

中途で挫折する可能性も高いと思われる。

大学受験生といっても一般にはまだ20才になるかならないかくらいの 「こども」

であるといえばそれまでであるが、この段階で必要以上の親・および保護者の関

与があれば、数年後の就職活動をはじめ、結婚など一生 (親が存命するかぎり) 

それ (関与や干渉) が続くのは必至である。

ところで生き残りかける大学側だが、少子化の時代に限られた数の学生を奪い合

うよりも、いっそのこと 「その親たちを直接学生として取り込んでしまう」 という

方針転換はいかがだろうか。いくら不景気の世の中とはいえ、「ヒマと金を持て余

し、それなりに勉学意欲や好奇心を有し、新しい出会いを求めている」 中高年者

はかなり多いと思うのだが・・・・・。


自分はほしくないのに、飼い主が勝手に
心をつかまれてさまざまな犬用グッズを
購入することが気に入らない!?
              こじろう





  


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2011年09月08日

奪われた “主役の座”???

その場所の “主” だったのに、いつの間にかその座を奪われていた・・・。

人間社会ではよくあることである。

さて、昨日某紙に 「水族館にブタ 『なぜいるのか』 と驚く客も」 というタイトルの

記事があったが、その内容は


・・・・・・・・ 熊本県上天草市の海中水族館 「シードーナツ」 でミニブタ2頭が人気

       になっている。来館者に動物愛護意識を高めてもらおうと、軽い気持ちで

       飼育・展示したところ 「水族館にブタ」 という異色の組み合わせが思わ

       ぬ反響を呼んだ。

       お座りなどの芸も身に付け、すっかり魚たちから主役の座を奪っている。

       2頭はオスの 「シード君」 とメスの 「ナッちゃん」。 親は別だが偶然

       共に2月14生まれ。

       飼育・展示を始めたのは3月で、簡単にペットを捨てる風潮に警鐘を鳴ら

       す目的。「体温を感じられる動物に触れてもらうことが命の大切さに理解

       を深める機会になる」 と考えたという。ミニブタを選んだのは愛嬌があり

       親しみやすいからだ。

       「なぜ、ブタがいるのか」 と驚く客も多く、そのたびにスタッフが経緯を

       説明している。

       特に子どもたちに人気があり、 「耳が温かい」 「かわいくて癒される」

       などと身体をなでたり、携帯電話のカメラで写真を撮ったり、魚よりも2頭

       目当てに訪れる客もいるという。

       同水族館でもやむを得ない事情で飼えなくなったペットの魚を引きとって

       いる。施設管理担当のMさん (34才) は、「楽しくミニブタと触れあって

       命を肌で感じ、動物を大切にする気持ちを持ってほしい」 という。

       ミニブタは3年ほどで50~80キロの体重になるが、「いつまでも水族館

       のマスコット的な存在であり続けてほしい」 とも語った・・・・・・・


というものである。

「水族館に (本来いるはずのない?) ブタがいる」 というのはたしかに突飛で面

白い発想であるし、また見ることが中心で直接触れ合うことは基本的にあまりなく、

イルカやアシカのショーなど一部を除いて “芸” などを見せてくれることもない水中

動物よりも、ミニブタのような動物の方がより親しみやすいことも否定できないだろう。

公営、民間を問わず施設側としても従来の定型的な手法だけで来館者数を維持・増

加させることが困難といわれる昨今、今後もこういう 「あれっ」 と思わせる意外性

に富んだ企画はますます必要になるかもしれない。

しかしそれはそうと、この水族館がミニブタを飼育・展示するにあたっての 「簡単に

ペットを捨てる風潮に警鐘を鳴らす」 という大上段的な目的や理由についてはその

効果などについて若干なりとも疑問視せざるを得ない。「楽しく触れ合って命を肌で

感じる」 という部分については基本的に否定できないが、それはどちらかといえば

「ペットを飼い始める動機」 に関することであり、 「一旦飼い始めたペットを放棄し

ない」 ということには必ずしも直結しないからである。

ペットを飼い始める時にはほとんどの人にとって 「生き物の生命の鼓動を直接肌で

感じられる」 「かわいい」 「癒される」 という理由が大半を占めるだろう。だが問

題は 「その気持ちを (ペットにとっての) 最期の時まで維持できるか」 というこ

