こじろう１１７

「　『　（年次）　有給休暇』　が少し余っているんだけど、年度末までになんとかすべて

消化しないと・・・」　という話を最近、若い知人から耳にしたばかりだが、そんな　「休

暇」　に関する昨日の某紙　「　『推し』　の結婚は　『慶弔扱い』　…採用企業が急増

する　『推しメン休暇』　のメリットとデメリット」　というタイトルの記事の内容は、


・・・・・・・「推しメン休暇」　とは自分の好きなタレントや俳優など　「推し」　のライブや

　　　　　誕生日という特別な日に休暇をとること、あるいはその制度を指す。近年は

　　　　　福利厚生の一部として導入する企業も増えている。

　　　　　先日放送の　「めざましテレビ」　では、2017年12月から　「推しメン休暇」　を

　　　　　導入しているというスマホアプリの企画開発を手掛ける企業を紹介した。同

　　　　　社では社員の　「推し活」　を積極的にサポートしており、イベントに行くのた

　　　　　めの休暇を認めるだけでなく、上限5000円の　「活動費」　まで支給するとい

　　　　　う。社員からは　「楽しかった」　「また頑張ります」　と好評を博しているといい、

　　　　　会社にとっても求人の際のアピール材料になり、社員のパフォーマンスが向

　　　　　上するというメリットがあるという。

　　　　　さらに、推しが卒業や結婚した場合　「慶弔休暇」　を申請することができる

　　　　　企業もあるとか。その際、従業員の精神的なダメージの度合いなどに応じて

　　　　　休暇日数を加算するケースもあるという。

　　　　　ただし、こうした制度は有益な面ばかりではないらしい。生活経済ジャーナリ

　　　　　ストが推しメン休暇のデメリットを明かす。

　　　　　「そもそも他人に推し活を内緒にしている人は少なくなく、休暇を申請すること

　　　　　で自分の推しがバレてしまう可能性もあります。休暇の理由は本人の自由で

　　　　　すから、その分、枠にとらわれない休みを増やしてほしいという声もあります

　　　　　ね。ゲームやアニメ関連の会社などで業務内容によっては推し活への理解

　　　　　もあるでしょうが、中には価値観の違いで社員同士の対立を招く火種になる

　　　　　ケースもあるようです」

　　　　　推しがいる社員にとってはありがたい制度ともいえるが、上記のようように公

　　　　　にしたくない人もいるだろう。また　「推しなどいない」　という人にとっては恩

　　　　　恵が受けらないという不公平感もあるなど、課題もある・・・・・・・・・・・・・・・・

　　　　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

「推しが卒業や結婚した場合　『慶弔休暇』　を申請することができる。その際、従業

員の精神的なダメージの度合いなどに応じて休暇日数を加算するケースもある」　な

ど、まさに　「至れり尽くせり」　。　「年次有給休暇」　ですらほとんど取得しなかった　

（というよりも申請すらできなかった）　世代からすれば、なんとも羨ましい話だが、そ

んなところにも人によっては　「不公平感」　「デメリット」　があったりと、なかなか複

雑・・・なのがオモシロい。


飼い犬にも　「有給休暇」　的なものを
用意してほしい！？　　　　　　こじろう