こじろう１１７

「ジジイ」　はとかく口うるさい。それだけで　「嫌われる」　理由としては十分

だ。だがもちろん、他にもいくらでも疎んじられる原因がある。

さて昨日の某紙　「　『嫌われるジジイ』　調査　　１位舛添氏、２位森氏、６位

張本氏」　というタイトルの記事の内容は、


・・・・・・・「定年延長」　はサラリーマンの世界だけの話ではないようだ。政界、

　　　　　財界、芸能界、どこでも　「元気なジジイ」　たちが第一線で活躍して

　　　　　いる。しかし老若男女に憧れられる存在がいる一方　「老害」　「気色

　　　　　悪い」　と疎んじられるジジイがいるのもまた事実だ。

　　　　　そこで本誌は　「日本一嫌われているジジイ」　は一体誰なのかを、

　　　　　「好かれているジジイ」　とともに調査。　「20代」　から　「60代以上」

　　　　　の5つの年代で男女各200人ずつ、合計2000人に　「65歳以上」　の

　　　　　著名人で　「好きな人」　と　「嫌いな人」　の名前とその理由を聞いた。

　　　　　調査の結果　「嫌われるジジイ」　の１位は辞任に追い込まれた舛添

　　　　　要一前都知事　（６７才）　。

　　　　　「人として最低、最悪！」　（女性・63歳）

　　　　　「お金に汚く、セコすぎる。それでいて好色そうなのがイヤ」　（女性・34歳）

　　　　　と、スキャンダルそのものの重大さより　「セコさ」　への嫌悪が大勢を

　　　　　占めた。

　　　　　２位は東京五輪組織委員長を務める森喜朗元首相　（７９才）　。政界

　　　　　に居座り、新国立競技場を　「私物化」　していると批判が集まった。

　　　　　「知性とか謙虚さをまるで感じないのに　“何様のつもり”　と言いたくなる

　　　　　態度と発言。あの不遜な笑い方が生理的に無理」　（女性・50歳）

　　　　　女性スキャンダルも影響が大きい。都知事選出馬前はダンディーなル

　　　　　ックスで女性人気が高かったはずの鳥越俊太郎氏　（７６才）　は不名

　　　　　誉な４位。

　　　　　「ジャーナリストのくせに、自分のスキャンダルには逃げの姿勢。情け

　　　　　ないし、ずるいし気持ち悪い」　（女性・20歳）

　　　　　他には６位に張本勲　（７６才）　、９位にテリー伊藤　（６６才）　と、情

　　　　　報番組のご意見番がランクイン。理由は　「偉そう」　という声に尽きる。

　　　　　なお　「好かれているジジイ」　トップ５はビートたけし　（６９才）　、タモ

　　　　　リ　（７０才）　、長嶋茂雄　（８０才）　、王貞治　（７６才）　、高田純次

　　　　　（６９才）　となった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

上記の調査、（嫌われる方の）　１位、２位については十二分に頷ける結果の

ようだが、特に東京五輪組織委員長に関しては　「老害」　の典型。５０代の

女性による　「知性とか謙虚さをまるで感じないのに　“何様のつもり”　と言い

たくなる態度と発言。あの不遜な笑い方が生理的に無理」　との一言はまさ

に言い得て妙だろう。

ところでその対象が　「６５才以上」　でなく　「６０才以上」　の　“ジジイ”　で、

しかも選ぶ？のが女性限定となれば　「嫌われるジジイ」　のダントツ一位は

過去の実績からしても間違いなくかの　「ボクちゃん首相」　。もしかすると、

こういった調査が実施されることを事前にキャッチした　「ボクちゃん茶坊主」　

らが、その対象年齢を強引に６５才に引き上げる　（ボクちゃんは６１才）　よ

うに得意の圧力をかけた・・・のでは。


「ジジイ」　と呼ばれても仕方ない年齢に
なっていることを否定しない！？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こじろう