とだ。当初の 「かわいい」 という気持ちが薄れてくることに加え、面倒や世話が

思いのほか大変であることから、次第に 「もう飽きた」 とか 「後は知らない」 と

いうような身勝手極まりない方向に進んでいくのである。

前述のように、この水族館のユニークな取り組み自体は大いに興味をそそられると

ころであるし、来場者数の低下に悩む全国のテーマパークとして見習う点は少なく

ないだろう。しかし発する 「社会的メッセージ」 についてはあまり大きくしない方

がむしろより多くの共感を呼ぶことになるというものではないか。


飼い主宅の “主役” はあくまでも
自分である、という自覚を持っている
!?           こじろう      

  


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2011年09月07日

約束の “保証”  は???

約束や取り決めは守ってもらうことが前提だが、ことに “裏取引” などについては、それら

をどのように “保証” してもらうかが難しい。

先日某紙に 「議長選  『20万円で』・・・断ると  『5年分の米で』・・・」 というタイトルの

記事があったが、その内容は、


・・・・・・・今年6月にあった奈良市議会の議長選について、A市議 (49才) が今月1日、

      当時議長だったY市議 (73才) から 「20万円で白票 (の投票) を頼む」

      と依頼されていたことを明らかにした。

      最大会派に属するY市議の推す候補とA市議が応援する候補が拮抗していた

      ため、選挙を有利にしようとしたとみられる。A市議は断っており、近く贈賄 (申

      し込み) の疑いでY市議を告発する方針。

      記者会見したA市議によると、議長選直前の6月24日午前、Y市議に議長室

      に呼ばれ白票を頼まれた。断ると 「では、5年分の米で」 などと繰り返し依頼

      されたという。A市議は約20分のやりとりをスマートフォンで録音していた・・・・・


というものである。

たったの1票 (の白票) のために、しかも自分自身ではなくその後継者のために20万円

も簡単に用意できる?とは、奈良市議会 (にかぎったことではないだろうが) の議長職と

いうのは 「相当においしい職務」 なのだろう。それにしてもこの73才のY市議。その当時

自身が議長職に就いていたくらいなので、それなりのベテラン政治家であることは疑いない

が、「相手」 (今回の場合はA市議) のことを考えずにあまりに不用意なことをしたもので

ある。もっとも、以前はこういう場面で録音するなどというのは 「潔しとしなかった」 のだろ

うが、今の時代、スマートフォンのような高性能の文明の利器の発達がこういった 「不正を

暴くことを躊躇させない」 という背景の一つとなっているのかもしれない。

さて本題だが、買収する際に 「現金 (今回は20万円) で 」 というのならその場で簡

単に受け渡しできるのに対し、「5年分の米で」 の方は、はたしてどのようにして受け渡し

するつもりだったのか、大いに興味をそそられる。たしかによくTVのクイズ番組などの賞品

一種として 「△△1年分」 というのを目にするが、まず今回の 「5年分という量」 は、

何を以って 「5年分」 とするのか、またその相当の量を一体いかなる手段で持ち運びす

るのか、さらには5年分をたとえば1年分ずつの “分割” で渡すとして、その約束をどの

ような形式で交わすのかなどである。絶対にできないのが文書にして残すことであろうが、

さりとてこういうことを平気でする倫理観のかけらもない先生方である。口約束だけではい

つ反故にされるかわかったものではないし、(申し訳ないいい方だが) このY市議も5年

後にはもう80代の一歩手前であり、なんとも心もとないだろう。

まあ、結局のところ政治の世界にあるような “裏取引” などというものは所詮、いずれ

反故にされたり、裏切られたりすることを前提としていると考えればいいだけのことなのか

もしれず、住む世界の異なる一般市民がそこに真剣に立ち入っても、単なる時間のムダ

というものだ。


△年分とまでは言わなくても、3日分の
食事やオヤツくらいなら前倒しでいくら
でも受け入れるつもりのある!?
              こじろう  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(0)ペット

2011年09月06日

“結果”  誰が予測できる???

「まさか」 と思うことが現実に起こるのは世の中の常であるが、それが起こる前は笑って

見ていたくせに、イザ事態が悪化した途端に 「批判や非難に転ずる」 ことは珍しくない。

昨日某紙に 「落とし穴は 『ひみつの嵐ちゃん!』 のマネだった」 というタイトルの記事

があったが、その内容は、


・・・・・・・・ 人気グループ 「嵐」 が死亡事故に関与・・・?

       ネット上でこんな内容の書き込みが増えている。

       きっかけは8月27日に石川県の海岸で起きた事故。23才の新婚夫婦

       の妻が夫を驚かそうとして友人たちと落とし穴を掘り、夫と妻が転落。

       2人とも窒息死した。事故が起きた直後、ネットで 「嵐の番組をマネし

       たのでは?」 という声が出てきた。

       TBSの人気番組 「ひみつの嵐ちゃん!」 のことだ。事故の2日前の

       25日の放送でメンバーの相葉雅紀が桜井翔を千葉の海岸に誘って落

       とし穴に落とすシーンがお茶の間に流れた。

       番組では穴の底に大量のクッションを敷きつめ、四方の壁が崩落しな

       いように板状の素材で囲っている。安全性に配慮した企画だったが・・・。

       「ネット上では 『 (事故は) ひみつの嵐ちゃんの相葉ちゃんのサプ

       ライズをマネしたものでしょうか』 『番組スタッフは今回の事件に冷や

       冷やしている』 などと書きこまれ、『嵐の番組のマネ?死亡事故でTV

       局が落とし穴禁止の方向へ』 なんて気の早い書き込みもある。事故が

       刑事事件に発展しそうなため番組の影響力に注目が集まっています」

       (TV関係者)

       事故を捜査している石川県警は 「現在、事故現場に居合わせた十数

       人から事情を訊き、穴を掘った人については重過失致死での立件も視

       野に入れて調べています。TV番組を参考にしたという話はまだ聞いて

       いませんが・・・」 との回答だった・・・・・・・・・・・・・


というものである。

もう今から10日ほど前、このニュースが流れ始めた頃は自分の周りでも 「なんともいい

ようがないが、とにかく痛ましい事件」 という (現代風にいえば) 微妙な?見解が多

かったが、その後 「一緒に穴を掘った人たちが重過失致死で立件されるかもしれない」

などという報道を耳にするにつけ、 「大の大人が子どもじみたことをするからだ」 とか、

「あんなことをすればその結果は子どもでもわかるはずだ」 というような批判・避難めい

た論調が一般に目立つようになってきた気がする。

「落とし穴に落とす」 というイタズラは現代に始まったことではなく、むしろ一般的に娯楽

が少なかった昔の方が (少なくともこどもたちの間では) 盛んであったぐらいだろう。

今回の事故が上記記事のようにTV番組の影響の強いものなのどうかはまだよくわから

ないし、そうだとしてもそれを簡単に実行に移す行為はたしかに 「大人げない」 「浅は

かすぎる」 としかいえないかもしれない。しかし、それではもし身近で同じようなことを企

む人がいる際に、「その (助ける間もなく窒息死してしまうという) 結果を、ある程度正

確に予測できる人が果たしてどのくらい存在するか」 と問われれば、それは何ともいえ

ないのではないか。

TVニュースや新聞・雑誌などの解説を見聞きした後であればどうにでもいえることでも、

「イザその時点でその結果を予測して自ら取りやめる、あるいはそれを他人に助言など

するのが困難なこと」 は、身近にいくらでも転がっているといえるのだ。


自らの行動は自分自身でさえ “予測不能”
であると主張する!?     こじろう

  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(0)ペット

2011年09月05日

“慰謝料” なぜ必要???(その3)

「こじろう117」・・・“慰謝料” なぜ必要???(その1) および (その2)・・・の続きで

ある。

(その1) および (その2) では、試験日当日の行動や頭髪の色などから当該受験生

を不合格とした校長 (当時) の判断は不適切であったどころか、極めて適切であり、

非難されるべきはむしろ受験生の保護者であるのではということを述べた。

今回の和解により支払われることになった “慰謝料” についてだが、これはまず論外中

の論外だろう。試験当日の受験生としての礼節を著しく欠き、傍若無人に振る舞った (と

思われる) 少年にどういう名目の “慰謝料” が必要なのか。まあ県 (教委) として、

「とりあえずうるさい保護者や周囲からの批判や非難をかわしたい」 という思惑はよく理

解できる。それは自らの保身や自らの組織の体面を保つためなら、一般市民の血税など

がムダ使いされることをなんとも思わない人たちの常套手段であり、今に始まったことで

はないからだ。しかし、問題はそれを受け取った側である。その保護者側に 「 『子ども

のため』 という大義名分を前面に出すことで騒ぎをできるだけ大きくし、県 (教委) や

高校側を困惑させ、ふんだくれるだけふんだくってやろう」 というあさましさが見え隠れ

するのはまだいい。そういう連中は人生の別の場面で必ずそれなりのしっぺ返しを食らう

からだ。だがまだ10代の少年がその程度のことで、というよりも本来は 「自らが反省し、

人生というのは甘くないのだということを勉強できる絶好の機会である」 にもかかわらず、 

逆に 「少し騒ぐだけで、金なんて簡単にせしめることができるものだ」 などという感覚を

有してしまうことは大変に由々しき事態であるといえよう。さらにはこの少年の周囲だけ

でなく、報道を見聞きした全国の同年代の若者が同様の感覚でさまざまなことをとらえ、

社会を甘く見るようになるとすればわが国の行く末はとんでもないものになるだろう。

今回のこの報道で、十年ほど前に懲戒解雇されたN県警の警察官のある事件を思い出

すことになる。 「こじろう117」・・・『一方的謝罪・処分』 で終わらせるな!!!(その2)

・・・の中で、その詳しい内容について紹介しているのでここでは割愛するが、社会の仕

組みを学んでいる成長期にある若者に対し、大人側の勝手な都合や体面のためにその

場しのぎの処置を施すことにより本来の教育をないがしろにするにとどまらず、 「自らの

行為を反省させることなく 『大人を困らせる術 (すべ) 』 だけを身に付けさせてしまう

ようなことは青少年の育成に関して絶対にあってはならないと思うのだが、いかがなもの

であろうか。


「自らの行為を反省することなく飼い主を
困らせている術を身につけた覚え」 は決
してない!?         こじろう

  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(2)ペット

2011年09月04日

“慰謝料” なぜ必要???(その2)

「こじろう117」・・・“慰謝料” なぜ必要???(その1)・・・の続きである。

(その1) では 「広島県の県立高校の校長 (当時) が、入学試験に関して試験当日

の行動や頭髪の色を理由に、学業成績では合格ラインにあった受験生を不合格にしたこ

とを 『不適切な判断』 と認めて謝罪、県が受験生側に慰謝料など50万円近くを支払う

ことで和解した」 という某紙記事の内容を紹介した。

まず、 (当時の) 校長自らの 「不適切な判断」 についてであるが、これは認めたとい

うよりも県教委により 「認めさせられた」 とみるべきであり、校長としてはその時点では 

「 (苦渋さはあったにせよ) 適切に判断した」 ものと考えたい。当該生徒の試験当日

の行動や頭髪の色が具体的にどのようなものであったか定かでないが、 (その1) で

も触れたように、学業レベルの面以外に、それぞれの高校が校風などと照らし合わせて 

「ふさわしくない生徒」 と判断し、総合判定点から減点することに不合理な点は基本的

にはない。公立の学校とはいえ義務教育でもなく、少なくとも受験する側が学校側に対し

“入学願書” を提出するということは、「その学校に入れていただきたい」 というお願い

の意思表示に基くものであるのは疑いない。それゆえまだ十代中盤の 「こども」 にすぎ

ないとはいえ、「入れていただく」 ためには入れる側に対して、それなりの礼節を尽すの

は当然であり、それを完全になおざりにしたうえで一方的に 「なぜ入れないんだ」 では

全く筋が通らない。もっともこの点については、その生徒自身というよりもそういうことを

シッカリと日常から指導していない保護者側にそのほとんどの責任はあるのは明らかだ。

したがって保護者側としては試験当日の学業成績の開示を求めるのは妥当だとしても、

むしろ 「それで合格ラインに達しているにもかかわらず、不合格になったことについて」

は、まず自身の家庭における日常の指導の至らなさを深く恥じ入り、かつ猛省すべきで

あり、子どもにそれを十二分に理解させることが先決である。そうした自らの側の全面

的な非を認めないどころか 「不合格にした高校側が悪い」 と主張し、さらには 「慰謝

料までを要求する」 という姿勢や手法は、「どこかの独裁国家」 あるいは 「暴力団関

係者」 さながらのものといえるだろう。

以下その 「慰謝料」 に関して、およびこの件で当該生徒および社会一般に与える悪

影響などについては、「こじろう117」・・・“慰謝料” なぜ必要???(その3)・・・にて

まとめて触れることにしたい。


飼い主は自分を叱る前に、「自らの飼い犬
に対する指導の至らなさ」 をまず反省す
べきだと主張したい!?    こじろう



  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(2)ペット

2011年09月03日

“慰謝料” なぜ必要???(その1)

以前、 「こじろう117」・・・『不正入試』 とはいっても???・・・の中で、 「数年前の

都立高校入試に際して、『服装や頭髪の乱れ』 を減点の対象として一部の受験生を

不合格とした校長が処分された」 という件に関し、個人的な疑問点や納得のいかない

旨を述べたことがあるが、今度は広島県の公立高校における同様のケースに関する記

事を昨日某紙で見つけた。

そのタイトルは 「 『見た目』 不合格で慰謝料」 というもので、内容は、


・・・・・・・・ 広島県西部の県立校の2008年度入試で、本来は合格とされるべきだ

       った受験生を当時の男性校長が試験日などの行動から不合格にした問

       題で、県教委と受験生側との間で示談交渉がまとまり、県が慰謝料等、

       約48万円を支払うことで合意したことが31日、わかった。

       慰謝料は約17万円で、過去の判例を基に算定した。そのほか不合格

       と判定された後で受験生が別の高校に支払った入学金や授業料などの

       実費という。

       この問題は、合否の決定権を持つ校長が受験生の試験日の行動や頭

       髪の色を過度に重視。筆記試験の成績は合格圏内だったのに不合格

       にした。保護者は筆記試験の成績を公開請求。開示された成績から不

       合格を疑問に思い、県教委に調査依頼してわかった。

       校長は08年4月、「不適切な判断」 と認めて謝罪。県教委は戒告とし

       ていた・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

以前も同様なことを述べたが、まず小中学校と異なり高等学校は進学を義務とされ

るところではない。またその入学の選抜に関して学業成績が最優先されるのは普

通としても 「入学希望者がその校風に則しているか」 「学業以外の面でその学校

にふさわしい資質をかね備えているか」、さらには 「他の生徒に迷惑をかける可能

性がないか」 などを総合的に判断するのは当然のことである。なぜなら入学後、

高校側としては学習指導だけでなく生活指導などもしなければならず、たとえばそ

の生徒が万一何かの問題や不祥事を起こしたような場合には高校側の責任も問わ

れることになり、さらには高校が長年にわたって営々と築いてきた名声や伝統自体

が汚される可能性すらあるだろう。そのような時には一部のOBや保護者らを中心

に、「そもそもなぜそのような (問題を起こしそうな) 生徒を入学させたのか」 な

どという非難の声さえ届くことになるかもしれない。

まあ、高校側の内部事情はともかくとして、この件で 「当時の校長の判断がなぜ

不適切であるとされてしまうのか」。 また、よしんばそうだとしても 「そのことで

なぜ生徒側に “慰謝料” など支払う必要があるのか」。 さらには 「このことが

今後の当該生徒および社会にいかなる悪影響を与えるのか」 などにつき、この

続きとして 「こじろう117」・・・“慰謝料” なぜ必要??? (その2) および 

(その3)・・・で触れることとしたい。


飼い主からの自分に対する日頃の暴言
による精神的苦痛に対して “慰謝料”
を請求したいと考えている!?
             こじろう













         


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(0)ペット

2011年09月02日

『モンスター△△』 は大学でも???

「モンスターペアレント」 とは、小学校や中学校の問題であると個人的には勝手に

決めつけていたが、立派な?大学生に関しても立派に?モンスター的な親が存在

するようだ。

先日某誌に 「理不尽クレーム続々・・・大学でも」 というタイトルの記事があったが、

その内容は、


・・・・・・・・ 「息子はどの教室で授業を受けたらいいのですか」。 獨協大学の教務

       部に新入生の母親から電話が入った。応対した同部次長 (58才) が 

       が 「時間割表に載っていますよ」 と答えると、受話器の向こうで 「△

       △ちゃん、時間割表に書いてあるって」 と母親が話している声が聞こえ

       てきたという。

       「本人がいるなら、本人に電話させたらいいはず」 と同次長はため息を

       をつく。

       早稲田大学や法政大学でも親から 「サークルで帰りが遅いが、そんな

       に夜遅くまで活動しているのか」 と心配する問合せや、「一人暮らしの

       子どもと連絡がつかない。自宅まで様子を見に行って」 「恋愛で三角関

       係になったので、解決してやって」 など職員が首を傾げたくなる要望が

       次々と寄せられる。

       大学側に非があると決めつけ、抗議してくる親もいる。

       関西の私立大学でスクールバスの運転手が通学定期の切れた学生に

       注意したところ、親が 「運転手の応対が悪い。クビにしろ」 と要求した

       という。関東の大学でも 「単位不足で卒業できない。こうなる前に親に

       知らせろ」 「子どもがカルト教団に誘われた。なぜ防いでくれないのか」

       と、とどまるところを知らない。

       大学院も例外ではない。京大では論文提出期限に間に合わなかった院

       生の親が 「どうして受理しないのか」 と抗議してきたという。

       早大の学生部長 (52才) は、「親元から通う学生が増えたことなどが

       影響しているのだろう。とはいえ、選ばれる立場にある大学としては親の

       声を放っておくわけにもいかない」 と話す・・・・・・・・


というものである。

自分自身のことを振り返ったとき、どこをどう見ても立派な学生であったとはいい難く、

こと学生の本分である学問については “後悔” のニ文字しか浮かんでこない体た

らくである。だが、それはそれとしてその入学から卒業、およびその後の進路に関し

ては、学費等金銭面のことを除けば (当時はそれがごく当たり前のことながら) 親

に依存した憶えは全くないし、また仮にそうしようとしても親の方が 「自身で解決す

ることだ」 などと受け付けてくれなかっただろう。

小中学校の 「モンスター」 についてもいえることではあるが、上記の大学に対する 

“要求” の中には、本来学校側には何の関係がないこと、責任のないことばかりが

目についてしまう。つまり、そういうことをする親というものは 「子どもの親」 という

立場だけでだけでなく、「一般の社会人」 としても、日常のさまざまなところで身勝

手で理不尽なことを要求しているのは明白で、そういう連中により社会全体にまき散

らされている害悪は相当なものになっているのは疑いない。

それにしても 「大学の側も選ばれる立場であり、(理不尽ではあっても) 親の声を

放っておくわけにはいかない」 というのは、今の時代においてもっともなことなのだ

ろうが、それがつい先だってわが国の新しい総理大臣に就任した人物を輩出した超

名門大学の学生部長による発言であるのも何かわびしく、複雑な思いに駆られると

いうものである。


以前、飼い主に 「犬の学校」 に入れられ
そうになったが、「自分のことは自分で身に
つける」 とばかりに、激しく抵抗した!?
                こじろう






  


Posted by こじろう117 at 00:03Comments(2)ペット

2011年09月01日

不可解な “詐欺被害”???

現代の日本、これだけ多くの種類の詐欺が横行し毎日のように報道されれば、国民の

大半がその手口のほとんどについてどこかで耳にし、警戒を強めていそうなものだが、

にもかかわらず次から次へと、しかも高齢者でない人までもが被害に遭ったとされるの

が不思議でならない。

さて昨日某紙に 「サイト詐欺、20才代主婦が4900万円被害」 というタイトルの記事

があったが、その内容は、


・・・・・・・・・ 埼玉県警深谷署は昨日、同県深谷市の20才代の主婦が現金

        4900万円をだまし取られたと発表した。同署は詐欺事件として

        捜査している。

        発表によると、8月9日主婦の携帯電話に 「サイト登録の未納

        金がある」 とメールが届いた。記載されていた電話番号に電話

        するとサイト未納料金回収会社の社員を名乗る男から 「解約手

        続きに料金がかかる。財産を供託すれば和解し、供託金を返済

        する」 などと言われ、貯金などから20~30回、指定された銀

        行口座に振り込んだ。小包でも2回、計1000万円以上を指定さ

        れた住所に送ったという。

        同月29日に相手の電話が不通になり、同署に相談した・・・・・・


というものである。

まずこの記事を目にした直後に考えたのは、 (記事の通り 「本当に」 被害に遭った

としたら気の毒であり、かつ申し訳ないが) 「この事件、被害に遭ったという20才代

主婦による “狂言” の類では?」 ということである。

その根拠はまず被害にあったという金額の大きさである。20才代の主婦 (およびそ

の家族ら) に5000万円程度の貯えがあったとしてもおかしくないが、イマドキそれ

をわずか3週間足らずの間に自由に?次々と指定口座に振込んだり、まして小包で計

1000万円以上もの札束を送ることにはどうしても無理があるような気がしてしまう。

それも一回やニ回の振込ならともかく、20~30回にもわたり (詐欺ではないのかと)

疑いもせず振込みし続けたというのも容易には解せない。さらには “主婦” というか

らにはその周囲にたとえば同居の家族や親族、友人知人らが全くいないというのも考

えにくいが、被害に遭い続ける間、そういう人たちに相談し忠告などを受けることがな

かったというのも不自然である。もっともその主婦に家族らにいえない何らかの事情が

あったとも考えられるが、それにしても5000万円近くという金額はいくらなんでも尋常

ではない。

そして最大の疑問。それは今やこの手の詐欺は新手のものでもなんでもなく 「これ 

以上の明白な詐欺はない」 、つまりいかにも典型的で教科書的?詐欺だという点で

ある。 「サイト登録の未納金がある」 という趣旨のメールは自分自身のところにも

かつて5~6回ほどシツコク届いたことがあり、もちろんその都度完全無視したが、見

るからに稚拙であからさまな詐欺そのもので、自身が直接そのメール等を受信してい

なくても、周囲の人やマスコミからの情報も含め、もはや日頃携帯やパソコンを普通に

使用している人であればイヤというほど (詐欺であることを) 承知できているハズで

はないだろうか。

一般に 「詐欺の被害に遭う」 ということは、それが詐欺であることを見抜けなかった

からこそのことであるが、周囲の協力も含め未然に防ぐ手立てはいくらでも存在するの

である。 「だます側の方が悪い」 のは当然だが、「安易にだまされてしまう人がいる

いるからこそ、ますますだます側がつけ上がる」 こともまた事実である。

( 「こじろう117」・・・『次から次へと・・・』 なぜ??? および 『会ったこともない』

のに???・・・参照)


「飼い主にだまされた」 と思うことは
今まで枚挙にいとまがないが、「いつか
はだまし返してやる」 と考えている!?
               こじろう



  


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